お茶会-1ラウンド目
GM
というわけで、ここから自由行動です。ゲーム的には、お茶会です。
小鴨 チカ
1d6
DiceBot : (1D6) > 6
マキナ
1d6
DiceBot : (1D6) > 3
網倉 霞
1d6
DiceBot : (1D6) > 5
鏖田 ネイル
1d6 行動順
DiceBot : (1D6) > 6
小鴨 チカ
1d6
DiceBot : (1D6) > 5
鏖田 ネイル
1d6
DiceBot : (1D6) > 2
[ マキナ ] がダイスシンボルを 4 に変更しました。
メイド8
第一サイクルはチカ>ネイル>霞>マキナの順ですね。
第1シーン:小鴨 チカ
メイド8
「お茶会……となりますが、まずは客室にご案内いたしましょうか」
小鴨 チカ
「はい!どうぞ!お願いします」逆らいません!
マキナ
なんか……強そうとか……頭が良さそうとか……。
メイド8
何事もなく館に入り、階段を上り、館向かって右側の部屋へ。
マキナ
そういう…………媚びるに値する何かを感じない…………。
メイド8
客室8号室にはまだ、ヨハンの荷物が残されている。
小鴨 チカ
改めて、ゆっくりと現状を認識し始める。
マキナ
それから、客室のタオルでやっと返り血を拭う。
小鴨 チカ
「え、あ、はい。あ、ありがとう……?」
メイド8
「もし必要でしたら、お茶のほうご準備いたしますが」
小鴨 チカ
「あ、ああ!ぼくも!おねがいしますう!!」
メイド8
ちょっとドアから顔を出してそういって、去る。
小鴨 チカ
「はあ、ありが、どうもです……あは……」
小鴨 チカ
二人きりの部屋。心臓が鳴り響く。手足が冷たい。
マキナ
「あの人と一緒に救世主のアレコレをやってたんですけど……」
小鴨 チカ
「えっとぉ、いや、呼ばれて、来たばっかりで……」
小鴨 チカ
「一応、説明はしてもらった……けど……」
小鴨 チカ
「ちょっとまだイメージついてないというか……」
小鴨 チカ
「何!何?」えっ、もしかしてエッチな話?
小鴨 チカ
「こんなクソみたいな異世界転生ある!?」
小鴨 チカ
「えっ、マキナ……さんも、あれなの?」
マキナ
「ああ、ヨハン様の使ってたやつ、持ってっていいですよ」
マキナ
「君でも使えそうなナイフの一本や二本はあるはずだから」
マキナ
「これから私達はあの二人の救世主と相対して」
小鴨 チカ
「はい……」武器を漁る。ナイフを手に握る。
小鴨 チカ
ナイフって、何に使う道具だっけ????
マキナ
「治してあげるから、君がそれを振るいなさい」
マキナ
「それも…………できる限りは引きつけてあげます」
マキナ
「私にはそれができるし、そうしないと生き残れませんから」
小鴨 チカ
「………………」ぼんやりと通りすぎていったマキナ、さんの言葉を拾い集める。今なんつってたっけこの人。
小鴨 チカ
ゆっくり、ゆっくり言われた言葉を噛みしめる。
メイド8
ノックをして、メイドがお茶を持ってくる。
メイド8
ティーセットにはジャムが添えられている。
マキナ
この館で出されるものは、どれもやたらに豪勢だ。
小鴨 チカ
毒とか、入ってないよな……?いやない、ないよな……わざわざ呼んだわけだし……
小鴨 チカ
でも参加に消極的に見えてただろうし……このメイドさん超こええし……
メイド8
当然それらは、あなたがたが”高い料金”を支払うからだ。
小鴨 チカ
カップを持つと手が震えてるのがよくわかる。
小鴨 チカ
持ち手の部分つまむの無理だわこれ。底を持ちます。
マキナ
チカを意に介さず、おいしくお茶をいただいています。
小鴨 チカ
ここで死んでた方がましだったかもしんねえ……
小鴨 チカ
「ええとぉ……」出鼻をいきなりくじかれる。用件を思い出して、言葉を拾い集めて。
小鴨 チカ
「……さっ、きのあの人とは、長いの?」死んだ、あの人。名前も忘れた。
マキナ
「同じタイミングでこの国に呼ばれて、それからずっとですね」
マキナ
「あの人についてたら当分安泰だったのになあ」
マキナ
「マキナを守ってくれるって約束したのにぃ」
小鴨 チカ
別に、ぼくの事好きになるとまでは思ってないけど。思ってないよ?だけどさあ。
マキナ
ゴミ箱蹴飛ばしたの見られて、言い訳なんてしようもない。
小鴨 チカ
「……」第一印象は、控えめな従者というか、そういう感じだったのに。
マキナ
……まあ、ヨハンのことを嫌いじゃなかったのは実際の所だったのだけど。
マキナ
それでもマキナは半年間、ヨハンと共にいた。
小鴨 チカ
「…………」この人と信頼関係を結べるんだろうか。
小鴨 チカ
いや、分かってる。さすがに、自分の命がかかってるから本気でやってくれるんだと思う。現にやる気だしてぼくのこと導いてくれてる。
小鴨 チカ
くれてるけどさあ……なんかこう、あるじゃん!なあ!
小鴨 チカ
「したたかに他人利用して生きるタイプ?」
マキナ
「言っていいことといけないことは、区別をつけるのがオススメです♥」
小鴨 チカ
「ウケねえ……いやだ……何この世界……」
マキナ
「殺人鬼と死体、どっちになりたいですか~?」
小鴨 チカ
「やだあ!!初心者イビリやめろよ~~!!」
小鴨 チカ
このクッソみたいな世界、クッソみたいな相手。
小鴨 チカ
でもなんだろう。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ。
小鴨 チカ
命かかってるしな。余命クソ短いかもしんねーしな。
小鴨 チカ
いや、まだなってねえよ。全然なってねーけど。
小鴨 チカ
あー、でももうすぐ死ぬならむしろ好きになった方が得なのか?わかんねー。
小鴨 チカ
なんかさっきの会話の感じからしてきっと……
小鴨 チカ
居なくなったから自分で武器取って、ぼくにも武器持たせて。
小鴨 チカ
どうみても頼りないぼくを引っ張ってくれてんだよなあ。
小鴨 チカ
少なくとも、この子にこれ以上そういうアレをさせるのは、ダメなやつじゃん。
鏖田 ネイル
choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
鏖田 ネイル
2d6>=7
DiceBot : (2D6>=7) > 7[2,5] > 7 > 成功
鏖田 ネイル
1d6
DiceBot : (1D6) > 2
[ 鏖田 ネイル ] HP : 15 → 14
小鴨 チカ
2d6+3-2=>7 判定:才覚
DiceBot : (2D6+3-2>=7) > 9[4,5]+3-2 > 10 > 成功
小鴨 チカ
「うっえ」素肌触れないように気を付けながら封筒を受け取る。
マキナ
「それに呼び出したい人の名前を書いて、メイドさんに渡すんですよ」
マキナ
「チカくんもいつ呼び出されるか分かりませんよ」
マキナ
「ま、決着をつけるのは裁判が始まってからですから」
小鴨 チカ
なんか一周回って気が楽になってきた。どういう状態だこれ?
[ マキナ ] 加虐 : 0 → 1
小鴨 チカ
なんか、案外悪くない組み合わせかもなーって思った。
第2シーン:鏖田 ネイル
鏖田 ネイル
シーン表を省略し、客室からシーンを始めます。
鏖田 ネイル
割り当てられた客室でメイドに淹れさせた紅茶を飲み、改めて対戦相手の品評をしている。
網倉 霞
お茶、おいしいなと思っている。来てすぐはあまりの豪華さにビビったけど、慣れてきた。なんかメイドさんめっちゃすすめてくるし。
網倉 霞
味の違いとかよくわかんないんだけどな……
網倉 霞
鼻、よく見ると似てなくない? って話か?
鏖田 ネイル
「私としてはやはり、糸田さんは我々と同じくこの世界に転生し、心の疵の力で鼻以外の全ての部位が変質し、記憶もなくしてしまったのではないかと思うのだが……」
鏖田 ネイル
「なにせ肉体の変質に関しては前例があるだろう」
鏖田 ネイル
「この堕落の国では何があってもおかしくはない。つまりだな……」
鏖田 ネイル
「片方が死亡すれば戦いは終わるらしいからな」
鏖田 ネイル
「我々は勝ち進みつつあの怪物に復讐を遂げる力を入手し、糸田さんを救出する事もできる。最善の策だ」
網倉 霞
まあ、フォロワーから倒すしな。そうだよな。と頷く。
網倉 霞
「もし糸田さんじゃなかったら、どうする?」
鏖田 ネイル
「糸田さんじゃないのに糸田さんに似た鼻で生活し、あまつさえ私を騙すとか、無礼にも程があるだろう……」
鏖田 ネイル
「それをおいて戦略的に考えても、あの少女の方が戦い慣れているだろう」
鏖田 ネイル
「ヨハンの名は何度も聞いた。それに半年間付き従っていたなら、それなりの場数を踏んでいるのは間違いない」
鏖田 ネイル
「必然的に精神的な支柱になる。崩しておけば連携も取れまい」
網倉 霞
「あんまり殴りそうには見えないツラだったけど」
鏖田 ネイル
「お前は女に近づこうとしている癖に女に対する理解が甘い」
鏖田 ネイル
「ああいう女が最も多くの死体を作る事ができる」
鏖田 ネイル
「所詮人間一人が手を下せる数には限界があるが……人を操って殺せれば、その数は無限になるからな」
網倉 霞
吸血鬼がフォロワー従えてる構図なのかな。
鏖田 ネイル
「手順はまずはいつもの通りでいいだろう。接触し、疵を曝き、抉る」
鏖田 ネイル
「想定外の事態は必ずあるが、動ける方が都度対応。いいな?」
網倉 霞
互角かそれより不利な戦いなんか、いくらでもやってきた。
鏖田 ネイル
この世界に来て、自分よりも多くのコインを抱える救世主との戦いも何度も経験した。
鏖田 ネイル
それでも、その連中が死に絶え、今この2人がここにいるのは。
鏖田 ネイル
急に力を手に入れた連中は、大概脇が甘い。
鏖田 ネイル
”狙われる立場”というものに慣れていない支配者は、容易に暗殺者の前に首元を晒す。
鏖田 ネイル
そこに静かに刃を滑らせる。やってきた事はそれだけだ。
鏖田 ネイル
「運営側に用意されたものがあったな」
網倉 霞
4枚ある封筒。そのうち、比較的シワになってないものを渡す。
鏖田 ネイル
慣れたものだ。その辺りの対処ができなければ、こいつと一緒に行動して生きてはいられない。
鏖田 ネイル
「で、これに名前を書けば相手を呼べるという事だが……その際何か予兆は在るか?相手の同意は問わないんだな?」
鏖田 ネイル
封筒を受け取ったら、部屋の隅に呼びかける。
鏖田 ネイル
それは何もない虚空ではあるが、返答が来るという確信があった。
メイド4
「この封筒を受け取りましたら、名前の記されている救世主は、呼んだ人のもとに転送されます」
鏖田 ネイル
「そうか。霞、テーブルの上に武器を並べておけ。予備の方だ」
鏖田 ネイル
そう言って本人もベルトの裏から杭を外し、テーブルに並べる。
鏖田 ネイル
それと……実際はもう役に立たない拳銃を、一番目立つところにおいておく。
メイド4
「相手が寝ててもシャワーを浴びてても、一瞬でポン、でございます」
鏖田 ネイル
補給ができないこの世界ではとっくの昔に弾薬切れを起こしたガラクタだが、あのタイプの人間には一番効果がある。
鏖田 ネイル
これに何の意味があるのか。なんてことはない。
鏖田 ネイル
”こちらに害意はありませんよ”と口だけでも並べながら、威圧するためだ。
メイド4
「三つ目のカップは用意しておきましょうか?」
鏖田 ネイル
「綴りは……まぁ、仮名でいいか。では頼む」
鏖田 ネイル
そのような準備を万全に整えた上で……マキナと名の書かれた封筒をメイドに渡した。
マキナ
チカに武器を持っていろと言った手前自分も短剣をしまって。
鏖田 ネイル
瞬きなんてしてはいなかったが、それでも何も目に捉える事はできなかった。成程超常的だ。都合が良い。
マキナ
不意に景色が変わって、間の抜けた声を漏らす。
鏖田 ネイル
視線だけで人を殺しそうな女が、足組みをして椅子に座り、現れたマキナを見据えている。
マキナ
そして、これ見よがしに置かれた物騒な道具の数々を。
鏖田 ネイル
「我々は君と会話をしたいんだ。コミュニケーションは大事だからな。そうだろう?」
マキナ
床にぺたんと座り込んだ姿勢で、二人を見上げている。
鏖田 ネイル
「そのために、我々は一旦武装を解除している。この通りだ」
鏖田 ネイル
声色だけの優しさが空気を撫ぜるが、表情筋は1ミリたりとも動いては居なかった。
マキナ
「お茶会のお誘いでしたらぁ、直接声をかけてくださったらよかったのにぃ♥」
網倉 霞
手をひらひらと振る。何も持ってないアピール。
網倉 霞
「せっかく封筒あるし、呼んだほうがはやくない?」
マキナ
武器なんて、実際の所なくてもいい人というのは結構いる。
マキナ
素手だということが何の保証になるでしょう。
マキナ
自分も同じアピールをしておきながらなんですが。
鏖田 ネイル
その様子を見て、順調に事が進んでいると認識する。
鏖田 ネイル
「君は本来は……ヨハンといったか。あの男とペアだったのだろう?」
網倉 霞
これ超やられたくないな~って思ってるけど顔には出しません。
鏖田 ネイル
「あの男の噂は我々もよく聞いていたが……」
鏖田 ネイル
胆力は無し。或いはこちらを欺く程の演技力。
鏖田 ネイル
「死体への扱いを見るに。そこまで良い関係は築けていなかったようだが……」
網倉 霞
あっ言っちゃうんだ~。顔には出しませんが。
鏖田 ネイル
「統治者としての腕は良かった、か?」
マキナ
「なんですか? ヨハン様のことが聞きたいんですか?」
鏖田 ネイル
「いや……あの男の情報は気にはなるが、死んだからな」
マキナ
「ヨハン様の悪口の方がおもしろいですって」
網倉 霞
平静を保っているが正直かなり聞きたくない。
マキナ
なんか良くない話題だったようなので口を噤んだ。
鏖田 ネイル
猥談は糸田さんの猥談にしか興味がないので、死ぬほどつまらなさそうな顔をしている。
マキナ
殺されはしないだろうとはいえ、圧倒的に優位な状況に立っているのは向こうだ。
網倉 霞
ほら……めちゃくちゃつまんなさそうじゃん……って顔でマキナを見ました。
マキナ
「はいはいすみません~話を逸して申し訳ないですぅ~」
鏖田 ネイル
聞き流しながらテーブルにトントンと指を打ち付け、簡単な信号を送る。
鏖田 ネイル
演技力の異常に発達した人間であれば、より深く話を聞いて過去を暴く。
鏖田 ネイル
単純に胆力の無い人間なら、威圧し、心を折る。実力行使も含む。
鏖田 ネイル
「ああ。ここに来る前は何をしていたんだ?」
鏖田 ネイル
「見たところ……我々が以前いた世界と、近しいように見えたからね」
鏖田 ネイル
「普通の女の子が、あの暴君に付き従って半年生き延びていたのか?」
マキナ
「強い人に取り入ったりとか、マキナ得意なんで~す」
マキナ
「でも、それってみんなそんなもんじゃないですか?」
鏖田 ネイル
「裁判のルールは聞いていただろう。抜け道はあるぞ」
鏖田 ネイル
「ペアの片方が死ねばそこで裁判は終わる」
鏖田 ネイル
「その片方を、お前以外に押し付ければいい」
マキナ
「で、それを受け入れてくださるんですか?」
鏖田 ネイル
「だが聞いた限り、以前の世界では一般市民」
鏖田 ネイル
「そして新しくペアとして補充された人物も……恐らくは、似たような出自なのだろう?」
鏖田 ネイル
「こちらは……見ての通りの武器を、この世界にくる以前から日常的に取り扱っていた人種だ」
網倉 霞
ギラギラと輝いたりしています。武器が。なんか銀とかでコーティングされたりもしてて。
鏖田 ネイル
人に突き刺すには随分と太すぎる杭、怪しげな注射器、そして銃。
鏖田 ネイル
確信……というほどではないが、アタリをつける。
鏖田 ネイル
ならばこれから取る手段も一つ。霞に目で合図をする。
マキナ
二人の交わす視線の意味を知らず、ただ震えている。
鏖田 ネイル
自分たちを相手に虐げる側には決して回れないのだと。
鏖田 ネイル
そちらが虐げられる側にしかなれないのだと……そう刷り込むために今から動く。
鏖田 ネイル
「この戦いを棄権は出来ない。それを選んだ者の末路は見たとおりだ」
マキナ
空気がじとりと重くなった、ような気がする。
鏖田 ネイル
「お前が生き残るためには我々と闘って勝つか……裁判が始まった直後に、”こちらの勝利条件を満たす”か、どちらかになる」
鏖田 ネイル
「正面から闘うよりも、背中から刺すほうが簡単だろう?」
マキナ
この世界に呼ばれたばかりの、裁判の経験もない少年。
鏖田 ネイル
テーブルの上に並べていた杭を手に取る。
鏖田 ネイル
椅子から立ち上がり、マキナへと近づく。
小鴨 チカ
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
小鴨 チカ
2d6+3=>7 判定:才覚
DiceBot : (2D6+3>=7) > 8[3,5]+3 > 11 > 成功
小鴨 チカ
1d6
DiceBot : (1D6) > 3
鏖田 ネイル
2d6+3+2-3-2>=7
DiceBot : (2D6+3+2-3-2>=7) > 6[5,1]+3+2-3-2 > 6 > 失敗
[ 鏖田 ネイル ] ティーセット : 1 → 0
[ マキナ ] ヤリイカ : 1 → 0
小鴨 チカ
勢いよく扉を開ける音と共に、少年が現れる。
網倉 霞
じっと見ている。下手に踏んだら痛い罠が足元にいくつかある。
マキナ
あの気弱そうな少年が、敵地であるこの部屋に。
鏖田 ネイル
状況は明確だ。杭を手に持った強面の女が、マキナに迫っている。
小鴨 チカ
「こっわ。こっわ!もぉ~何この状況!」
鏖田 ネイル
う~~んやはり糸田さんに鼻のラインが似ている……糸田さんでは?
網倉 霞
罠には狩人が間違って踏まないように目印がついている。
網倉 霞
あんまり糸田さんではなくない? でも糸田さんだったら足とか傷付けたら怒るよな~……
マキナ
二人の目が入り口の少年に向かっているのを確認して、そっと手を下ろす。
鏖田 ネイル
こちらのプランとしてはこの少女の心を折り、裏切るかどうかの迷いの中に陥らせた跡、隙のある少女の方を迅速に始末する、というもので。結果的に糸田さんを救うための行動なのだが……
鏖田 ネイル
余計な事をしないでほしいな……だけど糸田さんは優しいからな……
小鴨 チカ
「困るんですけど!パートナーにちょっかい出されるの!」
網倉 霞
糸田さんは優しいから踏み込んで来るだろうなって思ってるんだろうな~……
鏖田 ネイル
「こちらが何か、妙な事をしようとしていると……」
マキナ
服の隙間に手を忍ばせ、取り出したそれで杭を払う。
小鴨 チカ
会話の細かいところまでは流石に聞こえなかったけど、なんかだって交渉と威圧みたいな雰囲気だったよね?
小鴨 チカ
共謀してぼく殺そうとかいう話になんねーだろうな。さすがに被害妄想か?
網倉 霞
あ、怯えてるな~この子……糸田さんじゃなさそうだけどな……
鏖田 ネイル
しまった、少年の鼻を見つめすぎていた。
鏖田 ネイル
杭が打ち払われ……手放しはしないが、一瞬の隙は見せる。
マキナ
マキナは見ていた。置かれた武器を、部屋の中を。
鏖田 ネイル
明確に、罠を意識して避けている足取りだ。
小鴨 チカ
妙な走り方を見て、地面を見て。ん?ん?
鏖田 ネイル
予想した以上に、あの女は場数を踏んでいる。
網倉 霞
わかられているのなら、追うのは得策ではない。
鏖田 ネイル
あ?あの女いま糸田さんに軽々しく触れたか?
小鴨 チカ
「ご、ご褒美っ!?」声裏返った。いや違う、絶対エロい意味とかじゃない。
網倉 霞
追撃をやっていい雰囲気ではなくなってきたな。隣からすごいオーラがする。
鏖田 ネイル
「どうやら、君には死んでもらうしか無いようだ」
鏖田 ネイル
私だって糸田さんにご褒美をあげて喜んでもらいたい……
網倉 霞
明らかに機嫌が悪そうな隣の様子を伺いながら。
小鴨 チカ
なに、これどういう状況?よくわかんない。
小鴨 チカ
死ぬとか殺すとか、あんま使わないで欲しいよな。
網倉 霞
隣をなんとかしないといけないので早く帰ってほしいな~って思っています。
マキナ
次に呼び出されたら問答無用の暴力が飛んできそうだなあ。
鏖田 ネイル
いや、勿論糸田さんにはご褒美をもらう方が至福の時間は過ごせるのだが、時折こちらからプレゼントを上げた時の無邪気な悦びようといったらやはり世界に現れた小さな太陽という様であの輝きに迫るものはこの世のどんな宝石でも不可能というか
鏖田 ネイル
う~んやはり糸田さんに私も触れたい…………触れられたい……そもそももう半年も糸田さんと触れ合っていないのにまだ生きている方がおかしいんだ。ここで二足歩行で立てている私偉くないか?だれか褒めてくれよあ~~糸田さん……糸田さん糸田さん…………
小鴨 チカ
なんだろう。この人たちの事もよくわかんないな。
マキナ
「次はもっと穏やかにお話しましょうね~♥」
網倉 霞
このあとこいつを宥めるの俺なんだよな……
小鴨 チカ
顔は怖いし、雰囲気もすごいし、絶対やり慣れてる感じするけど。
鏖田 ネイル
「……貴女にそのつもりがあれば、応じよう」
網倉 霞
流石に溜息をついてもいいよねって思って、溜息が出ました。
鏖田 ネイル
糸田さん……はー糸田さん……ちょっと震えている立ち姿もかわいいね……糸田さん……
マキナ
なんか理不尽な殺意を向けられてる気がします。
小鴨 チカ
この人たちなりに大事なもんとかあるんだろうなあ。
小鴨 チカ
……知りたくねーなあ、殺し合うんなら。
鏖田 ネイル
糸田さんの鼻が視界から外れてしまったので、消沈している。
網倉 霞
これから殺し合う相手だから、殺せば別にいいのだけど。
鏖田 ネイル
それは、いつも、発作が来た時に決まって零す言葉だ。
鏖田 ネイル
何の発作か、決まっている。糸田さん欠乏症だ。
網倉 霞
わかっている。もう慣れているから、いちいち身構えることもない。
鏖田 ネイル
その後、4号室からは鈍い打撃音が散発的に響いた。
[ 小鴨 チカ ] HP : 15 → 14
[ 小鴨 チカ ] 恐怖心 : 1 → 0
[ 小鴨 チカ ] 女性恐怖症 : 1 → 0
メイド4
「始まりました~オールドメイドゲーム第一回戦!」
メイド4
「4号室は吸血鬼狩人? のお二人らしいです! すごいですね!」
メイド4
「血が燃えたり毒を出したり、いや~いかにも才覚のお二人という感じで! 厄介ですね~!! 戦いが長引きそうです」
メイド4
「なんか開幕時に一人……お亡くなりになりましたので!」
メイド4
「急遽、なんかかわいい男の子に参加していただきました! 頑張ってほしいですね~! 先輩のお姉さん? あっ同い年! と仲良くしてほしいです! しなくてもいいけど!」
メイド4
「愛と才覚で戦うお二人!! いや~戦いが長引きそうです!!!」
第3シーン:網倉 霞
網倉 霞
立っているのはひとり。あの目つきが悪くて背がめちゃくちゃ高い怖い人はいません。
網倉 霞
「なんというか、君も、ほら。わかるでしょ」
網倉 霞
「明らかに近付いちゃいけないタイミングとか……」
マキナ
先程の様子を思い返して、なんとなく納得しました。
網倉 霞
「別にこっちに呼んでもよかったんだけど、バレてたみたいだし」
小鴨 チカ
「…………」……考えてること、わかんねえ……
マキナ
対戦相手の二人の中では、目の前の相手はまだ話ができそうな方、と認識している。
小鴨 チカ
……何か、あっちにも考えというか、たくらみ?があるんだろうけど。
網倉 霞
後ろのメイドに声をかける。4号室の、お茶にやたらこだわりのあるメイド。
網倉 霞
「なんかおすすめのやつ持ってきてくれませんか」
メイド4
しばらくして台車にティーセットを持ってくる。
小鴨 チカ
「なんか……おすすめのやつ、おねがいします……」おねがいします、メイドさん。怖いけど。
網倉 霞
だって罠見抜かれてたしなー。嫌だろうし。どう考えても。
メイド4
こちらは~~、こちらは~~、こちらは~~。と、一人1ポットのお茶を用意してくる。
メイド8
黙々とアフタヌーンティーを用意しはじめる。3段のやつだ。
マキナ
「……ちょーっとだけお片付けするので、外でお待ちいただいても?」
小鴨 チカ
「あ、はい」助かります。そうであって欲しいと思ってた。
小鴨 チカ
救世主がどんくらいの事できるのかまだ分かってねーぞ。
小鴨 チカ
お茶会って、どんな感じで進むんだろう。絶対、和やかにはならないよなあ。
マキナ
「あんまり不自然にされてもね、あれなんで」
小鴨 チカ
「……は、はい。話、合わせる感じで……すみませんがお願いしてもよろしいでしょうか……」
マキナ
「……さーて、穏やかにお茶会をして終われるといいですねぇ!」
マキナ
一応片付けたという体で、荷物を寄せたりテーブルの上のものをどかしたりして
網倉 霞
普通に待ってました。とくに変わったところは見当たりません。
メイド8
二人がお話しているあいだもメイド4,8は準備していたので、もう完全にティーパーティーのテーブルが出来上がっています。
小鴨 チカ
卒業式のあの、檀上に上がって証書もらうやつだけで具合悪くなったんだぞ、ぼくは。
網倉 霞
メイドたちにお礼を言ってほほえみました。
マキナ
きゃっきゃとはしゃぎつつ、椅子の一脚に着席します。
網倉 霞
ティーカップを手に持って、香りを嗅ぎながら。
小鴨 チカ
「はい、そう……そうだ!」変な口調になっちゃった。
網倉 霞
「ぶっちゃけさ、似てないと思うんだよね」
網倉 霞
「もうちょっと近くで見せてもらってもいい?」ひとくちだけ飲んだ紅茶を置いて。
GM
……糸田柱はコーヒー派だった。味にはこだわらず、インスタント珈琲を流し飲む。
マキナ
「……チカくんに似てる人がいるんですか?」
網倉 霞
「どっちかというと、口のほうが似てると思うんだけど……」
小鴨 チカ
「うええ、ええ、本当になにぃ……!?」
網倉 霞
「……いや、まあ、たぶん別人だと思うけど」
マキナ
「あんまりうちのチカくんで遊ばないでもらえますぅ?」
小鴨 チカ
「じょ、女子が!こういうの、よくないと思う!」
網倉 霞
近づけば、上着の下、赤く染まる肌が見える。
網倉 霞
「でも……そうだなあ」囁く。小さな、吐息が多く混じった声。
マキナ
「見せつけられるのとか、マキナ趣味じゃないんですけど~」
網倉 霞
「邪魔しないでくれたら、続きをしてあげる」
小鴨 チカ
こんな事しなくても、普通に、殺せるんじゃないのか。ぼくの事なんて。
小鴨 チカ
なんで。なにを考えているのかわからない。
網倉 霞
それだけ言うと、首筋を撫でて、ぱっとあなたから離れる。
小鴨 チカ
首筋まで迫っていた恐怖が離れて、少しだけの安堵と。
網倉 霞
「やっぱり人違いかなぁ」マキナの方に振り返る。
マキナ
「お茶会中に品のないことをするの、マキナはどうかと思いますが~」
小鴨 チカ
あれなんだよ。こんなに近くに来られたら。
マキナ
「いえ、マキナがいないところならどうでもいいんですけども~」
小鴨 チカ
…………ゆったりめの服着ててよかった……。
網倉 霞
「でも、ずっとやってきたんじゃなかった? あの金髪の人のそばでさ」
網倉 霞
「まさかゴムしない人だとは思わなかったけど」
小鴨 チカ
「あのぉ!さっきから何の話ですかぁ!?」
マキナ
「まぁ、そういうのない国から来られたみたいでしたし?」
小鴨 チカ
「なんか和やかなムードにならないで……つらい……」
マキナ
言ってから、別に擁護してやることもなかったなと思った。
小鴨 チカ
やめてくれ。男が情けないタイプの寝取られモノはぼくに刺さるんだ。
網倉 霞
「もしかしてそういうこと、慣れてない?」チカの椅子の後ろへ。
マキナ
「あ~そうやってチカくんのこといじめて~」
網倉 霞
「だって会話に混ざれないと……かわいそうでしょ?」
小鴨 チカ
ぼくは、ぼくはな!言っとくけど、自分じゃこういうの……振り切れないからな!?
網倉 霞
「……あんたもこういうの慣れてるんだっけ?」マキナに向かって。チカを指差しながら。
小鴨 チカ
口に出すと自滅なので、手ぶりで訴えます。手を振るしかできてねーわ!伝わんねえなあ!
マキナ
「チカくん助けてほしい? 楽しんでません?」
網倉 霞
「あの金髪、逆らったら殺されそうだもんなー」
マキナ
「キレたら本当ヤバかったんですよね、あの人」
マキナ
「こんな小さな子殴りまくったことあるんですよ」
小鴨 チカ
ごめんなさい、ぼくは今、こんな状況でお母さんの顔を思い浮かべています。
小鴨 チカ
親の顔は効果的です。効果的ですが、負けそうです。
網倉 霞
「まあ、勝てないよね。大の大人、それも男相手にさ」
マキナ
「あの人の敵じゃなくてよかった~って思いましたね」
小鴨 チカ
ぼくは耳元で囁かれるやつがダメです。この体験は音声作品を凌駕しています。
網倉 霞
「別に金髪のその人じゃなくても、勝てないやつなんかいっぱいいてさ」
網倉 霞
「そのたびに媚び売ったり、抱かれたりして?」
小鴨 チカ
これが放送されてみんなに見られてるっていうのも。なんか一周回って逆にだめです。
小鴨 チカ
そういう男子が情けないやつはだめです。
網倉 霞
チカくんの手を取ってダブルピースとかさせちゃうか。
小鴨 チカ
女子に「チカくんはカッコイイ系じゃなくて……可愛いタイプだよね~」って言われて真に受けて、こういう方向性のキャラにシフトしてから、その女子の脈が全然ないことを知りました。
小鴨 チカ
でもおもちゃにされることが多くなったので、このキャラは成功だったのかなって思います。
小鴨 チカ
女子におもちゃにされるのって……青春だよな……。
小鴨 チカ
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
小鴨 チカ
2d6+3=>7 判定:才覚
DiceBot : (2D6+3>=7) > 7[6,1]+3 > 10 > 成功
小鴨 チカ
1d6
DiceBot : (1D6) > 2
[ 網倉 霞 ] ティーセット : 2 → 1
網倉 霞
2d6+3+2-2=>7 判定:才覚
DiceBot : (2D6+3+2-2>=7) > 9[3,6]+3+2-2 > 12 > 成功
[ マキナ ] 加虐 チカくん : 1 → 0
[ 小鴨 チカ ] HP : 14 → 13
マキナ
「……まぁ、それも世渡りの一つと言いますか~?」
マキナ
「マキナはそういうのうまくできちゃう方なのでぇ」
網倉 霞
「ここで会わなかったら、仲良くなれたかもしれないね」
マキナ
「そうかもしれませんね~」薄っぺらく笑う。
マキナ
自分にはそれができる、それが上手な生き方だと嘯いて。
GM
器用であるということは、器用に出来てしまうということだ。
マキナ
他の人にはそれができない、自分にはできると。
マキナ
他の人はそもそんなことをする必要がないのだと、それから目を逸らして。
GM
どうすればいいとわかる。切り捨てることができる。
GM
あるいはそうして切り捨てられてきたものが、自分の内側の何かであっても。
マキナ
強い人間ならば、誰かに媚びる必要なんてない。
マキナ
世慣れたような態度の裏には、怯えの色が見て取れるだろう。
マキナ
余裕があるように振る舞っているだけでしかない。
GM
そしてあなたの新しいパートナーは、そんなあなたの不安や弱さに、まだ気づきもしない。
マキナ
自分が余裕を失い取り乱せば、きっとこの少年は戦えない。
GM
それなら、まだ恐れられているくらいが都合がよい。
小鴨 チカ
「……………あの、メイドさん、すいません」
小鴨 チカ
「ちょっとトイレ、行ってきまぁ~す……」
第4シーン:マキナ
GM
空いた食器が下げられて、まだ残っているポットと茶菓子が置かれている。
マキナ
お菓子はさっきたくさんいただいたので、お茶だけたしなみつつ。
マキナ
「あの人に”続き”してほしかったんですか?」
マキナ
「さっき助けてくれたご褒美あげようと思ってたけど~」
マキナ
「あっちの人がいいなら行ったらいいんじゃないですか~」
マキナ
「チカくんはマキナよりあの人の方がいいんじゃないんですかぁ?」
マキナ
「触られて気持ちよくなっちゃったんでしょう?」
小鴨 チカ
「遠回しに意地悪言ってくるよもぉ~……」
マキナ
テーブルの上、身を乗り出してチカの方に顔を近づけます。
小鴨 チカ
「ごほうびって……なんでしょうか……」
マキナ
服に合わせたような、ビリジアンのネイルに彩られた爪。
マキナ
「何してほしいか、マキナ教えてほしいなぁ」
小鴨 チカ
「公衆の面前で経験の差を見せつけられて罵られながら苛められたいという!」
小鴨 チカ
「そんな感じの欲望をぼくは抱えていますが!」
小鴨 チカ
「果たしてそれはいけないことなんでしょうか!?」
網倉 霞
Choice[猟奇,才覚,愛]
DiceBot : (CHOICE[猟奇,才覚,愛]) > 愛
網倉 霞
2d6=>7 判定:愛
DiceBot : (2D6>=7) > 4[3,1] > 4 > 失敗
マキナ
2d6+3>=7 愛
DiceBot : (2D6+3>=7) > 8[2,6]+3 > 11 > 成功
[ 網倉 霞 ] HP : 15 → 14
[ 小鴨 チカ ] 女性恐怖症 : 0 → 1
マキナ
思ったより赤裸々に欲望が来てちょっと引いてます。
マキナ
「君がいいってちゃんと言ってあげないとだめなんですよ~」
小鴨 チカ
ここは、ほんとにって聞き返さなきゃダメです。
小鴨 チカ
触っていいって言われたのは初めてだけど、触ってよさそうな空気だと思って勘違いだったことがあります。
マキナ
「もっと頑張ってくれたら、もっともっとあげますよ」
マキナ
マキナが更に身体を寄せれば、腕に潰されたそれがやわりと形を変える。
マキナ
「はやくしないと、マキナ気が変わっちゃうかも~」
小鴨 チカ
「あっ、あっあっ。触ります!お願いします!ごめんなさい!」
小鴨 チカ
振り回されてるなあ。振り回されてる。勝てない。
マキナ
マキナは腕を両脇に下ろして、チカを見ている。
小鴨 チカ
……でも、それでいっかって気持ちになっちゃったら、なんか気が楽になったな。
マキナ
チカが腕を伸ばせば、求めるものに触れられるだろう。
マキナ
暇そうに足をぷらぷらと揺らしながら、チカを待ってる。
メイド8
2枚目のパンツを手に8号室へ入るメイドの姿が、そこにあった。