決戦フェイズ
GM :
では、このままわりとすぐに決戦に入りますが。
GM :
先にデータ的に処理したいことはございますか?
多宝院 那由 :
はい!!!!
多宝院 那由 :
アイテムの譲渡をしたいです
GM :
OK
多宝院 那由 :
医療キット3つぜんぶ等花ちゃんに渡します
GM :
では預かりましょう。
多宝院 那由 :
わーい!
GM :
もらいました。
多宝院 那由 :
あとは大丈夫……かな!
GM :
OK
GM :
夜。
GM :
静かに風が吹く。
GM :
空は黒々として、星が瞬き、掛かる月は明るく。
GM :
夜空の姿は今も以前も代わりはしない。
GM :
いつか見上げたことのある夜空のままに、それはそこにある。
七栄等花 :
七栄等花は立っている。
七栄等花 :
多宝院家が公開している庭園、花畑の真ん中に。
七栄等花 :
多宝院那由と共に。
多宝院 那由 :
他愛もない日常の続きを喋って、笑いあって。
多宝院 那由 :
そうして、12時を待っていた。
多宝院 那由 :
夜空は変わらなく綺麗で、花もまた、ずっとそこにあった。
三ヶ月 里奈 :
花畑の向こうから、たいまつを掲げた狩人が現れる。
豊四季 一澄 :
その灯は、ひとつではない。
九鹿 愛佳 :
松明の灯りとともに、もうひとつ伸びる影。
多宝院 那由 :
それを見て、目を細める。狩人たちの方に向き直る。
多宝院 那由 :
「……来たんだね」
三ヶ月 里奈 :
ただ頷く。
三ヶ月 里奈 :
言葉は少ない。
九鹿 愛佳 :
ここに来たいま、ことさらにかける言葉もほとんどなく。対峙する二人を見た。
豊四季 一澄 :
「うん」
豊四季 一澄 :
「言ったもん」
豊四季 一澄 :
「来ないわけ、ない」
多宝院 那由 :
「そう」
多宝院 那由 :
「……月がね、綺麗なんだ、今日」
多宝院 那由 :
等花の手を握る。合図のように。
七栄等花 :
握る。小さな手が重なる。
GM :
一つ、強い風が吹いて、
GM :
花びらを舞い上がらせる。
GM :
その場を覆っていた平穏を一枚剥がすかのような光景に、
GM :
遠く、12時を告げる鐘が鳴る。
七栄等花 :
「……いこう。ナユ」
多宝院 那由 :
「うん、」
多宝院 那由 :
「……始めようか」
決戦:ラウンド1
七栄等花 :
ist
BloodMoon : 先制判定指定特技表(2) > 《地位/社会9》
GM :
焼肉使用の宣言はタイミングでお願いします。
GM :
里奈は素振りでいいかな?
三ヶ月 里奈 :
2D6>=5 (判定:地位)
BloodMoon : (2D6>=5) > 8[3,5] > 8 > 成功
多宝院 那由 :
2D6>=6 (判定:笑う)
BloodMoon : (2D6>=6) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【余裕】+3)
system :
[ 多宝院 那由 ] 余裕 : 7 → 10
GM :
余裕が増えましたね。
豊四季 一澄 :
2D6>=6 (判定:予感)
BloodMoon : (2D6>=6) > 4[1,3] > 4 > 失敗
九鹿 愛佳 :
興奮剤を使用します。そしてアビリティ焼肉を併せて使用します。対象はナユちゃん
GM :
OK
九鹿 愛佳 :
2D6+2>=7 (判定:叫ぶ)
BloodMoon : (2D6+2>=7) > 8[2,6]+2 > 10 > 成功
GM :
成功ですね。ナユナユは炎上。
多宝院 那由 :
はい!!!
九鹿 愛佳 :
この後のリナ先輩、熱風+爆破で殴ってもらうイメージしてますがイズミちゃん的にはどうでしょう。
先にアイカが重症入れるかはありますが。
豊四季 一澄 :
行動内容は同じ考えでした、対象としてはどちらでしょう。
九鹿 愛佳 :
リナ先輩はナユちゃんで確定ですね。
アイカは……ちょっと悩ましい。バフがあまり乗らないですからね
九鹿 愛佳 :
そういや焼夷弾、どっちにしろもうトウカちゃんに投げてしまって良いんだな……、とふと気づく
九鹿 愛佳 :
ワンチャン妨害が入ることを祈念して、トウカちゃんに焼夷弾を入れておきます。
豊四季 一澄 :
そうか、妨害はキットの対象外。お願いします!
九鹿 愛佳 :
リナやイズミに手伝って準備してもらった火炎瓶。
松明は振ることはできなくても、投擲ならいくらかできる。
九鹿 愛佳 :
炎を使う二人の前に、身軽な自分が炎を放つ。
トウカとナユのそばに投げたれた瓶は、二人を一気に包みかねない勢いで燃え広がる。
多宝院 那由 :
「――!」トウカの前に立ちふさがる。
多宝院 那由 :
花の甘い匂い。それは燃えて、より強く香って。
七栄等花 :
「ナユ!」
多宝院 那由 :
「っ、」
多宝院 那由 :
「……やっとだ、」
多宝院 那由 :
口の端で笑う。引きつっている。
多宝院 那由 :
「やっと、守れた」
七栄等花 :
強く香る花の甘さ。赤い炎に飾られるその姿。
七栄等花 :
それさえも、トウカの目にはあまりに美しく見えて。
七栄等花 :
「ナユ……!」
多宝院 那由 :
焼けていく。服を焦がし、その内の肌を明るく覆う。人間の火傷とは違った匂いがする。
九鹿 愛佳 :
ひとつが着弾したのを確認すると、すぐさま、
もう一つ準備していたものを手にする。
九鹿 愛佳 :
準備していたものには入っていなかったもの。
誰が準備したかは、知らない。それでも、使い方は明らかだ。
九鹿 愛佳 :
吸血鬼を、燃やすためのもの。
九鹿 愛佳 :
続けざまに投げられたそれは、すでに燃え盛る炎に触れて、一挙に熱を放つ。
九鹿 愛佳 :
トウカに焼夷弾を使用します。
多宝院 那由 :
香る煙越しに睨む、その先の、手の内に握られたそれを見る、
多宝院 那由 :
「――トウカ!」
GM :
炎上と、ランダムの変調1つですね。
GM :
1d6をどうぞ。
九鹿 愛佳 :
1d6
BloodMoon : (1D6) > 3
GM :
流血です。
GM :
すさまじい爆風。
GM :
焼夷弾を覆う無数の金属パーツもまた、銀で作られている。
GM :
吸血鬼を燃やし、傷つけるための炎。
GM :
お前の心に宿る炎。
GM :
それは一つの嵐として、トウカの身体を飲みこんだ。
多宝院 那由 :
「っ、トウカ……!」振り返る。自分の身体が痛むのも忘れて、叫ぶ。
七栄等花 :
しかし、そこには傷一つ無いトウカが立つ。
九鹿 愛佳 :
「……はっ、……」 無意識に止めていた呼吸を、戻す。
豊四季 一澄 :
続けざまに炸裂する炎から、それでも目を逸らすことなく。目の当たりにするのは、無傷で立つ少女。「……えっ……!?」
七栄等花 :
爆風に舞い上がる花びらを縫い止めて、薄く作った一枚のカーテンがそれを凌いだ。
七栄等花 :
医療キットを使用しました。
九鹿 愛佳 :
燃え盛る炎を見る。そして、奥歯を噛む。 あの威力でも、傷をつけられない……いや。
九鹿 愛佳 :
防がれた。
多宝院 那由 :
「…………」微笑んで。「やっぱり君はすごいよ」
七栄等花 :
「燃えていたら」
七栄等花 :
「よく見えないでしょ?」
多宝院 那由 :
「……あはは、」
多宝院 那由 :
「うらやましいな……」
多宝院 那由 :
どこからか黒い茎が伸びる、伸びて、それは手の中でだんだん形作られていく。
多宝院 那由 :
そうして。
多宝院 那由 :
黒く、花に覆われた銃になって、それは手の中に握られる。
多宝院 那由 :
「……負けてられないな、」
多宝院 那由 :
「いや、」
多宝院 那由 :
「一緒に勝つよ」
多宝院 那由 :
「まずは、それから」
七栄等花 :
「えっ、やば……」
七栄等花 :
「……見蕩れてた」
多宝院 那由 :
「……もう!」
多宝院 那由 :
「いいけどさあ、……気をつけてよ」
system :
[ 九鹿 愛佳 ] テンション : 20 → 22
GM :
そうですね。敵対する狩人がいるので、順番について。
GM :
行動すると宣言した狩人に対して、他の狩人は対抗出来ます。
GM :
対抗の宣言があったとき、2d6を振って、大きい方が行動するものとします。
GM :
複数人行動するとした場合、全員それぞれ2d6を振り、一番大きな人が行動します。
GM :
負けてもペナルティは無く、何度でも対抗出来ます。
GM :
さて、行動するかたはいますか?
九鹿 愛佳 :
では行動を宣言します。
GM :
誰も行動を宣言しない場合、GMがランダムで決めます。
多宝院 那由 :
対抗します!
GM :
OK。
GM :
では、2d6を。
九鹿 愛佳 :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 9[3,6] > 9
多宝院 那由 :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 9[4,5] > 9
九鹿 愛佳 :
ふふっ
多宝院 那由 :
わ~~~
GM :
もう一度お願いします。
九鹿 愛佳 :
めちゃくちゃ競い合ってる……
九鹿 愛佳 :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 11[5,6] > 11
多宝院 那由 :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 2[1,1] > 2
GM :
この場合はファンブルにカウントしません。
GM :
スペシャルにもなりません。
GM :
というわけで、アイカの行動です。
九鹿 愛佳 :
では、ナユに腸貫き+狩人の誓い+祟り目で攻撃します
GM :
どうぞ!
九鹿 愛佳 :
2D6+1>=5 (判定:測る)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 6[1,5]+1 > 7 > 成功
GM :
成功ですね。ダメージを。
九鹿 愛佳 :
ダメージは、狩人の誓いで+1、祟り目で+1
GM :
受けると重傷を受けますね。
九鹿 愛佳 :
1d6+2
BloodMoon : (1D6+2) > 5[5]+2 > 7
豊四季 一澄 :
あとは 打撃力2?
九鹿 愛佳 :
あ、打撃力2忘れてましたね。9か
多宝院 那由 :
ですね、合計9
system :
[ 九鹿 愛佳 ] テンション : 22 → 25
GM :
ナユを殺しに行くスタイルだ!!!
多宝院 那由 :
フフッ
多宝院 那由 :
正直ちょうこわいですね
九鹿 愛佳 :
トウカちゃんを狙おうとしてもかばわれてしまって……
九鹿 愛佳 :
(ということを想像していくスタイル
多宝院 那由 :
マジでやめろって思ってる
多宝院 那由 :
そうなんだよな
多宝院 那由 :
ロール的には正しいよ
豊四季 一澄 :
守らないわけがないという熱い信頼。
多宝院 那由 :
え、これ回避いくつ???
GM :
ペナルティ-3ですね
豊四季 一澄 :
7に-3、防御力1.
多宝院 那由 :
7、-3、+1で9
多宝院 那由 :
まあ、これな 受けても部位は飛ばないんだよな
豊四季 一澄 :
余裕+3……強い!
多宝院 那由 :
でも回避やっとくべきなのか……? どうなんですか???
多宝院 那由 :
うっかり出るかもしれない 9
多宝院 那由 :
出してみるか……
GM :
避ける価値はありますね
GM :
激情欲しいしね
多宝院 那由 :
テンション3だっけ?
九鹿 愛佳 :
回避はテンション3ですね!
多宝院 那由 :
回避を試みます!
system :
[ 多宝院 那由 ] テンション : 12 → 15
多宝院 那由 :
2D6-3+1>=7 (判定:止める)
BloodMoon : (2D6-3+1>=7) > 6[2,4]-3+1 > 4 > 失敗
system :
[ 多宝院 那由 ] 余裕 : 10 → 1
GM :
では重傷ですね
九鹿 愛佳 :
では、トウカを杭で狙い撃とうとしたところに……、ナユにかばわれるような感じですかね
多宝院 那由 :
はい!
九鹿 愛佳 :
炎の中から出てきたトウカに向けて駆け出し、腹をめがけて杭を振るう。が。
七栄等花 :
「ナユ、ばかっ!」
七栄等花 :
動こうとしたナユを……トウカは縫い止めることはできない。
七栄等花 :
今こうして生きている、動いている、それも自分の為に……
七栄等花 :
それを妨げるようなことなど、そんなことは。
多宝院 那由 :
杭を蔓で引き寄せ、飛び込む。
七栄等花 :
その欲望こそが、トウカのすべて。
七栄等花 :
だから、その妨害を止められない。
多宝院 那由 :
血とともに花弁が舞う。
九鹿 愛佳 :
杭は蔓の力で軌道を変えられる。そして、ナユの腹部へと誘われるように。刺さる。
多宝院 那由 :
紫、鮮血の色、薔薇色。
九鹿 愛佳 :
「……っ、ナユ、さん…………!」
多宝院 那由 :
それが舞って、散って、視界に瞬く。
七栄等花 :
深々と傷つく、宙を舞う血が空気抵抗を受けて珠になる、そのすべてをスローモーションで見る。
多宝院 那由 :
「……は、」
七栄等花 :
濡れた花弁が重たげに翻るのを。
九鹿 愛佳 :
舞う血は自分たちとなにも変わらなく見える。
七栄等花 :
苦痛に顔をゆがめるのを。
多宝院 那由 :
「っ、」
多宝院 那由 :
「……甘い、よ」
豊四季 一澄 :
その傷口から吹き上がる花びらを目の当たりにする。交じる血しぶき、量、そのどれからしても、足元のそれが散ったでは済まない。
七栄等花 :
そのすべてを、何も出来ずに、ただ見ていた。
多宝院 那由 :
「僕、に、」
多宝院 那由 :
「当てなきゃ、いけないんだ」
多宝院 那由 :
「そうでしょう、だって」
多宝院 那由 :
血を吐き出す。血に染まった花弁が、溢れる。
多宝院 那由 :
「君は、そうでなければ、なんのために、ここにいる?」
九鹿 愛佳 :
腹に一撃を食らったのに、笑うようなナユの声。
九鹿 愛佳 :
「……ッ、……!」 捕われた杭を引き抜き、すぐさま離れる。
多宝院 那由 :
それを見ている。その表情を。手のうごきを。
多宝院 那由 :
傷口から花がとめどなく溢れて、血と混ざる。
九鹿 愛佳 :
トウカを殺すのであれば、眼の前のナユを、越えなければならない。
九鹿 愛佳 :
それは、最初から、分かっていたことだ。
七栄等花 :
傷ついている、果てていく、失われていく。
九鹿 愛佳 :
リナの動きを待ち、再び、杭を構える。
七栄等花 :
その恐ろしさを遙かに上回る歓喜。
三ヶ月 里奈 :
行動します。
多宝院 那由 :
対抗します!!!
三ヶ月 里奈 :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 5[2,3] > 5
多宝院 那由 :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 10[4,6] > 10
三ヶ月 里奈 :
出た。
三ヶ月 里奈 :
どうぞ!
多宝院 那由 :
出たわ
多宝院 那由 :
えーと 里奈パイセンに狙い撃ち+爆裂弾!
三ヶ月 里奈 :
ナユが怯んだ隙を突いて、動こうとする。
三ヶ月 里奈 :
獰猛に燃えたぎる炎、それは夜を終わらせようとする朝日にも似て。
多宝院 那由 :
2D6+1>=5 (判定:待つ)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 5[2,3]+1 > 6 > 成功
三ヶ月 里奈 :
ダメージをどうぞ。
多宝院 那由 :
えーと 炎上っていくつですか? テンション 5?
三ヶ月 里奈 :
ですね
三ヶ月 里奈 :
あ、
多宝院 那由 :
5か~
三ヶ月 里奈 :
3か。
三ヶ月 里奈 :
3です。
多宝院 那由 :
3か~!
豊四季 一澄 :
炎上3に猛火2.
三ヶ月 里奈 :
一応ここは狩人区分で。
多宝院 那由 :
猛火は乗らないんですね
豊四季 一澄 :
! なるほど、了解です。
多宝院 那由 :
なので、炎上3とあと攻撃時のアレかな
九鹿 愛佳 :
それでも+3は……重い!
豊四季 一澄 :
うん本当だ「モンスターは」って明記してある。<猛火
三ヶ月 里奈 :
まだギリギリモンスター区分ではない裁定で!
多宝院 那由 :
3d6+2+3
BloodMoon : (3D6+2+3) > 6[2,2,2]+2+3 > 11
system :
[ 多宝院 那由 ] テンション : 15 → 18
system :
[ 多宝院 那由 ] テンション : 18 → 26
system :
[ 多宝院 那由 ] 激情 : 0 → 1
三ヶ月 里奈 :
ペナルティ-4。回避します。
三ヶ月 里奈 :
2D6-4>=7 (判定:日常)
BloodMoon : (2D6-4>=7) > 7[1,6]-4 > 3 > 失敗
九鹿 愛佳 :
リナ先輩も激情1つはあるから……これは……?
三ヶ月 里奈 :
どうする? 避けましょうか?
多宝院 那由 :
スペなるんだなこれ
九鹿 愛佳 :
クリティカルさせたほうが良い気がしますね。余裕も増えるし。イズミちゃん的にどうでしょう。
豊四季 一澄 :
余裕増えるのは大きいな やってもらいましょう。
九鹿 愛佳 :
では……激情回避でお願いします!
豊四季 一澄 :
今のテンションが10 回避で13 熱風爆破で19。
九鹿 愛佳 :
狙い撃ちだから確定で測る潰されるっていうのもありますね
豊四季 一澄 :
余裕8がクリティカルで11に伸びる 里奈先輩の余裕は…大きい!
三ヶ月 里奈 :
激情使用。この1は6。
三ヶ月 里奈 :
タイミングは同時。
三ヶ月 里奈 :
里奈は引き金を引く。
多宝院 那由 :
眩しいものはよく見える。その光が動くのも、こちらに向かってきているのも。
三ヶ月 里奈 :
解放された弁は数本のみセットされているニトロ燃料。
多宝院 那由 :
黒い銃の引き金に指をかける。
三ヶ月 里奈 :
爆発する。
三ヶ月 里奈 :
ナユの狙いは完璧だった。まさしく。
多宝院 那由 :
それに力を込めて、引いて、
三ヶ月 里奈 :
その銃口は寸分も過たずに狙うべき物を捉えていた。
三ヶ月 里奈 :
しかしその爆発が、人の身には余る加速度を齎す。
三ヶ月 里奈 :
「私は、残酷を引き受ける」
多宝院 那由 :
銃を下ろす。その先、爆風の奥を見ている。
多宝院 那由 :
「…………そう、」
多宝院 那由 :
「僕も、迷わない」
三ヶ月 里奈 :
「構わないさ」
三ヶ月 里奈 :
「出来ることは一つだけ」
三ヶ月 里奈 :
「今はこうして、傷つけ合うことだけだ」
九鹿 愛佳 :
対象はナユちゃんですね
三ヶ月 里奈 :
おっけー
九鹿 愛佳 :
(炎上してるので
多宝院 那由 :
ふふwwwww
多宝院 那由 :
そうですね
九鹿 愛佳 :
こっちからだとボスを倒す前に立ちはだかるヒロインを見てるよ
多宝院 那由 :
ヒロイン倒さないといけないゲーム厳しすぎないか?
三ヶ月 里奈 :
ナユを対象に熱風爆破? くらまし?
豊四季 一澄 :
熱風爆破のはず まずは…フォロワーごと!
九鹿 愛佳 :
ナユちゃんを対象に、熱風爆破 ですね! 指定は正確にせねば……
三ヶ月 里奈 :
おっけー
三ヶ月 里奈 :
熱風、爆破。対象はナユ。爆破の対象はフォロワー。
三ヶ月 里奈 :
フォロワー、一つ目のモンスターA.
三ヶ月 里奈 :
2D6+3>=5 (判定:測る)
BloodMoon : (2D6+3>=5) > 6[3,3]+3 > 9 > 成功
三ヶ月 里奈 :
1d6+4+3+1
BloodMoon : (1D6+4+3+1) > 1[1]+4+3+1 > 9
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] テンション : 1 → 13
三ヶ月 里奈 :
2d6+2 爆破
BloodMoon : (2D6+2) > 5[1,4]+2 > 7
三ヶ月 里奈 :
あ
三ヶ月 里奈 :
重傷乗るから更に+2か。ナユ。
三ヶ月 里奈 :
11点です。
七栄等花 :
ブロックします。
七栄等花 :
興奮剤使用。
七栄等花 :
2D6+2>=7 (判定:撃つ)
BloodMoon : (2D6+2>=7) > 7[3,4]+2 > 9 > 成功
七栄等花 :
1d6 肩代わりダメージ量
BloodMoon : (1D6) > 2
多宝院 那由 :
9点、受けます 余裕で1減って8。1部位。
七栄等花 :
里奈が動く。里奈。トウカにとって、それは狩人の象徴だった。新たな自分を阻むもの。傷つけるもの。
七栄等花 :
他ならぬ、ナユが、その手に。
七栄等花 :
そう思って飛び出して、
三ヶ月 里奈 :
「遅いよ」
三ヶ月 里奈 :
里奈の攻撃は既に終えていた。攻撃を避けたあの瞬間、爆風と共に散布した燃料。
三ヶ月 里奈 :
花畑が一瞬にして燃え上がる。
多宝院 那由 :
植物が燃える香り。
多宝院 那由 :
薔薇の匂い。
七栄等花 :
トウカの分離可能な目玉一つが燃え落ちる。
七栄等花 :
「ナユ!!!」
多宝院 那由 :
「トウ、カ、」
system :
[ 七栄等花 ] テンション : 11 → 14
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] テンション : 13 → 19
system :
[ 七栄等花 ] 余裕 : 11 → 9
三ヶ月 里奈 :
まずは部位ダメージですね。
三ヶ月 里奈 :
brt
BloodMoon : 身体部位決定表(4) > 《利き脚》
三ヶ月 里奈 :
待つを抜いた。
多宝院 那由 :
1d6>2 再起判定
BloodMoon : (1D6>2) > 4 > 成功
三ヶ月 里奈 :
成功です。
多宝院 那由 :
トウカを振り返る、その足が崩れて、薔薇の花になっている、――いや、薔薇色に染まっているそれは紛れもなく人間のものだ。
多宝院 那由 :
焼け焦げたその花のような足から、煙が上がる。
多宝院 那由 :
「……でも、」
多宝院 那由 :
「まだ」
多宝院 那由 :
「……だって、」
多宝院 那由 :
苦痛に顔を歪めながら。それでも。言葉を発する。まだしゃべることができる。
多宝院 那由 :
「トウカが、ひとりになるのは、」
多宝院 那由 :
「嫌、なんだ……!」
七栄等花 :
「ナユ……」
七栄等花 :
狩人の終了。モンスターの手番ですね。
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] 余裕 : 8 → 9
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] 余裕 : 9 → 8
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] 余裕 : 8 → 11
system :
[ 多宝院 那由 ] 余裕 : 1 → 0
七栄等花 :
そうですね。
七栄等花 :
アイカさんに侵食。拍車を組み合わせて。
七栄等花 :
2D6+1>=5 (判定:開ける)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 7[2,5]+1 > 8 > 成功
七栄等花 :
3d6+2+3+5+3 侵食 打撃力 戦闘体 捨て身
BloodMoon : (3D6+2+3+5+3) > 14[4,5,5]+2+3+5+3 > 27
七栄等花 :
受けると関係が1増えるおまけ付き。
豊四季 一澄 :
3D6+2.
九鹿 愛佳 :
そして追加行動か……!
多宝院 那由 :
出目が高い
多宝院 那由 :
目がいっぱいあるね
九鹿 愛佳 :
ひえ
九鹿 愛佳 :
2部位飛ぶな どうするかな
多宝院 那由 :
あと1点で3部位だったんだな……
多宝院 那由 :
かわいいね
豊四季 一澄 :
ブロック……いや、分が悪すぎる。
九鹿 愛佳 :
ぴえ
九鹿 愛佳 :
ブロックは……ないですね。 回避チャレンジするかいなか
九鹿 愛佳 :
最悪激情2個切れば回避はできるんですが、追加行動というのがまたなんとも。
豊四季 一澄 :
追加行動自体は避けても起きるはずなので手出しのしようが。
七栄等花 :
追加行動は確定ですね。
九鹿 愛佳 :
ですねえ。 受けて再起判定なんとかするのが丸いかな。
多宝院 那由 :
いっきに2部位だからな……
豊四季 一澄 :
暴力は身体部位由来で使用不能にはならないので最低限残るし……
七栄等花 :
19の目がアイカを見る。
七栄等花 :
その注視によってなだれ込むのは、トウカが吸血鬼に殺されるときの恐怖。絶望。痛み。寒さ。
七栄等花 :
それと共にアイカをその空間に縫い止める。写真機のように。
七栄等花 :
回避しますか?
九鹿 愛佳 :
回避せず受けます!
七栄等花 :
OK
七栄等花 :
しかし、縫い止めるだけ。縫い止めるだけで十分だった。そこに吸血鬼の膂力で、ただぶつかるだけでいい。
九鹿 愛佳 :
トウカの視線が、自分へと迫る。その瞬間。頭の中に無数の情報が入り込んでくる。
七栄等花 :
画鋲で留められた紙を一気に引き抜くだけで、その紙は容易く、ずたずたになる。
七栄等花 :
曲刀の効果により、破壊部位は心臓、逆脚を指定。
九鹿 愛佳 :
牙が皮膚を貫き、身体に入り込む音と痛み。血が抜けていく身体の冷ややかさ。命が消えていく感覚。
七栄等花 :
『どうして』
七栄等花 :
『なんで』
七栄等花 :
『嫌だ』
七栄等花 :
『まだ……死にたくない』
七栄等花 :
『ナユ――!』
多宝院 那由 :
こたえられなくてごめんね
多宝院 那由 :
ごめんね………………………………
多宝院 那由 :
どうして………………
豊四季 一澄 :
人間の手の届く範囲、狭すぎる……
多宝院 那由 :
人の部位破壊がこんなに苦しいことある?
多宝院 那由 :
僕の手のひら、小さすぎるんだけど???
多宝院 那由 :
どうして……?
九鹿 愛佳 :
叫ぶトウカの声が、自分の中で反響する。
九鹿 愛佳 :
動けなくなった直後、トウカの吸血鬼の身体が、無防備な人間の身体に衝突する。
九鹿 愛佳 :
衝撃に弾かれ、脚が最初に、次に身体が地面にぶつかる。
九鹿 愛佳 :
「っ、……ぐ……、」
九鹿 愛佳 :
奪われていた意識が一瞬飛んで、本物の痛みとともに帰ってくる。
九鹿 愛佳 :
僅かな間、動かない。それでも、少しすれば立ち上がろうとする。
九鹿 愛佳 :
再起判定……ですね!
七栄等花 :
どうぞ!
七栄等花 :
2つ壊れるので3より大きいと成功です。
七栄等花 :
3以上か。
九鹿 愛佳 :
1d6
BloodMoon : (1D6) > 3
九鹿 愛佳 :
自力で立ち上がった
七栄等花 :
素出ししましたね。
九鹿 愛佳 :
先に落ちた脚は、まともに動かない。
九鹿 愛佳 :
手で、痛む胸元を抑えながら、なんとか立ち上がる。
七栄等花 :
「ごめんね」
九鹿 愛佳 :
吸血鬼はまだ、ナユに守られている
九鹿 愛佳 :
まだ、何も終わっていないから、倒れるわけには行かない。
七栄等花 :
吸血鬼の手番終了。
七栄等花 :
アイカの鮮血を受けて、月下、獣のように立っている。
system :
[ 九鹿 愛佳 ] 余裕 : 7 → 0
system :
[ 七栄等花 ] テンション : 14 → 25
system :
[ 七栄等花 ] 激情 : 1 → 2
豊四季 一澄 :
その目に映るものがある。燃え上がる庭園、立ち上る煙の向こうから、いくぶんか低く近づいてくる灯。
豊四季 一澄 :
大きく息を吸い、止める。身を低く。風下を避けて。煙の対処は覚えている。
豊四季 一澄 :
広がる花を間近に、煙を抜ける。下から振り抜くたいまつがその花弁を吹き上げて、燃やす。
豊四季 一澄 :
那由さんへ暴力+くらまし!
七栄等花 :
判定を!
豊四季 一澄 :
2D6+2>=5 (判定:黙る)攻撃力2
BloodMoon : (2D6+2>=5) > 5[1,4]+2 > 7 > 成功
豊四季 一澄 :
1D6+4+2+1 ダメージ:くらまし4+篝火2+打撃力1
BloodMoon : (1D6+4+2+1) > 4[4]+4+2+1 > 11
多宝院 那由 :
受けます!
豊四季 一澄 :
BRT 1部位入ります。
BloodMoon : 身体部位決定表(8) > 《口》
多宝院 那由 :
1D6>3 再起判定
BloodMoon : (1D6>3) > 2 > 失敗
多宝院 那由 :
この目は……激情で6!!!!!
system :
[ 多宝院 那由 ] 激情 : 1 → 0
七栄等花 :
成功です。
system :
[ 豊四季 一澄 ] テンション : 24 → 26
多宝院 那由 :
焼ける、それが舞い上がり、熱を帯びて、
多宝院 那由 :
思わず、息を吸った。
多宝院 那由 :
熱気が、炎で輝く花弁が、喉を焼く。焦がす。
多宝院 那由 :
「――――!」
豊四季 一澄 :
先に里奈が撒き散らした燃料は、この花畑の至るところに落ちた。それが次々に燃え移り、燃え上がり、夜を熱気が満たしていく。
多宝院 那由 :
吸血鬼を焼くすべも、松明の扱いも、知らない。この熱気の中での振る舞い方は、教わっていない。
多宝院 那由 :
その熱気が向けられる対象ではなかったから。
多宝院 那由 :
声にならない声が漏れる。ことばの代わりに血が、紅い花が、肉塊が。
豊四季 一澄 :
容赦のない火の使い方。その対処を知らない相手であるとも、もちろん知っている。
豊四季 一澄 :
けれど言葉はない。そんなものは、もはや必要はない。
豊四季 一澄 :
互いに何をしてでも、意志を貫くと決めたのだから。
多宝院 那由 :
もう身体はとっくに限界を超えていて。吸血鬼になりかけのその身体は、まだ完全ではなくて。
多宝院 那由 :
それでも。
多宝院 那由 :
守ると決めた。
多宝院 那由 :
だから。
多宝院 那由 :
立ち上がる。よろけて、崩れそうになって、それでも立って、睨む。
七栄等花 :
トウカの悲鳴はなかった。ナユが酷く傷つくその姿を、見ていたはずであるのに。
七栄等花 :
それは……ただ今を戦い抜くために、既に駆け出していたから。
七栄等花 :
追加行動。
七栄等花 :
血牙使用。アイカに。
七栄等花 :
2D6+1>=5 (判定:落ちる)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 8[4,4]+1 > 9 > 成功
九鹿 愛佳 :
起き上がってふらついているところに、身を守る手段はなく。
七栄等花 :
2d6+3+5+3
BloodMoon : (2D6+3+5+3) > 9[3,6]+3+5+3 > 20
七栄等花 :
立ち上る炎、煙を突き破り、それは落ちてくる。
七栄等花 :
高く高く跳躍しての、質量を利用したシンプルな一撃。全身を滴る血を刃のように尖らせて。
七栄等花 :
受けると2部位ですね。
七栄等花 :
ペナルティは7。
九鹿 愛佳 :
回避せず、受けます
七栄等花 :
曲刀の効果により逆腕、口を破壊します。
七栄等花 :
再起判定……5以上ですね。
九鹿 愛佳 :
1d6
BloodMoon : (1D6) > 3
九鹿 愛佳 :
激情を使って……この目は6!
七栄等花 :
OK。
九鹿 愛佳 :
血の刃が迫る。しかし、潰れた脚では回避動作もできずに。
七栄等花 :
「逃げていいんだよ」
九鹿 愛佳 :
杭を持つ手を、刃が貫く。併せてトウカの勢いで全身を叩きつけられて、口から血を零す。胸元をやられて、溜まっていた血。
七栄等花 :
「痛いはずだよ。苦しいはずだよ」
九鹿 愛佳 :
「ッ!! ……がっ、げほっ、……!」
九鹿 愛佳 :
「……逃したら、あなたは、また、ヒトを殺す」
九鹿 愛佳 :
「さっきのように」
system :
[ 九鹿 愛佳 ] 激情 : 2 → 1
九鹿 愛佳 :
「……痛い、苦しい、……けど、逃げない、逃げるわけには、いかない……!」
七栄等花 :
「わたしには……わからない」
九鹿 愛佳 :
立ち上がると、血の刃で刺されたところから、口元から、血が溢れる。
七栄等花 :
「誰だって、幸せになりたいはずなのに……」
九鹿 愛佳 :
「その幸せを、壊されたくないだけ」
九鹿 愛佳 :
「私は、あなたたちが、私達の幸せをいつでも壊せることを、知っている」
九鹿 愛佳 :
「だから、」
九鹿 愛佳 :
吸血鬼は殺さなければならない。
七栄等花 :
「……」
七栄等花 :
「わたし、だって……」
七栄等花 :
「ううん」
七栄等花 :
「そうだね」
七栄等花 :
微笑む。
七栄等花 :
追加行動終了。
決戦:ラウンド2
七栄等花 :
ist
BloodMoon : 先制判定指定特技表(6) > 《心臓/胴部7》
多宝院 那由 :
心臓!
豊四季 一澄 :
これも…6!
九鹿 愛佳 :
こっちはだいぶ厳しい……! 5か6出れば激情でとどくくらいですね
多宝院 那由 :
私は……8だな?
九鹿 愛佳 :
焼肉は狙いたいものの。
多宝院 那由 :
興奮剤使って6に落とすか……
多宝院 那由 :
もう興奮剤使う機会一生ないかもしれないし
豊四季 一澄 :
うちと里奈先輩で先行取るか、と思っていたけどそうか焼肉。
七栄等花 :
そのために曲刀狙ったんですね
九鹿 愛佳 :
援護もらって+4+激情込みで、このターンでイズミちゃんテンションバーストは……あり得る
豊四季 一澄 :
えーっと興奮剤 あるよな 補給分をわけてもらってから使った覚えがないし……
九鹿 愛佳 :
イズミちゃんは残ってるはず!(こっちは1ラウンド目で使用済み
三ヶ月 里奈 :
里奈は素でいいかな?
九鹿 愛佳 :
リナ先輩は素で……お願いします!
豊四季 一澄 :
じゃあこちらは興奮剤を使います 回避しないとなると一番遠いのがここ。
多宝院 那由 :
興奮剤を使用、出目+2!
多宝院 那由 :
2D6+2>=8 (判定:止める)
BloodMoon : (2D6+2>=8) > 8[4,4]+2 > 10 > 成功
豊四季 一澄 :
こちらも興奮剤、出目+2.
豊四季 一澄 :
2D6+2>=6 (判定:逸らす)
BloodMoon : (2D6+2>=6) > 9[3,6]+2 > 11 > 成功
三ヶ月 里奈 :
2D6>=6 (判定:測る)
BloodMoon : (2D6>=6) > 5[2,3] > 5 > 失敗
九鹿 愛佳 :
どうしようかな。リナ先輩が先じゃないなら……、援護もらって前出たほうがいいか
豊四季 一澄 :
那由さんを無力化しようと思っていましたが、後攻向け援護いります?
豊四季 一澄 :
違うな、今ここで先制を援護するのか。
九鹿 愛佳 :
あ、主に焼肉(により医療キット消費)目的ですね
九鹿 愛佳 :
あと先手番をなるべく……取る!
豊四季 一澄 :
じゃあ援護出しておきます、バーストしたら骨で踏み倒してくらましをかけよう。
九鹿 愛佳 :
お願いしまーす これで激情使えば一応確定先行に
豊四季 一澄 :
愛佳さんの先制判定へ援護を行います。
七栄等花 :
OK
九鹿 愛佳 :
修正+4いただきます
九鹿 愛佳 :
2D6+4>=11 (判定:隠れる)
BloodMoon : (2D6+4>=11) > 5[2,3]+4 > 9 > 失敗
九鹿 愛佳 :
あ、焼肉の宣言を……していない!
七栄等花 :
してたことにしてもいいよ
九鹿 愛佳 :
すみません。
九鹿 愛佳 :
では、激情を使用して、この2を6にします。
九鹿 愛佳 :
そして焼肉の対象はトウカへ。
七栄等花 :
燃えました。
system :
[ 九鹿 愛佳 ] テンション : 25 → 27
system :
[ 豊四季 一澄 ] テンション : 26 → 29
system :
[ 九鹿 愛佳 ] 激情 : 1 → 0
七栄等花 :
さて行動する人は。
多宝院 那由 :
行動したいです!!!
九鹿 愛佳 :
行動希望します!
豊四季 一澄 :
行動を希望します。
GM :
では2d6を。
多宝院 那由 :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 4[1,3] > 4
豊四季 一澄 :
2D6
BloodMoon : (2D6) > 5[1,4] > 5
九鹿 愛佳 :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 8[4,4] > 8
GM :
アイカからですね。
九鹿 愛佳 :
では今度こそしっかり狙って。 ナユに暴力で攻撃します。修正+1
GM :
判定を。
九鹿 愛佳 :
2D6+1>=5 (判定:隠れる)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 7[3,4]+1 > 8 > 成功
GM :
成功ですね。ダメージを。
九鹿 愛佳 :
ダメージは打撃力+2、重傷+2,狩人の誓いで+3、祟り目で+2
九鹿 愛佳 :
1d6+2+2+3+2
BloodMoon : (1D6+2+2+3+2) > 4[4]+2+2+3+2 > 13
多宝院 那由 :
まあ
多宝院 那由 :
金剛杵、ここで切らないと腐って死にますからね
多宝院 那由 :
切るしかないよね……
GM :
そうですね
GM :
悪くないと思いますよ
九鹿 愛佳 :
金剛杵……!
多宝院 那由 :
切るか死ぬかですからね
多宝院 那由 :
もう激情ないし
九鹿 愛佳 :
-9は……めちゃくちゃでかいな……(部位が飛ばない!
多宝院 那由 :
受けます。金剛杵を使用してダメージ-9。
GM :
耐久力に足りず、部位ダメージなしですね。
九鹿 愛佳 :
今度は明確にナユを狙って炎の合間に隠れて杭を振るいますが、金剛杵で防がれました。
多宝院 那由 :
その杭は、背後、首元を狙って真っ直ぐに振り下ろされて。
多宝院 那由 :
花で覆われた髪留めに当たる。金属でできた、硬い髪飾り。
多宝院 那由 :
円筒形のそれは杭の軌道を逸らす。
九鹿 愛佳 :
音が響く。鋭いものと金属がかちあう、高い音。
多宝院 那由 :
音を立てて割れて、地面に散らばる。
多宝院 那由 :
振り返る、長い髪はもう留められていなくて、動きに合わせて広がる。
多宝院 那由 :
その髪にはいくつも花が咲いている。
九鹿 愛佳 :
「なっ……!?」 捉えたと思った。なのに偶然か、なにかに当たって、杭は阻まれる。
多宝院 那由 :
微笑む。
九鹿 愛佳 :
散花が揺らめき、ナユの微笑みが見えた。
届かない焦りを感じる。自分はもう、動ける体力は少ない。
多宝院 那由 :
この髪留めは多宝院家のもの。自分を多宝院家の人間として留めていた、最後の枷。
多宝院 那由 :
もう戻れなくて、
多宝院 那由 :
ふたたび帰ることはない。
多宝院 那由 :
ひとりの吸血鬼を守るために、ここにいる。それだけの存在。
GM :
では、次行動する人。
豊四季 一澄 :
行動を希望します!
多宝院 那由 :
はい! 行動希望します!
GM :
では2d6を。
豊四季 一澄 :
2D6
BloodMoon : (2D6) > 7[3,4] > 7
多宝院 那由 :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 7[2,5] > 7
GM :
もう一度。
豊四季 一澄 :
2D6
BloodMoon : (2D6) > 11[5,6] > 11
多宝院 那由 :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 9[4,5] > 9
GM :
ではイズミさんから。
豊四季 一澄 :
那由さんへ暴力+くらまし、これでバーストです。
九鹿 愛佳 :
では、援護を入れます。こちらもバースト
豊四季 一澄 :
2D6+4+2>=5 (判定:黙る)攻撃力2+援護4
BloodMoon : (2D6+4+2>=5) > 11[5,6]+4+2 > 17 > 成功
system :
[ 九鹿 愛佳 ] 激情 : 0 → 1
system :
[ 九鹿 愛佳 ] テンション : 27 → 30
豊四季 一澄 :
1D6+4+2+1 くらまし4 篝火2 打撃力1
BloodMoon : (1D6+4+2+1) > 5[5]+4+2+1 > 12
system :
[ 豊四季 一澄 ] テンション : 29 → 30
system :
[ 豊四季 一澄 ] 激情 : 2 → 3
GM :
威力高い。部位ですね。
GM :
回避しますか?
多宝院 那由 :
回避を試みます!
GM :
どうぞ。ペナルティ-4です。
多宝院 那由 :
2D6-4+1>=6 (判定:考える)
BloodMoon : (2D6-4+1>=6) > 3[1,2]-4+1 > 0 > 失敗
GM :
ふふっ
GM :
失敗です。
GM :
では部位をどうぞ。
豊四季 一澄 :
BRT 1つめ
BloodMoon : 身体部位決定表(6) > 《感覚器》
豊四季 一澄 :
BRT 2つめ
BloodMoon : 身体部位決定表(7) > 《攻撃したキャラクターの任意》
豊四季 一澄 :
脳を。
GM :
OK
GM :
再起判定ですね
GM :
6以上で成功です。
多宝院 那由 :
1d6>5
BloodMoon : (1D6>5) > 4 > 失敗
GM :
失敗ですね。無力化です。
豊四季 一澄 :
仕損じたと、愛佳の声だけで理解できた。その瞬間にはもう駆け出している。
九鹿 愛佳 :
防がれたとはいえ、留まっていてはいけない。今の自分は、じゃまになってしまうから。
九鹿 愛佳 :
まだ動く脚で地面を蹴って、なんとかナユから離れる。
豊四季 一澄 :
退いた愛佳のすぐ後ろから、その姿が――いや。
豊四季 一澄 :
陰より最初に現れるのは、
豊四季 一澄 :
光だ。
豊四季 一澄 :
あの時。廃駅で対峙した時、等花の目を灼き尽くしたあの光。
多宝院 那由 :
瞳が、光を捉えた。それは溢れて、目を焼いた。
多宝院 那由 :
夜に落ち、夜目がきくようにと願った赤の瞳に、それは眩しすぎる。
豊四季 一澄 :
たいまつに備えられた引き金を、ライフルのそれのように引く。
豊四季 一澄 :
夜の闇の中を穿つ茨の銃の射手、かつて頼った人の目を灼くために。
豊四季 一澄 :
そのまま灯火は天に向けて、輝く月へ向けて掲げられる。
豊四季 一澄 :
高く高く振りかぶって、そこにもはや言葉はいらない。
多宝院 那由 :
――かつて、夜の中。幸福を守る方法を探していた。何が出てくるかわからない暗闇を、それは照らしてくれていた。頼っていた。その光に。
多宝院 那由 :
それを覆い隠そうとして花弁が集まる。それは集まった端から、燃えていく。
多宝院 那由 :
眩しくて、それでも。
多宝院 那由 :
最後までそれを見ていた。
豊四季 一澄 :
花弁を吸い込みながら、炎が急速に傾ぐ。かつて花だった火の粉が舞い散り、後を追う。
七栄等花 :
最後まで、ナユを見ている。
七栄等花 :
その一挙一動を。苦しみを。傷ついてわずかに身体を跳ね上がらせる様を。
豊四季 一澄 :
煌々と輝く紅をまっすぐに見つめ、
多宝院 那由 :
目を瞑ることなく。決して視線を逸らさずに。受け入れる。
七栄等花 :
焔の中の黒い影を。
豊四季 一澄 :
手を緩めることなく、過熱した銀柱を力いっぱいにその脳天へ振り抜く。
七栄等花 :
ああ。ナユ、ナユ――!
多宝院 那由 :
それは、焦がす音と煙を立てて。そして光を伴って。燃え広がる。身体を、花を、覆う。
七栄等花 :
まるでナユが、光に攫われてゆくかのようだった。
多宝院 那由 :
炎の中、赤い瞳が、銀の灯りを持つ狩人を見続けている。
多宝院 那由 :
その顔は、微笑んでいて、
豊四季 一澄 :
ウール、シルク、草花、皮膚、人毛、あらゆるものが燃えていく煙がじりじりと目を刺す。
多宝院 那由 :
何も言わずに。
豊四季 一澄 :
しかしそれでも、目を開けている。その火の中で燃える視線を見逃すまいと。
多宝院 那由 :
一瞬がまるで永遠のように。あなたを見て、見続けて。
多宝院 那由 :
――そうして、力を失う。
豊四季 一澄 :
彼女は決して目を逸らしなどしなかった。だから。
豊四季 一澄 :
自分もそうして、向き合わなくてはならない。
七栄等花 :
残された吸血鬼の表情に、怒りも悲しみもない。
七栄等花 :
満ち足りた表情で、狩人達を見つめている。
七栄等花 :
「おやすみ、ナユ」
七栄等花 :
そう小さく呟いて。
多宝院 那由 :
その場に崩れ落ちて、もう動かない。
七栄等花 :
ナユの手番は強制的にパス。
七栄等花 :
吸血鬼の手番です。
七栄等花 :
まずは医療キット使用。
九鹿 愛佳 :
医療キット残り1つ……!!!
多宝院 那由 :
これで2つめの医療キット……
七栄等花 :
血牙に拍車を組み合わせて、アイカに攻撃。血で2点支払い。
system :
[ 七栄等花 ] テンション : 25 → 29
system :
[ 七栄等花 ] 血量 : 11 → 9
九鹿 愛佳 :
受けます。
七栄等花 :
2D6+1>=5 (判定:落ちる)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
九鹿 愛佳 :
まさかの
七栄等花 :
激情。これは1ではなく6です。
七栄等花 :
成功ですね。
system :
[ 七栄等花 ] 激情 : 2 → 1
七栄等花 :
ここから先は。
七栄等花 :
私一人がどうにかしないといけない。
七栄等花 :
そう思うと、心が震えた。
七栄等花 :
2d6+3+6+3+3
BloodMoon : (2D6+3+6+3+3) > 6[2,4]+3+6+3+3 > 21
七栄等花 :
+6じゃなくて1だ。
七栄等花 :
+5だ。
七栄等花 :
ので20点ですね。
九鹿 愛佳 :
トウカの目がこちらを見た気がする。そう、感覚器が感じる。
しかし、分かっても、もう避けるために動くこともできない。
九鹿 愛佳 :
ではあらためて受けます。 2部位ですね。
七栄等花 :
感覚器、脳を破壊します。
九鹿 愛佳 :
合計6部位かな
七栄等花 :
ですね。
九鹿 愛佳 :
では
九鹿 愛佳 :
再起判定
九鹿 愛佳 :
勝利の護符を使用します 修正+2
九鹿 愛佳 :
1d6
BloodMoon : (1D6) > 6
七栄等花 :
素で。
九鹿 愛佳 :
がんばりすぎだよ
九鹿 愛佳 :
どんだけ部位もっていかれてるんだ……
九鹿 愛佳 :
修正8なので、7以上達成
七栄等花 :
成功ですね。
九鹿 愛佳 :
血の刃が体を再び貫く。もう痛みさえ、どこが痛いのかわからないくらい。
七栄等花 :
純粋な暴力だ。いずれも、殺すつもりの威力。
七栄等花 :
「ダメだよ、死んじゃうよ、そんなに無理をして……」
九鹿 愛佳 :
耳に届くトウカの声も、もうおぼろげになっている。
九鹿 愛佳 :
「それ、でも、」
九鹿 愛佳 :
「……あなたを行かせるわけには、いかないから」
九鹿 愛佳 :
自分の言葉も、もうよくわからない。
七栄等花 :
「……」
九鹿 愛佳 :
自分が守ろうとしているもののためだけに、立っている。
ナユとは、違うものを。
七栄等花 :
言葉を続けようとして、口を開いたところに、
三ヶ月 里奈 :
トウカに熱風。
三ヶ月 里奈 :
2D6+1>=5 (判定:測る)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 8[4,4]+1 > 9 > 成功
三ヶ月 里奈 :
1d6+4+3+2
BloodMoon : (1D6+4+3+2) > 5[5]+4+3+2 > 14
多宝院 那由 :
パイセンほんとにダメ 強すぎる
九鹿 愛佳 :
それでもまだ……炎上が入ってないのが苦しい……!
九鹿 愛佳 :
打撃力と熱風の火力様様
多宝院 那由 :
いや~なんで炎上入ってないんすかね 全部私のせいです
多宝院 那由 :
マジでこれすべて100%私のせいだからな
豊四季 一澄 :
めちゃくちゃ的確な対応をされてずっと膝を叩いていましたよ。<調達
多宝院 那由 :
めちゃくちゃ嬉しいです。
九鹿 愛佳 :
いや~~~医療キット……3個全部……、その場合は1手番目でナユちゃん倒したかったものの……
七栄等花 :
受けます。
七栄等花 :
余裕が0に。
system :
[ 七栄等花 ] 余裕 : 9 → 0
七栄等花 :
しかし――里奈の攻撃を、炎ではなく身体からぶつかり、柄で受ける。
七栄等花 :
医療キット使用。
七栄等花 :
炎上解除。
七栄等花 :
「邪魔させない」
七栄等花 :
「私は、私たちは、負けない」
七栄等花 :
追加行動。アイカに血牙。
七栄等花 :
2D6+1>=5 (判定:落ちる)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 9[3,6]+1 > 10 > 成功
七栄等花 :
2d6+3+6+3+3
BloodMoon : (2D6+3+6+3+3) > 5[2,3]+3+6+3+3 > 20
九鹿 愛佳 :
狂気3払って、回避を試みます。
七栄等花 :
OK
九鹿 愛佳 :
ペナルティは-7かな
七栄等花 :
ですね。
九鹿 愛佳 :
2D6-7>=16 (判定:隠れる)
BloodMoon : (2D6-7>=16) > 7[2,5]-7 > 0 > 失敗
七栄等花 :
流石に出なかったね。
九鹿 愛佳 :
おしい。激情あってもたりないですね。
九鹿 愛佳 :
では2部位ですかね
七栄等花 :
利き脚、利き腕。
七栄等花 :
技も何もない。ただその力によって、へし折る。
九鹿 愛佳 :
その音も、遠い。
九鹿 愛佳 :
痛みも、全身が痛いから分からなくて。
九鹿 愛佳 :
ただ、もう動けないことだけ分かる。
九鹿 愛佳 :
……あのときのナユもそんな気持ちだったのだろうか。
七栄等花 :
軽度狂気表はMITですね。
九鹿 愛佳 :
3なので……ギリギリセーフ!
七栄等花 :
失礼しました。
九鹿 愛佳 :
申し訳程度に再起判定を
七栄等花 :
はい。どうぞ。
九鹿 愛佳 :
1d6>=9
BloodMoon : (1D6>=9) > 4 > 失敗
九鹿 愛佳 :
9ってなんだろうな……
七栄等花 :
ふふっ
九鹿 愛佳 :
では、無力化となります! イズミちゃんとリナ先輩に任せてしまってすまない……!
七栄等花 :
「おやすみ。さよなら」
七栄等花 :
「ごめんね」
九鹿 愛佳 :
目がさめたときには、きっと。
九鹿 愛佳 :
いずれにせよ、七栄等花は目の前にはいない。
九鹿 愛佳 :
それも知覚できないまま、暗い闇に意識は落ちた。
決戦:ラウンド3
GM :
ist
BloodMoon : 先制判定指定特技表(2) > 《地位/社会9》
豊四季 一澄 :
2D6>=6 (判定:予感)素振りしかできない
BloodMoon : (2D6>=6) > 7[1,6] > 7 > 成功
三ヶ月 里奈 :
2D6>=5 (判定:地位)
BloodMoon : (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
豊四季 一澄 :
里奈先輩に先行してもらって、まずは熱風を。
三ヶ月 里奈 :
OK
九鹿 愛佳 :
ですね
三ヶ月 里奈 :
補助はなし?
九鹿 愛佳 :
炎上が入ってないはずなので……補助はなしですかね
豊四季 一澄 :
等花さん、前の追加行動前に炎上を解除しちゃったので、まずは火をつけてもらうところから。
三ヶ月 里奈 :
あ、そうか。
九鹿 愛佳 :
追加行動時に、2ラウンド目の熱風の炎上が消されてたと思います
九鹿 愛佳 :
これでやっと……医療キットが消えた……!
三ヶ月 里奈 :
ではトウカに熱風。
三ヶ月 里奈 :
2D6+3>=5 (判定:測る)
BloodMoon : (2D6+3>=5) > 4[2,2]+3 > 7 > 成功
三ヶ月 里奈 :
1d6+4+3+2 ダメージ。
BloodMoon : (1D6+4+3+2) > 3[3]+4+3+2 > 12
七栄等花 :
回避します。
七栄等花 :
2D6-4>=7 (判定:撃つ)
BloodMoon : (2D6-4>=7) > 4[1,3]-4 > 0 > 失敗
七栄等花 :
命中。
三ヶ月 里奈 :
BRT
BloodMoon : 身体部位決定表(6) > 《感覚器》
三ヶ月 里奈 :
brt
BloodMoon : 身体部位決定表(11) > 《逆腕》
七栄等花 :
あ、血による支払いでね。
system :
[ 七栄等花 ] 血量 : 9 → 6
七栄等花 :
2d6>4
BloodMoon : (2D6>4) > 7[2,5] > 7 > 成功
七栄等花 :
再起判定成功です。
豊四季 一澄 :
感覚器!!!!!!!
九鹿 愛佳 :
狙い目のところがでてくれた
豊四季 一澄 :
弱点ではない……だと……
多宝院 那由 :
ハハハ
九鹿 愛佳 :
2d6だから違った……!
多宝院 那由 :
私はずっと気が狂っています トウカちゃんに 傷? どうして
多宝院 那由 :
しかもこれ炎上つきますよね?
九鹿 愛佳 :
ここからはすべてトウカちゃんに傷が入る……
九鹿 愛佳 :
そうですね……
九鹿 愛佳 :
ランダムだからなんともだけど、個人的には利き腕
豊四季 一澄 :
じゃあ次のうちの攻撃への回避に拍車になる。
豊四季 一澄 :
口のイメージだったなあ 口の中にも目があるって絵、すごく珍しいなと思って……
九鹿 愛佳 :
確かに……! 口の中の眼、あまりない
豊四季 一澄 :
でもそれだと1話に続いて2連続で口になってしまうな……というのが悩み。
三ヶ月 里奈 :
夜の花園は火と煙が立ち上る。火炎による上昇気流に花びらは灰と塵と散りながら巻き上がる。
三ヶ月 里奈 :
逆光で里奈の表情は見えない。黒い影が、何よりも眩い一点を携えて走る。
三ヶ月 里奈 :
巻き上げた花をトウカが盾にしたように、そうして立ち上る煙と塵を同じように盾にして、里奈はその視線をかいくぐる。
七栄等花 :
逆巻く熱風に巻き込まれ、全身が燃える。
七栄等花 :
「――――ッ!!」
七栄等花 :
枯れた声は響かない。
三ヶ月 里奈 :
里奈もまた言葉はない。
三ヶ月 里奈 :
喪に服する者たちのように、ただ音にならない感情が張り詰めるばかりだ。
GM :
という感じで、次はイズミちゃんですね。
七栄等花 :
医療キットを使用します。
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] テンション : 19 → 22
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] 激情 : 0 → 1
七栄等花 :
これは初期から持っている分ですね。
七栄等花 :
その目は――光を切り取る。
七栄等花 :
瞬間を見る。その瞬間に生きるナユを見るために。
豊四季 一澄 :
等花さんへ「暴力」、補助は使用しません。
七栄等花 :
その貪欲な瞳が、全身を覆う炎を飲み込んだ。
七栄等花 :
元々彼女に備えていた双眸を残して、すべての目は今や開かない。内側から焼かれて。
七栄等花 :
判定どうぞ!
豊四季 一澄 :
2D6+2>=5 (判定:黙る)攻撃力が2
BloodMoon : (2D6+2>=5) > 8[2,6]+2 > 10 > 成功
豊四季 一澄 :
1D6+1 打撃力1
BloodMoon : (1D6+1) > 2[2]+1 > 3
七栄等花 :
部位は……抜けませんね。
豊四季 一澄 :
激情…使……使うか?
九鹿 愛佳 :
切っても良い気はしますね
豊四季 一澄 :
使うか!
九鹿 愛佳 :
後化先か
多宝院 那由 :
激情3つある………………
多宝院 那由 :
激情3つあるな……?
九鹿 愛佳 :
未使用で3つ貯めてるっていうのも……なかなか異常……でもない?
豊四季 一澄 :
前回が参考にならないため、参考がない。
多宝院 那由 :
前回ファンブル回避に2つ切った人とかいますからね
豊四季 一澄 :
激情を使用、この2は6です。1部位ください。
七栄等花 :
そうですね。では受けましょう。
七栄等花 :
部位破壊決定BRTをどうぞ。
豊四季 一澄 :
BRT
BloodMoon : 身体部位決定表(8) > 《口》
system :
[ 豊四季 一澄 ] 激情 : 3 → 2
七栄等花 :
2d6>5 再起判定
BloodMoon : (2D6>5) > 11[5,6] > 11 > 成功
豊四季 一澄 :
里奈が向かえば、倒れ伏す那由を置いて追走する。
豊四季 一澄 :
向けた視線の先で巻き起こる火、火だるまと化した身体に燃え盛る炎が一瞬にして消える。浮かぶ憔悴の表情は、その不利を悟ってだけのものではない。
豊四季 一澄 :
このままでは、
豊四季 一澄 :
既に倒れた彼女たちまで焼けかねない。
豊四季 一澄 :
炎とはそういう武装だ。彼我の区別をする心も知もない、人と怪物を区別なく飲み込むもの。
豊四季 一澄 :
その扱いを知るもの二人がこの場に立つ。だが、そうでないものは? 逃げることさえできないものは?
豊四季 一澄 :
その想像が頭から離れない。だからこそその引き金はもはや引かれず、
豊四季 一澄 :
銀のたいまつは、その穂先を突き込むに留めて振るわれる。
七栄等花 :
等花は、その攻撃を、避ける事は出来た。
七栄等花 :
だが避けなかった。
七栄等花 :
防ぐこともせず、構えもせず、ただ一撃を喰らった。
七栄等花 :
裂けた口から血が零れて、よろけて、ふらついて、踏みとどまる。
七栄等花 :
そして、真っ直ぐイズミに言う。
七栄等花 :
「ねえ、お願い」
七栄等花 :
「私たちのこと、諦めてほしいんだ」
七栄等花 :
等花は指を差す。
七栄等花 :
空中を。
七栄等花 :
宙に磔にされている、アイカを。
七栄等花 :
「もし、諦めてくれるなら」
七栄等花 :
「アイカちゃんを、殺さないであげるから」
七栄等花 :
「だから」
豊四季 一澄 :
一撃を入れて、すれ違うように囁かれる『お願い』に、虚を突かれたような顔をする。
豊四季 一澄 :
指の先を、ゆっくりと見上げる。
GM :
イズミは、今ここで撤退を宣言してもよい。それを選択した場合、リナ、イズミ、アイカは無条件に撤退させることができる。
GM :
全員撤退するか、しないかです。
九鹿 愛佳 :
一切抵抗もできないまま、吸血鬼の力によって、宙に持ち上げられている。
身体にはなんの力もこめられず、ただ、されるがままに。
GM :
炎は燃えている。夜を焦がしている。
豊四季 一澄 :
見上げる先に、まったく無造作に。人が浮いている。身を投げる人を映し切り取った写真のように。
九鹿 愛佳 :
宙に浮いたひとりと、地面に倒れたもうひとりだけが、その光景を知らない。
豊四季 一澄 :
嫌な汗がぶわりと体中ににじむ。ぬめる体液がたいまつの持ち手を滑らす。
多宝院 那由 :
倒れた身体は煤にまみれて、動かない。焦げた花の匂いだけが漂っている。
七栄等花 :
「何のために戦ってきたの?」
七栄等花 :
「大切な人たちを、守るためじゃないの?」
豊四季 一澄 :
時間を忘れるほど見上げて、問いかけでようやくその目は地上へ戻ってくる。
豊四季 一澄 :
「…………そうだよ」
豊四季 一澄 :
「大事な人のために、なんでもできるって」
豊四季 一澄 :
「怪我したって、死にそうになったって、……いいって、そう思って」
七栄等花 :
「一緒に戦ってきた仲間は」
七栄等花 :
「大切じゃないの?」
豊四季 一澄 :
「大切に決まってんじゃん!!」
七栄等花 :
「わたしだって、本当は」
七栄等花 :
「こんなこと、したくないよ」
七栄等花 :
「したくない」
七栄等花 :
「だから、逃げてよ」
豊四季 一澄 :
「死んでほしくない」
豊四季 一澄 :
「だれにも」
豊四季 一澄 :
「死んでほしくなんかないよ、ほしいわけないじゃん」
豊四季 一澄 :
炎に照らされて見えるのは頬を伝う、小さな光だ。
七栄等花 :
無数の閉じた目から、血を滴らせる。
豊四季 一澄 :
いまだ花園に燃え盛る赤を、濡れた色の紅がいくばくか押し流す。煙が新たに立ち上る。
豊四季 一澄 :
「……だからだよ」
七栄等花 :
「……」
豊四季 一澄 :
「だから」
七栄等花 :
「わからない」
七栄等花 :
「わたしには、わからないよ」
多宝院 那由 :
視界の端。燃えて照らされる花の中、その中央にいる黒い影が動く。
豊四季 一澄 :
地下道での会話を思い出す。もう、ヒトではない。同じ心は通じられない。言葉にするほかにはない。
豊四季 一澄 :
――これを?
多宝院 那由 :
頭がすこしだけ、もたげられている。
多宝院 那由 :
口が開かれて、
多宝院 那由 :
湿った音を立てて、血が吐き出されて、
多宝院 那由 :
それでも、それとともに。掠れた、もう聞き取れるかすらわからない声が。
多宝院 那由 :
だめ、
多宝院 那由 :
やめて、
多宝院 那由 :
――しないで、
多宝院 那由 :
それだけ。
多宝院 那由 :
それだけだ。
多宝院 那由 :
大量の血が口から吐かれる。花園に赤い血溜まりが広がる。
多宝院 那由 :
今度こそそれはもうふたたび動くことはない。
七栄等花 :
地獄というものがあるのならば、それはまさしくこのような光景だろう。
七栄等花 :
そしてそれは現実だった。
豊四季 一澄 :
狩人と吸血鬼のあいだを満たす沈黙を、なにかが微かに揺らした。生花が焼けて爆ぜる火のおと、続く濁った水音に上塗りされて、それきり届かない。
豊四季 一澄 :
頭の中でことばが回り続けている。あまりに長すぎる満月の夜を逆巻きにするように。
『危ないと思ったら、ちゃんと逃げなさい』
『……吸血鬼を、倒す』
『 …………そういう、目標が、あります』
『……キミたちに』
『ナユを殺す覚悟はある?』
『そうならないのなら、覚悟はできている』
『あたしたちがやらなきゃいけなかったのは、どうしてだったの』
『……痛い、苦しい、……けど、逃げない、逃げるわけには、いかない……!』
豊四季 一澄 :
小鹿のように震える足が、一歩を踏む。
豊四季 一澄 :
目前の吸血鬼に向かって。
七栄等花 :
「……来ないで」
七栄等花 :
「来ないで!!」
豊四季 一澄 :
びくりと大きく肩が跳ねる。その脚は強く、足元に広がる花を踏みしめて、止まり、
豊四季 一澄 :
「…………いやだ、」蚊の鳴くような声が、
豊四季 一澄 :
「いやだ!!」夜を裂く絶叫へ転じ、
豊四季 一澄 :
「あたしだって、あたしだって!! やらなくてもいいなら、こんなことなんかしたくない!!」
豊四季 一澄 :
叫んでいる当人にすら、もはやそれが『何』へ向けたものなのかさえわからず、
七栄等花 :
ただ一つ確かなことがあるとするならば。
七栄等花 :
誰も彼もが傷ついている。
GM :
撤退の提案を拒否しますか?
豊四季 一澄 :
そしてその叫びは、ふと静かになる。夜を凪ぐ静かな風に似て。
豊四季 一澄 :
「でも、やらなきゃいけないんだ」
豊四季 一澄 :
「誰にも死んでほしくないから」
豊四季 一澄 :
「この先」
豊四季 一澄 :
「誰にも」
豊四季 一澄 :
火をさしむける。そこに戦意なく。吸血鬼に残された一対の目へ。
七栄等花 :
真一文字に結ばれた唇。
七栄等花 :
深く息を吸う。
七栄等花 :
提案を拒否したと見なし、吸血鬼は行動します。
七栄等花 :
宙に磔にしたアイカが、落下する。
七栄等花 :
侵食に拍車を組み合わせて、目標はリナ。
七栄等花 :
2D6+1>=5 (判定:開ける)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 6[2,4]+1 > 7 > 成功
七栄等花 :
3d6+2+3+5+6
BloodMoon : (3D6+2+3+5+6) > 11[2,4,5]+2+3+5+6 > 27
九鹿 愛佳 :
宙に留められていた身体が落ちていく。自然な速度のまま、灰が散る地面にぐしゃりと激突する。
三ヶ月 里奈 :
2D6-9>=7 (判定:人脈)
BloodMoon : (2D6-9>=7) > 8[3,5]-9 > -1 > 失敗
九鹿 愛佳 :
衝撃に呻きもせず、動かないまま。
七栄等花 :
曲刀ですね。
七栄等花 :
心臓と逆腕です。
三ヶ月 里奈 :
リナは駆け出していた。
三ヶ月 里奈 :
アイカを受け止めようとして。
三ヶ月 里奈 :
武器を手放し、持てる限りの最大のスピードで。
三ヶ月 里奈 :
そこに過たずに浴びせられる、吸血鬼の銃撃。
七栄等花 :
ナユの手にしていたライフルをとり、リナに引き金を引いた。
三ヶ月 里奈 :
「アイ――ッ!!」
三ヶ月 里奈 :
正確無比な銃撃が急所を射貫き、その動きは止められる。
三ヶ月 里奈 :
1d6>3 再起判定
BloodMoon : (1D6>3) > 1 > 失敗
三ヶ月 里奈 :
激情。この1は6。
三ヶ月 里奈 :
倒れこむ。アイカが夜の底へ落ちる音を聞きながら。
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] 激情 : 1 → 0
七栄等花 :
追加行動。血牙。目標はアイカ。
七栄等花 :
2D6+1>=5 (判定:落ちる)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 8[2,6]+1 > 9 > 成功
七栄等花 :
2d6+3+5+6 ダメージ
BloodMoon : (2D6+3+5+6) > 7[2,5]+3+5+6 > 21
七栄等花 :
消化器、呼吸器を破壊。
九鹿 愛佳 :
無力化状態なのでそのまま受けですね
GM :
P135の最終判定が行えます。
GM :
試みますか?
GM :
有効な特技は隠れるだけですけどね。何か隠していたんでしょうかね。
GM :
勿論死亡する前に喋ったり回想シーンでなんかしてたことにしてもよいですが。
九鹿 愛佳 :
では最終判定行おうと思います。
GM :
OK
GM :
ast
BloodMoon : ランダム全特技表(2,8) > 頭部8:閃く
system :
[ 七栄等花 ] テンション : 29 → 30
system :
[ 七栄等花 ] 激情 : 1 → 2
九鹿 愛佳 :
効果は次ダメージ増加で。 無力化されたところに残されていた杭と火種。
九鹿 愛佳 :
たとえ還らずとも、持っていたものにその遺志は宿る。
九鹿 愛佳 :
六実との戦いのあと、火を使う二人に教えてもらった火の扱い方。
九鹿 愛佳 :
その火は、まだ燻っているかもしれない。
GM :
『おまえの中に、炎が見える』
GM :
その声は、かつて言われた言葉を、今際の際に聞いたのか。
GM :
あるいは。
GM :
『その身体朽ちようとも、尚、燃え尽きることなく、お前の炎が』
GM :
『お前の炎は、届く』
GM :
『そうして散っていった無数の炎たちが』
GM :
『いつか、誰かの夜を照らすだろう』
GM :
『だから、安心して往きなさい』
GM :
『お前はよくやった』
九鹿 愛佳 :
2D6>=16 (判定:隠れる)
BloodMoon : (2D6>=16) > 5[1,4] > 5 > 失敗
七栄等花 :
銃声が響く。
七栄等花 :
イズミとリナは、トウカが何もないところを撃ったかのように見えた。
七栄等花 :
アイカの方を、何発も撃つ。
七栄等花 :
何も捉えず、ただ宙を、巻き上がる焔を貫く。
九鹿 愛佳 :
音とほぼ同時に、身体が幾重もの銃弾に貫かれる。
九鹿 愛佳 :
声もなく、貫かれたところから血飛沫があがる。
七栄等花 :
夜に閃いたのは鮮血。炎の赤を煌々と照り返す、命そのもの。
九鹿 愛佳 :
衝撃でわずかに浮いた身体が、再び落ちる。
九鹿 愛佳 :
ひとつ、燻っていた炎が消える。
GM :
九鹿愛佳は死亡しました。
豊四季 一澄 :
宙に巻きあがる炎――そうなるものはいくらか知っている。
豊四季 一澄 :
ガス。気化燃料。空気のように漂いしかし燃えるもの。なにもないと見えるところから、火は沸き起こりうる。
豊四季 一澄 :
けれど。――あれは、なんだ?
豊四季 一澄 :
そのどれとも似つかない、炎の使い手の知らぬ超自然の焔が燃えて、
豊四季 一澄 :
消える。
豊四季 一澄 :
それよりも紅いものが庭園に配された噴水のごと吹き上がって、
豊四季 一澄 :
生命の躍動感をそのままに、足元にいくらか飛び散り、靴を濡らす。
豊四季 一澄 :
ゆっくりと、等花を振り向く。
七栄等花 :
ゆっくりと銃を下ろす。
七栄等花 :
まるで厳かな儀式のように。
決戦:ラウンド4
GM :
ist
BloodMoon : 先制判定指定特技表(5) > 《退路/環境11》
GM :
そしてその銃声の残響が消える。
GM :
戦いは続く。
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] テンション : 22 → 25
三ヶ月 里奈 :
2D6>=5 (判定:退路)
BloodMoon : (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
豊四季 一澄 :
2D6>=6 (判定:伏せる)
BloodMoon : (2D6>=6) > 5[1,4] > 5 > 失敗
三ヶ月 里奈 :
熱風でいいですね。参ります。
豊四季 一澄 :
はい、お願いします。
三ヶ月 里奈 :
2D6+3>=9 (判定:人脈)
BloodMoon : (2D6+3>=9) > 7[1,6]+3 > 10 > 成功
三ヶ月 里奈 :
1d6+4+3+4 ダメージ。
BloodMoon : (1D6+4+3+4) > 2[2]+4+3+4 > 13
三ヶ月 里奈 :
2部位ですね。
system :
[ 七栄等花 ] 血量 : 6 → 3
七栄等花 :
回避を試みます。
七栄等花 :
2D6-5>=7 (判定:撃つ)
BloodMoon : (2D6-5>=7) > 9[3,6]-5 > 4 > 失敗
七栄等花 :
よし。この3は6。
system :
[ 七栄等花 ] 激情 : 2 → 1
三ヶ月 里奈 :
ふらつく身体を振り絞る。
三ヶ月 里奈 :
「あああッ!!」
三ヶ月 里奈 :
叫ぶ。
三ヶ月 里奈 :
ただただ暴力的に。
七栄等花 :
トウカもまた、吸血鬼の純粋な膂力でそれに応じる。
七栄等花 :
洗練はない。苛烈な応酬だ。
七栄等花 :
吸血鬼の行動。
七栄等花 :
血牙に拍車を組み合わせて使用。目標はリナ。
system :
[ 七栄等花 ] 血量 : 3 → 0
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] テンション : 25 → 28
七栄等花 :
血の使いすぎにより部位ダメージ。
七栄等花 :
悪鬼の血による効果なので、曲刀により破壊部位を選択。
七栄等花 :
呼吸器。
七栄等花 :
2d6>5
BloodMoon : (2D6>5) > 7[2,5] > 7 > 成功
七栄等花 :
再起判定成功。
七栄等花 :
反映は行動後なのでこの手番の捨て身にはカウントしません。
七栄等花 :
2D6+1>=5 (判定:撃つ)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 6[1,5]+1 > 7 > 成功
七栄等花 :
2d6+3+5+6 ダメージ
BloodMoon : (2D6+3+5+6) > 6[2,4]+3+5+6 > 20
三ヶ月 里奈 :
2D6-7>=9 (判定:自信)
BloodMoon : (2D6-7>=9) > 7[1,6]-7 > 0 > 失敗
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] テンション : 28 → 30
system :
[ 三ヶ月 里奈 ] 激情 : 0 → 1
七栄等花 :
銃弾はリナの
七栄等花 :
利き脚、逆脚
七栄等花 :
を撃ち抜いた。
三ヶ月 里奈 :
1d6>5
BloodMoon : (1D6>5) > 3 > 失敗
三ヶ月 里奈 :
倒れる。
三ヶ月 里奈 :
その手からたいまつがこぼれ落ちる。
三ヶ月 里奈 :
「イズミ、キミだけでも――」
三ヶ月 里奈 :
その声に続きはない。
豊四季 一澄 :
応える声もない。
豊四季 一澄 :
伏した身体で感じる、地を蹴る振動と、
豊四季 一澄 :
すぐ近くを横切るたいまつの熱だけが、その返答。
GM :
まだ消えぬ炎が宿っている。
豊四季 一澄 :
今なら痛いほどに理解できる。
豊四季 一澄 :
大人しく待っていてくれと、
豊四季 一澄 :
無茶なんてしないでと、
豊四季 一澄 :
そう言われてなお、そうできなかった理由。
GM :
今のあなたなら理解できるだろう。
GM :
七栄等花は、彼女が見舞われた理不尽そのものだ。
GM :
感染性の理不尽が、目の前で人の形を成し、立ちはだかっている。
GM :
日常を壊し、大切な物を壊していく。
GM :
故に、殺さなければいけない。
GM :
狩人の手番です。
豊四季 一澄 :
したくなくても、
豊四季 一澄 :
やらなきゃいけないんだ。
豊四季 一澄 :
もう誰にも死んでほしくなんかないから。
豊四季 一澄 :
等花さんへ【暴力】!
GM :
OK.
GM :
判定を。
豊四季 一澄 :
2D6+2>=5 (判定:黙る)攻撃力+2
BloodMoon : (2D6+2>=5) > 11[5,6]+2 > 13 > 成功
GM :
成功。ダメージを。
豊四季 一澄 :
1D6+1 打撃力+1
BloodMoon : (1D6+1) > 1[1]+1 > 2
豊四季 一澄 :
激情を使用、この1は6.
GM :
回避しません。部位を。
豊四季 一澄 :
BRT
BloodMoon : 身体部位決定表(5) > 《消化器》
七栄等花 :
2d6>7
BloodMoon : (2D6>7) > 5[2,3] > 5 > 失敗
七栄等花 :
この2は6。
system :
[ 七栄等花 ] 激情 : 1 → 0
七栄等花 :
成功です。
七栄等花 :
すべての激情が切れましたね。
system :
[ 豊四季 一澄 ] 激情 : 2 → 1
七栄等花 :
「私は」
七栄等花 :
「終わらせない!」
七栄等花 :
「なにを犠牲にしても!」
七栄等花 :
「まだ、”今”はここにある!」
豊四季 一澄 :
「終わらせて」
豊四季 一澄 :
「いや」
豊四季 一澄 :
「殺してみせる」
豊四季 一澄 :
「何をしてでも!!」
七栄等花 :
銃を構える。
七栄等花 :
数ヶ月前には、何もかもあり得なかったはず。
七栄等花 :
誰も予期などできなかった。
七栄等花 :
憎しみなどはほんの一つもなく、それは今もなく、
七栄等花 :
しかし二人はただ、殺し合う他なく立っている。
七栄等花 :
追加行動。血牙。目標はイズミ。
七栄等花 :
2D6+1>=5 (判定:開ける)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 7[1,6]+1 > 8 > 成功
七栄等花 :
2d6+3+5+9 ダメージ
BloodMoon : (2D6+3+5+9) > 11[5,6]+3+5+9 > 28
七栄等花 :
3部位ですね。
七栄等花 :
回避しますか?
豊四季 一澄 :
しません。
豊四季 一澄 :
部位をください。
七栄等花 :
利き脚、消化器、心臓で。
七栄等花 :
無数の目はとうに壊れ、それを成すのはただ、トウカが積み上げてきた技量のみ。
七栄等花 :
1年。積み上げてきた青春の閃きが、凶弾となってあなたを撃つ。
豊四季 一澄 :
その銃が鋼であろうと茨であろうと、その技量には変わりはない。
豊四季 一澄 :
力を入れていた足がふっと熱を持ち、爆ぜたように燃える痛みを孕む。たいまつに縋る間もなく崩れ落ちる間に、胴の二か所が。
豊四季 一澄 :
1D6=>4 再起判定
BloodMoon : (1D6>=4) > 5 > 成功
七栄等花 :
成功。
豊四季 一澄 :
傾ぎ倒れたたいまつは、しかしそのままでは終わらない。
豊四季 一澄 :
地面を穿つ。体重を預ける。じりじりと上体を起こす。
豊四季 一澄 :
この庭園を焼いた時は炎で、等花へ振るわれた時は棍棒だったそれは、今は杖。
豊四季 一澄 :
火と、道具。
豊四季 一澄 :
闇にあらがうための、原初の人類の武器。
決戦:ラウンド5
GM :
ist
BloodMoon : 先制判定指定特技表(5) > 《退路/環境11》
豊四季 一澄 :
2D6>=14 (判定:予感)
BloodMoon : (2D6>=14) > 8[4,4] > 8 > 失敗
GM :
ではイズミさんは後攻ですね。
GM :
何かありますか?
豊四季 一澄 :
いえ、激情も1つなので覆せない。
七栄等花 :
血牙。目標はイズミ。
七栄等花 :
2D6+1>=5 (判定:待つ)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 6[3,3]+1 > 7 > 成功
七栄等花 :
2d6+3+5+9 ダメージ
BloodMoon : (2D6+3+5+9) > 4[2,2]+3+5+9 > 21
七栄等花 :
相手は瀕死であろうとも。
七栄等花 :
待つ。機をうかがう。狙い撃つ。
豊四季 一澄 :
回避しません、部位をください。
七栄等花 :
利き腕、逆腕、逆脚。
七栄等花 :
戦うために、身体を動かすために必要な部位を、丁寧に、一撃一撃。
七栄等花 :
この銃を携える以上、それは決して一人じゃないと。
七栄等花 :
その心強さがわずかにも狙いを外すことはない。
豊四季 一澄 :
たいまつへかけていた腕が外れる。狙い澄ました通り、片方ずつ。
七栄等花 :
トウカにとってライフルは、ナユを理解する道具だった。その横で、一番近くで見るための道だった。日常の、瞬間の、今の象徴だった。
豊四季 一澄 :
その勢いのまま後ろへ傾いだ身体を支えるために力を入れた足が、唐突に役目を放棄して、
七栄等花 :
ナユの横は空いていた。初めから空いていた。誰もがその横に並び立とうとはしなかったから、ただ己が求めるままにそこに立った。
豊四季 一澄 :
仰向けに、自らが作った血だまりの中に背から倒れこむ。
七栄等花 :
同じところに立たなければ、本当に近づいたとはいえない。本当のナユを見ることに値しない。
七栄等花 :
この一撃一撃は、すべて、部活で積み重ねてきたものと、大会で見せてきたものと何一つかわりはしない。
七栄等花 :
トウカはただ、想いだけで立っている。
七栄等花 :
倒れるイズミを見ている。
『七栄さんまた入賞だってさ! 全国で銀賞だぜ、すげえよな!』
豊四季 一澄 :
遠く。
豊四季 一澄 :
もう聞こえるはずがない声がする。
豊四季 一澄 :
再起判定に勝利の護符、目標値は7以上。
豊四季 一澄 :
1D6+2>=7 勝利の護符+2
BloodMoon : (1D6+2>=7) > 1[1]+2 > 3 > 失敗
豊四季 一澄 :
激情を使用、この1は6.
豊四季 一澄 :
和やかな会話だったはずのその声色が、急激に変わるのがはっきりとわかる。
豊四季 一澄 :
虚ろに天を見上げていた目が、ひとつを目標に焦点を結ぶ。
豊四季 一澄 :
――満月はまだ、夜にしらじらと浮かんでいる。
七栄等花 :
「なん、で……?」
七栄等花 :
トウカは身じろぎ、一歩退いた。
七栄等花 :
何故、ここまできて、尚もその目を開くのか。
system :
[ 豊四季 一澄 ] 激情 : 1 → 0
豊四季 一澄 :
ものを言う口も、聞く耳も無事だ。評判の通りの腕前は、戦う力だけを美しく破壊している。
豊四季 一澄 :
「……言われちゃった」
豊四季 一澄 :
「来るなってさ」
豊四季 一澄 :
だから、どこにもないはずだ。
豊四季 一澄 :
幻聴が入り込む余地は。
七栄等花 :
行動を、どうぞ。
豊四季 一澄 :
その前に、予約していいですか?
七栄等花 :
予約。なんでしょう。
豊四季 一澄 :
次の行動のあと、まだ戦闘が続いていたら、
豊四季 一澄 :
次ラウンドへの先制判定前に、里奈先輩に最終判定を行っていただきたい。
三ヶ月 里奈 :
OK
豊四季 一澄 :
ありがとうございます。
豊四季 一澄 :
では、行動しましょう。
豊四季 一澄 :
等花さんへ【暴力】。
七栄等花 :
判定を。
豊四季 一澄 :
2D6+2>=5 (判定:黙る)攻撃力+2
BloodMoon : (2D6+2>=5) > 4[1,3]+2 > 6 > 成功
七栄等花 :
成功ですね。ダメージを。
豊四季 一澄 :
ダメージにおける武器の破壊判定は前ですか? あとですか?
七栄等花 :
後で大丈夫です。
豊四季 一澄 :
ありがとうございます、ではダメージを。
豊四季 一澄 :
1D6+1 打撃力+1
BloodMoon : (1D6+1) > 6[6]+1 > 7
七栄等花 :
回避しません。部位を。
豊四季 一澄 :
BRT
BloodMoon : 身体部位決定表(10) > 《逆脚》
七栄等花 :
2d6>8
BloodMoon : (2D6>8) > 6[1,5] > 6 > 失敗
七栄等花 :
勝利の護符を使っても……届きませんね。
七栄等花 :
失敗です。
七栄等花 :
では、演出を。
豊四季 一澄 :
戦いのためにあるべき部位はすべて破壊されている。
豊四季 一澄 :
『わたしだって、本当は』
豊四季 一澄 :
『こんなこと、したくないよ』
豊四季 一澄 :
それはきっと真実で、
豊四季 一澄 :
したくなくても、『した』のもまた、そうだ。
豊四季 一澄 :
重心をずらす。ぐるりと回る。地にうつ伏せて、腕に力を込めて、前へ。
豊四季 一澄 :
そのひとつひとつを行うたびに、痛みが瞬間を塗りつぶす。目の前にあるなにもかもがその前に消え失せる。
豊四季 一澄 :
けれどそれは、戻ってくる。
豊四季 一澄 :
だから前に進むことができる。
豊四季 一澄 :
もう戻ってこないものの声を途切れ途切れに聞きながら、
豊四季 一澄 :
まだここに、生きているものとして。
七栄等花 :
吸血鬼は、よろめき、足をもつれさせた。
七栄等花 :
その身体はすでに傷つきすぎていた。
七栄等花 :
イズミの攻撃は、何一つ技術に優れたものではない。万全の吸血鬼にとっては、物ともしないものだろう。
七栄等花 :
しかし、もはやそれさえも、受け止めることはできない。
七栄等花 :
そうなれば、本来の七栄等花と代わりはしない。
豊四季 一澄 :
もつれたその脚を。闇に広がるコンクリートを、夜の下に広がるアスファルトを、庭園の花々を踏んできた裸足を掴む。
豊四季 一澄 :
夜よりなお深い死の底からあらわれたような、あらぬ方向に曲がり血と土にまみれた指が、
豊四季 一澄 :
それがなお曲がるのもいとわずに、強く引いて、転ばせる。
七栄等花 :
「あっ……」
七栄等花 :
漏れた声は、ありきたりであっけなく。
豊四季 一澄 :
人間一人分の体重が隣に転がる振動。また一度、視界が白く染まって、
豊四季 一澄 :
けれども絶好の好機を逃さない。
七栄等花 :
トウカは今さらながらに、自分の置かれた状態に気付く。身体がほとんど動かない。見えない。あれほどずっと見ていたかったナユが、今、どこにいるのかもわからない。
七栄等花 :
ああ、わたしは、死ぬんだ。
七栄等花 :
何もかもがゆっくりだった。空に流れる雲は炎に照らされて赤い。月の白さが見下ろしている。
豊四季 一澄 :
武器が。武器が要るんだ。そうして手にした金属の重量に、もはや折れた腕は耐えられず。
豊四季 一澄 :
「――ィぎ、ッ」
豊四季 一澄 :
皮膚を突き破って、
豊四季 一澄 :
折れた骨がのぞく。
豊四季 一澄 :
それを見る目に、
豊四季 一澄 :
戦いの果ての狂気がある。
七栄等花 :
誰だって、産まれたときに意味は無い。どんなに愛されて、求められて生まれようとも、それは命そのものの意味ではない。
七栄等花 :
けれども、生き返った。それは、ただ、ただナユをもっと見ていたかったから。それがすべての意味。その心に宿った灯火が、ずっとずっと、出会ったときから消えないでいたから。
七栄等花 :
でも。
七栄等花 :
六実に殺されたそのときに感じた気持ちは、嘘ではない。
七栄等花 :
『こんなふうに理不尽で死んでも、十分すぎるほどに』
七栄等花 :
『幸せだった』
七栄等花 :
そう思ったことは。
七栄等花 :
だからこの2ヶ月は。
七栄等花 :
あまりに十分すぎるほどのおまけで。
七栄等花 :
だから。
七栄等花 :
「ごめんね、ごめん」
七栄等花 :
狂気に染まったイズミの目をトウカは見る。
七栄等花 :
「いいよ」
七栄等花 :
「殺してほしい」
豊四季 一澄 :
等花を見下ろした目が、きょろりと見開かれる。なにを言っているのかと言わんばかりに。
豊四季 一澄 :
「どうして」
豊四季 一澄 :
「なんでいまだけ謝るの」
豊四季 一澄 :
「なんでいまだけ許すの」
七栄等花 :
吸血鬼の持つ血戒の一つ、侵食。
七栄等花 :
血を介して相手の記憶に感情や記憶を流し込む作用を持つその能力は、
七栄等花 :
イズミが全身から滴らせる血液を受けて、逆にトウカへ、その感情、記憶が流れ込んでくる。
七栄等花 :
「……なんでだろうね」
七栄等花 :
「わたしは、悪い吸血鬼だから、そう言ったら助けてもらえるかもって」
七栄等花 :
「そんなふうに思ったのかもね」
七栄等花 :
そういって、力なく笑う。
豊四季 一澄 :
目の前の吸血鬼への憎悪、目の前で命を奪われた仲間への悔恨、憎いものをこの手にかける歓喜、人のかたちをしたものを殺めることへの嫌悪、今動けるのは自分だけという使命感。
豊四季 一澄 :
めちゃくちゃに混ざり合った様々な感情を背景にして、
豊四季 一澄 :
あなたは悲鳴を聞く。
豊四季 一澄 :
長く長く尾を引いて、息の限りもなくどこまでも響き続ける絶叫。
豊四季 一澄 :
それは確かに、
豊四季 一澄 :
あなたを見下ろして口をつぐんだままの少女の声をしている。
七栄等花 :
その絶叫に、引き裂かれることを、七栄等花は受け入れる。
七栄等花 :
今し方、潰れきったはずのすべての目が見開いて、その形無き絶叫を見届ける。
七栄等花 :
「ごめん。ほんとうに、ごめんね」
七栄等花 :
「こんなに無理させて、本当にごめん」
七栄等花 :
「アイカちゃんのことは、許してなんて、言わないから」
豊四季 一澄 :
返事のかわりに、また新しく一滴の紅がしたたる。捧げ上げた腕、そこから突き出た骨、その先端から。
豊四季 一澄 :
『もちろん』
豊四季 一澄 :
『ゆるさない』
豊四季 一澄 :
『ぜったいに』
七栄等花 :
目を閉じ、頷く。
豊四季 一澄 :
振り下ろす。
豊四季 一澄 :
胸目掛けて。
豊四季 一澄 :
突き入れる。
豊四季 一澄 :
体重をのせる。
豊四季 一澄 :
あなたの身体へ入っていくものが軋む。
七栄等花 :
心臓が破れる。
豊四季 一澄 :
その血と、骨のなかを流れる髄液が混じり合う。
七栄等花 :
心臓。ハート。
七栄等花 :
ナユを想うすべて。吸血鬼・七栄等花の存在理由。
豊四季 一澄 :
その想いに。
豊四季 一澄 :
『さようなら』
豊四季 一澄 :
割り入る声。
七栄等花 :
心の臓腑が引き裂かれ、抑えきれぬ気持ちが露わになる。
七栄等花 :
どんな惨劇であろうとも、ここが地獄と見紛う現実であろうとも。
七栄等花 :
いかなる罪を重ねて、それを認めていようとも。
七栄等花 :
悲しむ気持ちはあろうとも。
七栄等花 :
抑えきれない気持ちは、ただただ、どうしても。
七栄等花 :
幸せなものだった。
【七栄等花・死亡】
七栄等花 :
七栄等花は死亡しました。
豊四季 一澄 :
それは吸血鬼の力の最後の残滓。溢れ出す暴力的な幸福の渦。
豊四季 一澄 :
ただひとりの一挙一動、その表情のひとつひとつ、その身に降りかかる様々、刻まれる傷も絶望も、すべてをあまねく愛でて、慈しみ、逃すまいとする心。
豊四季 一澄 :
揺らぎ続けかたちを歪ませつつある心には、あまりにも痛烈すぎる。
豊四季 一澄 :
自分のものかのようにその幸いを感じる歓喜。その幸せに初めて触れる驚愕。これほど幸福を持っていたものを殺した後悔。その幸福を色濃く持つものへの逃れ得ぬ嫉妬。
豊四季 一澄 :
そのどれが原因かもわからないまま、情は液体のかたちをとって濁った瞳から溢れ出し、
豊四季 一澄 :
覆いかぶさるように、その遺骸の上にくずおれる。
多宝院 那由 :
花を折る音。重く湿った音。
多宝院 那由 :
あなたにきこえているかはわからない。
多宝院 那由 :
あなたたちがとどめを刺していない、それが、うごいた音。
多宝院 那由 :
それは薔薇の花束のようで、
多宝院 那由 :
あなたたちに見えるかは、わからない。
多宝院 那由 :
動いて、ずるずると、音を立てて。
多宝院 那由 :
長い時間をかけて、等花の側まで、辿り着く。
多宝院 那由 :
そうして、一澄を見る。
多宝院 那由 :
最終判定を行います。
GM :
ast
BloodMoon : ランダム全特技表(1,10) > 社会10:笑う
多宝院 那由 :
――謝ったり、手を抜いたりはいらない。
多宝院 那由 :
同情の言葉はいらない。
多宝院 那由 :
だから、倒れ伏したそのひとに謝ることはなくて、
多宝院 那由 :
これは。
多宝院 那由 :
いま、機能を失いかけている口から、しかしはっきりとあなたに語りかける、ことばは。
多宝院 那由 :
2D6>=5 (判定:笑う)
BloodMoon : (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功
多宝院 那由 :
呪い。
多宝院 那由 :
豊四季一澄の狂気を10減少します。
多宝院 那由 :
「生きてよ」
多宝院 那由 :
「僕らのぶんまで」
多宝院 那由 :
それだけ言って。
多宝院 那由 :
幸せそうに目を閉じている等花の、手を。
多宝院 那由 :
その手に握られた銃ごと取る。
多宝院 那由 :
銃口を、花の奥、自らの心臓に。
多宝院 那由 :
「トウカ」
多宝院 那由 :
「ぼくは」
多宝院 那由 :
「ここにいる」
多宝院 那由 :
「ひとりにしないよ」
多宝院 那由 :
「いま、いくね」
多宝院 那由 :
等花の手を握って、指を重ねて、
多宝院 那由 :
引き金を引かせる。
多宝院 那由 :
銃声。
多宝院 那由 :
どさりと、地に落ちる音。
多宝院 那由 :
あとには、夜のしずかな空気だけ。
豊四季 一澄 :
開けたままの瞳に、新たな姿が映り込む。
豊四季 一澄 :
それが誰かを見紛うはずもない。ずっと、目で追っていた人を――
GM :
心臓を撃ち抜いて吹き上がった血液は、月光の下に赤い花びらへと解ける。
豊四季 一澄 :
『生きてよ』
豊四季 一澄 :
――あれ?
豊四季 一澄 :
わたしは、もう、生きてなんて。
豊四季 一澄 :
……いいや。
GM :
ひらひらと舞い落ちる赤が、そこかしこに落ちていく。あなたの身体の上にも。
豊四季 一澄 :
『僕らのぶんまで』
豊四季 一澄 :
多宝院那由の取る手なんて、ひとつしかない。
豊四季 一澄 :
そしてそれは、自分ではなくて、
豊四季 一澄 :
その声が呼んだ名前は、自分のものではない。
豊四季 一澄 :
交じり合う心が分け隔てられていく。那由が選ぶことのない自分は、『七栄等花』では、ありえない。
GM :
待ち合わせていたかのように、二人は手を取り旅に出る。ここではないどこかへ。
豊四季 一澄 :
ならば、目の前の彼女に、かけるべき言葉はなんだ。すっかり血の抜けた頭が、それを思いつく前に。
豊四季 一澄 :
旅立ちの鐘が鳴る。
GM :
九鹿愛佳もまた。
GM :
イズミは一人、待ち合わせを拒まれてしまったから。
GM :
まだこちらに来るべきではないと。
三ヶ月 里奈 :
そして、リナもまた。
豊四季 一澄 :
目の前で崩れ落ちていく身体が、まるで連続写真のように。
豊四季 一澄 :
一枚一枚網膜に焼き付く。
豊四季 一澄 :
伸ばそうとした腕はもうめちゃくちゃで、目の前の何を変えられもしない。
豊四季 一澄 :
けれどそれを認識する頭だけはいやにはっきりしていて、
豊四季 一澄 :
何が起きたのか、理解できないはずもない。
豊四季 一澄 :
吹き上がり、舞い上がって、しかしどこにも行けずに地に落ちたいちまいの花弁の上に、
豊四季 一澄 :
涙ばかりが、ぼろぼろと流れ落ちていく。