ブラッドムーン「夜に落ちる」

メインフェイズ-2

多宝院 那由 : ああ~ 行動順決定ダイス 振る……?
九鹿 愛佳 : ダイスだけさきでもオーケーです
豊四季 一澄 : 振っておいてもいいですね。
GM : じゃあ最後にみんなで1d6をふろう!
GM : 2d6 BloodMoon : (2D6) > 5[1,4] > 5
豊四季 一澄 : 1D6 BloodMoon : (1D6) > 4
多宝院 那由 : 1d6 BloodMoon : (1D6) > 2
GM : hi,
九鹿 愛佳 : 1d6 BloodMoon : (1D6) > 3
GM : 低い
多宝院 那由 : まるでお通夜のような出目だ
GM : リナ>イズミ>吸血鬼>アイカ>ナユ>吸血鬼

GM : 状況を整理すると、支配力『六実派』人脈と『反理想郷血戒』退路が削れ、それぞれ1と2。
 
GM : 狩人の幸福はアイカの残された家族が燃えました。
GM : あとは……イズミとナユがイイ感じに関係を深めている、というところ。
GM : サービスの里奈の行動は……六実派の狩猟でいいかな。
GM : ではそのように。

2-1 三ヶ月 里奈:狩猟

GM : 特にシーンは……いいな。あなた方が戦っている間に、リナは学校に残っていた生徒や教師をあらかたふん縛りました。
GM : 体育館が集会のときみたいになってます。
GM : 全員詰めたので。
GM : 2D6+1>=5 (判定:人脈) BloodMoon : (2D6+1>=5) > 3[1,2]+1 > 4 > 失敗
GM : おっと。
GM : 失敗したからロールしますか……。

GM : ロープで結んで体育館に放り込んで、ロープに結んで体育館に放り込んで、という作業を進めていたところ。
三ヶ月 里奈 : 「あらかた片付いたかな……」
三ヶ月 里奈 : ハンカチで汗をぬぐっていると、
三ヶ月 里奈 : 不意に身体が動かなくなる。
三ヶ月 里奈 : 「!?」
三ヶ月 里奈 : そこに歩いて近づく人影。
三ヶ月 里奈 : リナの後ろから、刃物でひと突き。
三ヶ月 里奈 : 膝から倒れる里奈を置いて、それは歩いて去る。

GM : はい。
GM : すみませんね。失敗しました。わざとじゃないです。わざとじゃないですよ。
GM : ではイズミさんからですね~
豊四季 一澄 : はい。
豊四季 一澄 : 『会計の』甲斐さんへ前哨戦を仕掛けます。
GM : OK。

2-2 豊四季 一澄:前哨戦

GM : さてどうしましょうかね。こういうシーンにしたいとかあります?
GM : なければシーン表ふりますが。
豊四季 一澄 : そうだな せっかくなので刺された里奈さんを発見していいですか?
GM : いいですね!
GM : では、体育館の入り口で倒れています。
GM : 体育館は既にもぬけの殻。
豊四季 一澄 : こちらは職員室で『目』を発見し、潰したことを報告しようと里奈を探していたところでした。
GM : 背中を刺されて血を流している他、複数人に殴る蹴るの暴行をうけたようで、全体的にボロボロです。
九鹿 愛佳 : あああ……
多宝院 那由 : 虐待ですよ!?!?!?
多宝院 那由 : じ 児童虐待の防止等に関する法律
豊四季 一澄 : 様々な気配が闇の中を動いている。どの足音が里奈かはわからず。手段はもっぱら照らして目視。
豊四季 一澄 : そんな中、まず遠くうずくまって動かない人影としてその「誰か」を見つけます。その体からは血が流れている、とも。
GM : 意識はないですが、白いコートは暗闇でも目立ちますね。
GM : 『非常口』の緑色の光に照らされている。
GM : 緑色の光に照る血は黒々としている。
豊四季 一澄 : それが誰かもわからないまま駆け寄って、その途中で見覚えのある白いコートに気づく。その色を上から塗りつぶす血の色にも。
豊四季 一澄 : 「三……三ヶ月さん!?」
三ヶ月 里奈 : 「ぁ……」朦朧としている。
豊四季 一澄 : 上げた声も未だ半信半疑だ。この中で誰よりも経験のある相手が、と。
九鹿 愛佳 : 「……里奈先輩!?」 一澄の後に続いて、倒れている里奈の姿を見つける。まだ、姿があっただけ僥倖というほかないかもしれない。 
多宝院 那由 : 「里奈君、……一体何が、」なにかの痕跡がないか辺りを見回す。体育館の中も覗いてみる。
三ヶ月 里奈 : 口々に名前を呼ばれて、意識が定まってくる。
三ヶ月 里奈 : 「あ、ああ……すまない……」
三ヶ月 里奈 : 「情けないところを、見せてしまったね」
三ヶ月 里奈 : たいまつをついて立ち上がろうとして失敗する。ガランガランと音が鳴る。
豊四季 一澄 : 「も、もうちょっと休んでた方が……」この一夜で終わらせるほかないとは聞いていても、この状態で動いてもらうのは酷がすぎる。
三ヶ月 里奈 : 「いや……大丈夫だ」
三ヶ月 里奈 : 「すまないけど、適当な棒があると嬉しい。脚を折られた」
三ヶ月 里奈 : 「包帯はあるから、棒があれば添え木に出来る」
三ヶ月 里奈 : 流石にその声音には苦痛が混じっている。
多宝院 那由 : 話は聞いていたので……体育館の掃除用具入れから箒を取ってきましょう。
GM : では、そうですね。そうして行動をとろうとすると、取り囲まれていることに気付くでしょう。
GM : 六実派が周囲に潜んでいる。
『会計の』甲斐 : 「囮を置いておいて、正解だったようね」
多宝院 那由 : 杭とかで刺せば折れるか、と思って愛佳に声をかけようとして顔を上げる。
多宝院 那由 : 「……なるほど、趣味が悪い」
『会計の』甲斐 : 一見して周囲には他に人はおらず、体育館の中からあなた方に呼びかける。
『会計の』甲斐 : 「もう少しいたぶってもよかったんだけれど?」
豊四季 一澄 : 声で振り向く。周りを照らす。……見回した廊下にその姿はなく。
九鹿 愛佳 : 「ッ……!」 里奈を助けるために使おうとしていた杭は、声の方に向けられる。
『会計の』甲斐 : 「それで、どう? 私たちの仲間になるつもりはない?」
『会計の』甲斐 : 「会長は吸血鬼よ」
『会計の』甲斐 : 「大切な人が死んでも、生き返らせてあげられるかもしれない」
『会計の』甲斐 : 「既に亡くなった人だって」
多宝院 那由 : 震えている、拳を握り締める。里奈がこんなことになっていて、怖くないわけがない。状況を理解するほど、力の差を認識してしまう。
九鹿 愛佳 : 「……、……」 杭は、甲斐に向けられたまま、角度は変わらない。
『会計の』甲斐 : 「考えるまでもないと思うけど。だってあなたがたは取り囲まれていて、いつ殺されてもおかしくない状態。それに比べて仲間になれば、失ったものさえ戻ってくる」
多宝院 那由 : それでも、側にいる一澄を必要以上に怯えさせないために、自分のために、強く正しく振る舞うべきだ。そうするしかない。だから、笑う。
多宝院 那由 : 「言っただろう? 僕らは、趣味が合わない」
豊四季 一澄 : 廊下から、体育館の入口へと掲げられた火はゆらめきを超えて震えている。あまりにもあっけなく燃え落ちた、ひとつの暮らしのことが思い起こされる。
『会計の』甲斐 : 「愚かね」
『会計の』甲斐 : 「あなたほどの知性が、そんな間違いをするなんて」
『会計の』甲斐 : どこからともかくボウガンの矢が飛んでくる。
『会計の』甲斐 : たまたま外れたが……里奈を狙って撃たれたものだ。
豊四季 一澄 : 「!!」まったく不意に飛び来る敵意に心臓が跳ねる。先の言葉が心中で繰り返される。『あなたたちはいつ殺されてもおかしくない状態』
豊四季 一澄 :  ふっと、掲げていた火が下ろされる。
豊四季 一澄 :  体育館と廊下を隔てるように灯されていた明かりが消えた。
豊四季 一澄 :  ひとつにくくった赤毛を揺らして、体育館の中へ歩いていく靴音だけがする。
『会計の』甲斐 : その靴音に、ボウガンの矢を弾く弦の音。
『会計の』甲斐 : 空を裂く音。床に刺さる音。
『会計の』甲斐 : 物陰から飛び出す、真剣を振りかざした体育教師。
『会計の』甲斐 : 前哨戦はランダムですね。
『会計の』甲斐 : ast
BloodMoon : ランダム全特技表(2,8) > 頭部8:閃く
『会計の』甲斐 : 甲斐の粉飾会計により、この体育教師が顧問している野球部は倍の予算を得ているのです。
多宝院 那由 : 援護します!!!
豊四季 一澄 : では先に判定を。「笑う」から8に支援をセット。
豊四季 一澄 : 2D6+2>=8 (判定:笑う)関係深度2の援護で+2
BloodMoon : (2D6+2>=8) > 9[4,5]+2 > 11 > 成功
『会計の』甲斐 : 素晴らしいですね。犯罪者の効果を使用。振り直しを。
『会計の』甲斐 : 援護の効果は乗ります。
『会計の』甲斐 : 甲斐の効果ですね。これも、
豊四季 一澄 : 2D6+2>=8 (判定:笑う)同上! Take2!
BloodMoon : (2D6+2>=8) > 7[1,6]+2 > 9 > 成功
『会計の』甲斐 : 成功です!
『会計の』甲斐 : 飛び出した体育教師が容赦なく刀をあなたに振り下ろそうとする。
多宝院 那由 : その刀に、レーザー照準の赤い点が映る。それを見逃さない。引き金を引く。
『会計の』甲斐 : 真剣の磨き抜かれた波紋が赤い光をちらつかせた刹那、甲高い音が鳴る。
『会計の』甲斐 : 撃ち抜かれた刀。衝撃で手から抜け落ち、宙に舞う。
豊四季 一澄 : 床を貫く矢の音、銃声のかげ。宙に舞った刀の下。
豊四季 一澄 : 体育館を満たす夜の闇をしずしずと歩むばかりだった足音はだんだんと加速して。
豊四季 一澄 : 甲斐はすぐ近くで踏み切る靴音を聞く。重い何かが空を切る音。
豊四季 一澄 : そしてそれが、自分の頭へ横薙ぎに振りぬかれる音を。
『会計の』甲斐 : その一撃を契機に、焦った暴徒たちが狩人たちに襲いかかるが、イズミはそれをすり抜けていた。
『会計の』甲斐 : 「あなたたち、ちゃんと私を――ッ!」
『会計の』甲斐 : 甲斐の呼びかけは間に合わず、その一撃が続く言葉を絶つ。
GM : 『会計の』甲斐は無力化しました。
九鹿 愛佳 : 無言で一閃、かっこいいんだよな……
GM : かっこいい
多宝院 那由 : ほんとにかっこいい
九鹿 愛佳 : 一澄ちゃんがはじめて誰かを傷つけた瞬間……???
豊四季 一澄 : そうなんですよ 弟がやられたのと同じように鈍器で殴る。
GM : いいですね……!!!!
多宝院 那由 : ほんとにろーるがうますぎる
九鹿 愛佳 : 意趣返しだ……!
GM : 統率力を失った生徒たちは、狩人に破れかぶれで襲いかかりますが、短いながらに的確な訓練を受けたあなたがたには敵いませんね。
豊四季 一澄 : 倒れた甲斐の姿を見せるように、甲斐の陣取っていた壇上にたいまつの灯がともる。照らされた顔に浮かんでいた引きつった笑顔の残滓は、すぐに消えて引き結ばれた。
GM : それを見て、暴徒がちりぢりになって逃げる。
GM : そして夜に相応しい沈黙が残る。あるのはあなたがたの息づかいだけ。
豊四季 一澄 : ……逃げ出した面々を見下ろして、緊張の糸が切れたか、こちらも甲斐の隣にへたりこんだ。
豊四季 一澄 : 「…………無茶苦茶した……」

GM : はい。あとナユはテンション上げればオッケーかな。
system : [ 多宝院 那由 ] テンション : 11 → 14

2-3 六実優1:襲撃

GM : 一難去り、安堵の空気が満たされたのも束の間、
GM : 一瞬にして冷たい空気が場を凍てつかせる。
GM : 殺気。
GM : それから一陣の風が吹いたかと思えば、
GM : ナユはいつの間にか自分が、壁に打ち据えられているのに気付く。
六実優 : 「甲斐が、世話になったようだね」
多宝院 那由 : 「っ、」
六実優 : あなたの目の前には六実優がいる。壁に手を突き、あなたの目を覗き込んでいる。
六実優 : 吸血鬼生徒会長の強烈すぎる壁ドンですね。
豊四季 一澄 : 壁ドン。
九鹿 愛佳 : 壁ドン
豊四季 一澄 : なんか壁バンくらいの勢いが出てたようにみえるが…
九鹿 愛佳 : 急接近にもほどがある
多宝院 那由 : エッチじゃん!!!!!!
多宝院 那由 : 今めちゃくちゃ手が震えてるけど
九鹿 愛佳 : 「……那由さん!」 気づくのが遅れる。一瞬、安堵したせいか。ここは、吸血鬼の根城だというのに。
多宝院 那由 : 殺気。強く冷たいそれにあてられて、声が出ない。
六実優 : 「そう、キミは人間だ」
豊四季 一澄 : 「えっ――」その激突音は体育館までも聞こえてくる。たいまつをついて立ち上がり、そちらへ駆け戻っていく。
六実優 : 「武器がなければ何も出来ず、脆く、弱い」
多宝院 那由 : 遅れて痛みがやってくる。痛い、そうだ、武器は?
六実優 : 「大切なものは知らずの内に取りこぼし、守れやしない」
六実優 : 武器は遠く、先ほどまで立っていたところに落ちている。
六実優 : 牙を見せつけるようにして笑う。
多宝院 那由 : 息を飲む、激痛が走る、手が震えていて、心臓の音が、煩い。
六実優 : 「いまからキミに」
六実優 : 「死を見せる」
六実優 : 「血は命だ」
多宝院 那由 : 苦しい。視界が揺らぐくらい怖くて、痛くて、目を逸らすこともできない。
六実優 : 「心臓も血管も、すべて血を巡らせるために存在する。あらゆる細胞は、脳は、血によって動いている」
多宝院 那由 : その牙は、先程折ったのではなかったか。遅れて思考を回そうとして、言葉に遮られた。心臓、脳、血、
六実優 : 「血が酸素を運び、体温を伝搬させる。栄養素は、ホルモンは。キミが命を保つあらゆる恒常性は」
多宝院 那由 : 怖い。発せられる言葉が怖い。怖い、
六実優 : 「命をつなぎ止めるその限界まで奪い取られたとき、どんな世界が見えるか、何を感じるか」
六実優 : 「ボクに教えてほしい」
六実優 : 襲撃。ナユの血量を0にします。
多宝院 那由 : 目の前の口から溢れる言葉のつながりがバラバラになって、恐怖だけ、わかる。
六実優 : 首を傾け、ナユの首に噛みつこうとします。
多宝院 那由 : 怖い。拒めない。為されるままだ。
九鹿 愛佳 : のうのうと喋っている吸血鬼に向けて、杭を振りかぶる
九鹿 愛佳 : 「させ、ない……ッ!」
九鹿 愛佳 : 六実の襲撃を妨害をします
GM : ast
BloodMoon : ランダム全特技表(1,3) > 社会3:脅す
GM : 吸血鬼は隙だらけにみえる。しかし、本当に?
GM : ボロボロに傷つけられた里奈の姿が、あなたによぎる。
九鹿 愛佳 : では、興奮剤を使用して+2修正、長い手の-2と合わせて補正0でいきます
GM : どうぞ。
九鹿 愛佳 : 2D6>=7 (判定:見る)
BloodMoon : (2D6>=7) > 3[1,2] > 3 > 失敗
六実優 : 吸血鬼は後ろに立つ者に構わず、その牙を突き立てる。
六実優 : 鋭利な牙が白く綺麗な肌をぷつりと突き破る。
多宝院 那由 : 抵抗する手は力なく、なんの意味ももたなくて、
多宝院 那由 : 肌に牙が触れたとき、宙に浮いたその手が一度跳ねた。
六実優 : 動脈への侵襲は速やかに血を溢れさせ、鎖骨の窪みに溜まり、それから制服を汚す。
六実優 : なおも溢れ出る血を、吸血鬼は啜る。
豊四季 一澄 : 駆け戻る足が中途で竦みあがる。先ほどは確かに数多をかいくぐったはずの足が、たったひとりの前で止まっている。
多宝院 那由 : 声にならない叫び声が口から溢れて、
九鹿 愛佳 : 一瞬よぎる、先程の里奈の姿。
それに遮られてから振り下ろそうとしたその杭は、吸血鬼の行為の前にはあまりに遅い。
多宝院 那由 : 暗闇の中にぼんやりと映る白い服がじわりと赤く染まっていって、
多宝院 那由 : 肩が跳ねる。
六実優 : 心臓から脳へと繋がる動脈からの吸血鬼は、まずは意識を冷やす。それでもまだ身体は脳を生かそうと、破られてない一方の動脈から熱心に鮮血を送り込もうとするだろう。
六実優 : 血圧の不足する末端から徐々に凍てついていく、機能しなくなる。
六実優 : 体温は血を介してそのままに奪われる。
多宝院 那由 : 視界がぼやける、手がつめたい、瞳から色が失われていく。
六実優 : 血が失われるごとに生が失われる。冷たさとは温度の不在であり、死とは生の喪失だ。
多宝院 那由 : 何も見えない。自分がどこにいるかもわからない。痛いかどうかすら、もう曖昧だ。
多宝院 那由 : 抵抗していた手はもう動かない。だらりと垂れ下がっている。
六実優 : 磨き上げられた品性も、星よりも冴える知性も、天地さえひっくり返せそうな財力と地位を持とうとも、身体という器の脆さには敵わない。
六実優 : 持てる全てを以てしても、今この喪失を覆すことは叶わない。
多宝院 那由 : その体は動かない、動かそうとしていた意志すら吸われて奪われている。隙を吸血鬼の前に曝け出して、それを自覚することすらできない。
六実優 : やがて牙を引き抜かれる。あなたの身体を支えるものはない。
六実優 : 吸血鬼は口のまわりを血でべったりと汚して、恍惚を浮かべて立っている。
多宝院 那由 : 重力に従って、ぐしゃりとその場に崩れ落ちる。
六実優 : 「いい血だ」
六実優 : 赤く濡れた歯を見せて笑う。
六実優 : 「しかし、ボクが奪った」
多宝院 那由 : いつもなら反論していたその唇は動かない。
六実優 : 崩れ落ちたナユの顎をつま先で上に向かせて、
六実優 : 「死の感想を賜りたいところだったが、それどころではなさそうだ」
木公戸 : すごいな~最高の顎クイ(足)だ
木公戸 : SUKEBE
多宝院 那由 : ♡♡♡
六実優 : そしてゆっくりと振り返る。動けなかった狩人達を見る。
六実優 : 「身の程を弁えた判断、褒めてやろう」
九鹿 愛佳 : 遅い。あまりに遅い。あのときも。さっきも。今この瞬間も。
豊四季 一澄 : その眼鏡越しの目に射すくめられて、いまだ凍り付いたように動けずにいる。
九鹿 愛佳 : 目の前で蒼白になってゆき、崩れ落ちる那由を見ているしかない無力感。
豊四季 一澄 : 倒れた那由を助け起こさなければ。里奈とともにしばらくどこかで休ませたい。それは思い浮かぶのに、どこか頭の中の他人が考えているような心地がする。
豊四季 一澄 : では自分が考えているのは?  ひとつしかない。
豊四季 一澄 : 目の前の、この男が、恐ろしくてたまらない。
六実優 : 「それでは、ごちそうさま」
六実優 : 「ボクは食後の休憩でも、取らせていただくよ」
六実優 : 堂々とした足取りで、その場を去る。

多宝院 那由 : いや すいません メチャクチャ興奮しています
豊四季 一澄 : いや これは むしろ そうなりませんか?
🐟 : エッチシーンだからね
九鹿 愛佳 : 流れだったのでは?
🐟 : 吸血はエッチ
ありおり : えっちだな~
🐟 : NTR
九鹿 愛佳 : 等花ちゃんから……???
多宝院 那由 : いや 最高になっちゃうなあ~~~~!?!?!?
多宝院 那由 : 最高になっちゃうな・・・・・・・・・
六実優 : いっぱい吸えて満足。
多宝院 那由 : こんな こんな………………あの………………エッチじゃないですか…………………………………………
六実優 : わかりますよ
多宝院 那由 : あの……「人に侵食される割合が大きければ大きいほどエッチ」教の信者なんですけど
多宝院 那由 : 血を吸われるの、かなり、かなりですね
九鹿 愛佳 : 致死ギリギリまで吸われているんだよな……
豊四季 一澄 : >【血量】1点は缶ジュース1本分(350ml)に相当します。
豊四季 一澄 : 思ったよりかなり多い そりゃ死にかけもするよ。
九鹿 愛佳 : 献血5,6回分
system : [ 多宝院 那由 ] 血量 : 6 → 0
system : [ 六実優 ] 血量 : 11 → 17
system : [ 九鹿 愛佳 ] テンション : 3 → 9
六実優 : よし。
六実優 : あとはナユから吸血鬼への関係と、あと前回処理し損ねましたが、アイカから吸血鬼への関係も1増えます。
多宝院 那由 : 吸血鬼に畏怖の感情を得まーす!!!!
六実優 : はい♥
九鹿 愛佳 : 愛佳から吸血鬼には殺意の感情を得ます(破壊された直後だからね!
六実優 : ありがとうございます。
那由 → 六実優 畏怖 1
愛佳 → 六実優 殺意 1
六実優 : というわけで、次はアイカの手番ですね。

2-4 九鹿 愛佳:狩猟

GM : 惨劇は去り、取り残される狩人。
GM : リナ、ナユの二人が暴力に晒され、倒れている。
九鹿 愛佳 : 2人は少しの間でも休んでもらわないといけない
九鹿 愛佳 : その間になんとか……少しでも敵数を減らさなければ。
九鹿 愛佳 : 行動は六実派への狩猟でいこうと思います
GM : OK。
GM : 堂々と狩人の血を啜り帰ってきた生徒会長を見て、ダメージを受けた六実派はまたその気力を持ち直しました。
GM : 六実派の生徒、教師が、そのまま吸血鬼を押し切ろうとまとめて押しかけてきます。
九鹿 愛佳 : ひとまず、怪我を負った里奈と那由を楽な体制にできる場所へ移そうとして……、そのような暇もなく。
九鹿 愛佳 : 「……一澄さん、2人をお願いしていいですか」
『副会長』の福田 : 「残りの『獲物』は2匹。『狩って』名をあげな!」
『副会長』の福田 : 「そうすればお前達も会長から力を分けてもらえるだろうよ!」
豊四季 一澄 : 吸血鬼が去ったことでようやく気を取り直したようだ。群衆が気勢を上げるのを見れば再び震えるも、「……うん」と声を絞り出す。
豊四季 一澄 : そう、今動けるのは、二人だけなのだから。
『副会長』の福田 : 雄叫びを上げて、凶器を持った六実派が襲いかかる。
九鹿 愛佳 : 「……那由さんすみません、道具を借りていきます」
九鹿 愛佳 : データ的には興奮剤を借りていきたいと思います
多宝院 那由 : はい!
九鹿 愛佳 : 攻撃力と、興奮剤の使用で補正3で判定行こうと思います
GM : どうぞ!
九鹿 愛佳 : 一澄に那由と里奈を任せて、向かってくる六実派を迎え撃つ
九鹿 愛佳 : 2D6+3>=8 (判定:隠れる)
BloodMoon : (2D6+3>=8) > 6[2,4]+3 > 9 > 成功
GM : 成功ですね。
GM : 威勢はいいですが、ただの素人集団です。
九鹿 愛佳 : これでも、那由や一澄よりも長く里奈からの修練を受けてきた。
九鹿 愛佳 : 杭はそこまで大きな獲物ではない。その分、取り回しが効く。
九鹿 愛佳 : 暴徒の不慣れな動きを見切って、第一波を杭の打撃と、格闘で薙ぐ。
九鹿 愛佳 : 間隙ができれば、杭の突端で関節部を刺して、一人ひとり無力化していく。
GM : 最適化された一撃に、暴徒は容易く沈む。
九鹿 愛佳 : 少しすれば、残るは副会長の福田ひとり
『副会長』の福田 : 数が減っていくにつれ、暴徒の威勢もまた尻込みしていきます。
『副会長』の福田 : 「おっ、おらっ、怖じ気づくな!」
『副会長』の福田 : そうして尻を蹴り飛ばしますが、気付くともう一人もいなくなってますね。
『副会長』の福田 : 「……」
『副会長』の福田 : 「ちっ、使えねーやつらだ」
九鹿 愛佳 : 福田に杭を向ける。流石に余裕はなく肩で息をする。 「……後は、あなただけ」
『副会長』の福田 : 「ふん、ここは見逃しておいてやるよ……」
『副会長』の福田 : ポケットに手を突っ込んで、逃げ去ります。
九鹿 愛佳 : 福田の後は、追わない。追えない。
九鹿 愛佳 : ただ、逃げていくのを見る。……そうするしか、できなかった。
九鹿 愛佳 : 福田が見えなくなったのを確認すると、一澄が里奈と那由を見ているところに戻る。
豊四季 一澄 : 「こっちは大丈夫」その言葉通り二人、いや三人とも無事でいる。本人もだいぶ落ち着いてきた様子。
豊四季 一澄 : 「……運べそう?」誰がなどとは言わないし言う必要もない。
九鹿 愛佳 : 「……ひとまず、敵の数は減らせたので、少しは時間は確保できそうです、が、……一澄さん、少し手伝ってもらえますか」
九鹿 愛佳 : 2人を運ぶのもそうだが、倒れている敵もちゃんと無力化しておかないといけない。
豊四季 一澄 : 「もちろん」頷く。今二人を働かせるわけにはいかない。
九鹿 愛佳 : それが終わったら、一澄のいうとおり里奈と那由を運んでいくことにしましょう。
三ヶ月 里奈 : しばらくは、静かな時間が続いた。物音だけがある。
三ヶ月 里奈 : 介抱されるリナも、「ありがとう」とだけしか言わなかった。
三ヶ月 里奈 : 嵐のあとに散らかった街を片付けるように、どこか空しさのある時間はよぎる。

GM : こんなところかな。
GM : 六実派が破壊されましたね。
GM : リンクしている部位 人脈も壊れます。耐久力は8に。
GM : とにかく吸血できて嬉しいGMです。
多宝院 那由 : 吸血されるのってこんなに興奮するんだな ほんとうにありがたかった
九鹿 愛佳 : 大変丁寧な吸血だったな……びろーどのような描写
多宝院 那由 : こんなに丁寧に吸血してもらえるのヤバすぎるでしょ・・・・・・・・・・・・・・
豊四季 一澄 : 迫りくる死といまここにある生の緻密な描写と比率の移り変わり これが…吸血!
GM : みんなもしよう! 吸血!
GM : 3人に対して4回行動という無法な改造ルールなので充実した破壊を楽しめる

GM : さて、前回はメインフェイズのサイクル2に入り!!
GM : 出目が腐り!!
GM : リナが倒れ!! カイを撃退し!! ナユは血を啜られに啜られ!!
GM : アイカが六実派を壊滅させたというところで、次はナユの手番からですね。
多宝院 那由 : はい!!!
GM : ナユ、吸血鬼と行動して、メインフェイズが終了します。
GM : というわけで、やっていきましょう。

2-5 多宝院 那由:調達

GM : 保健室。
GM : 血のにおいが充満している。いくら普段身ぎれいにして、傷一つないように見える者でさえ、皮膚一枚の下には血が流れている。切って開かれればそれは流れだし、生々しいにおいを呈するもの。
GM : 包帯、ガーゼ、タオル、シーツ。白く清潔な布地はことごとく赤く汚れている。
豊四季 一馬 : 「どうしたら、そんなことになんだよ……」
多宝院 那由 : 意識が戻ってまずはじめに思い出したのは、あの放課後に見た光景だ。
多宝院 那由 : 次に思い出したのは、ふたりきりの部屋の中、自分の目を見つめるあの表情。
多宝院 那由 : 『怪我とかしたら、許さないから』そう言って。
多宝院 那由 : ゆっくりと身を起こす、その瞳は焦点が合わない。白いカーディガンが血で汚れている。
多宝院 那由 : 「…………、あぁ、うん……」
多宝院 那由 : 「……だい、じょうぶ」
多宝院 那由 : 「だいじょうぶ、だから……」
多宝院 那由 : 声は小さく、震えていて、いつものよく通る声ではない。「……すまなかった」
豊四季 一馬 : 「お、俺に謝るなよ……」
多宝院 那由 : 「……いや、巻き込んでしまったのかもって、思って……」
多宝院 那由 : 「だって……もう下校時刻は過ぎてる」
豊四季 一馬 : 「そういう問題じゃねーだろ……」
豊四季 一馬 : 「俺はイズミを追いかけてきたんだよ。なんかゴールデンウィークに入ってから、こそこそなんかやってるからよ」
多宝院 那由 : 「……うん」
多宝院 那由 : 「……ああ、そうだ、一澄君たち……どこにいったんだろう」
多宝院 那由 : 「戻らなきゃ、時間が……」そう言ってベッドから降りようとして、
多宝院 那由 : ふらりと揺れて、倒れる。
豊四季 一馬 : 「あっ、おい!」
豊四季 一馬 : ベッドから身を乗り出して支えようとして、一緒に倒れる。
豊四季 一馬 : 「その傷、どう考えてもまともじゃねーよ」
多宝院 那由 : 「…………ごめんね」ふにゃりと笑う。
豊四季 一馬 : 保健室の床に倒れたまま、ナユに言う。カズマは結構大丈夫そうですね。
豊四季 一馬 : 「なんかバタバタしててさ、今時ヤンキーの抗争か? みたいなこと思ってたけど」
多宝院 那由 : 「……うん」
九鹿 愛佳 : ベッドから倒れ落ちる音がしたからか、早足に保健室に戻ってくる。 「大丈夫ですか」
多宝院 那由 : 「……ごめんね、僕は……、……自分を、過信しすぎてたのかもしれないな……」
豊四季 一馬 : 身体を起こして立ち上がる。
九鹿 愛佳 : 一馬が身体を起こしたのを見ると、那由のほうに寄る。必要そうなら、起きるのに手を貸す。
豊四季 一澄 : 愛佳の後ろから続いて現れる。背中越しに保健室の中を覗き込んで、「あっ、気がついた!?」
豊四季 一馬 : アイカと一緒にナユを起こそうとする。
豊四季 一馬 : 「何が起きてるかしらねーけど、こんな状態で動けるって思ってるなら、そりゃまあ、過信だよな」
多宝院 那由 : 二人の力を借りてゆっくり起き上がる。ふたたびベッドに座る。
豊四季 一馬 : 「あっイズミ!」
多宝院 那由 : 「……いや、でも、動かないと……今日が、終わってしまうから……」
豊四季 一澄 : 呼ばれればそちらを見た。なかなかきつい目をしている。「一馬、なんでこんなトコうろうろしてたわけ!? めちゃくちゃ危なかったじゃん!!」
九鹿 愛佳 : 「那由さんも起きれたようで良かった。
 ……ひとまずここは大丈夫です。表で里奈先輩が見ててくれてますから」
豊四季 一馬 : 「そりゃー俺のセリフだろ! 学校で、なんだその棒……みたいなもの持って」
豊四季 一馬 : 「どう考えてもやべーことしてるの、イズミだろ!」
多宝院 那由 : 「……ああ、そうか。一馬君……無事でよかった」
豊四季 一澄 : 話に上がった棒はもちろんまだ持っているし、しかも燃えている。「うるっさい! 今のこの学校、こんな連中山ほどいるんだから!! あんた自分がなんでここで寝てたか覚えてんの!?」
多宝院 那由 : 棒燃えてるんだよな………………
豊四季 一馬 : 燃える棒持つ身内、びっくりするよ
豊四季 一澄 : そりゃそうだよ 聖火ランナーでもあるまいし…
多宝院 那由 : 「……里奈君はだいじょうぶ?」
九鹿 愛佳 : 「……里奈先輩も、もちろん平気ではないと思いますけれど、添え木や道具を使ってなんとか。 手持ちの道具も少し心もとなくなってきましたが……」
豊四季 一馬 : 「そりゃ、ぶん殴られた、からだけど……」
豊四季 一馬 : 「……心配して来たんだよ」
豊四季 一馬 : もごもごと、気まずそうに。
豊四季 一澄 : そう言われれば渋い顔をするしかなかった。こちらが動いているのだって、事情としては同じだ。
豊四季 一澄 : 常の状態とは程遠い那由を見る。里奈の控える保健室の入口へ目を向ける。「……でも、なんかヤバいことになってるってのはわかったでしょ」
豊四季 一馬 : 「こんなの見せつけられちゃな……」ナユを見て。
多宝院 那由 : 「……そうか、道具……道具か。確か……この部屋に隠しておいてたと、思うんだけど」呂律が回っていない。
多宝院 那由 : 「……僕はだいじょうぶだって」笑いかける。明らかにいつもの表情ではないし、顔色が悪い。
豊四季 一馬 : 「……俺にもなんか、手伝わさせろ」
豊四季 一馬 : 「今日までに、とか、なんだかよくわかんねーけど。コイツよりはマシだろ」
豊四季 一澄 : 「はぁ!? 大人しくしてなさいよ、さっきあいつらにやられて伸びてたヤツが何言ってんの!」
豊四季 一馬 : 「ああ!?」
豊四季 一馬 : 「心配ばっかりさせられて、じっとしてろって言われる身にもなってみろよ!!」
多宝院 那由 : 「……うん、本当に大丈夫だから……あぁ、でも……そうだな、それなら」
多宝院 那由 : 「頼みがあるんだけど……えっと」
多宝院 那由 : 「……肩を……貸してくれないか?」
豊四季 一馬 : 「お、おう」
豊四季 一馬 : 普段見るナユとはあまりにも違うため、すこしビビりながらも頷く。
豊四季 一澄 : また何かを言い返すところだったが、那由の言葉に、まあそれくらいならと言いたげな顔で口をつぐんだ。
九鹿 愛佳 : いつも顔を合わせている相手が、こんな風に血を流したり、獲物を構えたりしている風なのを見れば、一馬の反応も当然といえば当然、なのかもしれない。
九鹿 愛佳 : ……自分が遅く家に帰った時どう思われていたか、今となっては知るよしもないのだろう。
多宝院 那由 : では、一馬に肩を貸してもらって……保健室の使われてなさそうな棚の中とかを探します
多宝院 那由 : 調達します! アイテムは狩人の骨3 輸血パック1 興奮剤5で!
豊四季 一澄 : 援護します。
GM : OK 判定を!
多宝院 那由 : えーとじゃあ 待つで判定……します!
多宝院 那由 : で、興奮剤を使用!
豊四季 一馬 : 肩を存分に貸します!
多宝院 那由 : 2D6+1+4+2-9>=5 (判定:待つ) 行動力援護興奮剤
BloodMoon : (2D6+1+4+2-9>=5) > 9[3,6]+1+4+2-9 > 7 > 成功
GM : 成功ですね。
GM : ではなんでもないような救急箱が二重底になっており、色々なヤバアイテムが出てきます。
多宝院 那由 : やった~~~!
GM : 援護の分を処理しよう。
system : [ 豊四季 一澄 ] テンション : 10 → 13
GM : アイテム欄が……充実してますね!
多宝院 那由 : では……輸血パック使用しようかな。点滴台を持ってきていい感じに輸血しよう
system : [ 多宝院 那由 ] 血量 : 0 → 2
豊四季 一馬 : うわぁ、という顔で見ています。
豊四季 一馬 : 何やら骨みたいなものをポケットにしまうし。
多宝院 那由 : 怪しげな薬とかもわんさか出てきますしね……
多宝院 那由 : 見た目ヤバいですが、輸血すればだいぶ顔色はよくなってくるんじゃないでしょうか。戦えるくらいには……
多宝院 那由 : 「……あ、そうだ。今日はごま塩持ってきてないんだ、すまないね」こちらを見る一馬の方を見て、さも大事なことのように言う。
多宝院 那由 : だいぶよくなっています。
豊四季 一馬 : 「……俺も弁当、ねーからな」
豊四季 一馬 : 仕方が無いな、という感じで力なく笑います。
多宝院 那由 : 「うん、それじゃあ……明日、持ってこよう」
豊四季 一馬 : 「それは楽しみだな」
豊四季 一澄 : 日常の延長線をひとさじ……
多宝院 那由 : 俺たち絶対生きて明日学校行こうね
豊四季 一澄 : 絶対……絶対だぞ…………約束したもん……
九鹿 愛佳 : 明日を迎えよう……
那由:輸血 興奮剤 興奮剤 骨
一澄:骨 骨 興奮剤
愛佳:興奮剤 興奮剤

で分配。

2-6 六実優2:破壊

GM : ナユが快復してすぐに、バタバタと足音が聞こえてくる。
三ヶ月 里奈 : 「みんな、武器をしまうんだ!」
三ヶ月 里奈 : 保健室にリナが戻ってきて、慌てた様子で呼びかけますが……。
豊四季 一澄 : 「えっ?」
警官 : 「ちょっとちょっと、どういうことですか、これは……」
警官 : 3名ほどの警官が、保健室に入ってくる。
警官 : 「まずはキミたち、その武器をこちらに渡しなさい」
警官 : 「この暴行事件について、説明してもらえるかな?」
警官 : 「いや……待ちなさい」
警官 : そのうちの一人が、ナユを認めて言う。
警官 : 「多宝院さんの、ご令嬢じゃあないですか」
多宝院 那由 : 「……えっと、」頭が回りきっていない。説明しようとして、それは警官に遮られた。
警官 : 「そのベッドの傍らにあるのは……まさかとは思いますが、ライフル銃じゃ、ないですかね? いやいやまさか……そんなことはないと思うんですけれどね」
多宝院 那由 : 「どうも、ごきげんよう」
警官 : 「少し拝見させていただいても?」
多宝院 那由 : 「ああ、これは……射撃部に属していたので」なんでもないように言って、ライフルを抱える。
多宝院 那由 : 「すみません……あんまり触ると壊れてしまいます」
警官 : 「ははは、これでも本官は、もともと機動隊上がりでしてね……銃火器には詳しいのですよ」
警官 : 「米軍の採用モデルのライフルを、一高校生が取り扱うことがあるとは思いませんねえ」
多宝院 那由 : 「そうですね、でも僕は、一高校生と言うにはちょっと……特殊ではありませんか?」
多宝院 那由 : 血が足りなくて頭がまわらない。いつもならもう少しうまい返しができていたのではないか?
警官 : 「ははは、そうですね。仰るとおり。やはり多宝院家のご令嬢となれば、そういうこともあるかもしれませんね」
警官 : 「今回の集団暴行事件、銃刀法違反、それに、それは……薬物ですか?」
警官 : 「お父様の地位を揺らがすのには十分すぎる、スキャンダルになると存じ上げます」
警官 : 「いや流石。多宝院家となれば、スキャンダルの規模も大きいものですな!」
多宝院 那由 : 「…………」加害者ではない、と言ったところで信じてはくれないのだろう。この場に最も適当な返答が浮かばない。
多宝院 那由 : この首筋の傷は何の証拠にもならない。
警官 : 「さて」
警官 : 「署までご同行、願いましょうか」
豊四季 一澄 : 幸福破壊かな 妨害します。
警官 : あ、そうですね、そもそも宣言してなかった。
警官 : ナユの幸福 多宝院家を破壊します。
警官 : ast
BloodMoon : ランダム全特技表(6,2) > 環境2:休む
警官 : ここでいい感じにしないと、多宝院家が大変なことになります。
警官 : 社会的に。
警官 : あと当然ナユの活動もバレますね。
九鹿 愛佳 : 一澄ちゃんの妨害を援護します。 関係1なので+1修正
豊四季 一澄 : で、判定に興奮剤を使用します。
警官 : OK!
豊四季 一澄 : じゃあ…やりましょう!
警官 : どうぞ!
豊四季 一澄 : 2D6-2+1+2>=8 (判定:待つ)
BloodMoon : (2D6-2+1+2>=8) > 3[1,2]-2+1+2 > 4 > 失敗
警官 : このままだと失敗ですが。
豊四季 一澄 : 低いよ!!!!!! 激情で1を6にすれば成功ですよね、します。
警官 : はい。
🐟 : 激情的暴力!
九鹿 愛佳 : あまりにこわい……
多宝院 那由 : この卓出目ヤバくないですか?
警官 : この卓出目やべ~
🐟 : さすがに警察にビビっちゃったかな……
多宝院 那由 : なんか半分くらい3出てるよね?
多宝院 那由 : ひとり1回は3出してる
豊四季 一澄 : 「待ってよ、その子怪我してるって見てわかんないの!?」と立ち上がります。
豊四季 一澄 : 「暴行がどうとかってんなら、こっちが誰にやられたと思ってんのよ!」
警官 : 「ええ、何か危険があるなら、保護しませんといけませんから」
警官 : 「落ち着いて。まずは署に来ていただいて。ね。もう安全ですよ」
豊四季 一澄 : 「てゆーか、あんたたち呼んだ奴どこにいるわけ!? まずそいつと話つけたいんだけど!」
警官 : 「まあまあ。調査、捜査は我々にお任せください」
警官 : 「我々も、穏便に済ませたいんですよ」
警官 : そう言って、警官たちはじわじわと距離を詰める。
九鹿 愛佳 : 「……その割には、道中にあった危険そうなものは放って、ここに一直線に来たんですね」
豊四季 一澄 : 靴でひとつ大きく床を蹴り飛ばす。いつもの癖だ。おそらく一馬にはわかる。
豊四季 一澄 : 激怒していると。
豊四季 一馬 : 座っていた一馬はおもむろに立ち上がる。
九鹿 愛佳 : 大人しくしておいたおかげで放置してもらっていた杭を手に。
警官 : 「大きな事件になりそうですから、応援を呼びます」
警官 : 「まずはあなたがたの保護をする。子供の保護を優先するのが警察ですから」
豊四季 一澄 : 里奈の声があった時に火こそ消してはいるが、まだその手にあったたいまつを水平に構える。先を警官へ向けて。
警官 : 「……いやあ、ご理解いただけないようですね」
豊四季 一澄 : 地を蹴る。自ら近づいてきていた警官たちへ突撃しながら、
豊四季 一澄 : 「質問に答えろ―――――ッッッッ!!!!」
警官 : 警官達が動こうとした、その出鼻を挫くようにイズミが先に動く。
三ヶ月 里奈 : ずっと黙っていたリナもまた、たいまつを振り上げて跳躍する。
九鹿 愛佳 : 一澄にあわせて、応援を呼びそうな警官の頭を真っ先に、柄で殴りつける。
豊四季 一馬 : カズマは強く固めた拳を振り上げ、
多宝院 那由 : 「……、」
多宝院 那由 : 「……ありがとう」そう言うと、立ち上がる。輸血の終わった点滴台を手に。
警官 : 警官達は無力化される。
豊四季 一馬 : 「は、はは、マジでこれやべーぞ!?」
豊四季 一馬 : したたかに殴りつけて皮が裂け、血の滲んだ拳をほぐすように振りながら。
豊四季 一澄 : 倒れた警官たちを見下ろせば、だんだん理性が戻ってくる。その時に耳に入る弟の言葉。「………ホントにねえ」溜息のように。
三ヶ月 里奈 : 「こういうとき、ガムテープが便利なんだ」
三ヶ月 里奈 : 棚をごそごそといじり、ガムテープを取り出すリナ。
多宝院 那由 : 起き上がりかけた警官の首元に点滴台をぶつけた。「……いや、もう……ほんとうにすまないね」
豊四季 一澄 : 振り返る。どさくさ紛れに殴ったらしい弟の手へ向けた目が丸く見開かれる。「…………あんた何してんの、グルってことになっちゃうじゃん」
三ヶ月 里奈 : 手慣れた手付きで、警官の手足と口をぐるぐる巻きにし始める。
豊四季 一馬 : 「あ? カンケーねーだろ」
九鹿 愛佳 : 里奈をてつだってほかの警官をぐるぐる。
豊四季 一馬 : 「キレるときキレとかねーと、ダメだろ」
多宝院 那由 : ほとんど何もしていない、というよりできなかった。ほぼ動けずにいた。自分が支えて引っ張っていかないといけないはずの皆に助けてもらっている光景を見ながら、半ば呆然としている。
豊四季 一澄 : 同意と嬉しさと巻き込んだ罪悪感とこの先の心配と、様々が混じり合い、最終的に口から出たのは。
豊四季 一澄 : 「あんた、ほんっとバカだよね」その顔にある自嘲じみた笑い。
豊四季 一澄 : 「でも、………ありがと」
豊四季 一馬 : 「バカは余計だ」
豊四季 一馬 : 笑ってこたえる。
多宝院 那由 : 二人を見て、口元がほころぶ。ふふ、と笑いが溢れる。
多宝院 那由 : 「……ありがとう、皆」
🐟 : 女子高生がクラスメイトのために警察官に歯向かうの最高じゃないっすか?
🐟 : 最高~
多宝院 那由 : ほんとに ほんとに最高すぎ
警官 : 最高
🐟 : 権力に対してジュブナイルが息を吹き返す!
🐟 : お姉ちゃん最高~ッ
多宝院 那由 : さいこうすぎる
🐟 : 気の強い女の子、ありがてえ!
🐟 : 気が強いどころではない。
豊四季 一澄 : 一番的確にキレる返しをされたため、キレました(たぶん同様のトラブルを方々で起こしているし教員評判は悪い)
🐟 : お姉ちゃんの激怒につられて警察に暴力振るっちゃったね♥かわいいね♥
豊四季 一馬 : この双子ケンカっぱやい!
🐟 : ありがた~い♥
🐟 : この三人の中で一番気高くてメンタル強そうなナユナユが窮地のところで
🐟 : みんなでボコスカに警官殴るの最高ですね
🐟 : ナユナユの弱りが……映える!!
多宝院 那由 : ほんとなんですよ
🐟 : 結構普通寄りの子たちが警察に暴力! 最高!
九鹿 愛佳 : 別の意味で一線を超える瞬間
🐟 : これで共犯者だね~♥
多宝院 那由 : 共犯者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
🐟 : 一馬くんかっこいいね~
九鹿 愛佳 : 一馬くんの成長が著しい
🐟 : あの姉にしてこの弟あり
多宝院 那由 : ほんとにかっこよすぎる
多宝院 那由 : いや 警官暴力シーン♡
多宝院 那由 : ありがとう………………♡♡♡♡♡
🐟 : 司法への暴力!
GM : みんなかっこよくて最高だった
GM : やってよかった
多宝院 那由 : 俺この幸福持ってきてよかったよ………………!!!!!!!!!!!
🐟 : パーリナイだぜ
九鹿 愛佳 : 地位だからこそできる破壊方法……!
🐟 : 姉弟~~~ッ
多宝院 那由 : ♡
🐟 : 栄養素!
豊四季 一澄 : 私この設定積んでよかったよ………!!!
九鹿 愛佳 : 近いからこそでてくる関係……!
豊四季 一澄 : ありがとう~~~
🐟 : 幸福だな~
『副会長』の福田 : 明け放れたままの保健室のドア。そこに拍手の音が聞こえてくる。
『副会長』の福田 : 「いやー、マジでやっちまうとはな」
『副会長』の福田 : 「あんたらマジでハラ決まってるな」
『副会長』の福田 : 笑いながら現れる福田。しかし距離はあまり詰めず。
『副会長』の福田 : 「生徒会長がグラウンドで待ってる。決着をつけよう」
『副会長』の福田 : それだけ言って、その場を去る。

GM : さて、決戦フェイズ直前ですね。アイテムの分配はここのタイミングが最後ですが、よいでしょうか。
system : [ 九鹿 愛佳 ] 激情 : 9 → 1
system : [ 豊四季 一澄 ] テンション : 13 → 15
system : [ 豊四季 一澄 ] 激情 : 1 → 0
多宝院 那由 : アイテム分配だいじょうぶ……だとおもいます!!!
GM : よし。