GM :
というわけで、導入フェイズ……終了!
GM :
メインフェイズに入ります。
GM :
まずは全員1d6を振って、行動順を決めます。
GM :
では、どうぞ。
多宝院 那由 :
1d6
BloodMoon : (1D6) > 6
GM :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 10[4,6] > 10
豊四季 一澄 :
1d6
BloodMoon : (1D6) > 5
九鹿 愛佳 :
1d6
BloodMoon : (1D6) > 6
GM :
出目ヤバくない!???
GM :
というわけで、リナ、ナユ、アイカ>吸血鬼*2>イズミですね。
GM :
それでは、まずはチュートリアルでリナが1回動きます。
1-1 三ヶ月 里奈:狩猟
GM :
どれがいい! とかあります? なければ狩猟しますが。
多宝院 那由 :
狩猟、ド安定ですよね……
GM :
強すぎるから大丈夫
GM :
迷ったら狩猟で間違いはないですね。吸血鬼は。
九鹿 愛佳 :
迷ったら狩猟、たしかに
🐟 :
とりあえず狩猟、セオリー。
豊四季 一澄 :
一番回数が必要で確実に相手が弱化する。
九鹿 愛佳 :
まずは抜けるようにしなければ…‥
多宝院 那由 :
狩猟で大丈夫……だよな……
GM :
現在だと耐久値は11ですからね。結構安定して抜くには大変なのではないでしょうか。
🐟 :
狩猟されまくった吸血鬼はかわいそうになるぞ。
豊四季 一澄 :
一般人程度の耐久に戻れェーッ!(狩猟)
九鹿 愛佳 :
PC「吸血鬼だからかわいそうじゃない」
GM :
特にイズミさんは固定値で8だから、8まで削りたい気持ちはありそうだ。
多宝院 那由 :
ですね~ じゃあパイセンにも狩猟お願いする方向で……
九鹿 愛佳 :
確実に1回部位が飛ぶ……強すぎるな…‥
九鹿 愛佳 :
部位がいっぱい飛んだら殺意をあげていきます
九鹿 愛佳 :
というわけでこちらも狩猟に一票!
豊四季 一澄 :
狩猟でいいと思います まずはお手本を!
GM :
OK!
多宝院 那由 :
パイセンありがてえ~~~~~~
GM :
みんなはどっちかっていうと人脈のほうが苦手っぽいので、人脈の六実派を壊しましょう。
三ヶ月 里奈 :
「じゃあ、そうだね……」
三ヶ月 里奈 :
「まず、私が引きつける。陽動だ」
三ヶ月 里奈 :
「キミたちは自由に行動し、あやしいものがあれば各個破壊してほしい。ここは六分儀高校。キミたちの方が詳しいからね」
三ヶ月 里奈 :
「愛佳。先輩狩人として、みんなを導いて欲しい」
九鹿 愛佳 :
「……はい。特徴的なものがあれば、2人にも教えていきます」
九鹿 愛佳 :
「先輩にも、自由に動いてもらったほうが効率が良いと思います。……満月の時間は、短いですから」
三ヶ月 里奈 :
深く頷く。
豊四季 一澄 :
やや不安そうではあるものの。「や、やってみる」
多宝院 那由 :
「知識として教えてもらってはいるが、実物を見るのは初めてになるものな。愛佳君、よろしく頼みたい」
九鹿 愛佳 :
「徘徊している眷属は見ればわかると思いますが……、……あとは趣味の悪いものがあれば、とりあえず壊していきます」
豊四季 一澄 :
「趣味の悪いもの。……わかりやすそうで助かるね、違うの壊しちゃったらやばいし」
三ヶ月 里奈 :
リナは一人、伸びる廊下の闇夜に飛び込んだ。しかし煌々と燃える松明が燃えている。
三ヶ月 里奈 :
無数の声が聞こえてくる。
三ヶ月 里奈 :
折れ曲がった廊下の先で、その炎が揺れているのを見るだろう。
三ヶ月 里奈 :
立ち止まり、獰猛に明滅し、時折爆発音が聞こえてくる。
三ヶ月 里奈 :
2D6+1>=5 (判定:人脈)
BloodMoon : (2D6+1>=5) > 10[5,5]+1 > 11 > 成功
三ヶ月 里奈 :
成功ですね。
三ヶ月 里奈 :
支配力 『六実派』 人脈 強度2 → 1
GM :
とまあ、おおよそこんなかんじで、行動の内容決めて判定すればオーケーの世界です。
GM :
しばらく里奈は六実派を引きつけて、暴れているでしょう。
GM :
というわけで、里奈の手番は終了。
GM :
ナユとアイカ、どちらが先に動いてもOKです。どちらからいきますか?
多宝院 那由 :
狩人先輩の愛佳ちゃんに頼みたいな~というきもちがあります
九鹿 愛佳 :
そのほうが自然そうな感じはしますね~~
九鹿 愛佳 :
なおどちらも割と……とおい!(攻撃力の修正で7だけど
九鹿 愛佳 :
あまり判定が強くないので、那由ちゃんに出てきてもらって那由ちゃんとの交流から入ろうと思います。
多宝院 那由 :
はーい!
九鹿 愛佳 :
では、里奈先輩が大暴れしているのをいいことに、さっき言ってたように、よくある血戒を教えたりするのでしょう。
九鹿 愛佳 :
まだまだ吸血鬼の支配力を削らないといけないですからね
GM :
OK
多宝院 那由 :
私も6で退路の狩猟するか交流するかで悩んでるんだけど、交流するならはやいほうがいいということを考えると……うーん……わからねえ……
🐟 :
支配力をどれくらい削るつもりかを逆算するといいかもしれません。
多宝院 那由 :
とりあえず最低でも3は削りたいよね
九鹿 愛佳 :
まあ3削れればいいかなぐらいのあれ
🐟 :
支配力をこれくらい削りたいから、コレくらい削ろうとするとこれくらい手番を使うので、残りの手番がこんくらいで、って感じの。
豊四季 一澄 :
少なくとも8まで削りたいので最低3回、そのうち1回はもうやった。
九鹿 愛佳 :
今回はたぶん余裕はあるようにしてくれていそう(2話は里奈先輩いないしね
多宝院 那由 :
8シーンあるうちで3回、余裕を持って+1、さらに調達も1,2回やりたい、となると残り2,3手番?
豊四季 一澄 :
むしろ今回の交流分の関係深度で援護して確実に残り2回を成功させるのもありかなと考えています。テンションが許せば…
九鹿 愛佳 :
かな~、たぶん調達は、テンション最初からある愛佳と一澄がやっても良い気はする
1-2 九鹿 愛佳:交流
九鹿 愛佳 :
では、那由ちゃんとの交流を行おうと思います。
GM :
いいですね。
GM :
色々お話ししたあと適当な頃合いで判定しましょうか。
九鹿 愛佳 :
交流、どこまでやっていいのか悩むな(喋り的に)
GM :
いっぱいおしゃべりするといいよ
GM :
キャラクタ同士の深まり出来る機会あんまりないので。
🐟 :
ないよね
🐟 :
狩猟に使えるはずの1手番を使って交流すると考えるとかなり喋っていいんじゃないですか。耐久力1ぶんだぜ。
多宝院 那由 :
インセインの感情判定みを感じる………………
🐟 :
耐久力を1削れるはずのリソースを使ってイチャイチャするわけですよ
多宝院 那由 :
そうだよな……そうですね……
🐟 :
あとまあ、単純に純粋に、仲深めといて悪いことって……ないし……
🐟 :
あえて今は距離とっておきたい理由とかない限りは……
九鹿 愛佳 :
「……壊すのにも少し時間がかかるので、今は目星だけ教えておこうと思いますが……、象徴的なものが多いですね」
GM :
血で何か書いてあったりが多いかな。
九鹿 愛佳 :
紋様のようなものとか。こういったものがよくある、と那由に示していく。
GM :
死体でつくったモニュメントとかも。
九鹿 愛佳 :
死体のモニュメント、めちゃくちゃ嫌そうな顔をしそうですね。
GM :
綺麗な結晶とかもあるよ。かわいいね。
多宝院 那由 :
なんかやばい色してそうなんですけど……
九鹿 愛佳 :
なんの結晶なんですかね……
九鹿 愛佳 :
そんなふうに教えながら、那由にふっと話しかけましょう。
九鹿 愛佳 :
「それにしても……、那由さんは凄いですね。あんなに冷静に、生徒会長と対峙できて。 なんでも知っているんですね」
九鹿 愛佳 :
ちなみに、愛佳はファウストは分かりませんでした。なんか芝居みたいな言葉だな、くらい。
多宝院 那由 :
「ん? ああ、ありがとう。父と母の教育のおかげでね」
多宝院 那由 :
「小さい頃から、結構難しい本を母に渡されたりなんかもしていて……そのときに覚えたものだったかな、あれは。確か7歳の頃だ」
九鹿 愛佳 :
「7歳」 自分は、何を読んでいただろう。難しい本なんて見向きもしなかったかもしれない。
九鹿 愛佳 :
ふと、思い至る。 「……那由さんは、さすがにご両親には、このことは伝えてませんよね。巻き込むわけには行かないでしょうし」
多宝院 那由 :
「……そうだね」首を静かに縦に振る。「夜の外出は禁止だし。母も父も、僕のことを可愛がってくれるから、僕に危険が及びそうなことは心配するだろうしね」
九鹿 愛佳 :
「怪我じゃすみませんからね。……だからこそ、必ずあの生徒会長を倒さないといけない。……あの口ぶりだと、高校で留まる気なんて、さらさらないようですから」
多宝院 那由 :
「ああ。家どうしの争いになったら困る」冗談っぽく笑う。「……そういえば、参考までに聞いておきたかったんだよな、あの生徒会長の思想は家柄由来のものだったのか」
九鹿 愛佳 :
「……家柄?」 そこまで及ばない思考。
GM :
六実家はそこまで上等なお家じゃないですね。
GM :
新築の一戸建てに住みますが、建売のもので、ナユやリナとは世界が違います。
GM :
十分いい家ですが、二人と比べれば上等、とは言えないでしょう。
多宝院 那由 :
「ああ、家柄。……またの名を、ご近所付き合い」
九鹿 愛佳 :
「……、…体面、とか周りの評価、みたいな話でしょうか」
多宝院 那由 :
笑う。「詳しいね」
多宝院 那由 :
「まぁでもそれは……真理に近いかもしれない。家同士に限らず、人と人が接するなら必ずそういうことを考える」
多宝院 那由 :
「どういう振る舞いをしたら、どういう印象になるか。それを常に考えている……話が戻るが、僕は生徒会長と対峙したとき、実は全く冷静ではなかったよ」
GM :
遠くで断続的に悲鳴や破壊音が聞こえてきますが、窓からの月光は穏やかです。
九鹿 愛佳 :
「……冷静じゃなかった、と言っても、すごくいろいろ考えていたように見えました」
GM :
光沢のある床を青白く照らしている。
多宝院 那由 :
「そうできていたら嬉しいね。狩人として僕より長く生きている愛佳君からの評価なら、とても自信になるな」
多宝院 那由 :
「ただ……そうだな。色々考えて気を紛らわせて、それで冷静さを保てていたのかもしれない。……本当にどうしようもなくなったとき僕がどうなるか、僕はまだ知らない」
🐟 :
なゆさん、自己評価がシビアでかっこいいねえ
🐟 :
理性最高!
GM :
かっこいいよね
豊四季 一澄 :
かっこいい。
GM :
告白とかされててもおかしくない
🐟 :
貫禄がね~
GM :
ちゃんとそれがロールだっていうのも自覚してるのがね
GM :
見られること、振る舞うことを知っている……
豊四季 一澄 :
いずれ常に誰からも見られるようになる立場に生まれた人……
🐟 :
そんな人がね~ 夜にね~
🐟 :
なゆさんめちゃめちゃ背徳映えそうだよね(率直感想)
GM :
位置エネルギー
🐟 :
高いほど映えるからな……
豊四季 一澄 :
正負反転方式。
多宝院 那由 :
背徳やりたい!!!!!!!
🐟 :
背徳のないブラムンやったことないんだよな逆に
九鹿 愛佳 :
「那由さんだけではなくて、一澄さんも、気圧されないだけで十分だと思います。……本当にどうしようもなくなる前に、私達はこうやって来てるんですし」
多宝院 那由 :
「そう、一澄君も本当に強い。色々あってその上で僕がここに正しく在れるのは、一澄君のおかげでもある」
多宝院 那由 :
「だから、」愛佳を正面から見る。「愛佳君、どうか先輩として僕達を支えてくれたら、僕は嬉しい」
多宝院 那由 :
にこやかな笑み。少しだけ首をかしげる。髪が揺れる。
九鹿 愛佳 :
「……はい。もちろんです。 私の知っている限りで、ですが」
九鹿 愛佳 :
「2人と一緒に、この学校を取り戻せるように、頑張ります」
多宝院 那由 :
「よろしく頼む」姿勢良くお辞儀をする。梳かされた真っ直ぐな髪が、月光を僅かに反射した。
GM :
ast
BloodMoon : ランダム全特技表(5,6) > 脚部6:跳ぶ
GM :
では、跳ぶで判定を。
九鹿 愛佳 :
では、興奮剤を使って+2修正をいれます
GM :
OK! 判定を~
九鹿 愛佳 :
2D6+2>=6 (判定:測る)
BloodMoon : (2D6+2>=6) > 3[1,2]+2 > 5 > 失敗
GM :
ふふっ
九鹿 愛佳 :
ありがち
多宝院 那由 :
まじで?
多宝院 那由 :
こ……好奇心とかないの? ない……
豊四季 一澄 :
調達多めに取るならどうするか考えています。
GM :
いやまあ これは 事故ですね
GM :
なお激情がないとおおよそダイスは覆せませんね
豊四季 一澄 :
幸運のお守り、レアアイテムになっちゃったからな……
🐟 :
あらー
🐟 :
なんか初ブラムン見るたびに初手交流失敗してる気がする。
九鹿 愛佳 :
みんな通る道
🐟 :
いつも普通寄りの子が品位の高い感じの相手に交流してシクってるんですよ。
🐟 :
そういう光景をこれで3回見た。
🐟 :
やっぱ相手が気高いと……
多宝院 那由 :
俺の品位が高いばっかりに!
🐟 :
品がありすぎた。
豊四季 一澄 :
そんな毎回恒例があるのか。
GM :
マジで交流初手失敗見ますね
system :
[ 九鹿 愛佳 ] 余裕 : 6 → 0
九鹿 愛佳 :
じゃあ、那由ちゃんにそう頼られつつも
九鹿 愛佳 :
ちょっと不安が残ってしまったような感じですね
九鹿 愛佳 :
主に自分の方に
GM :
言葉は確かにナユの心に届いたかもしれない。
GM :
しかしその孤高には、跳んでもなお届かない。
九鹿 愛佳 :
差を感じなくは、決してない。
GM :
話してから初めて測ることのできる差があった。
GM :
つぎはナユですね。
GM :
行動はお決まりで?
多宝院 那由 :
はーい! 交流します! 対象は一澄ちゃんで!
豊四季 一澄 :
はーい!
多宝院 那由 :
でもシーン的には続きな感じにしようかな!
GM :
ではそのままどうぞ!
1-3 多宝院 那由:交流
豊四季 一澄 :
と話していたところ、つけっぱなしの炎のゆらめきがそばに戻ってくるのを感じます。足音、光量。
🐟 :
火とともに帰ってくるの、めっちゃ雰囲気が出ていいですね
🐟 :
火というか 灯り
GM :
たいまつ映えるよ
GM :
映え武器
🐟 :
映えだな~
🐟 :
火炎たいまつ強くて映える
GM :
こういう武器と絡めたロールめちゃめちゃいいですね
🐟 :
ね
九鹿 愛佳 :
火はいいな~~
🐟 :
これが光の力だああああああああ
豊四季 一澄 :
(叫びながらたいまつを敵に押しつける)
🐟 :
すっかりワイルドなイズミちゃんに……
🐟 :
(っていうかもとから固定値高いバリアタッカーだしなこの子……)
豊四季 一澄 :
そうなんですよ 指定特技は「話す」を「笑う」で代用だよ。
🐟 :
あまりにもガッチガチの構成
多宝院 那由 :
「……」愛佳の顔を見る。その目の動きを捉える。どうしようかと考えていた、視界が照らされる。
多宝院 那由 :
「おかえり。何か見つかった?」
九鹿 愛佳 :
那由に見えた表情は、すこし、気負ったような笑顔に移ってしまったかもしれない。戻ってきた一澄を見る。
豊四季 一澄 :
「なにも」と首を振る様子もよく見える。「この辺には何もないみたい。特別教室とか、普段あんまり入らないトコかもね」
多宝院 那由 :
「そうか、ありがとう。しばらく一緒に行動しようか、火の明かりがあると安心する」
多宝院 那由 :
きっと一澄がいたほうが愛佳にとっても居心地が良いだろう。そう判断した。少し話しすぎてしまったから。
豊四季 一澄 :
「やっぱ暗い中ってブキミだもんねえ」笑う顔に少し差す影までも、火が克明に照らし出してしまう。
多宝院 那由 :
「そう、5月とはいえまだ夜は冷えるし……炎、暖かいから」
多宝院 那由 :
「……ずっと持ってて重くない? そのあたりの訓練をしたのかな」
九鹿 愛佳 :
「明かりがあるとないとでは全然違いますし、ある程度は固まって動いたほうがいいかもしれませんね」
九鹿 愛佳 :
重さについては、里奈もだし、きっと鍛えられたんだろうな、と思っている。
豊四季 一澄 :
「ホントよく見てるよねー、実はけっこう重い」と下端を床について一休み。
豊四季 一澄 :
「でも、やっぱり持てないと話にならないじゃん? 休み中だいたい筋トレと、あと疲れない振り方の練習してた」
多宝院 那由 :
「そうだよな……うん、少し休もう」立ち止まる。
多宝院 那由 :
「そういえば」愛佳の方を見る。穏やかで優しい抑揚を意識する。「愛佳君は杭を使っているようだけど、これも里奈君に教わったのかな。よかったら、狩人になってすぐの話を聞きたい」
GM :
里奈は狩人の専門教育を受けているし後輩の指導をしてるので、一通りは使えますね。
GM :
歌でも戦えます。
豊四季 一澄 :
たいまつ、筋トレとつけ方消し方もそこそこに「火を近づけてはいけないものリストの暗記」とか「うっかり燃え移らせたときの迅速な消火方法」とか世知辛いことを叩き込まれる気ばかりしている。
GM :
里奈「吸血鬼もすぐ放火するから、あまり考えすぎないほうがいいよ」
🐟 :
ワハハハ
豊四季 一澄 :
そういわれればそうだ。Lv1から発火できる。
GM :
ちょうどいい案配で、そうですね、保健室がありますね。
多宝院 那由 :
じゃあ入って座りますか~!
豊四季 一澄 :
ベッドや薬棚からは遠めの席を取らせてもらおう。
九鹿 愛佳 :
じゃあいったん休憩休憩ということで。
多宝院 那由 :
どうしようかな いつも養護教諭が座ってる席に正しく座るか……
九鹿 愛佳 :
「杭は、そうですね。2人と同じように、里奈先輩から教えられたものの中で、選んだんですけれど」
九鹿 愛佳 :
「……里奈先輩に教えてもらったのは、基本的にはこのGWで2人が教わったようなのと一緒だと思ってもらって大丈夫です」 吸血鬼の部位だとかそういうあれそれ
GM :
鍵の壊し方とかも教えます。
九鹿 愛佳 :
「でも、それからは即実戦ですね。……武器の使い方はともかく、吸血鬼の相手に、練習なんてないので」
GM :
人の縛り方とかも便利。
九鹿 愛佳 :
「里奈先輩の動きを手伝うような形で、動き方をいろいろ教えてもらいました。とは言っても、同じ吸血鬼を相手にするわけではないですから、動き方というよりは、見方、なのかもしれませんけれど」
多宝院 那由 :
「なるほど」柔く微笑んでいる。「杭を選んだ理由とか、あるのかな」
豊四季 一澄 :
「実戦あるのみ、か」だいぶ驚いた様子ではーっと息を吐く。「でもやっぱり、それが一番早そうだもんね。慣れがさ」
九鹿 愛佳 :
「相手してくれる吸血鬼なんていないですからね」 冗談ぽく、笑うように。理由を問われると、手にした杭を握る。
九鹿 愛佳 :
「……他にもいろんな驚異はいますけれど、……吸血鬼、を殺すのに一番適していて、比較的すぐに使えるものだったから、でしょうか」
九鹿 愛佳 :
吸血鬼、という言葉に力がこもる。
GM :
吸血鬼にはやっぱり杭。
🐟 :
杭、ロマンがある
🐟 :
あと素人だから想像しやすいのって大事だよね
九鹿 愛佳 :
杭、刺せばいけるっていうのが一番分かりやすい
🐟 :
とっさに動くためにはイメージ。
GM :
わりと普通の子なのに殺意が宿ってるバランスがめちゃめちゃいいんですよね
多宝院 那由 :
ほんとうにめちゃくちゃいい
多宝院 那由 :
このシーンできたのまじでありがたくなっちゃうな………………
豊四季 一澄 :
場合によっては十分表の世に戻れたのではと思えるだけに「自分で選んで来ている」という感じがより強くなる。
多宝院 那由 :
「…………」杭を握る手を、発せられた言葉の抑揚を、それを言うときの表情を、見る。
豊四季 一澄 :
「そりゃそうだ、そんなに親切じゃなさそうだもんね」と浮かんでいた笑みはすぐに消えた。彼女が狩人である、ともっとも思える部分が見えたからだ。
豊四季 一澄 :
彼女ははっきりと、「殺す」と言う。
九鹿 愛佳 :
「……2人にはまだ言っていなかったですけど、私の家が吸血鬼に襲われて、そのとき、里奈先輩に助けてもらいました。 ……だから私は、狩人をしています」
GM :
吸血鬼は人間の営みを脅かす。大切なものを傷つける。
GM :
あなたがたが武器を執るシンプルな理由。
GM :
大切なものは自らの手で護らなければならない。
GM :
失われたものが戻ることなどありえない。死は覆らない。
GM :
吸血鬼にでもならなければ。あるいは、魔法でもなければ。
豊四季 一澄 :
その言葉を聞くだけで、悲痛そうに顔を歪めた。そしてようやくその姿勢に納得がいく。
多宝院 那由 :
"家が吸血鬼に襲われた"。それが意味することを考える。家に踏み込まれること。日常が壊されること。それが表すことは言葉そのものの意味よりずっと深くて、広くて、暗い。
豊四季 一澄 :
何か言おうとは思えど、何の言葉をかけてもその事実の前では何にもならない気がした。口ばかりがぱくぱくと動いている。
九鹿 愛佳 :
「だから、この学校に巣食っている吸血鬼も殺さないといけない……、その一心です。……2人ももう、他人事じゃないですから、同じでしょうけれど」
九鹿 愛佳 :
近しい人が、狙われる可能性がある。自分と同じように、脅かされるかもしれない。
九鹿 愛佳 :
2人とともに動く理由は、それだけでも十分だ。
多宝院 那由 :
「……ああ、そうだな」凛とした声。「僕は僕の大切な人を守るために、吸血鬼を倒す」
豊四季 一澄 :
他人事ではない。同じ狩人という立場にある。それにまず頷いて、ようやく口が追い付いてくる。
豊四季 一澄 :
「……うん。そのために来たんだもんね。もうこれ以上、って……」
多宝院 那由 :
頷く。「人は皆、僕の大事な友人達だ。これ以上誰も犠牲にはさせない」
九鹿 愛佳 :
「……はい。今は里奈先輩も動いてくれていますし。しっかり準備していきましょう」
GM :
ast
BloodMoon : ランダム全特技表(3,3) > 胴部3:呼吸器
多宝院 那由 :
2D6+1>=6 (判定:止める)
BloodMoon : (2D6+1>=6) > 6[1,5]+1 > 7 > 成功
GM :
成功ですね!
多宝院 那由 :
じゃあえーと こちらから一澄ちゃんに対して関係+2かな
多宝院 那由 :
連帯感のきもちをお返ししておきましょう……!
GM :
なんと交流が強化されてて、相互にもらえるのです
多宝院 那由 :
えっ?
豊四季 一澄 :
ではこちらの連帯感も強化!
多宝院 那由 :
ほんとだ・・・・・・・・・・・・・・・・
GM :
いちゃつき推奨パッチ
九鹿 愛佳 :
すごい
GM :
というわけで相互に2点ずつ関係が増えました。
GM :
狩人は一人では戦えない。
GM :
夜の闇、隠された脅威には、ともに手を取り合う以外に方法はない。
GM :
仲間との連帯は時に盾となり、刃にもなる。形にならぬ見えない力こそが、吸血鬼に対抗する一番の武器になる。
GM :
言葉と想いを募らせ、夜は更ける。
GM :
――そして吸血鬼が動く。
GM :
さて、メインフェイズも半ばですね。
GM :
メインフェイズのサイクル1。リナ、アイカ、ナユの行動を終え、吸血鬼の行動となります。
GM :
やっていきましょう、
1-4 六実優1:破壊
GM :
先に宣言しておきましょうか。
GM :
カズミの幸福、豊四季 一馬を破壊します。
GM :
妨害する際は、妨害すると宣言していただければ幸いです。
GM :
シーン表を振ろう。
GM :
2d6
BloodMoon : (2D6) > 6[1,5] > 6
GM :
誰もいない体育館裏。
GM :
そうですね、あなた方が保健室で休憩していると、外から声が聞こえてくる。
- :
「てめぇ、ふざけんな、おい――!」
- :
聞き覚えのある声ですね。
豊四季 一澄 :
「……えっ?」聞き間違うはずもない声だ。顔を上げる。しかしまだ、『なぜ』聞こえるのかがわからない。
GM :
何やら揉めているような。ばたばたと足音などが聞こえていますね。
- :
「はなせ、てめえっ!」
- :
という声のあとに、かぁん、と軽い音が響く。
- :
金属バットは中空で、硬い物を叩くと鳴るんですよね。
豊四季 一澄 :
音を待たず、窓の方へ駆け出している。壁際の棚を足がかりに、そのまま外へ飛び出さんばかりの勢いで。
- :
それで声が聞こえなくなる。
- :
あなたが外に出ると、争った後が体育館裏の方に続いていますね。
豊四季 一澄 :
「かず!!」口をついて飛び出したのは昔の呼び名だ。最近は恥ずかしがってとんと呼ばなくなってしまっていた 呼び名で、片割れを呼ぶ。
九鹿 愛佳 :
「今の声は……、一澄さん!」 動き出した一澄を追う。
多宝院 那由 :
一澄ちゃんの後を追いましょう。「一馬君? どうして、」走りながら独りごちる。
豊四季 一澄 :
返事がないとみれば、そのまま外へと飛び出してしまった。たいまつを目前へ突き出しながら、あるはずの姿を探している。
六実優 :
「ああ、よく間に合いましたね。それでこそ、ボクたち生徒会に挑む狩人たちだ」
豊四季 一馬 :
豊四季一馬は気絶しており、六実優に抱えられている。
『副会長』の福田 :
会長の周辺には福田を含めた生徒、教師が総勢8名ほど。
豊四季 一澄 :
照らし出されたのは圧倒的な無勢だ。「吸血鬼に家を襲われた」先ほどの言葉が頭をよぎり、最悪を想像して、顔がさっと青ざめる。
六実優 :
「永遠」
六実優 :
「人は容易く命を失う。日常を取りこぼす。続くと思っていた幸せな時は唐突に終わってしまう」
六実優 :
「それは遅かれ早かれ訪れるもの」
六実優 :
「ボクがしていることは、その運命を先んじているだけに過ぎないのだよ」
九鹿 愛佳 :
一澄に追いつけば、待ち構えている吸血鬼たちが見える。しかし、一度に相手にするにはあまりに多い。 「……好き勝手なことを」
六実優 :
六実は一馬の細い身体にその指を這わす。
六実優 :
「美しく若い肉体だ。健康的で、充実した日常を営んでいたのだろうね」
六実優 :
一馬の顔を横に向け、首筋を無防備に晒す。
多宝院 那由 :
「へえ、これは確かに……趣味が僕とは合わない」8人に聞こえるような通る声。「それが事実であるとして、君に運命の時を決められる理由はないと思うけど」
六実優 :
「その通り、理由などない」
六実優 :
「ただ、吸血鬼という強者は――選ぶ立場にあるというだけのこと」
六実優 :
「植物がその実を間引かれ、いずれにせよ摘み取られる定めにあるのは、それを行う人間に抗う術を持たないからだ」
豊四季 一澄 :
「うるさいうるさい、うるさいうるさいうるさいうるさい!!」やみくもにたいまつを振り回す。火の粉が舞い、光が長い軌跡を描く。
豊四季 一澄 :
「かずを離せッ!! 返せェェェッ!!」
『副会長』の福田 :
その乱雑な攻撃によって倒れたのは、2人の生徒と教師1人。
『副会長』の福田 :
多勢に無勢。福田は隙を突いてカズミの身体を押さえ込む。
『副会長』の福田 :
「はっはは、お前の大事な家族が失われていくのを、目の前で見てるんだなッ!」
豊四季 一澄 :
その姿勢は囲まれている状況においてあまりに前のめり過ぎた。
豊四季 一澄 :
「痛ッ」手を離れたたいまつが転がっていけば、そこにいるのはただの少女にすぎない。
六実優 :
「それでは――この命、頂戴しよう」
六実優 :
六実は牙の伸びた口を、カズマの無防備な首へと運ぶ。
豊四季 一澄 :
「やめッ、」身を乗り出しても大して動いてはいない。けれど、そうせずにはいられない。
豊四季 一澄 :
普段ならひどく現実離れして聞こえる言葉たちが、今はどうしようもなく現実なのを、肌で理解できるから。
豊四季 一澄 :
「やめて――――――ッ!!!」
『副会長』の福田 :
カズミの身体に複数の生徒が折り重なる。手から離れたたいまつが、少し離れたところで燃えている。
『副会長』の福田 :
その炎もまた地面に焦げあとを残すばかりだ。
多宝院 那由 :
妨害……します!
GM :
OK
GM :
ast
BloodMoon : ランダム全特技表(6,5) > 環境5:待つ
GM :
お、持ってますね。
多宝院 那由 :
持ってますね………………
GM :
ちょうど狙い撃ちと同じ特技ですね。
多宝院 那由 :
ありがたい……
GM :
あっと、すみません。言い忘れてました。
GM :
吸血鬼の常駐アビリティ。長い手。
GM :
妨害に-2のペナルティがつきますね。
GM :
判定値はこれで7ですね。
豊四季 一澄 :
那由さんの妨害行動に援護を行います。
GM :
OKです。
GM :
関係深度が3なので+3。判定値は4ですね。
GM :
では他になければどうぞ。失敗すると死にます。
多宝院 那由 :
2D6-2+3>=5 (判定:待つ)
BloodMoon : (2D6-2+3>=5) > 7[1,6]-2+3 > 8 > 成功
GM :
成功ですね。
GM :
好きにしていいですよ!
多宝院 那由 :
銀色の弾が込められた、夜の光を跳ね返す銃。それを握り締める。正確に、照準を合わせる。息を止める。そうして、
多宝院 那由 :
引き金を引く。
多宝院 那由 :
一発目は六実の首を撃ち抜く。
多宝院 那由 :
二発目は、弾の衝撃で一馬から少し離れた、その頭を。
GM :
炸裂音。銃弾が空気を裂く音は刹那。皮膚を破き、頭蓋骨を砕き、脳を通り抜ける音は濡れた音として宙に舞う。
多宝院 那由 :
三発目は、口内を狙う。
GM :
鮮血が体育館の壁に散り、
GM :
三つ目の銃弾は長広舌を振るう舌を射貫く。
豊四季 一馬 :
豊四季一馬はその手を離れ、力なく倒れゆく。
『副会長』の福田 :
「会長!!!」
六実優 :
後ろにのけぞり倒れようとする六実優は、しかし、踏みとどまる。
多宝院 那由 :
「隙がありすぎだ」銃を下ろして、静かに睨みつける。睨みながら撃ち抜いた口内を確認した。普通の人間なら、急所だ。
六実優 :
口から夥しい血を流し、首と脳天に赤い穴を空け、それでもムツミは立っている。
六実優 :
その目がナユを見る。
多宝院 那由 :
手が震えている。震えている。どうしようもなく。それを隠すように、銃を強く握る。
六実優 :
銃弾の衝撃でズレたメガネをくい、と正すと、瞬く間にその傷が塞がっていく。
六実優 :
「良い!!」
豊四季 一澄 :
叫び声。銃声。破裂音。目の前で流れた血は、人間と何ら変わりないが――しかし弟のものではない。呆然とそれを見ている。
六実優 :
「実に良い!!!」
六実優 :
「この極限下においても発揮される、研ぎ澄まされた精神!」
六実優 :
「さすがは六分儀高校ライフル部にその人ありと言われた逸材だ!!」
多宝院 那由 :
息をのむ。人ではないとはいえ、傷が癒えるのに時間がかかると思っていた。「……どうもありがとう」手が震えている。震えている。声は、どうだろう。正しく出せている自信がない。
九鹿 愛佳 :
六実の手から離れた一馬を、急ぎ引きずるように吸血鬼の側から引き離す。 吸血鬼たちがあっけにとられている間、できるのはそれくらいだ。
多宝院 那由 :
それでも狂わずに立てているのは、"人殺し"にならなかったという安堵だろうか? 殺さなければならない存在が、生きていて、ほっとしたのか?
豊四季 一馬 :
カズマは生きている。気さえ失っているが、息をし、体温はまだある。
多宝院 那由 :
その発せられた変わらぬ声で、少しでも安心してしまった自分に嫌悪感を抱く。違う。駄目だ。殺さないといけない。自分の中の正しさが言う。"でも、人殺しは犯罪だ"
九鹿 愛佳 :
一澄の家族はまだ、生きている。 自分たちの側にひとまず寝かせると、ひとつ息をつき、再び吸血鬼たちに杭を向ける。
多宝院 那由 :
「……人に、」震えている。「向かって撃ったのは初めてなんだ。そう言われて、自信を持てばいいのか判断しかねるね」
『副会長』の福田 :
イズミを抑える手が離れる。
九鹿 愛佳 :
「……那由さん。考えるのは、あとです」 ライフルを放ったあと止まった那由に、一つ声をかける。
豊四季 一澄 :
ふつうの人間なら死んでいる。遠目ですらそうと見て取れる傷が一瞬で消えた、その様を呆然と見つめていたその体が、支えを失って不意に崩れる。
六実優 :
「ふっ、キミの初めてを頂けるのは、光栄なことだ」
多宝院 那由 :
いや
多宝院 那由 :
これはカップリングでは?(は?)
多宝院 那由 :
やめろ! 架空の同人誌を出すな
九鹿 愛佳 :
撃ち抜いた(撃ち抜かれた)仲
九鹿 愛佳 :
初めてという形容詞を忘れていたな
多宝院 那由 :
愛佳を見る。たっぷり3秒間見つめて、それから声を出した。「……ああ……うん。そうしよう。ありがとう」
豊四季 一澄 :
地面に転がったまま視線を上げて、視界に入るのは自分と同じ色の髪の毛だった。立ち上がれもせずに、這うように近づいていく。
六実優 :
「しかし、こうもすばらしいと……試したくなってしまうね。キミたちがどこまで抗えるのか」
六実優 :
ムツミはポケットからスマートホンを取り出し、操作する。
六実優 :
そして耳にあて。
六実優 :
「ああ、ボクだ」
六実優 :
「ああ。『やれ』」
六実優 :
そう言うと、すさまじい爆発音が聞こえてくる。
六実優 :
その音は遠い。にもかかわらず、ここまでその音が届くほどの音。
GM :
データ処理をしましょう。ナユのテンションが3上昇し、イズミからナユの関係が1深まります。
豊四季 一澄 :
援護ぶんでこちらのテンションも+3しておきますね、関係深度は3→4。
system :
[ 多宝院 那由 ] テンション : 1 → 3
system :
[ 豊四季 一澄 ] テンション : 4 → 7
一澄→那由 連帯感 4
GM :
そうですね。これくらいですか。
GM :
妨害は仲間に妨害してもらうと、成功したとき関係が深まるんです。お得ですね。
1-5 六実優2:破壊
六実優 :
爆発音のあと、そうですね……。
六実優 :
方角にしてアイカさんちの方ですか。そっちの方で煙が上がっているのが見えます。
六実優 :
というわけで、アイカの幸福、『残された家族』を破壊します。
九鹿 愛佳 :
爆発音。方角を振り向く。それは少なくとも、多宝院の家のほうではない。
九鹿 愛佳 :
「……まさか……!」
九鹿 愛佳 :
ここからだと、何もわからない。しかし、推測は、いつも最悪の方向へと向かう。
六実優 :
「ははは、たまたま車から漏れたガソリンが引火したみたいだ。近隣の家屋に火が付いたみたいだよ」
六実優 :
「爆発で玄関部が破壊され、出入りは難しい、と」
多宝院 那由 :
愛佳のほうを見る。表情を伺う。「そっちに何が、」言いかけて、六実の声に遮られた。
豊四季 一澄 :
弟は生きている。それを確認して後、安堵する間もなく割り入った爆発音。ようやく立ち上がって、未だ震えながらも生徒会長を睨み付ける。
九鹿 愛佳 :
「……お前……!」
九鹿 愛佳 :
強く出したはずの声は震える。
六実優 :
「さあ、どうする? 急げば間に合うかも知れない」
九鹿 愛佳 :
「ッ……!!!」
九鹿 愛佳 :
こいつらのやり口は知っている。つまり、もう、そこにいる、ということだ。
九鹿 愛佳 :
分かっていて、目の前の吸血鬼は言っている。今すぐ、殺せる、と。
六実優 :
「……吸血鬼に抗おうというのは、愚か者のすることだ」
六実優 :
「だがボクはそんな人間の勇気こそ褒め称えたい」
六実優 :
「キミたちは愚かながらも素晴らしい魂の持ち主だ!」
六実優 :
「抗うならば、抗い続ければいい! ボクはそれに相応しい試練を課し続け……やがてキミたちに永遠の価値を理解せしめるだろう!」
九鹿 愛佳 :
ぎり、と奥歯が軋む。 いま、無策に飛びかかったところで、なにかが変わるわけではない。一人で戦いに行くのは愚の骨頂というのは、もう教わった。
九鹿 愛佳 :
「……賞賛の言葉なんて、いらない」
九鹿 愛佳 :
「……要るのは、お前たちがいなくなった後の灰だけだ」
六実優 :
「ふむ」
六実優 :
「もたもたしている内に灰になるのは――」
六実優 :
「一体、何なんだろうね……」
GM :
というわけで、妨害しなければ残された家族は死にます。
GM :
ロール的な妨害方法のアドバイスはいくらでもできるので、する場合はご安心されたし……。
多宝院 那由 :
じゃあ……妨害 します……!
GM :
ast
BloodMoon : ランダム全特技表(2,5) > 頭部5:反応
GM :
援護、アイテム等はありませんか? 長い手は今日も元気に-2です。
豊四季 一澄 :
援護を行います。
GM :
関係が伸びて+4。
GM :
すごくプラスしますね!!!!!
多宝院 那由 :
2D6-2+4>=6 (判定:自信)
BloodMoon : (2D6-2+4>=6) > 3[1,2]-2+4 > 5 > 失敗
GM :
失敗ですね。
九鹿 愛佳 :
幸福が壊れる音
六実優 :
さて。ではどうしましょうかね。データ的にはもう失敗が確定していますが。
六実優 :
遅れて、消防車の音が聞こえてきます。
九鹿 愛佳 :
もし六実からなにか伝えられたら、反応はしましょうか。
九鹿 愛佳 :
現場は見えないですからね
六実優 :
「ふむ……いや、急ぐ必要はなくなった」
九鹿 愛佳 :
「……、……」
九鹿 愛佳 :
もう、目の前の吸血鬼の言葉を聞かなくても、予感はしてしまった。
六実優 :
「火の手が回るのが早かったようだね……それはそうだ。玄関口に灯油が積まれていたのだからね……」
六実優 :
「建物はほとんど全焼。中に人がいたものの、その生存は絶望的」
九鹿 愛佳 :
「……、……そう」
六実優 :
「当然、これはボクたちのしたことではある、が」
六実優 :
「防げたことでもある」
六実優 :
「吸血鬼は世界を裏から統治する、真の支配者だ。食物連鎖の頂点は人間ではなく、吸血鬼だ」
六実優 :
「そのヒエラルキーを覆そうなどというのは、少しばかり、馬鹿げたことだと思わないかい?」
九鹿 愛佳 :
「……思わない」
九鹿 愛佳 :
「少なくとも、今日あなた達がここから消えれば、明日、こんなことが起きるのを防ぐことはできる」
六実優 :
「ははは。素晴らしいね。それが蛮勇か、虚勢か。どちらにせよキミの魂を生き生きと立ち上がらせているものには変わりない」
六実優 :
「もう大切なものは、全て失われてしまったというのに」
九鹿 愛佳 :
「お前たちが、奪った。……だから」
九鹿 愛佳 :
「次はお前たちの順番だ。 もうこれ以上奪えないように」
九鹿 愛佳 :
大切なものは、失われた。もう戻らない。直接目に見なくても、いつかこうなるかもしれない、ということは分かっていたことだ。
九鹿 愛佳 :
足を踏み入れたときから。それが早いか遅いかだけというのは、何にとっても変わらない。人間にとっても、吸血鬼にとっても。
九鹿 愛佳 :
そうなれば残るのは
九鹿 愛佳 :
純然たる殺意だけだ。
六実優 :
「……」
六実優 :
「ならば、その殺意。果たしてみるがいい」
六実優 :
「絶望の果てに全てを失い、何にも届かず、くずおれてもなお」
六実優 :
「己の高潔さに準じることを、ボクは許そう!」
六実優 :
そう言って、六実は校舎へと消えていく。
九鹿 愛佳 :
去っていく六実を見送るしかできない。いまは、まだ。
多宝院 那由 :
「っ、」動けなかった。引き金を引いた瞬間のあの音が、あの光景が、ずっと頭の中で繰り返されて、心臓の音と混ざって、目眩がしていた。思考の隅に追いやろうとしても収まらない。愛佳から忠告されたのにも関わらず。
多宝院 那由 :
銀の銃の引き金の感触が、指に残り続けていた。
豊四季 一澄 :
凶行を防げたと、そう思ったのもつかの間でしかなかった。手の届かないところであまりにもあっさりと失われた命に、手が震え、足の力が抜け。
豊四季 一澄 :
蒼白な顔で、再び弟の隣にへたり込む。
九鹿 愛佳 :
虚勢には違いない。しかし、虚勢を張って、殺意をもって返すことでしか、もう自分は保てない。
九鹿 愛佳 :
失われたものは、もう戻ってこないのだから。
多宝院 那由 :
「……一馬君、保健室に連れて行こうか」ようやく話せた言葉は、震えていた。
GM :
学校という日常の場においてなされる常軌の逸したやりとり。
GM :
狩人の命を、幸福を、精神をすり減らす、あまりに苛烈な現実のすべて。
GM :
吸血鬼は無慈悲にその牙を震い、容易く営みを破壊する。
GM :
それでも尚、狩人は武器を握り続ける……。
GM :
はい。それではデータ的な処理をしましょう。ナユがテンション5上昇ですね。
GM :
援護したイズミさんがテンション3上昇。
system :
[ 多宝院 那由 ] テンション : 3 → 8
system :[ 豊四季 一澄 ] テンション : 7 → 11
system :[ 豊四季 一澄 ] 激情 : 0 → 1
九鹿 愛佳 : 幸福『残された家族』1 → 0
GM :
あっ、恐慌はこれしないか。しませんね。
GM :
あ、するか……すみません、します。
GM :
イズミさんは恐慌状態。
GM :
幸福『残された家族』は破壊されますね。
GM :
アイカの耐久値はそれに伴い-1で5。
GM :
とはいえ、激情獲得ですね。よかったね。
GM :
さて。完全にお通夜ムードですが、イズミさんの行動です。
九鹿 愛佳 :
そう、まだ一澄ちゃんの行動がのこっている……
多宝院 那由 :
そりゃお通夜にもなるよ 人が死んでるんだぞ
多宝院 那由 :
人が死んだらお通夜するだろ!!!!!!!!!!!!!!!
九鹿 愛佳 :
データであってもキャラは死んでいくんだ……
1-6 豊四季 一澄:狩猟
豊四季 一澄 :
行動内容は「狩猟」、支配力「反理想郷血戒」を破壊したいです。
GM :
OK。
GM :
2d6振っていただけると良い感じにシーン出します。
豊四季 一澄 :
2D6
BloodMoon : (2D6) > 8[3,5] > 8
GM :
職員室ですね。
GM :
明かりが落とされ、がらんとしています。教師それぞれ、並んでる本やレイアウトに個性がある。
GM :
なかなか踏み込まないですよね、普段は。
豊四季 一澄 :
元々あまりいい思い出のない場所ではある。この場所にさっと入って、なんのお咎めもなく鍵を取ってきていた那由を驚きをもって見ていたのもそのためだ。
豊四季 一澄 :
ましてや――「あの」後。
九鹿 愛佳 :
あの後だからなあ……
豊四季 一澄 :
このシーン間に弟を保健室へ連行しました。
豊四季 一澄 :
あとたいまつを回収。
多宝院 那由 :
がんばってはこんだんだなあ……
GM :
あなたがたはすぐ気づくでしょう。壁の一つに、べったりと血で、大きな目が描かれている。
GM :
どうしてこれに気付かなかったのか。
GM :
それはずっと……あったのです。
豊四季 一澄 :
いつも以上に周囲を警戒する中で、それは自然と目に入った。普段ならば沸いてきただろう嫌悪よりも先立つのは、その赤黒い色が見えた時、ほとんど反射的に起こった恐れ。
GM :
判定に成功すると、なんかそれを上手いこと破壊できます。
豊四季 一澄 :
判定特技が「逃げる」なので、早くここを去りたい一心でさっさと焼いてしまいます。
GM :
血で描かれた目の模様は、まるで生きているかのように、部屋に入ってきたあなたへその瞳孔を向けます。
GM :
ただの血の模様ではないことは明白。
多宝院 那由 :
援護します!
豊四季 一澄 :
では援護いただいて、判定します。
豊四季 一澄 :
2D6+2>=6 (判定:逃げる)関係深度は2
BloodMoon : (2D6+2>=6) > 7[3,4]+2 > 9 > 成功
GM :
では、うーん……そうですね。
『会計の』甲斐 :
「させないわ」
『会計の』甲斐 :
教室に流れ込んでくる、生徒、教師。
『会計の』甲斐 :
フォロワー 犯罪者の効果で、振り直しさせます。
『会計の』甲斐 :
判定をもう一度どうぞ。
九鹿 愛佳 :
!?
木公戸 :
ここからが本当のブラッドムーンだ
多宝院 那由 :
アアア?
多宝院 那由 :
ア??????
九鹿 愛佳 :
フォロワーの効果……!?
『会計の』甲斐 :
フォロワーには種別があり、それぞれ効果を持っているんですね。
豊四季 一澄 :
犯罪者効果、GMなら持っておきたいよな…
九鹿 愛佳 :
なるほどな……!
木公戸 :
このゲームにおいて最強かつ一番始末にこまるフォロワーのうちのひとつだ
『会計の』甲斐 :
戦闘でしか作用しないものもあります。メインフェイズで使うやつは、おおよそサイクルに1回使えます。
木公戸 :
俺は激情消費した判定に対して犯罪者で振り直しを強要させられて死んだ
九鹿 愛佳 :
あああ……
多宝院 那由 :
死じゃん
九鹿 愛佳 :
死しかない
『会計の』甲斐 :
激情は出目を操作するものなので、振り直しの犯罪者に滅法弱いです。スペシャルも覆される。
『会計の』甲斐 :
サイクルに1回なので、他に判定がないためここで切りました。
『会計の』甲斐 :
さっき使おうと思ったんですが使う前に失敗したので……………………。
多宝院 那由 :
…………………………………………
豊四季 一澄 :
サイクル1回? セッション1回ではなく??
木公戸 :
妨害を振り直させて狩人の心臓に負担をかけるのは犯罪者の常套手段
豊四季 一澄 :
次もあるのか…………
『会計の』甲斐 :
ありますね
多宝院 那由 :
まじでやめてほしい
木公戸 :
次サイクルの妨害はよりスリリングですね
九鹿 愛佳 :
妨害の振り直し……
『会計の』甲斐 :
前哨戦で甲斐を倒すのは手ですよ
木公戸 :
前哨戦で甲斐を指定→成功すれば犯罪者能力を切って生き残る(他の判定に犯罪者を使えなくなる)
木公戸 :
こういうロジックで、先手が取れて犯罪者が割れていたら一手つぎ込むのもアリ
九鹿 愛佳 :
なるほど
多宝院 那由 :
なるほどな~~~~
九鹿 愛佳 :
最初の最初だとわからないからな‥‥
豊四季 一澄 :
先達のご指導、たいへんありがたい。
『会計の』甲斐 :
運でぶっ込むのもやりますね
木公戸 :
「こいつ犯罪者だろう」と決めつけて殺しに来る狩人たちの姿が見れるのはブラッドムーンだけ!
豊四季 一澄 :
援護等の効力は持ち越せますか?
『会計の』甲斐 :
です。
『会計の』甲斐 :
援護は乗ったまま。
豊四季 一澄 :
わかりました、ありがとうございます。ではTake2!
『会計の』甲斐 :
会計の甲斐が会計資料を改ざん、賄賂で買収した人たちが、あなたがたを妨害します。
豊四季 一澄 :
2D6+2>=6 (判定:逃げる)振り直し
BloodMoon : (2D6+2>=6) > 11[5,6]+2 > 13 > 成功
『会計の』甲斐 :
成功ですね。
豊四季 一澄 :
怖気を押し殺したいまつの先端を目へ近づけた、その瞬間だった。「な、何よあんたたち!」
多宝院 那由 :
「ああ、たしかに――僕の趣味ではないな」正しい仕草で鍵を鍵置き場から取り、甲斐へ投げる。
『会計の』甲斐 :
「我々の『目』は消させない!」
九鹿 愛佳 :
「……邪魔はさせない!」 一澄に近づいてくる人々を杭で薙ぎ払いながら。
豊四季 一澄 :
二人のおかげで、まだ近づいてくるには時間がある。そう見るや否やなだれ込む人波に背を向け、もう一度『目』に向き直る。
豊四季 一澄 :
湧き上がる恐れを、仲間の姿を思い浮かべて抑え込み、意を決して。「てぇいっ!!」壁にたいまつを突き刺すように、『目』を焼く!
GM :
すさまじい悲鳴のようなものがひびきわたる。
GM :
目は一瞬で燃え尽くされる、と共に。
GM :
あなたがたの改ざんされた記憶の一部が元に戻ってくる。
GM :
本当はいたはずの生徒達のこと。
GM :
定かではなかった、誰がいなくなっていたのか。いなくなったあとも、まるで気付かずに日常を過ごしていたことを、思い出す。
GM :
中には、あなた方と同じように異変に気付き、そして呼びかけてもそれを誰にも理解してもらえず。
豊四季 一澄 :
口もないところから溢れだした悲鳴を耳にすれば、たいまつを支える腕は大きく震えるも。その力は抜けることなく、声が収まるまで変わらずに。
GM :
吸血鬼たちに挑んで死んでいった人たちがいたことにも気付くでしょう。
豊四季 一澄 :
代わりにその目からは、ぼろぼろと大粒の涙が溢れ出している。
多宝院 那由 :
いや
多宝院 那由 :
ひどい
九鹿 愛佳 :
血戒……
多宝院 那由 :
どうしてこんなことを?
九鹿 愛佳 :
吸血鬼め…‥
豊四季 一澄 :
今は深度3のうち1を削っただけでこれなので、全部解けたらそれはそれで地獄が顕現しない? と考えています。
GM :
ははは
九鹿 愛佳 :
もっとひどい闇が隠されている可能性
多宝院 那由 :
「え――」一澄を見て、何があったのか問いかけようとした。それを、少し遅れてやってきた記憶の濁流がさらっていった。
九鹿 愛佳 :
一澄の声で、成功に気づく。人々を突き飛ばした後、そちらを振り向いたときに、覆い隠されていた記憶が流れ込んでくる。
多宝院 那由 :
適切な訓練を受け、覚悟をしてなお、吸血鬼の再生力は衝撃だった。何も知らない人がそれに直面したらどうなるか。圧倒的な力の差を思い知った時、何を思うか。
GM :
一クラス分がまるまる失われるほどの犠牲者。そのすべては、当たり前に日常を過ごしてきた人たちだ。そして六実優は、それだけの血を吸ってきた怪物でもある。この六分儀高校は彼の城であり、狩り場だった。
九鹿 愛佳 :
自分も気づけなかった事態は、こんなに深くまで。狩人として少し訓練を受けていたぐらいでは、どうしようもないぐらいの、根深い六分儀高校の過去。
九鹿 愛佳 :
ここで、食い止めなければ、このようなことが引き続き行われるのだ。……さっきのように。
GM :
あなたがたが出せるたった一つのアンサーは、六実優を葬ること。
GM :
殺し損ねれば、逃げれば、惨劇は止まらない。
多宝院 那由 :
人たちの声を聞くのが、高貴な者の使命であるはずで。その声が、それを聞き入れられなかったという事実が、ただ流れ込んでくる。それはひどく苦しく、辛い。
多宝院 那由 :
これ以上悲痛な叫びを聞きたくはなかった。これ以上。誰ひとりとして。
多宝院 那由 :
どくんと心臓が強く跳ねる。爆発音が頭の中に鳴り響いた。
多宝院 那由 :
太陽のような笑顔が脳裏に過ぎった。
多宝院 那由 :
殺さなければ、惨劇は止まらない。
system :
[ 多宝院 那由 ] テンション : 8 → 11
system :
[ 多宝院 那由 ] 激情 : 0 → 1
GM :
というわけで、メインフェイズ1が終了ですね。
GM :
今日はここまでにしましょう。
多宝院 那由 :
ありがとうございました………………!!!!!
九鹿 愛佳 :
お疲れ様でしたー!!!
GM :
こんな感じでメインフェイズ2もやっていきますが……行動を考えておきたい場合は先に行動順決定ダイスふっちゃってもいいですが、どうしましょう。
多宝院 那由 :
いや ひどい おつかれさまでした ひどい ありがとう
豊四季 一澄 :
ありがとうございましたー!! 幸福と因果を永遠に考える夜…