プロローグ

GM
鬱蒼と茂る森。
GM
その木を切り拓いて作られた、中規模の拠点にあなたがたはいる。
GM
辺りを埋め尽くさんばかりに並ぶのは、箱に詰められた物資と、布でくるまれつつある三月兎。
GM
ドードーの末裔が紙の資料を見比べて、公爵家エージェントと話す。
GM
雇われのグリフォンの末裔たちがそれらの周辺で、飛び立つ支度を整えていた。
GM
しばらくして、そのうちの一人、リーダー格の公爵家エージェントが近付いてきて、あなたがたに声をかける。
GM
「救世主様方。こちら、いつでも出発できますので、準備ができましたらお声がけください」
GM
「改めまして、この度は依頼を受けていただき、本当に感謝しております」
GM
「なにせ、この状況で頼れるのはあなたがた以外にいませんから……」
ビルケヴァーグ
「ご期待に沿うよう、尽力致します」
ササナ
緊張感漂うこの状況に身を縮こませながらもやり取りを見ている。
シャーデン
「任せてくれ。救世主はこういうときのためにいるのだから」
GM
エージェントはあなたがたに頭を下げた。
GM
「遠方からお越しいただいたのに、休息時間もろくになく、申し訳ありません」
GM
いや~、長旅でしたね!
GM
道中でいろんなことがありました。
GM
戦えないエージェントを庇いながら、トンカツの亡者と戦ったり……
ビルケヴァーグ
「いえ……道中で、丁度美味しい亡者と戦えたので。補給はできています」
ササナ
でもあの時、シャーデンさんが持っていたフライパンがなかったと思うと…(ぶるる
シャーデン
こしょうも振りかけたなあ……。
ビルケヴァーグ
シャーデンの作ってくれた亡者料理は、それはもう美味しかった……。
外はサクサク、中はジューシー……。
こしょうも効いてピリっと旨辛……。
GM
近くにあった村の末裔たちもたいそう喜んでいました。
シャーデン
喜んでくれたようでなによりだった!
巨大だったから少し大味になってしまったけれど……
ササナ
聞けば揚げ物系亡者は他にもいるって話だし…、少しだけすこーしだけまた出会ってみたいって思う。
GM
風が強い日はコロッケの亡者が出るらしいですね。
GM
この依頼が終わったらみんなで風が強い日を待ってもいいかも。
ビルケヴァーグ
コロッケの亡者はなぜ強風の日に現れるのか。彼らには何か意思が残されているのだろうか……。
ビルケヴァーグ
……今考えることではないな。
シャーデン
「あの村にはもう一度立ち寄りたいな。揚げ物の亡者が出たとはいえ、作物が育ちにくい環境だっただろう」
「また飢えていなければ良いんだが……」
シャーデン
この男はどこの村で施しをしても、毎度このようなことを言っている。
ビルケヴァーグ
「お前がその村に留まり、村人の末裔たちのさらにその末裔まで面倒を看る算段と覚悟があるのなら、だ」
ビルケヴァーグ
このようなことを、毎度返していた。
ササナ
「………」
口元をきゅっと結びながらその話を聞いている。
ビルケヴァーグ
「村人たちを、いつ現れるともしれない救世主《きせき》に頼るしかない状況にさせるのは却ってその村の堕落と腐敗を引き起こす。……と、20日前にも言ったはずだ」
シャーデン
「ははは。いつも通り、君は正しい」
「そうだな。末裔たちを無条件に甘やかしてはいけない」
「それでも俺がそうしたがってるのに幻滅せず、こうして仲間でいてくれる」
「ありがたいことだよ」
ビルケヴァーグ
細く吐き出した嘆息は、しかし親しみの籠ったものだ。
ビルケヴァーグ
「逐一俺が止めないと、お前はその大層厄介な“甘やかし癖”を至る所で発揮するだろうからな。こうして手綱を握っておいた方が正しい」
ササナ
二人のこういった話はしょっちゅうだ。けれど口を挟まないのは、これが口論に発展することがないと理解しているからだ。
ビルケヴァーグ
「お前が俺の手綱を引きちぎってまで暴れ出すなら、容赦はしないからな。覚悟して裁きを受けろ」
これだって、いつもの口喧嘩にお決まりの文句だ。
ビルケヴァーグ
同じことを、ササナにも告げたことがある。
それはササナと出会った頃。
ササナ
「は、はい…!ご迷惑をおかけしないように頑張ります…!」
思わず背筋を伸ばしてそれに答えてしまう。
ビルケヴァーグ
「……」
少女の緊張した様子に、ばつが悪いように少し視線を逸らした。
「ササナ。前言撤回するつもりもないが、過度な圧力をお前にかけるつもりもないからな」
ササナ
「…っ!はい…!」
その言葉につい口元が緩んでしまうが、すぐに顔を引き締める。
シャーデン
「ササナは大丈夫だ」
「俺もビルケヴァーグも反面教師にして、健やかに生きていけば良い」
ビルケヴァーグ
「なんで俺も反面教師にさせるんだ?」
ササナ
「いえっ、反面教師だなんてそんな!私はまだまだお二人から教わることばかりで…!」手ぶんぶん
ビルケヴァーグ
「あまり自分を過小評価するのもよろしくないぞ。ササナにはササナの力があり、それは確かなものだ。そうでなければここまで連れ立って旅をするものか」
シャーデン
「あー……そういうところ……」
「教師にするには尖りすぎてるよな」
ササナ
「…〜〜〜っ!」わたわた
ビルケヴァーグ
「確かに教師には些か向いていないことは自覚しているが……」
ふむ、と思案する。教師になるに必要な要素とは……。
シャーデン
(真面目に考えてる顔してるな……)
ササナ
(こんなことでも真面目に考えるんだなぁ…)
ビルケヴァーグ
「ササナ。俺の態度に改善してほしい点はあるだろうか? 忌憚ない意見を聞かせてほしい」
ビルケヴァーグ
アンケートを取り始めた。
ササナ
「えっ!?」
シャーデン
「あ、俺もそれは聞きたい」
「ササナと一緒にいるようになってからしばらく経つし、あるんじゃないか?いろいろと」
ササナ
「ええっ?!」
ビルケヴァーグ
「仲間内でのコミュニケーションはなるべく円滑に、ストレスレスに行われるのが理想的だ。そのためにはフィードバックが必要だろう」
ササナ
「…………」口元に手を当てて考え始める
シャーデン
「また難しい言葉を使って……」
ビルケヴァーグ
「ううむ……」
ビルケヴァーグ
平易な言葉に変換してみる。
チックタックチックタック……(シンキングタイムの音)。
ビルケヴァーグ
「……なにか、……困っていることがあれば……言ってほしい」
ビルケヴァーグ
「ササナは仲間なので……なるべく困ってほしくない」
ビルケヴァーグ
「……これでどうだろうか?」
ササナ
「…!」
シャーデン
「よろしい!」
ビルケヴァーグ
「ふむ。及第点か」
満足げに頷いた。
ササナ
「わ、わかりました…!自分の考えをまとめてみます…!」ぐっ
ビルケヴァーグ
「ああ。しかし、まとまっていなくともいい。俺が聞いてまとめることもできるし、率直な意見が大事だからな」
ササナ
「じゃ、じゃあ…」
ササナ
「えっと…ビルケヴァーグさんのその真面目なところは、正直良い部分だと思うんです。それに助けられたことは何度もありますし、考え方も勉強になる部分が多々あります…!」
ササナ
「ただ、その…」
ササナ
「私の、ことも…仲間だと言って頂けるのなら…」
ササナ
「なんか、こう…!真面目さを少し、減らして…!あのっ、ゆ…友人のように接してくれる時があったりしたら…!なんか…!」ぐわっぐわっ
ササナ
私が嬉しいなぁ…って。
ササナ
「コミュニケーションも取りやすいかな、と!」
ビルケヴァーグ
「ふむ…………」
真剣な顔でササナを見つめ、その言葉に耳を傾け、頷く。
ビルケヴァーグ
真面目さを少し減らして、友人の様に。友人の……ように……。
ビルケヴァーグ
友……人…………?
ビルケヴァーグ
「…………」
ギギギギ、と軋む音が聞こえそうなぎこちない仕草で腕を上げる。
ササナ
「………」
ダメだったかなー…、なんか違ったかもしれないなぁ…とぐるぐる考えている。
ビルケヴァーグ
そして、数呼吸の後、ササナの肩の端っこあたりに手が伸び――。
ビルケヴァーグ
ソッ…………と置かれた。
ササナ
「!」
シャーデン
笑顔になっている。
ビルケヴァーグ
「…………どうだろうか。不快な思いをさせていたら申し訳ない」
ビルケヴァーグ
「友人的なコミュニケーションとして思い当たるのは、このように、肩を気軽に叩くなどの行為かと思い、しかしササナはあまり強く突然に接触されるなどは苦手かと思いやや速度と強さを落としてみたのだが――」
メッチャ早口。
シャーデン
「君はどこまでも真面目だなあ!」
思わず横からツッコミが入る。
ササナ
「いえっ!いえっ!とても嬉し…あ、いえとても良いと思います!!」
ビルケヴァーグ
「くっ、事前に口頭での確認を怠った俺の落ち度……、……いや、良かったのか?」
ビルケヴァーグ
「……大丈夫か。そうか」
安心したように、口端を緩めた。
ササナ
「私は…仲間ですから!このくらい自然な関係の方がいいと思いますよ!」
ササナ
「ほら、シャーデンさんにもやってあげてください!」
シャーデン
「どんとこい」
ふふん、と胸を張る。
ビルケヴァーグ
「ああ。シャーデンも仲間だからな」
ササナの肩に置いた手を離し、腕の形そのままに近付いてくる。
何かのロボットのような動きだ。
ビルケヴァーグ
ウィーンガシャン。ポン。
ビルケヴァーグアームがシャーデンの肩に乗せられた。
シャーデン
「そうだなっ」
こちらはとても自然な動作で肩を気軽に叩く。
ササナ
わぁーぱちぱちと小さく拍手してる。
ビルケヴァーグ
「!」
なんて滑らかな肩ポン……これがプロのお手並みか。
次回以降の肩ポンの参考として脳内リストに加わった。
GM
そうして、しばらく和やかな会話を行うあなたがたに、グリフォンの末裔が近づき、一礼。
GM
「お疲れ様です。後から来る物資の目処も立ちました」
GM
「改めて、今回の依頼についてご説明させて頂きますね」
GM
「今回の依頼は、救世主『スティブナイト』の討伐、並びに討伐対象が生み出している空間『黒の森』の調査です」
ササナ
こくこくと頷いていく
GM
「とはいえ、スティブナイトについても、黒の森についても、あまり詳細なことはわかっていません。申し訳ございません」
GM
「というのも……」
GM
「その救世主を見た者のうち、まともに会話できる精神状態のものがほとんどいないのです」
GM
「黒の森に入った場合、末裔はまず帰って来ません。救世主は時折帰ってくるものがいますが、発狂していたり、そのまま自殺や失踪をしたり、ほぼ無反応の無気力状態、植物状態になったりしています」
GM
「いくつか目撃情報があることにはあるのですが、証言が食い違っていて、実態がわからないままです」
GM
「男なのか、女なのか。どこの世界から来ているのか、何を目的としているのか。その名前すらも、調査できていません」
GM
「我々公爵家は、ひとまず仮の名前として、その救世主をコードネーム『スティブナイト』と名付けた次第です」
シャーデン
(ふーむ。とはいえ、救世主で知的生命体なら、意思疎通は可能だろうか……)
ビルケヴァーグ
末裔の話に時折頷きながらも、次第にその眼差しは険しいものになっていく。
今回はいっそう気を引き締めないといけない、と。
ササナ
「…救世主に関して不明な点が多いですけど、今回も"いつも通り"接触したら会話などを試みる…ということでいいですか?」
シャーデン
「俺はそうしたいところだが……」
「今回は『いつも通り』にいくか怪しいところだな」
シャーデン
(目視・認識した時点で発動する能力などを持っていたなら、そもそも会話すら困難だろう。俺なら苦痛は耐えられるが、精神攻撃は受けやすいからな……)
ササナ
「そう、ですね…。末裔も救世主も、すでに何人も被害を受けているわけですし…」
ササナ
(でももし、疵の力が暴走してこの被害が出てしまっているのなら…なんとか、してあげたいな…)
ビルケヴァーグ
「『いつも通り』に行くか怪しいだろうというのは、俺も同意見だ」
潜めた声で、仲間に返事をする。
「人影を見たら必ず武器の準備を。姿形が判明していない以上、誰しもが『スティブナイト』の可能性がある」
ササナ
「はい、わかりました…!」
シャーデン
「了解した」
ビルケヴァーグ
「なるべく三人とも逸れないように行きたいところだが……」
一拍の間を置いて、続ける。
「……一度仲間と逸れたなら、再会した際にも警戒を怠らないように。敵が姿を模倣していないとも限らない」
GM
「帰ってきた救世主や、回収できたごく僅かな遺体には共通点があります。有毒な黒い結晶が体内、体外に生えていることです」
GM
「恐らく、それが救世主の能力でしょう。この黒結晶が森を枯らし、『黒の森』を作っている、と推測されています」
GM
「黒の森の規模自体は、そこまで大きくはありません。グリフォンの調査隊の調査によれば、半日もあれば端から端までたどり着ける距離のようです」
GM
「ただ、懸念点としては……」
GM
「その黒の森で、幻覚を見るものがいるのだとか」
GM
「そのせいなのかわからないのですが、黒の森は危険だと言っているのに、末裔たちが何かに吸い寄せられるようにして森に入っていくといいます。そのせいで村がいくつか壊滅しています」
GM
「あなたがたに遠方からはるばるお越しいただいたのは、これ以上被害を増やさないため……」
GM
「危険な依頼をすることになり、本当に申し訳なく思っています」
ビルケヴァーグ
「いえ。それが俺たちの仕事です」
GM
末裔は深々と礼をする。公爵家らしい、丁寧な仕草。
GM
「公爵家も最大限サポートをいたしますが、近付くとどうなるかわかりません。こちらがリストになりますが、これくらいしかお力添えできないことをお許しください」
GM
そう言って、あなたがたに紙を手渡す。
GM
*クエストを公開します。
◆クエストNo.1 情報収集
概要  :森を探索し、スティブナイトの情報を集める。行方不明になった人々の情報などを公爵家が提供し、情報収集を支援する。
目標値 :7
消滅条件:成功するか、お茶会終了時に消滅
成功  :PKのデッキを即座に公開する。また、このクエストに成功したPCは、裁判開始から3Rの間、手札の最大所持枚数が1枚増える。
失敗  :特になし
放置  :公爵家はあなたがたが何かしら情報を得て帰還することを心待ちにしているが、なによりもあなたがたの命が大事だ。達成できなかったところで、気にする必要はない。あなたがたが無事でさえあるのなら。
◆クエストNo.2 物資支援
概要  :公爵家から物資が投下される。
目標値 :7
消滅条件:お茶会終了時に消滅
成功  :このクエストに成功したPCは、価値15までの宝物(凶器・衣装・小道具)、もしくは聖遺物を1つ入手する。この際、脅威度の条件は無視してもよい。
失敗  :特になし
放置  :余った資源は他の依頼に回される。それで助かる命があるかもしれない。ここで支援を断り、その結果あなたがたがこの依頼を達成できずに全滅すれば本末転倒であるが。
特記事項:このクエストはPC全体でラウンド1に1回、ラウンド2に2回行える。
◆クエストNo.3 戦術補助
概要  :公爵家の膨大な資料から、最適な戦い方を割り出す。
目標値 :7
消滅条件:お茶会終了時に消滅
成功  :PC全員は、お茶会中の好きなタイミングで、技能を一つ入れ替えることができる。技能変更をするタイミングが2R目である場合、「条件:脅威度6」までの技能を習得することが可能である(能力値の条件は満たすこと)。
失敗  :特になし
放置  :資料を運ぶトランスポーターのグリフォンの末裔が精神汚染される確率が下がるかもしれない。そんなことを気にしている余裕があなたがたにあるかはさておき。
特記事項:このクエストはPC全体で1ラウンドに1回のみ行える。
◆クエストNo.4 三月兎爆弾投下
概要  :公爵家が飼っている三月兎の末裔の集団を投下し、麦藁の冠により森を破壊する。三月兎はその後発狂し、死亡する。
目標値 :7
消滅条件:成功するか、お茶会終了時に消滅
成功  :配下「汚染地域」を消滅させる。(昏倒扱い)
失敗  :PC・PKのHPを1d6点減少する。
放置  :三月兎の命が守られる。あなたがたは三月兎に感謝されるかもしれない。あるいは、何も考えていない三月兎もいるだろうが。
GM
物資の支援、情報提供、そして三月兎特攻部隊についての説明が書かれています。
ササナ
「あの…その。この……三月兎特攻部隊って…つまり」言いづらそうに
GM
「はい」
GM
肯定を意味している。
GM
「ですが、仕方がありません」
GM
「このまま全力を尽くさず放置すれば、三月兎だけではなく、もっと大勢の人が犠牲になります」
ササナ
「………それは、そうなんですが」
シャーデン
分かっている。
末裔が救世主に立ち向かうためには、多くの犠牲を払う必要が出てくる。
シャーデン
分かってはいるが……。
ビルケヴァーグ
そうだ、分かっている。
犠牲なしにはこの問題の解決は成しえない。
GM
末裔はあなたがたの顔色を伺う。
GM
「特攻部隊は、あなたがたの合図でいつでも作戦開始できますので……」
GM
合図をしないまま、この依頼を解決できればそれに越した話はない。
ササナ
「…わかりました。でも、大丈夫です。そうならないために私たちが来たんです、そうですよね?」
二人の方を向く。
シャーデン
「そうだな。犠牲は少なく、救いは多く」
「そのための俺たちだ」
ビルケヴァーグ
「…………、」
二人の言葉を、すぐには肯定できなかった。
敵の力は未知数、有効な対策も未だ不明。
ビルケヴァーグ
もちろん先ずは出来得る限りの情報収集と対策の構築だ。
しかしそれで、このままでは敵わないと分かってしまったのなら――。
ビルケヴァーグ
公爵家に向き直る。
「できる限りの最終手段と、捉えておきます」
GM
「ありがとうございます。あなたがたの強さ、そしてお優しさ。頼もしく思っています」
GM
「様々な救世主と連絡を取りましたが、やはり一番信頼できるのはあなたがたです」
GM
「どうか、これ以上被害が出ないように、救世主を討伐して頂けますでしょうか」
ビルケヴァーグ
「その信頼には、成果を以て返答とさせていただきます」
シャーデン
力強く頷く。
ササナ
同じように頷く。
GM
末裔はもう一度、頭を下げた。
GM
後ろにいるトランスポーター達も、それに合わせて礼をする。
GM
「よろしくおねがいいたします、救世主様方」
GM
GM
そうして。
GM
あなたがたは、拠点を出発する。