裁判
アンリアライズ
*枯れた花輪、最高のバターを獲得。
[ スティブナイト ] 免罪符 : 0 → 1
[ スティブナイト ] ウサギのお守り : 1 → 2
[ アンリアライズ ] 枯れた花輪 : 0 → 1
[ アンリアライズ ] 最高のバター : 0 → 1
[ 黒川流姫 ] アリスのくつ : 1 → 0
スティブナイト
1d6+3 (1D6+3) > 2[2]+3 > 5
鈴木草太
1d6+4+10 (1D6+4+10) > 5[5]+4+10 > 19
黒川流姫
1d6+3+10 (1D6+3+10) > 2[2]+3+10 > 15
[ 鈴木草太 ] 手札増加 : 3 → 2
アンリアライズ
*d5,c10,s10,hJ,cK
黒川流姫
2d6+3+1+3=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+3>=7) > 11[5,6]+3+1+3 > 18 > 成功
アンリアライズ
2d6+3=>18 判定(+猟奇) (2D6+3>=18) > 7[6,1]+3 > 10 > 失敗
鈴木草太
2d6+4+1=>7 判定(+才覚) (2D6+4+1>=7) > 8[4,4]+4+1 > 13 > 成功
[ アンリアライズ ] HP : 23 → 19
[ アンリアライズ ] 猛毒(草) : 0 → 3
[ アンリアライズ ] 枯れた花輪 : 1 → 0
[ アンリアライズ ] F値+1 : 0 → 2
黒川流姫
2d6+3+1+6=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+6>=7) > 11[6,5]+3+1+6 > 21 > 成功
アンリアライズ
2d6+4=>22 判定(+愛) (2D6+4>=22) > 7[2,5]+4 > 11 > 失敗
[ アンリアライズ ] HP : 19 → 16
[ 鈴木草太 ] 手札増加 : 2 → 1
鈴木草太
2d6+4+1=>7 判定(+才覚) (2D6+4+1>=7) > 6[5,1]+4+1 > 11 > 成功
[ アンリアライズ ] 猛毒(草) : 3 → 2
[ アンリアライズ ] F値+1 : 2 → 1
アンリアライズ
スティブナイトさん よろしいですか?
アンリアライズ
裁判の場に立って、仲間だった人たちと対峙して、思い出すのは。
アンリアライズ
彼らと過ごした日々のことではなく。
アンリアライズ
ほんの短い時間、言葉を交わした人のこと。
アンリアライズ
少し前から、なんだか気分が悪そうにしている。
アンリアライズ
*忘れる前にクエスト「物資支援」を宣言しておきます。
スティブナイト
頷いて、でもそれからしばらくして。
アンリアライズ
それだけの言葉で、不思議と何が起こっているのか察せてしまった。
スティブナイト
「実際こうして嫌な思いしてるわけだし」
スティブナイト
「……偶然か、わかっててやってるのかは知らないけど」
アンリアライズ
「どっちでも嫌だけど、せめて嫌がらせ目的であってほしいな……」
アンリアライズ
考えなしでセックスしてるとか思いたくない……
アンリアライズ
スティブナイトの疵に触れようとしない。
アンリアライズ
それがあんりなりのプライドで、この人への敬意のつもりだった。
アンリアライズ
それなのに、こうして弱っている姿を見て、ふと。
スティブナイト
少しの刺激で反応するそれは、お前たちの敵にしては、ずいぶんとか弱く見える。
アンリアライズ
自分とさして年の変わらない少女らしく見えた。
アンリアライズ
服ごしに、スティブナイトの低い体温が伝わってくる。
アンリアライズ
……スティブナイトの味方をすると、勝たせると言うのなら、きっとこんなことはしない方がいい。
アンリアライズ
何の得にもならない。自分にも、この人にも。
アンリアライズ
最後に自分を刻むなら、この人がいいと思った。
アンリアライズ
触れる手つきは、どこか慈しむようでさえあった。
スティブナイト
眼前のこの女は力の支配の下にある。この力に慣れていないわけでもない。ずっとこれで戦ってきた。
スティブナイト
こんなことをして傷付くのは自分だと、わかっていて、けれど。
スティブナイト
はだけたマントの下の細い肩がちいさく上下している。
スティブナイト
シーツに散らばった髪が跳ねている。
スティブナイト
ぎこちない触り方だろうと、反応する。
アンリアライズ
静かな部屋に、呼吸と衣擦れの音が小さく響く。
スティブナイト
黙って目を閉じて、受け入れている。
スティブナイト
これで気を紛らわせられないことなんて、とっくに知ってる。
アンリアライズ
受け入れられるままに、拙い触れ方で行為を進める。
アンリアライズ
疵になるように。覚えていてくれるように。
アンリアライズ
自分となんら変わりない、少女の体。
スティブナイト
この森の中の出来事全てがわかるくらい、感度が高いそれは。
スティブナイト
直接触れられれば、されるままに喘ぐだけ。
アンリアライズ
*スティブナイトの『朧』を愛で抉ります。クエスト2『物資支援』に挑戦。
アンリアライズ
2d6+4=>7 判定(+愛) (2D6+4>=7) > 8[4,4]+4 > 12 > 成功
アンリアライズ
*とうみつを入手してそのままスティブナイトに使用します。
[ スティブナイト ] HP : 16 → 20
アンリアライズ
*残ってる技能変更1枠で回想→救済
アンリアライズ
私は、私の勝手な都合でこの人の味方をして、そうすると言った口でこの人を傷つける。
スティブナイト
生まれた時から、うるさいところが苦手だった。
スティブナイト
においがするのも、味がするものも、眩しいのも。
スティブナイト
それが嫌で、そうなってしまう自分が嫌いで。
スティブナイト
こんなところに来ても、人を殺してコインを奪っても、まだ、ずっと。
スティブナイト
あるいは、昔よりもっとかもしれない。
スティブナイト
嫌だから力になる。コインを得れば強まる。
アンリアライズ
それを知りながら、「かわいいね」「きもちいいね」と声をかけた。
スティブナイト
首を横に振ることもできなくて、ぜんぶ意図通りに。
アンリアライズ
彼女の奥深くまで無遠慮に触れて、荒らす。
スティブナイト
深くなればなるほど、反応も深く、大きく。
スティブナイト
この国でも、差別と搾取は絶えない。
スティブナイト
だから力を得た。誰よりも強く。誰からも傷付けられないように。
アンリアライズ
利用されてきたと言ったあなたを、私も利用する。
アンリアライズ
だって、私たちはお友達でも、仲間でもないから。
スティブナイト
それ以上のことなんて期待してもないし、初めから選択肢になかった。
アンリアライズ
こんなに間近で触れ合っているのにね。
スティブナイト
才覚でも猟奇でもない何かのことは、どれほど強くなっても、どれだけ考えても、わからない。
スティブナイト
こういう行為が、搾取ではなかったことなんて。
アンリアライズ
「楽しいとか、そうじゃないとか、もう……」
アンリアライズ
ベッドの上に投げ出されたスティブナイトの肢体を見下ろす。
スティブナイト
ぐったりと横たわるそれは、人形のようにも見える。
アンリアライズ
その身体から離れる前に、名残を惜しむようにつ、と撫でて。
アンリアライズ
他人に使うのは、きっとこれが最後。
[ アンリアライズ ] HP : 16 → 13
[ 鈴木草太 ] 手札増加 : 1 → 0
アンリアライズ
*c2,h5,c8,c9,(h4)
鈴木草太
2d6+4+1=>7 判定(+才覚) (2D6+4+1>=7) > 5[3,2]+4+1 > 10 > 成功
黒川流姫
2d6+4+1=>7 判定(+猟奇) (2D6+4+1>=7) > 8[3,5]+4+1 > 13 > 成功
[ アンリアライズ ] HP : 13 → 5
黒川流姫
2d6+3+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1>=7) > 10[6,4]+3+1 > 14 > 成功
アンリアライズ
2d6+4-5=>14 判定(+愛) (2D6+4-5>=14) > 4[2,2]+4-5 > 3 > 失敗
[ アンリアライズ ] HP : 5 → 0
アンリアライズ
2d6+5-0 判決表 (2D6+5-0) > 6[2,4]+5-0 > 11
[ アンリアライズ ] HP : 0 → 1
GM
6~8 ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
アンリアライズ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
アンリアライズ
2d6+3=>7 判定(+猟奇) (2D6+3>=7) > 6[4,2]+3 > 9 > 成功
[ アンリアライズ ] 前科 : 5 → 6
[ アンリアライズ ] 猛毒(草) : 2 → 3
[ アンリアライズ ] F値+1 : 1 → 0
鈴木草太
2d6+4+1+5=>7 判定(+才覚) (2D6+4+1+5>=7) > 7[5,2]+4+1+5 > 17 > 成功
アンリアライズ
2d6+4+6=>17 判定(+愛) (2D6+4+6>=17) > 12[6,6]+4+6 > 22 > 成功
アンリアライズ
1d6 回復します (1D6) > 1
[ アンリアライズ ] HP : 1 → 2
アンリアライズ
1d6+1 威力 (1D6+1) > 5[5]+1 > 6
[ 鈴木草太 ] HP : 11 → 8
アンリアライズ
*回復先変えていいらしいのでアンリアライズにします!
[ アンリアライズ ] HP : 2 → 5
[ アンリアライズ ] HP : 5 → 2
鈴木草太
2d6+4+1=>7 判定(+才覚) (2D6+4+1>=7) > 10[4,6]+4+1 > 15 > 成功
黒川流姫
2d6+3+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1>=7) > 7[2,5]+3+1 > 11 > 成功
アンリアライズ
2d6+4=>11 判定(+愛) (2D6+4>=11) > 6[5,1]+4 > 10 > 失敗
[ アンリアライズ ] HP : 2 → 0
アンリアライズ
2d6+5-6 判決表 (2D6+5-6) > 7[4,3]+5-6 > 6
アンリアライズ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
アンリアライズ
2d6+3=>7 判定(+猟奇) (2D6+3>=7) > 6[2,4]+3 > 9 > 成功
[ アンリアライズ ] HP : 0 → 1
[ アンリアライズ ] 前科 : 6 → 7
黒川流姫
2d6+3+1-2=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1-2>=7) > 7[4,3]+3+1-2 > 9 > 成功
[ アンリアライズ ] HP : 1 → 0
アンリアライズ
2d6+5-7 判決表 (2D6+5-7) > 10[5,5]+5-7 > 8
GM
6~8 ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
アンリアライズ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
アンリアライズ
2d6+3=>7 判定(+猟奇) (2D6+3>=7) > 9[5,4]+3 > 12 > 成功
[ アンリアライズ ] 前科 : 7 → 8
黒川流姫
2d6+3+1+2=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+2>=7) > 10[6,4]+3+1+2 > 16 > 成功
黒川流姫
1d6+3+1 (1D6+3+1) > 1[1]+3+1 > 5
[ アンリアライズ ] HP : 0 → 1
[ アンリアライズ ] HP : 1 → 0
アンリアライズ
2d6+5-8 判決表 (2D6+5-8) > 7[3,4]+5-8 > 4
黒川流姫
僕の心の疵は『アカウント』。元の自分を隠してしまいたいという疵。
黒川流姫
その疵が、ルキオンという存在を作り上げていた。
黒川流姫
それはもう抉れて、消えて、もう戻らない。
黒川流姫
僕に残されたもう一つの疵は『異性不信』。
黒川流姫
ぶっつけ本番だけど、僕は堕落の国を知っている。僕は自分を知っている。どう戦えばいいかは体が分かっている。
黒川流姫
「まだ使える!草太の力になれるんだッ!」
黒川流姫
踏み込み、あんりへと穢れた手を伸ばした。
アンリアライズ
だけど、それももうどうでもよかった。
アンリアライズ
「自分が生き残るために、それが正しいと判断したら」
鈴木草太
オレは、今だって。あんり、君を助けたいと思っているんだ。
アンリアライズ
「ねえ、私はあなたが正しいと思ってるよ?」
鈴木草太
叶わなかったなら、きっとこのナイフを振り続けられてしまうから。
アンリアライズ
「おかしくなった、仲間に害をなす存在を切り捨てて」
アンリアライズ
「だから、あなたはこれからもそうするよ」
黒川流姫
「その時その時、適当な理由ばっかつけて、草太の元に飛び込まないのが君だ」
黒川流姫
「チャンスはいつでもあったのに。今もそうなのに。なのに君はそれを選ばない」
黒川流姫
「だから僕が隣に立っちゃってんだろ、バァーカ!」
アンリアライズ
「そこにいるのが私だったらなんて……考えただけで、最悪」
アンリアライズ
「…………セックスしてから追いかけてきて、君のためなんて顔をする人」
アンリアライズ
「ねえ? 気持ちよかった? どう?」
アンリアライズ
「心配で取り戻したくて仕方ない仲間を放置してやるセックスって気持ちいいの?」
アンリアライズ
「こんな森で失いたくない、だっけ?」
鈴木草太
「あんりと同じくらいに流姫を大事に思っているから」
鈴木草太
自分で答えて、最悪な言葉を返していると思う。
鈴木草太
そのくせ、出会った時にはお前も助けたいと言っている。
アンリアライズ
「ねえ、私指摘してあげた方がいいかしら?」
アンリアライズ
「面倒だから、自分でもその場しのぎだとわかってることを言わないでほしいんですけど」
鈴木草太
心の疵がそうさせている。
…それすらも言い訳にしかならない。
鈴木草太
「オレに対して、もう。何一つ期待していないんだろうな」
アンリアライズ
「誰のせいでそうなったんでしょうね」
黒川流姫
「聞いてられないよ。君が草太を責めるのか?」
黒川流姫
「君が僕達の元を立ち去って、僕達はボロボロになって、自分たちを慰めなきゃいけなくなって。元は君が、もっと遡ればスティブナイトが始めた事だろ」
黒川流姫
「その質問だってそうだ。本当に興味や未練があって、だから問うなら僕達は向き合う。でも君の言葉全部、草太をキズつけるために言ってるだけじゃないのかよ」
鈴木草太
「ここで話したって、もう。”しょうがない”」
鈴木草太
「今は、あんりに大人しくなってもらおう」
鈴木草太
流姫を取りこぼさないように。自分の身を守るために。
黒川流姫
君の言葉はもう、ただの攻撃なんだよ、あんり。
鈴木草太
その視線を、一身に受けながら。
ならないと知りつつ、それを贖罪としながら。
アンリアライズ
実のところ、自分がどうなるのも、この人達がどうなるのも
アンリアライズ
何を言ったって、この人は変わらないだろうし
アンリアライズ
私も、何を言われてももう変わらない。
アンリアライズ
ナイフが、拳が、急所に沈み込んだ。
鈴木草太
殺しはしない。
体を動けなくする毒が、深く入り込んだのを確認すれば。
鈴木草太
やがて、動かなくなったアンリアライズの姿を見下ろす。
鈴木草太
仲間のために戦う度。誰かのために戦う度。傷ついて、それを、善行を糧に治してきた傷は今再び開いて、止めどなく血が流れ落ちていく。
鈴木草太
もう、自分で自分を許すことは出来ないだろう。
そう思いながら、生きるために自分は自分を許すんだろう。
鈴木草太
動かなくなったあんりを見て、オレは。
そんなことを思って。
鈴木草太
「…スティブナイトを倒して、全部を終わらせよう」
鈴木草太
生きるために。無理矢理に作った笑顔で流姫へとそう笑いかけた。
黒川流姫
生身での初めての戦いは、勝利。相手は味方だったはずの人物で。
アンリアライズ
その相手は、血を流してぐったりと地に身体を投げ出している。
黒川流姫
隣の仲間は、ボロボロに疵つきながらも、壊れそうな心を抑えて笑顔を作っている。
鈴木草太
その体に止血を施して。
もう動けないように淡々と拘束もして。
鈴木草太
ボロボロの心で、そんな風に残った仲間を案じる。
黒川流姫
でも、自分は笑顔を作れなかった。作らなかった。
黒川流姫
こんな痛々しく映るなら、きっと笑わない方がまだマシだ。
黒川流姫
その笑顔は僕を安心させられない。僕が笑顔を作っても、草太を安心させることはできない。
黒川流姫
認めなきゃいけない。僕達は限界だ。いろんなものを失って、それらは元通りに戻ることはない。
黒川流姫
「でも、もうちょっとだ。今の最悪よりもっと下、まだ最悪の最悪がある。だから僕たちは無理をする」
黒川流姫
「強がんなよ、草太。あとで慰め合おうぜ」
黒川流姫
「ここまで来たらもう、全力で醜く生きてやる」
鈴木草太
「…だからこそ、生きよう。
生きて、ここから出よう」
黒川流姫
「いつまで高見の見物きめてんだ!さっさと姿を現しなよ!」
黒川流姫
「来ないなら、この森全部、ドロドロに溶かしてやっからな!」
スティブナイト
お前たちのすぐそばにある大きな結晶の根本から、結晶が伸びて、割れて、空を舞い。
アンリアライズ
それは昏倒したアンリアライズにも平等に。
鈴木草太
その身体を拾って。
すくむ流姫の身体を抱えて。
鈴木草太
心の疵を行使しながら2人の身を守って。
贖罪というようにいくらかはその身で受けて。
黒川流姫
先ほどまで自分が立っていた場所に、致命的な大きさの結晶が突き立てられている。
鈴木草太
結晶で受けた傷でより多くの血を流しながらスティブナイトの姿を見やる。
黒川流姫
ルキオンで知っていたはずの攻撃が、自分の目からだと、ずっと速く見える。
黒川流姫
「だっ。だ、だ、大丈夫……!TPSとFPSの違いにびびっただけ……!次は、次はうまくやるから……!」
スティブナイト
「役に立てないことに怯えてるじゃん」
黒川流姫
「黒川流姫のことを、草太は知らない。ちゃんと対等な仲間だって認めてもらうのは、これからなんだよ」
黒川流姫
「一人っきりより、こっちの方がずっといいよ。僕は」
スティブナイト
「俺はそういうの、よくわかんないからさ」
スティブナイト
「否定しようとしてもこの状況が全部物語ってるね」
スティブナイト
「何があっても君を見捨てない、とか、全然言えないね」
鈴木草太
「そんなもの、仕方がないだろ。…流姫は悪くない」
スティブナイト
「この国で生きていくって、そういうことだよ」
鈴木草太
「……そうだな。オレたちは全員が全員、逃れようのない心の疵を抱えている」
鈴木草太
「…だから、お前が居なくたってオレは間違えてるし、きっといつかどこかで裏切っていただろうさ」
鈴木草太
「それを許容して、受け入れて。しょうがないって、抗わないのは違うだろう」
鈴木草太
「例えいずれそうなるとしたって、もうその資格がなくなっていたって、そうならないためにオレは努力をするよ」
鈴木草太
「受け入れて、終わりにしてなんになる?」
鈴木草太
言いながら、沸々とした怒りが湧いてくる。
これまでのことに。されたこと全てに。
鈴木草太
自分の罪は依然としてある。
それを無視することなんて出来やしない。
…けれど。
鈴木草太
「”そういうこと”で済まして、ここまでの事態を引き起こしたお前を許さない」
鈴木草太
”そうなってしまった経緯”は勿論あるのだろう。
鈴木草太
それを汲んでやれるのが、きっと正しいんだろう。
鈴木草太
自分が断罪をする権利だって、どこにもないんだろう。
鈴木草太
けれど。けれど。
正しくなかろうと、権利がなかろうと。
鈴木草太
「オレはお前を止めるよ。
”そういうこと”で終わりになんかしてやるものか」
スティブナイト
「これでどれだけの人を傷付けてきたか」
スティブナイト
「数え切れないくらいの人がこの森で死んだ」
スティブナイト
「じゃあ、全ての元凶を倒して、ハッピーエンドにしよう」
スティブナイト
「どんな理由があったって、罪は罪」
スティブナイト
「世界はそうやって悪を倒して、よくなっていくべき」
スティブナイト
「その先に世界の救済と人の幸福がある」
黒川流姫
「正当化する気もないし、だからって……」
黒川流姫
「……必要以上に罪悪感で苦しむ気もない」
黒川流姫
こうやって対面で喋ってても、全然気持ちは休まらないんだ。会話の内容よりも、途中でいつ攻撃が始まるか気になって気になって。
スティブナイト
「夢から覚めたアリスは、頬をつねってももうどこにもいけないよ」
スティブナイト
「生きていくだけできっと、死にたくなるような辛いことが待ってる」
スティブナイト
「あるいは、人を傷付けて、辛い思いをさせるかもね」
スティブナイト
「……セックスが気持ちいいから?」
黒川流姫
一瞬、虚をつかれる形になって、隙が露わになりかけて。構え直して。
黒川流姫
「……うるせーーーーーーーー!!!!!」
黒川流姫
「今日!僕は堕落の国の自分に向き合って!」
黒川流姫
「疵を再確認して、改めて仲間と出会って、戦いに慣れて、救世主の責務に慣れてっ!」
黒川流姫
「草太と毎日10回セックスしてやらぁーーーーーーーーッ!!!!!!!」
黒川流姫
「それがイヤか?僕にとってはそれが救いだよ」
鈴木草太
「お前はこの期に及んで何を気になってるんだよ」
スティブナイト
「はいかいいえの二択にすら答えられないだけの何かがあるのかなって」
鈴木草太
「あんりが気になって、流姫の様子が気になって……気が気じゃなかったに決まってるだろうが…!」
鈴木草太
「気持ちいいだとか…良かっただの…なんだの……分かるわけないだろ!!!!」
鈴木草太
流姫に言わせれば、それは”これから”の話だ。
スティブナイト
うーん、これで満足かなあ、なんて心の中でちょっと思う。
スティブナイト
なんでこんなに気にしてるんだろうね。
黒川流姫
「あんまり、いじめないでくれるかな。うちの人を」
黒川流姫
「草太も草太だ。自分が傷つくような質問されると、すぐ答えちゃうんだから」
スティブナイト
「いじめるよりもっと酷いことしてるだろ」
黒川流姫
「だから、恨まれて、嫌われて、倒される」
鈴木草太
結局オレたちも”そういうこと”にして誰かを傷つけていく。
鈴木草太
でも、オレはその痛みを覚えるよ。
ずっと自分を責め続けるよ。
鈴木草太
それで許してくれだなんて虫の良いことは言えないけれど。
鈴木草太
”それ”で目の前の脅威に刃を振るうことは出来る。
黒川流姫
「大丈夫だ。僕は強い。上手く……やれる……」
鈴木草太
だから大丈夫だなんて言葉にはもう、決して説得力なんてないけれど。
鈴木草太
そう気持ちを表すように、流姫の前へと一歩出た。
黒川流姫
君は、ずっとそうだ。自分に自信がなさすぎる。
黒川流姫
もう、決して届きはしないだろう。君は善人だと、僕が言葉を尽くしていくら説いても、きっと、二度と。
黒川流姫
でも、僕にそう思われてる事ぐらいは、ちゃんと覚えておいてくれよ。
スティブナイト
*s9,c10,sJ,dJ,hQ,sK
鈴木草太
2d6+4+1+5=>7 判定(+才覚) (2D6+4+1+5>=7) > 5[4,1]+4+1+5 > 15 > 成功
スティブナイト
2d6+5+1+1=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+1+1>=7) > 5[4,1]+5+1+1 > 12 > 成功
スティブナイト
2d6+5+1+1=>15 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+1+1>=15) > 8[4,4]+5+1+1 > 15 > 成功
[ スティブナイト ] ウサギのお守り : 2 → 1
鈴木草太
*眠り鼠のポットとこしょうをスティブナイトに使用します
[ 鈴木草太 ] 眠り鼠のポット : 1 → 0
[ 鈴木草太 ] こしょう : 1 → 0
[ スティブナイト ] 衰弱(5R草) : 0 → 3
[ スティブナイト ] 封印(5R草) : 0 → 3
鈴木草太
2d6+4+1=>7 判定(+才覚) (2D6+4+1>=7) > 11[6,5]+4+1 > 16 > 成功
スティブナイト
c(3+2+1+2+2) 看破 衣装 逆鱗 衰弱 c(3+2+1+2+2) > 10
[ スティブナイト ] HP : 20 → 10
[ スティブナイト ] 猛毒(5R草) : 0 → 3
スティブナイト
2d6+5+1=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+1>=7) > 3[1,2]+5+1 > 9 > 成功
[ 黒川流姫 ] HP : 14 → 12
鈴木草太
2d6+4+1=>7 判定(+才覚) (2D6+4+1>=7) > 7[4,3]+4+1 > 12 > 成功
黒結晶A
2d6+5+2=>12 判定(+脅威度) (2D6+5+2>=12) > 2[1,1]+5+2 > 9 > 失敗
[ スティブナイト ] アリスのエプロン : 1 → 0
[ 黒川流姫 ] HP : 12 → 5
[ 黒結晶A ] HP : 20 → 11
黒川流姫
2d6+3+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1>=7) > 7[5,2]+3+1 > 11 > 成功
スティブナイト
2d6+5+1=>12 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+1>=12) > 5[4,1]+5+1 > 11 > 失敗
スティブナイト
2d6+5+1=>12 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+1>=12) > 7[6,1]+5+1 > 13 > 成功
[ スティブナイト ] ウサギのお守り : 1 → 0
スティブナイト
1D6+5+5+2+1 ダメージ(救世主強化・衣装)+逆鱗+孤軍 (1D6+5+5+2+1) > 1[1]+5+5+2+1 > 14
スティブナイト
*配下HPを11点削ってダメージ+11。
[ 黒結晶A ] HP : 11 → 0
[ 黒川流姫 ] HP : 5 → 0
黒川流姫
2d6+5-0-1 判決表 (2D6+5-0-1) > 7[5,2]+5-0-1 > 11
GM
12~ 無罪!HPが0となる際に受けた不利な効果を無効とし、HPは0になる前の値に戻す。前科は増える。
[ 黒川流姫 ] HP : 0 → 5
スティブナイト
2d6+5+4=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4>=7) > 8[2,6]+5+4 > 17 > 成功
スティブナイト
1D6+5+5+2+4 ダメージ(救世主強化・衣装)+逆鱗+孤軍 (1D6+5+5+2+4) > 3[3]+5+5+2+4 > 19
[ 黒川流姫 ] HP : 5 → 0
[ 黒川流姫 ] 前科 : 0 → 1
[ 鈴木草太 ] HP : 8 → 0
黒川流姫
2d6+1+5-1-1 判決表 (2D6+1+5-1-1) > 6[1,5]+1+5-1-1 > 10
鈴木草太
2d6+5=>7 判定(+脅威度) (2D6+5>=7) > 8[2,6]+5 > 13 > 成功
[ 黒川流姫 ] HP : 0 → 1
[ 黒川流姫 ] 前科 : 1 → 2
[ 鈴木草太 ] HP : 0 → 8
[ 鈴木草太 ] 前科 : 0 → 1
スティブナイト
2d6+5+4=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4>=7) > 11[5,6]+5+4 > 20 > 成功
スティブナイト
1D6+5+5+2+4 ダメージ(救世主強化・衣装)+逆鱗+孤軍 (1D6+5+5+2+4) > 5[5]+5+5+2+4 > 21
黒川流姫
2d6+1+5-2-1 判決表 (2D6+1+5-2-1) > 3[2,1]+1+5-2-1 > 6
黒川流姫
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
黒川流姫
2d6+0+1=>7 判定(+愛) (2D6+0+1>=7) > 9[5,4]+0+1 > 10 > 成功
[ 黒川流姫 ] 前科 : 2 → 3
鈴木草太
2d6+5-1-1=>7 判定(+脅威度) (2D6+5-1-1>=7) > 7[4,3]+5-1-1 > 10 > 成功
[ 鈴木草太 ] HP : 8 → 1
[ 鈴木草太 ] 前科 : 1 → 2
スティブナイト
2d6+5+4=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4>=7) > 3[2,1]+5+4 > 12 > 成功
スティブナイト
1D6+5+5+2+4 ダメージ(救世主強化・衣装)+逆鱗+孤軍 (1D6+5+5+2+4) > 1[1]+5+5+2+4 > 17
黒川流姫
2d6+1+5-3-1 判決表 (2D6+1+5-3-1) > 9[6,3]+1+5-3-1 > 11
[ 黒川流姫 ] 前科 : 3 → 4
鈴木草太
2d6+5-1-2=>7 判定(+脅威度) (2D6+5-1-2>=7) > 8[3,5]+5-1-2 > 10 > 成功
[ 鈴木草太 ] HP : 1 → 2
[ 鈴木草太 ] HP : 2 → 1
[ 鈴木草太 ] 前科 : 2 → 3
[ スティブナイト ] HP : 10 → 8
スティブナイト
*c2,s4,d6,s7,s8,h9,d10
スティブナイト
2d6+5+4=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4>=7) > 11[5,6]+5+4 > 20 > 成功
鈴木草太
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 4[1,3]+3 > 7 > 成功
鈴木草太
2d6+5-1-3=>7 判定(+脅威度) (2D6+5-1-3>=7) > 8[2,6]+5-1-3 > 9 > 成功
[ 鈴木草太 ] 前科 : 3 → 4
[ 黒川流姫 ] HP : 1 → 7
[ 鈴木草太 ] とうみつ : 1 → 0
鈴木草太
2d6+4+1=>7 判定(+才覚) (2D6+4+1>=7) > 11[6,5]+4+1 > 16 > 成功
[ スティブナイト ] HP : 8 → 0
スティブナイト
2d6+6-0 判決表 (2D6+6-0) > 10[6,4]+6-0 > 16
[ スティブナイト ] HP : 0 → 1
[ スティブナイト ] 前科 : 0 → 1
[ スティブナイト ] HP : 1 → 8
[ スティブナイト ] 衰弱(5R草) : 3 → 2
[ スティブナイト ] 封印(5R草) : 3 → 2
[ スティブナイト ] 猛毒(5R草) : 3 → 2
スティブナイト
2d6+5+4=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4>=7) > 9[5,4]+5+4 > 18 > 成功
[ 黒川流姫 ] HP : 7 → 3
鈴木草太
2d6+5-4=>7 判定(+脅威度) (2D6+5-4>=7) > 6[4,2]+5-4 > 7 > 成功
鈴木草太
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
鈴木草太
2d6+0=>7 判定(+猟奇) (2D6+0>=7) > 5[2,3]+0 > 5 > 失敗
[ 鈴木草太 ] 情けは人の為ならず : 0 → -1
[ 鈴木草太 ] 前科 : 4 → 5
黒川流姫
2d6+3+1-2=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1-2>=7) > 4[1,3]+3+1-2 > 6 > 失敗
スティブナイト
c(1+1+2+2) c(1+1+2+2) > 6
[ スティブナイト ] HP : 8 → 2
[ スティブナイト ] HP : 2 → 0
スティブナイト
2d6+6-1 判決表 (2D6+6-1) > 6[1,5]+6-1 > 11
[ スティブナイト ] HP : 0 → 1
[ スティブナイト ] 前科 : 1 → 2
[ スティブナイト ] 指切(6R流) : 0 → 3
[ スティブナイト ] HP : 1 → 0
スティブナイト
2d6+6-2 判決表 (2D6+6-2) > 3[1,2]+6-2 > 7
スティブナイト
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
スティブナイト
2d6+3+4=>7 判定(+才覚)+孤軍 (2D6+3+4>=7) > 8[4,4]+3+4 > 15 > 成功
[ スティブナイト ] HP : 0 → 1
[ スティブナイト ] 前科 : 2 → 3
黒川流姫
2d6+3+1+2=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+2>=7) > 4[3,1]+3+1+2 > 10 > 成功
[ スティブナイト ] HP : 1 → 0
スティブナイト
2d6+6-3 判決表 (2D6+6-3) > 7[1,6]+6-3 > 10
[ スティブナイト ] HP : 0 → 1
[ スティブナイト ] 前科 : 3 → 4
[ スティブナイト ] 封印(6R流) : 2 → 3
[ スティブナイト ] HP : 1 → 2
[ スティブナイト ] HP : 2 → 1
スティブナイト
2d6+5+4=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4>=7) > 7[2,5]+5+4 > 16 > 成功
[ 黒川流姫 ] HP : 3 → 1
鈴木草太
2d6+5-5=>7 判定(+脅威度) (2D6+5-5>=7) > 8[5,3]+5-5 > 8 > 成功
鈴木草太
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
鈴木草太
2d6+4+1=>7 判定(+才覚) (2D6+4+1>=7) > 12[6,6]+4+1 > 17 > 成功
[ 鈴木草太 ] HP : 1 → 5
[ 鈴木草太 ] 前科 : 5 → 6
[ スティブナイト ] HP : 1 → 2
黒川流姫
2d6+4+1=>7 判定(+猟奇) (2D6+4+1>=7) > 7[5,2]+4+1 > 12 > 成功
[ スティブナイト ] HP : 2 → 0
スティブナイト
2d6+6-4 判決表 (2D6+6-4) > 10[6,4]+6-4 > 12
[ スティブナイト ] HP : 0 → 2
[ スティブナイト ] 前科 : 4 → 5
スティブナイト
2d6+5+4=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4>=7) > 7[1,6]+5+4 > 16 > 成功
スティブナイト
1D6+5+5+2+4 ダメージ(救世主強化・衣装)+逆鱗+孤軍 (1D6+5+5+2+4) > 5[5]+5+5+2+4 > 21
鈴木草太
2d6+5-1-6=>7 判定(+脅威度) (2D6+5-1-6>=7) > 6[2,4]+5-1-6 > 4 > 失敗
黒川流姫
2d6+1+5-4-1 判決表 (2D6+1+5-4-1) > 5[4,1]+1+5-4-1 > 6
黒川流姫
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
黒川流姫
2d6+4+1=>7 判定(+猟奇) (2D6+4+1>=7) > 4[3,1]+4+1 > 9 > 成功
[ 黒川流姫 ] 前科 : 4 → 5
スティブナイト
2d6+5+4=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4>=7) > 4[2,2]+5+4 > 13 > 成功
スティブナイト
1D6+5+5+2+4 ダメージ(救世主強化・衣装)+逆鱗+孤軍 (1D6+5+5+2+4) > 4[4]+5+5+2+4 > 20
黒川流姫
2d6+1+5-5-1 判決表 (2D6+1+5-5-1) > 10[4,6]+1+5-5-1 > 10
[ 黒川流姫 ] 前科 : 5 → 6
スティブナイト
2d6+5+4=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4>=7) > 10[6,4]+5+4 > 19 > 成功
スティブナイト
1D6+5+5+2+4 ダメージ(救世主強化・衣装)+逆鱗+孤軍 (1D6+5+5+2+4) > 5[5]+5+5+2+4 > 21
黒川流姫
2d6+1+5-6-1 判決表 (2D6+1+5-6-1) > 9[5,4]+1+5-6-1 > 8
黒川流姫
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
黒川流姫
2d6+4+1=>7 判定(+猟奇) (2D6+4+1>=7) > 6[3,3]+4+1 > 11 > 成功
[ 黒川流姫 ] 前科 : 6 → 7
[ 鈴木草太 ] HP : 5 → 0
スティブナイト
2d6+5+4=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4>=7) > 4[1,3]+5+4 > 13 > 成功
スティブナイト
1D6+5+5+2+4 ダメージ(救世主強化・衣装)+逆鱗+孤軍 (1D6+5+5+2+4) > 5[5]+5+5+2+4 > 21
黒川流姫
2d6+1+5-7 判決表 (2D6+1+5-7) > 8[3,5]+1+5-7 > 7
黒川流姫
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
黒川流姫
2d6+0+1=>7 判定(+愛) (2D6+0+1>=7) > 6[2,4]+0+1 > 7 > 成功
[ スティブナイト ] HP : 2 → 0
スティブナイト
2d6+6-5 判決表 (2D6+6-5) > 8[6,2]+6-5 > 9
[ スティブナイト ] HP : 0 → 1
[ スティブナイト ] 前科 : 5 → 6
スティブナイト
*d3,c3,c4,d5,c8,sQ
[ スティブナイト ] 衰弱(5R草) : 2 → 1
[ スティブナイト ] 猛毒(5R草) : 2 → 1
[ スティブナイト ] 指切(6R流) : 3 → 2
[ スティブナイト ] 封印(6R流) : 3 → 2
黒川流姫
2d6+4+1=>7 判定(+猟奇) (2D6+4+1>=7) > 7[6,1]+4+1 > 12 > 成功
[ スティブナイト ] HP : 1 → 0
スティブナイト
2d6+6-6 判決表 (2D6+6-6) > 6[1,5]+6-6 > 6
スティブナイト
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
スティブナイト
2d6+0+4=>7 判定(+愛)+孤軍 (2D6+0+4>=7) > 7[1,6]+0+4 > 11 > 成功
[ スティブナイト ] HP : 0 → 1
[ スティブナイト ] 前科 : 6 → 7
スティブナイト
2d6+5+4-3=>7 判定(+猟奇)+孤軍 (2D6+5+4-3>=7) > 10[4,6]+5+4-3 > 16 > 成功
黒川流姫
2d6+1+5-7 判決表 (2D6+1+5-7) > 8[2,6]+1+5-7 > 7
黒川流姫
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
黒川流姫
2d6+3+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1>=7) > 6[2,4]+3+1 > 10 > 成功
[ 黒川流姫 ] 前科 : 7 → 8
黒川流姫
2d6+3+1-2=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1-2>=7) > 7[6,1]+3+1-2 > 9 > 成功
[ スティブナイト ] HP : 1 → 0
スティブナイト
2d6+6-7 判決表 (2D6+6-7) > 8[3,5]+6-7 > 7
スティブナイト
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
スティブナイト
2d6+3+4=>7 判定(+才覚)+孤軍 (2D6+3+4>=7) > 12[6,6]+3+4 > 19 > 成功
[ スティブナイト ] HP : 0 → 1
[ スティブナイト ] 前科 : 7 → 8
黒川流姫
2d6+3+1+2=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+2>=7) > 10[5,5]+3+1+2 > 16 > 成功
[ スティブナイト ] HP : 1 → 0
スティブナイト
2d6+6-8 判決表 (2D6+6-8) > 5[4,1]+6-8 > 3
鈴木草太
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
鈴木草太
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 9[3,6]+3 > 12 > 成功
アンリアライズ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
黒川流姫
とっさに口元を抑えれば、そこから止め処なく溢れ出し。
黒川流姫
両手から零れる僕の穢れが地面に溢れ、結晶を飲み込み毀損する。タールのようにねばつく粘液から漂うのは、濃縮された老廃物のような酸味混じりの腐臭だ。触れたものを絡め取り、溶かし崩し、痺れと苦痛と熱と快楽を与え、てらてらと艶めく黒色へと染めてゆく。
黒川流姫
それは僕と草太を穢さない。僕達はもう、一つに染まったから。
黒川流姫
自分の匂いが感じられないのと同じように、自分の体の固さを変えられるのと同じように、穢れは無害な足場として僕達を助けてくれる。
黒川流姫
飛び出しはしない。将棋を指すようにゆっくりと、周りから、地形から潰すように、この森を汚していく。
スティブナイト
お前たちに次々と襲いかかる黒結晶は、しかし同時にその泥に触れ、覆われ、撒き散らし。
スティブナイト
大粒の雨。雨と言っていいかわからないくらい。
黒川流姫
避けられない。身を隠すような場所もない。
鈴木草太
流姫を守るように立ちはだかる。
身を切り裂く雨から。身体を刺す痛みから守るために。
鈴木草太
立ちはだかって。
そう言う身体からは、後ろから見ても理解るくらいに血を垂れ流している。
スティブナイト
「それって自分が助かりたいから?」
スティブナイト
「守ろうとしただけでは叶わないことなんて、お前はわかってるだろう」
スティブナイト
「それとも"元"仲間を傷付けたことの正当化?」
スティブナイト
「隣の人は同じ目に遭わせない、なんて」
鈴木草太
「誓えるわけないだなんてオレ自身が理解ってる…!」
鈴木草太
「だからって、それをしようとしちゃだめなのか?!出来ることしかしたらダメなのか…?!」
スティブナイト
「何かがよくなるとは思えないけどね」
鈴木草太
「それはお前が勝手にそう思っているだけだろうが…!!!」
鈴木草太
「偽物だろうが、なんだろうが……本物になろうとしてるんだ…!!!」
鈴木草太
「痛くたって…苦しくたって…今だってそうだ!!!!!こんな…こんな目に遭いながらも、流姫を守りたいからって守るために庇ってる…!!!!」
鈴木草太
「これは…この行為は本物だろう…?!??」
鈴木草太
「心が伴わなきゃダメなのか!?中身までまっさらじゃなくちゃいけないのかよ…!!!!」
鈴木草太
「やることが綺麗でも、中身が汚かったら許してくれないのか…?!?」
鈴木草太
「だったら…だったら、綺麗じゃないやつは一生そのままでいろっていうのかよ…!!!!」
スティブナイト
「あの女はお前のせいで深い絶望の底に落ちたんじゃないの?」
鈴木草太
激高する言葉も、止まって。
上気する頭も一気に冷え切って。
鈴木草太
奮い立たせていた心の疵の力が。
少なくとも、自分は正しいことをしているという許容が。
スティブナイト
バランスを崩させて、地面に触れるところに黒結晶を伸ばす。
スティブナイト
お前の体重がお前を深く抉っていく。
鈴木草太
無様に倒れ込んで、受け身を取ろうと伸ばした手は串刺しになって。
鈴木草太
そのまま地面に飲まれるように腹も、喉も貫かれて。
鈴木草太
立ち上がろうと手を動かそうとしても、もうなんの力も入らない。
スティブナイト
行動だけで評価するなら、コインの数は人殺しをした数だ。
スティブナイト
理由をつけて罪悪感から逃れようとしていたんだろう?
鈴木草太
最初にあの人を手にかけたその時から、オレは。
鈴木草太
向き合っている顔をしながら、ずっと目を背けてきた。
スティブナイト
ずっと目を逸らし続けられていたらよかったのにね。
スティブナイト
思考をすれば現実が追いかけてくる。
鈴木草太
いつの間にか綺麗な言葉を出すのがうまくなっていた。
鈴木草太
当たり障りのない、誠実な言葉が出てくるようになっていた。
スティブナイト
アリスとしてここに降り立ったときから。
俺たちは思考に囚われることしかできない。
鈴木草太
追いかけてくる現実から逃れるために、そんな偽物で蓋をしてオレは罪を重ねてきた。
鈴木草太
オレのこれはきっと、”自己愛”っていうんだろう。
スティブナイト
思考を止める方法が唯一つあるならば。それは。
鈴木草太
──黒い雨に貫かれて。全身で無事なところはもうどこにもなくて。
鈴木草太
突きつけられたオレの心の醜さが耐えられなくて。
鈴木草太
それから逃れるために、痛みのままに意識を手放した。
黒川流姫
「いや、もう笑うしかない。ひどい事をしてくれるよ」
黒川流姫
「ちゃんと……行動で結果を出してくれた」
黒川流姫
ボロボロだ。全身に結晶が刺さっている。それでも体は動かせた。
黒川流姫
草太は、壁となって僕を守り抜いた。草太は打ち漏らさなかった。
黒川流姫
僕に突き刺さった結晶は、草太を貫いて勢いが削がれたものだけだった。
黒川流姫
コインの力は既に、すべて異能の出力へと回している。生身の力は無いに等しい。
黒川流姫
能力の反動で全身が重い。ひどい吐き気だ。景色は歪むし、体は冷たいし、お腹が内側から削られるように痛い。
黒川流姫
その地は……黒い底なし沼によって覆い尽くされた。
黒川流姫
緩慢な動きで一歩、二歩と前へ。両手を掴む。
スティブナイト
黒い液体で溶かされて染められて、もうろくに動けない。
スティブナイト
「お前たちが傷だらけになってるのも」
黒川流姫
「僕の尊敬してた人たちは、きっとそれじゃ納得してくれないんだ」
黒川流姫
「まあ、仕方ないことだ。起こった事は戻らない。これからの事を考えていかなきゃいけない」
黒川流姫
「僕はこれからも、草太と救世主を続ける」
黒川流姫
「今回はこうなった。最悪の結果だったけど、これでも奇跡みたいなもんだ」
黒川流姫
「もっと色んな事にも慣れなきゃいけないよな」
黒川流姫
「……僕らは結局……全部曝け出されて醜く死ぬしかないのかもな」
スティブナイト
「くだらないことで傷付いて、くだらないことで争って」
スティブナイト
「どんなに自分をよくしようとしたって」
スティブナイト
「お前らにも、いつか来るんだろうね」
スティブナイト
「救世の噂なんていう、くだらないものを信じられてたらよかったのに」
スティブナイト
「あるいはそこの男みたいに、逃避できたらよかった」
スティブナイト
「そうじゃない俺たちは、夢も見れなくて」
スティブナイト
「眠れもせずに、追いかけてくる現実を見るしかないんだ」
黒川流姫
「どんなに足掻いても……もう、くだらない生き方しか残ってない」
黒川流姫
「きっと今までが、幸せすぎたんだろうな」
黒川流姫
「でも僕は……曝け出されてよかったのかもしれない」
黒川流姫
「隠したまま死ぬほうが、辛かったかもしれない」
黒川流姫
沈むスティブナイトの体を、手を取って受け止める。
黒川流姫
「隣に誰かいてほしい。たとえ敵でも、こうして看取られて行きたい」
スティブナイト
「どこでどう死んでも、変わらないよ」
スティブナイト
「そういう身勝手な優しさを押し付けられて死ぬのは」
黒川流姫
「僕と君、全然似てないだろと思ってたけど」
黒川流姫
「話してみると、確かにちょっと通じる部分もあったな」
黒川流姫
「……こうやって、まとまりのねえ話を続けて……」
黒川流姫
「迷って、その時を引き延ばそうとしちゃうんだ」
スティブナイト
「起きる前にやらなきゃなんだろ?」
黒川流姫
小さな体の上に跨って、その顔を見下ろした。
GM
割れて、粉になって、吹き込んできた風に飛ばされる。
GM
スティブナイトがいた痕跡はどこにもなく、枯れた森だけが残っている。
黒川流姫
淀んだ泥のような異能もまた、地面へと沈み消えてゆく。
黒川流姫
ひどく疲れた。溜息を吐いてコインを手に取る。
黒川流姫
このまま倒れてしまいたい気持ちを抑えて、声を出して体を起こす。
黒川流姫
「もう一人、済ませなくちゃいけないんだ……」
アンリアライズ
血を流し、縛られ、倒れている少女が
黒川流姫
「……君に、ひとつウソをついた。今の君にはもはやどうでもいい事だろうけど」
アンリアライズ
スティブナイトが斃れ、森の黒結晶が砕け散ってなお、その身は結晶に侵されている。
アンリアライズ
戻らないその姿が、もはや手の施しようがないことを示している。
黒川流姫
「御苑あんりのことを必要とする人が居た」
黒川流姫
「僕は知ってた。草太は御苑あんりのことを大事に思っていた。もしかするとアンリミテッド以上に」
アンリアライズ
「『御苑あんり』に言ってあげればよかったのに」
黒川流姫
「この言葉はもう、御苑あんりには届かないんだな」
アンリアライズ
欠片だけでも拾ってくれていれば、継ぎ接ぎすることくらいはできたかもしれないのに。
黒川流姫
「たとえもう仲間でいられなくても、命だけは助けたかった」
黒川流姫
「あんりの存在はとっくに消えていて、そのトドメを刺したのは僕達だったんだな」
黒川流姫
「僕にはきっと、君の喜ぶ事はできないと思う」
黒川流姫
「今更じゃないよ。今が判断の分かれ目なんだ」
黒川流姫
「君が亡者になるしかないなら、君もここで殺す」
アンリアライズ
抵抗を試みるまでもなくわかる。心の疵の力はもう使えない。
アンリアライズ
理想の自分も、本当の自分も砕かれて残ったのは
黒川流姫
「君がまだ、死にたくないと信じたいんだ。命乞いをしてくれるんじゃないかと、どこかで夢見てるんだ」
アンリアライズ
死んじゃったんだな。スティブナイト。
アンリアライズ
あなたの森を荒らすことが気がかりだったから。
黒川流姫
「別々の道を生き続けることができたらいいなと思う」
アンリアライズ
「素敵ね。亡者になった私にも同じことを言ってみてよ」
黒川流姫
「僕達が生き残るのが先。君のことは僕の自己満足で、その後だ」
アンリアライズ
最後に残ったアンリアライズさえもひび割れ剥がれてゆく。
黒川流姫
「救世主でありたいと。もうアンリアライズでもいい。その形を保ちたいと……」
鈴木草太
そう、願う流姫の肩を。
ふらついた草太の手が触れて。
鈴木草太
「…オレの力で。あんりの今までの善行に報いを与えられたら、救えるかもしれないと。そんな希望があった」
鈴木草太
届く心がない。あんりもアンリミテッドもそこには居ない。
アンリアライズ
「そんな傲慢な心でも持てないと、生きていけないもんね」
鈴木草太
「何にも出来ないから、何かが出来るって思いたいんだ」
アンリアライズ
そういう人に縋って、バカみたいな終わりを迎えればいいわ。
アンリアライズ
最期まで、抵抗する気は起きなかった。
鈴木草太
その無抵抗な胸に。
ひび割れたハートを裂くように、ナイフを突き刺した。
アンリアライズ
そうされるよりずっと前に、もう、心が死んでいたから。
鈴木草太
差し込んだ傷口からは、自らが犯した罪が溢れだしていく。
鈴木草太
余計に苦しませないように、傷口を深く抉る。
…慣れた手付きだ。
アンリアライズ
森を覆っていた黒結晶と同じように、砕けて。
アンリアライズ
その絶望を象徴していたような、輝きを失って割れたハートだけを残して。
鈴木草太
生々しい感触の残った、罪に塗れた自らの手を拭う。
鈴木草太
その子を追い詰めて、心を殺して。
今こうして命も奪った。
鈴木草太
それなのにオレはこうして平然と生きている。
鈴木草太
それをしながら、それを贖罪に生きていけるような人間だから。
鈴木草太
そう、ひび割れたような作り笑いを向ける。
黒川流姫
「アンリミテッドっていう理想的な人がいて……僕は彼女の振る舞いを……正しい人の在り方の参考にしてた」
黒川流姫
「だけどアレは、こじらせた陰キャが生んだ別人格だった」
黒川流姫
「……悔しかったんだ。僕と同じような、世間に相手にされない側の人間のくせに」
黒川流姫
「あいつがちゃんとアンリミテッドをやれてたのが悔しかった」
黒川流姫
「気づけば前よりも……アンリミテッドの事が気になるようになってた」
黒川流姫
「なんだろうな。同族嫌悪みたいなもんだろうけど」
黒川流姫
「ぐちゃぐちゃでよくわかんない感情だったんだ……同族と名乗るのがおこがましい気持ちもあって」
黒川流姫
「それでもやっぱり、仲間だったんだ……仲間だったんだよな……」
黒川流姫
「草太の事ちょっと好きだったろバァーーーーーカ!タイミング逃すからこんな事なるんだ!ざまーみろ!」
黒川流姫
あいつにはもう何を言っても響かないんだよな。
黒川流姫
もし君に響いてくれるなら、僕の心の疵も抱えた秘密も全部、君に打ち明けてもよかった。
鈴木草太
森を出るまで、一度も振り向くことはなかった。