Dead or AliCe『16JAcks』

お茶会-第2ラウンド

GM
続けて、第2ラウンドに入ってまいります。
GM
再度1d99で行動順を決定。ダイスを振ってください。
ペペル
1d99 (1D99) > 84
スペードの56
1d99 (1D99) > 11
ジャン
1d99 (1D99) > 54
イカロス
1D99 (1D99) > 43
GM
ペペル > ジャン > イカロス > フィクス
GM

第2ラウンド:ペペル

ペペル
パリンパリン……
ペペル
(壺を割る音)
ペペル
「ここにもないか」
ペペル
あれから、裁判に探せそうなものがないかジャンと物色をしていました。
ジャン
ジャンはすっかり意気消沈しており、たまにペペルが壺を割る背を見ています。
ジャン
思い出したようにあたりを見回しますが、探すのははかどっていない様子。
ペペル
「ボクがいたところでは誰も使わなくなった壺にモンスター……亡者的なものが棲み着いてることがあって」
ペペル
「そういうのがいそうな壺を見つけたら割ってもいいことになってるんだ」
ジャン
「……」
ペペル
言いながらいいかんじの壺をまた一つ割った。
ペペル
「嘘だよ」
ジャン
「…………」
ジャン
「えっ」
ジャン
「あっ、……すいません、その……」
ペペル
「…………」
ジャン
ちゃんと聞いてなかった。
ペペル
「も~ しっかりしてよね」
ペペル
「そんなに負けたのがショックだったの?」
ジャン
「負けたのが、って言うか…………こう」
ジャン
「……そうですね、一対一だとけっこう、負けてもしょうがないかなと思ってる自分がいて……」
ジャン
「その通りに負けて、……でも、俺は優勝して、救世主になって、一人になるじゃないですか」
ジャン
「この期に及んで、自分のできなさに愕然としてるというか……」
ペペル
「まあ、それは、うーん」
ジャン
口ごもられた……
ペペル
「できる奴を選んでたら、ジャンは多分連れてこなかったと思うしな。こんなとこには」
ジャン
「えっ…………」
ジャン
「そっ……うですね……」
ペペル
「でもボクは、できる奴は選びたくなかったな」
ジャン
「えっ」
ペペル
「そういう奴は、多分ボクとはうまく行かないと思うんだよね」
ジャン
「……」
ペペル
「さっきさあ、フィクスのことを勇者って言って、否定されたじゃない」
ジャン
「……はい」
ペペル
「勇気があるわけじゃなくて傲慢なだけだとかなんとか……」
ジャン
「……言ってましたね」
ペペル
「でも、自分が傲慢だってことに気づいていて、
 それを貫くのは、やっぱり勇気なんだよ」
ジャン
「……」
ジャン
言葉を選ぶように、視線を彷徨わせる。
ジャン
ただペペルの言葉に頷くのではなく。
ジャン
それは恐らく、動揺のせいだった。目の前に、敗北の光景が浮かぶ。
ジャン
それを何とか振り払うための。
ジャン
「俺は……その勇気を、たぶん、貫くためにここに来てて」
ジャン
「……」
ジャン
「でもそれは、みんなが納得するような、いい方法じゃないんです」
ジャン
「フィクスさんも、ほかの参加者も、みんなそれを分かってるから……」
ジャン
「たぶん、そういう言葉遣いができない……」
ジャン
「ペペルさん」
ジャン
「……でも俺は、ペペルさんが勇気と言うことが、嬉しいです」
ジャン
言いながらも、浮かない顔をしている。
ペペル
「でも……誰もが納得する方法って、あるのかな?」
ジャン
首を横に振る。
ジャン
そんな方法があったら、きっととっくにだれかがやっている。
ジャン
そんなものはないから、ここに来た。
ペペル
「そうだよね」
ペペル
クローゼットを雑に開け閉めする。
ペペル
「あの子たちだって、きっとそう言っただろう」
ペペル
周囲には様々な衣裳が納められている。ここはドレスルームと呼ばれる場所だ。
ペペル
「ねえジャン、君は賢いから」
ペペル
「本当はわかってるんじゃないかな?」
ペペル
別のクローゼットを開ける。
ペペル
そこには一回戦のときにはなかった衣裳がしまわれていた。
ジャン
「え」
ペペル
「勇者なんてものは、どこにも存在しないってことを」
ペペル
ペペルは笑っている。
ジャン
ペペルの顔を見る。いつものような笑みを。
ジャン
言葉に詰まる。
ペペル
「だってそうでしょう?」
ペペル
「勇者というのは、絶対の正義を振るうものだよ」
ジャン
『勇者なんてものはどこにもいない』
ジャン
その言葉よりは、ペペルが続けた言葉は簡単だ。
ジャン
絶対の正義などない。だから、勇者はどこにもいない。
ジャン
「……俺は……」
ジャン
言葉が続かない。
ジャン
ペペルの言葉に頷くことも、首を振ることもできない。
ペペル
「ボクには、それを見つけることはできなかった」
ペペル
納められた衣裳のうちの一着を手に取る。
ジャン
その意匠は、いやでも思い出させる。一回戦で相対した二人のことを。
ペペル
「でもボクは期待しているんだよ」
ペペル
「賢くて馬鹿なジャンになら……」
ペペル
ドレスを自分の前に合わせて、冒涜的に微笑んだ。
ペペル
「ボクとは違う答えを見つけられるんじゃないか、ってね」
ペペル
*ジャンの救世主妄想を、猟奇で舐めます。
GM
横槍はございますか?
イカロス
*横やりします!!!!!!
GM
では、能力値チョイス。
イカロス
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
イカロス
またかよ
イカロス
*ティーセットなし 小道具全部預けます
GM
OK 判定を。
イカロス
2d6=>7 判定(+愛) (2D6>=7) > 7[5,2] > 7 > 成功
イカロス
1D6 効果量 (1D6) > 6
ペペル
*ティーセット使用
[ ペペル ] ティーセット : 2 → 1
[ イカロス ] HP : 17 → 16
ペペル
2d6+4-6+2=>7 判定(+猟奇) (2D6+4-6+2>=7) > 5[4,1]+4-6+2 > 5 > 失敗
ペペル
*救世主を逆転して成功にします
[ ペペル ] 疵:救世主 : 0 → -1
[ ジャン ] 救世主妄想 : -1 → 0
ジャン
……ペペルと出会って、旅への同行を申し出て。
ジャン
旅立つ日に、ペペルはこう言った。

「それに、
 案外世界を救うのは……
 キミのようなやつだったりしてね」
ジャン
でも、自分が本当にそんな方法を見つけられるような存在だったとしたら。
ジャン
白い招待状を携えて、こんなホテルには来ていない。
ジャン
ペペルもそれを、分かっているはずだ。
ジャン
と思う。けれど──
ジャン
ペペルが、分かっているはずだけれど、こう言うのも、やはり分かっている。
ジャン
そして、それが分かったうえで、自分はペペルとここに来た。
ジャン
来たのだから──
ジャン
首を振る。
ジャン
縦に。
ジャン
「……ペペルさんの期待に添えるかは、わかりません」
ジャン
「まだ何にも、見つけていないから」
ジャン
「でも……ありがとうございます、ペペルさん」
ジャン
「俺が、探します……救世主になって」
ジャン
不安がっている場合ではないのだ。恐れている場合ではない。
ジャン
ここで負けたらすべての努力と犠牲が嘘になるのだから。
ペペル
「言ったね」
ペペル
「忘れないよ、その言葉を」
ジャン
「はい」
ジャン
「絶対に……勝ちます」
ペペル
別に、見つけてくれなくたってボクは構わないよ。
ペペル
そう返事をするかわりに、手にしていたドレスを粗雑にぽいと放り投げた。
ペペル
「行こうか」
ジャン
「……はい」
GM
たとえどれだけ愚かであっても。
GM
そう望んでいる。そう望まれている。
GM
今はまだ、それにかたちを与えられなくとも。
GM
あるいは、愚かだからこそ。
GM
その曖昧さを、信じることができる。
GM

第2ラウンド:ジャン

ジャン
10 大広間。 或いは宴会場。どんなパーティだって開ける広い空間は孤独を感じるにはうってつけ。
ジャン
ホテルマンさんにお願いして、フィクスさんを呼び出します。
103号室のホテルマン
折り目正しく一礼。
103号室のホテルマン
ジャンの手から招待状を受け取る。
GM
そして、望むまま効果は現れる。
スペードの56
お互い合わせて三度目の招待状……そろそろ慣れてきましたね
ジャン
相手の姿を認めて、やはり会釈をしている。
スペードの56
会釈を返しましょう
スペードの56
「ご用はなんでしょう」
ジャン
「決闘です」
スペードの56
「……ほう」
ジャン
「あれは一回限りの不意打ち、もう一度やれば負けない…………」
ジャン
「ってわけでは、別にないんですけど」
スペードの56
こちらとしては内心そうなる可能性も考えていますが、黙っています
ジャン
「あの一回で負けっぱなしだと、なんというか」
ジャン
「……裁判は、二対二なので」
ジャン
「どっちが勝っても負けても、俺がフィクスさんに一対一で負けたな、っていうのはなくならないじゃないすか」
ジャン
「だから、せめて引き分けになっておきたい」
スペードの56
息を吐きます
ジャン
「このホテルの戦いで優勝して、救世主の力を得たら、俺はひとりで……」
ジャン
「この国を救うことになる。救わなきゃいけない」
ジャン
「そうじゃないと、勝ち上がった意味も、ペペルさんを元の世界に返す意味も、何にもなくなる」
ジャン
「俺は……負けるわけにはいかないんです」
スペードの56
「正直に申し上げると、こちらの狙いとしては避けるべき流れなのですが」
スペードの56
「先に仕掛けた以上、避けるのも道理に反しますし」
スペードの56
「……この速度で立ち直られるのは予想外でした。決戦前に再び勝っておけば、こちらとしても有利に進むでしょう」
ジャン
「…………」
ジャン
「ペペルさんは、俺にとっては勇者です」
ジャン
「……だから俺は本当に、自分で望む」
ジャン
「あの人が勇者じゃなくてもよくなることを」
ジャン
「でもそれは、できないんですよ」
ジャン
「だから、あんたたちには負けてもらう」
ジャン
*フィクスの『塗られた笑顔』を才覚で抉ります。
GM
横槍はございますか?
イカロス
*横やりします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM
では、能力値チョイス。
イカロス
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
イカロス
*ティーセットはなし ヤリイカのみ持って他はフィクスに預けます
GM
はい。ではどうぞ。
イカロス
2d6+4=>7 判定(+猟奇) (2D6+4>=7) > 7[5,2]+4 > 11 > 成功
イカロス
ふう
イカロス
1D6 効果量 (1D6) > 1
イカロス
カス
イカロス
*ヤリイカで+2します
GM
OK 補正は-3です。
[ イカロス ] HP : 16 → 15
ジャン
*ペペルさんからティーセットを借り受けて、他をペペルさんに渡しときます
[ ペペル ] ティーセット : 1 → 0
GM
では判定をどうぞ。
ジャン
2d6+4+2-3=>7 判定(+才覚) (2D6+4+2-3>=7) > 8[3,5]+4+2-3 > 11 > 成功
[ スペードの56 ] 塗られた笑顔 : 0 → -1
スペードの56
「……あなたは本当に人が良いですね」再び息を吐く
スペードの56
「ならばいいでしょう。……勝負です」
ジャン
「ありがとうございます。……でも」
ジャン
「本当に人がいいのは、フィクスさんの方だと思いますよ」
ジャン
踏み込む。迷いはない。
ジャン
包帯の巻かれた腕が、フィクスに迫る。
スペードの56
「まさか」一言。本気の速度で来られれば、それ以上に言葉も策も挟む余地はない
スペードの56
構えを取って、迫る拳を弾くために右腕を回す
ジャン
──救世主同士、コインを持つ者同士の戦いならばほとんど考えに入れられることがない、ジャンとフィクスの大きな差がひとつある。
ジャン
体格の差、シンプルなリーチの差だ。
ジャン
動きを捉えることにかけてはジャンが有利になる。
ジャン
そして、そもそもフィクスは攻撃を受けていなす戦い方をする。
ジャン
避けられないのは分かっていた。
ジャン
コインの力で、多少の攻撃ならば弾くはずのフィクスの身体──
ジャン
その皮膚に、チクリとわずかな痛みが走る。
スペードの56
ジャンの読みは適確だったと言える。フィクスはその体躯の不利を、最小限の動きでいなす防御で補っていた。普段ならば大げさな動きや奇策を交えるところだが、先手でそこを潰されれば、もはやギリギリの受けに頼るほかない
スペードの56
故に、耐久性を徹底したその肉体は、トカゲの末裔であることもあり、そう簡単に沈むことはないのだが――
ジャン
イモムシの毒は、それを『うまく』かいくぐる。
ジャン
動きが鈍るのは一瞬、そして、通ったところで追撃がフィクスにとって致命的なものではないことは分かっている。
ジャン
だが、フィクスが最初の奇策でジャンを害したりしなかったように、ジャンにとってもそれでよかった。
ジャン
重要なのは相手の体を傷つけることではない。
ジャン
「うおおっ!」
ジャン
そのまま、思い切り体重をかけて、フィクスにタックルをかけ、突き飛ばす!
スペードの56
「くっ――」
スペードの56
一瞬の思考。動きが鈍った。防御は間に合わない。回避も間に合わない。ならば取れる手は、衝撃を吸収する受け身のみ!だが――
ジャン
ここでも、ふたりの体格・体重の差は歴然としている。
スペードの56
息が漏れる。衝撃こそ和らげることが出来ようと、体が大きく飛ばされ、無様を演じることは避けられない。そして、先の一戦でフィクスがしたように、この場においては――
ジャン
そして倒れたフィクスの眼前に、銃の形をとった指先が突き付けられた。
ジャン
「これで──俺の勝ちです」
スペードの56
「……これは、受け入れざるを得ませんね」
スペードの56
深く深く、息を吐く。まさに、やられた、といった状況だ
ジャン
ゆっくりと指を引く。
ジャン
「……ありがとうございます」
スペードの56
「お互い様ですよ」床に手をつき、立ち上がりましょう
ジャン
「俺の用件はこれで終わりです。……いえ」
ジャン
「……本当なら俺は、頭を下げてでも、負けてくれるよう頼みたいぐらいなんですけど」
ジャン
「ペペルさんに、万一にでもそんなところ見られるわけにはいかないので」
スペードの56
「意地を通すのは良いことですよ。我々、そういうお年頃ですからね」
スペードの56
「しかし、やれやれ。こうなってはやはり認めざるを得ませんね」
スペードの56
「ワタシという個人の今後にとっては、ペペルさんやダンナ様よりあなたの方がよほど大きな障壁なようです」
ジャン
「……」
ジャン
「俺は……」
ジャン
「フィクスさんのことも……できれば、救いたいとは思っています」
ジャン
「…………俺にとってはそっちの方が、ペペルさんよりもずっと、手の届く範囲だから」
ジャン
言って、イモムシの末裔はあなたに背を向ける。
スペードの56
……ではその去る背が、聞こえるか聞こえないかくらいになった頃に
スペードの56
「……やはり、そんな傲慢は、勝つまで残しておいた方が良いですよ。お互いに、ね」
スペードの56
そうぽつりと残して、こちらも去りましょう
GM
積み重ねた鍛錬の成果も、塗り重ねた化粧の余裕も。
GM
傷つくときは、いつだって一瞬。
GM
脅威とは、コインの枚数だけにあらず。
GM
力は疵に、疵は心に根ざすもの。
GM
触れれば痛む。触れずには戦えない。
GM
真摯に触れる手が、痛まないというわけでも、ない。
GM

第2ラウンド:イカロス

[ イカロス ] ヤリイカ : 1 → 0
イカロス
では…決闘の直後、フィクスと合流して…
イカロス
「……負けたか。」そう声をかけ、自分らの部屋の方へ歩いていく。
スペードの56
「はい。やはり再起した人間というものは恐ろしいものです」後に続きましょう
イカロス
「ああ、人は落ちようとも、もう一度這い上がれる。その力の強さはよく知っているとも。」
イカロス
……今のフィクスの場合、再起のみが敵ではなかろうが……
イカロス
「かといって、敵わぬ相手とするのは愚の極み。」室内へ戻り、腰かける。
イカロス
「相手が相応しい力を身に付けたのなら、こちらも相応しい力をもって打倒する。」
イカロス
「……お前は2度の決闘を経た。敗北から何も得られんほど愚かではあるまい。」
スペードの56
「無論。してやられたのは確かですが」
スペードの56
「衝動交じりの行動と言えど、最初に叩いたのも今敗北したのも、意味があったとこじつけてみせましょう」
イカロス
「そうだ、我らにとっても挽回の時。」
イカロス
「失態を演じたのであれば、それを補い、消し去るほどの動きを見せ、塗り替えていく。」
イカロス
「お前はそれができる男だろう。」
イカロス
*フィクスの塗られた笑顔を猟奇で舐めます
GM
では横槍ございますか?
ペペル
*横槍します
[ ペペル ] HP : 17 → 16
GM
能力値チョイスから。
ペペル
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
ペペル
2d6+4=>7 判定(+猟奇) (2D6+4>=7) > 6[4,2]+4 > 10 > 成功
ペペル
1d6 減少量 (1D6) > 1
ペペル
*ヤリイカエリートを使います
[ ジャン ] ヤリイカエリート : 1 → 0
GM
では-3補正。
ペペル
合計-4
イカロス
*ティーセット使用 後の小道具はフィクスに預けます
GM
はい、では判定を。
イカロス
2d6+4-4+2=>7 判定(+猟奇) (2D6+4-4+2>=7) > 7[1,6]+4-4+2 > 9 > 成功
[ イカロス ] ティーセット : 2 → 1
[ スペードの56 ] 塗られた笑顔 : -1 → 0
スペードの56
「ふっ」声だけで笑います
スペードの56
「ダンナ様の信頼にはお応えしましょう。無論、ワタシの為に。何せワタシは……」
スペードの56
「優 秀」
スペードの56
「ですから!!」
スペードの56
元気になりました

第2ラウンド:フィクス

スペードの56
「さて。その優秀なワタシからの所感を挙げつつ、勝負前の作戦会議と行きましょう」
スペードの56
「まず前提として、あちらも末裔がサポートに回り、救世主がアタックを行う。ある種の王道というか、我々と近しいスタイルですよね」
スペードの56
「その中でも決闘して直に感じたことですが、やはりジャンさんの行動・判断の速度はワタシでも基本的には対処できません。速度のレースならともかく、裁判の場においてはダンナ様の行動を阻害することも、あちらとしては容易に可能でしょうとも」
スペードの56
「反面、ペペルさんの今回の行動はワタシにはある程度未知数な部分もありますが……ダンナ様は刃を合わせてみて如何でしょう。先は取れそうですか?」
イカロス
「……互角、といったところか。あの雷の能力が厄介だな。
範囲を取られれば動きづらくなるのはこちらの方。」
イカロス
「こちらの手が知れているのはあちらも同様。こちらの速度に合わせる為の手段は考えてあるだろうよ。」
スペードの56
「ふうむ。であらば、速度勝負では末裔の差であちら有利となりますか」
スペードの56
「ダンナ様は自慢の速度を抑えられ、ワタシは対応力を上から抑えられる。やり辛い状況ですが」
スペードの56
「ふむ、決まりました。打開の一手が」
イカロス
「ほう、言ってみろ。」
スペードの56
「この場合、我らが取るべき手段は――」
スペードの56
*小道具の調達。聖遺物を指定します
ジャン
*横槍します
ジャン
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
GM
では能力値チョイスから。
[ ジャン ] HP : 19 → 18
ジャン
2d6+0=>7 判定(+猟奇) (2D6+0>=7) > 8[5,3]+0 > 8 > 成功
ジャン
1d6 (1D6) > 1
GM
聖遺物狙いで-2、横槍で-1
スペードの56
*ティーセットと子山羊皮の手袋を使用。免罪符をイカロスに預けます
[ イカロス ] 子山羊皮の手袋 : 1 → 0
[ イカロス ] ティーセット : 1 → 0
GM
OK ではどうぞ。
スペードの56
2d+4-2-1+2+2>=7 (2D6+4-2-1+2+2>=7) > 4[3,1]+4-2-1+2+2 > 9 > 成功
GM
取得するのは?
スペードの56
「前進制圧。もっと速度を増すことです」
スペードの56
*アリスのくつを取得します
[ スペードの56 ] アリスのくつ : 0 → 1
スペードの56
「そのためにまずどうするか。ダンナ様、一戦目に殴り飛ばしたことは覚えておいでですね?」
イカロス
「……ハッ、シンプルだな。」
イカロス
「覚えているとも。飛ぶための手を止めず、より加速する為の動きだ。」
スペードの56
「左様ですとも。そして、あちらが個々の力で我らを上回り、抑える連携を見せるならば」
スペードの56
「こちらは一点に集中し、突き抜けるのみ」
スペードの56
「対策するというのはそれだけ脅威であること。時に小細工を弄するよりも、正面突破でねじ伏せる方がより、相手にとって悪辣となる場合があります」
スペードの56
「ゆえに、再び殴ります。よろしくお願いしますね」
イカロス
「よかろう。試合で肝心なのはスタートダッシュの時。出遅れては全てが後手。」
イカロス
「単純明快な作戦だ。難を言うならば、実現が実力頼みな点だろうが。」
イカロス
「我々ならば可能だ。」
イカロス
「……速度こそがサーキットの全て。王者の飛翔を見せる時よ。
故に、道化という推進力が必要。」
スペードの56
「その点は期待しておいて頂きましょう。この作戦は二人で一体になる以上、ワタシの負担も大きいものですからね」
スペードの56
「……さて、会議はこの程度で。”今回は”戦いまでにきっちり休息を取っておきましょうか」
イカロス
「ああ、互いに全力を尽くすためにな。」
GM
敗北が心を折るわけではない。
GM
傷つくことは負けることではない。
GM
そこに道がなくとも、進めないわけではない。
GM
敗北と傷とが路を引く。
GM
やがて蒼空へと至るための、滑走路を。
GM
GM
これにて、お茶会の全手番が終了いたしました。
GM
各々、所持している小道具の最終位置を宣言してください。
あちらに預けこちらに預けしていますからね。
ジャン
*この日刻みの時計はジャンが所持しています
スペードの56
*免罪符はイカロスに渡します。くつはそのまま
[ スペードの56 ] 免罪符 : 1 → 0
[ イカロス ] 免罪符 : 0 → 1
GM
では、小道具の移動を終了。ここから裁判に向かっていきましょう。