裁判
GM
小道具の移動はございますか? ここが最後のタイミングとなります。
『夢見の』シャノン
*日刻みの時計をルビーとマリーに譲渡します
[ 『夢見の』シャノン ] 日刻みの時計 : 1 → 0
『双子の』ルビーとマリー
新規にパラメータを追加すると入手ログが流れてくれない
[ 『双子の』ルビーとマリー ] 日刻みの時計 : 0 → 1
GM
中心から大きく2つに分かたれたこの巨大な空間は、この後片方が昇り、片方が降る。
GM
中継された1階の歓声が天井近くのスピーカーから届く中。
GM
エレベーターの境目で、ホテルマンが虚空へと一礼。
102号室のホテルマン
「24時間が経過致しました」
107号室のホテルマン
「これにてお茶会の時間は終了。裁判の時間と相成ります」
102号室のホテルマン
「それでは改めて、その裁判を執り行うエース、ジャックにご入場いただきましょう」
102号室のホテルマン
「此度お招きに応じて頂きました、客室102号室のお二方」
102号室のホテルマン
エレベーターの扉から、人影が現れる。
107号室のホテルマン
「此度お招きに応じて頂きました、客室107号室のお二方」
107号室のホテルマン
エレベーターの扉から、人影が現れる。
107号室のホテルマン
「ルビーとマリー様、シャノン様」
『双子の』ルビーとマリー
「皆様、長らくお待たせ致しました」
『双子の』ルビーとマリー
「24時間に及ぶ微睡みの前哨戦は、ここにこうして幕は閉じ」
『双子の』ルビーとマリー
「これより新たに始まるは、血と涙と惨劇の第二幕」
『双子の』ルビーとマリー
「奈落に堕ちるは、果たして何方か」
『双子の』ルビーとマリー
「亡者に果てるは、果たして何方か!」
『双子の』ルビーとマリー
「さあさあそれでは皆々様」
『双子の』ルビーとマリー
「今一度、入場の拍手を!」
『夢見の』シャノン
「はいはい、そういうのは最初にやったから程々でいいよ」
こつこつ、と二人の間を通り抜けていく。
『夢見の』シャノン
「ここからはもう、見世物とかどーでもいいよ」
『夢見の』シャノン
「ルビー、マリー。好きにやっていいよ」
『夢見の』シャノン
「私も、好きにやらせてもらうからさ」
『双子の』ルビーとマリー
「では、我々もそのように」「自在を演じさせて頂きましょう」
『双子の』ルビーとマリー
「双子の末裔が語る物語に」「元よりとりとめなど無いのですから」
107号室のホテルマン
「マナー、チップ、ドレスコード、どうか御確認くださいませ」
シニ
「流石につけたまま戦ったら無事では済まないからね」
『双子の』ルビーとマリー
「それではお二方、改めまして宜しくお願い致します」「親愛なる挨拶と親睦の握手、という関係でもないでしょうが」
『夢見の』シャノン
「別に私はしてもいいよ、握手」
『双子の』ルビーとマリー
「グリフォンの末裔の持つ翼を不平等だと詰りますか?」
『双子の』ルビーとマリー
「そうですね。我々は二人で一人前なれば」「二人合わせてようやっと一人分、といったところ」
シニ
「レベルがコインで視認できるのはありがたいよね」
『夢見の』シャノン
「確かに、こんなコインに左右されるのは…なかなかどうして、面白いよねぇ」
『双子の』ルビーとマリー
「コックの鉄腕」「チェシャ猫の幻」「代用ウミガメの甲羅のように」「“生まれついて”の得手なれば」
『夢見の』シャノン
「今度はちゃんと、鍋にぶち込まれたいかぁ?」
『双子の』ルビーとマリー
「双子は、話を聞いてもらわない事には道を退けないのですよ」
『双子の』ルビーとマリー
「ですので、どうぞ最後までご清聴ください」
『双子の』ルビーとマリー
「“末裔を食す食人鬼と、それに付き従うコックの末路”!」
『夢見の』シャノン
「そういうわけで、まあ…始めていこうか?」
『双子の』ルビーとマリー
「役者はとうに揃い踏み」
107号室のホテルマン
「――ご準備は宜しいようで」
102号室のホテルマン
「それではヴァンテアン・ゲーム。これより第1回戦」
GM
その合図と共に、エース(救世主)とジャック(末裔)。
GM
お茶会の間シャッフルされていた領分は本来の姿に戻る。
GM
エースがジャックに手を差し伸べれば、最適解には届かない。
GM
ジャックがエースに手を伸ばせば、待っているのは身の破滅。
GM
目指すべき姿は21"ヴァンテアン"。それこそが世界に定義されし解答。
『双子の』ルビーとマリー
*日刻みの時計を使用します。
[ 『双子の』ルビーとマリー ] 日刻みの時計 : 1 → 0
[ シニ ] 日刻みの時計 : 1 → 0
シニ
1d6+3+2 (1D6+3+2) > 5[5]+3+2 > 10
『夢見の』シャノン
1d6+3 (1D6+3) > 5[5]+3 > 8
『双子の』ルビーとマリー
1d6+3+2 (1D6+3+2) > 2[2]+3+2 > 7
[ シニ ] 仕事人間 : -1 → 0
[ シニ ] 仕事人間 : 0 → -1
GM
シニ>シャノン>ルビーとマリー>ソース
*第1ラウンド
[ 『双子の』ルビーとマリー ] HP : 12 → 11
『双子の』ルビーとマリー
*2ラウンド目のソース君手番の横槍分を忘れてたので引きました
『双子の』ルビーとマリー
*d5 c9 d9 h10 sJ
『夢見の』シャノン
*d4 h5 h6 sQ hK
第1ラウンド:シニ
第1ラウンド:シャノン
『夢見の』シャノン
*hK使用 奪取 【才覚】で判定し、成功すれば、対象の好きなカードを1枚選んで自身の手札に加える。以後、ラウンド終了まで対象は『奪取』の効果を受けなくてもよい。
『双子の』ルビーとマリー
*妨害 h10 シニの妨害に妨害します。
『双子の』ルビーとマリー
一度に両方に間隙を入れるチャンスを狙ってきたな
シニ
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1>=7) > 6[3,3]+3+1+1 > 11 > 成功
『双子の』ルビーとマリー
2d6+3+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1>=7) > 5[1,4]+3+1 > 9 > 成功
『夢見の』シャノン
*sQ使用 幸運 判定の成否確定前に割り込み。判定の2D6を振り直させる。この技能は判決表内の能力値判定にも割り込める。
『双子の』ルビーとマリー
*対象はルビマリの妨害!
『双子の』ルビーとマリー
2d6+3+1=>11 判定(+才覚) (2D6+3+1>=11) > 9[6,3]+3+1 > 13 > 成功
ソース
*追風s6 誰かの判定前に割り込み。その判定の達成値が1D6上昇する。同じ判定に『精確』は使用できない。
シニ
2d6+3+1+1+2=>13 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1+2>=13) > 8[4,4]+3+1+1+2 > 15 > 成功
『双子の』ルビーとマリー
*sJ 幸運 判定の成否確定前に割り込み。判定の2D6を振り直させる。この技能は判決表内の能力値判定にも割り込める。
シニ
2d6+3+1+1+2=>7 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1+2>=7) > 9[4,5]+3+1+1+2 > 16 > 成功
『夢見の』シャノン
2d6+3+2=>16 判定(+才覚) (2D6+3+2>=16) > 8[5,3]+3+2 > 13 > 失敗
シニ
C(3+3+2+1) 間隙+威力ダメージ+看破+発狂 c(3+3+2+1) > 9
[ 『夢見の』シャノン ] HP : 15 → 6
『夢見の』シャノン
「もう一度、幻を見せてあげよう」
シニ
精確な投擲で浮かんだシャボン玉を、それが効果を及ぼす前に。
シニ
右手に持ったナイフがシャボン玉の割れた中をまっすぐに、シャノンへと飛んでいく。
『夢見の』シャノン
「………」
避けることなく、ただそれを身に受ける。
『双子の』ルビー
「ちっ、」手を翳す。だが、それより速く。ナイフは突き進んでいく。
シニ
と、話す手には既に次のカトラリーが握られている。
『夢見の』シャノン
「わかったわかった…、じゃあルビー。マリー。よろしく」
ぱちん、とシャボンが弾ける。
第1ラウンド:ルビーとマリー
『双子の』マリー
*d5 必衰 [対象:1体] 【才覚】で判定し、成功すれば〔威力〕点のダメージと《衰弱》の不調(3ラウンド継続)を与える。
『双子の』マリー
2d6+3+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1>=7) > 6[3,3]+3+1 > 10 > 成功
『双子の』マリー
*威力は3。命中すれば<衰弱>付与
『双子の』マリー
*さらに関係があり、看破があるので通ればダメージ5!
ソース
*防壁s2 ダメージ算出後、軽減前に割り込み。【愛】で判定し、成功すれば、技能の対象を自身に変更し、ダメージを【愛】点軽減する。更に『防壁』で割り込むことはできない。
『双子の』マリー
2d6+3+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1>=7) > 6[3,3]+3+1 > 10 > 成功
ソース
2d6+3=>10 判定(+愛) (2D6+3>=10) > 7[5,2]+3 > 10 > 成功
[ ソース ] HP : 18 → 17
[ ソース ] 衰弱 : 0 → 3
『双子の』マリー
「三方を同時に見て、更にこうとくれば、避けられは!」
『双子の』マリー
旗を振りかざす。すると、マリーの眼前に黒雲が浮かぶ。
『双子の』マリー
雲からは雨が降りしきる。その白く透明なカーテンは、シニの視界を遮り……
『双子の』マリー
投刃。血のこびり付いたナイフが、今度はシニを穿たんと飛ぶ。
ソース
シニとマリーの間に入る。盾の要領で、スープ鍋がナイフを弾く!
『双子の』マリー
「代用ウミガメはのろまと聞いてたんだけど!」その、横を取る。
『双子の』マリー
今度は手に持ったナイフで。すれ違いざま、ソースの腕元を切りつけた。
ソース
血が吹き出す。確実に腱を狙っているのがわかる。
『双子の』マリー
「ちぇ、浅いな。まあいいや。当たれば」
『双子の』マリー
「のろまで硬い相手でも、御する術はあるものね」
『双子の』マリー
「どんな毒が入ってるか、そののろまでない頭で考えてみたら?」
第1ラウンド:ソース
ソース
*回復dQ 【愛】で判定し、成功すれば〔1D6+【愛】(+技能等による増加分)〕点を対象に割り振ってHPを回復し、対象ごとに好きな不調1つの継続を【愛】ラウンド減少する。
『双子の』マリー
2d6+3+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1>=7) > 7[5,2]+3+1 > 11 > 成功
ソース
2d6+3=>11 判定(+愛) (2D6+3>=11) > 3[2,1]+3 > 6 > 失敗
『夢見の』シャノン
*d4使用 間隙 誰かの判定失敗後に割り込み。【才覚】点のダメージを与える。その判定の目標値が自身の技能によって変更されたものなら、ダメージが〔威力〕点増加する。
『双子の』マリー
威力3+看破2+発狂1+衰弱2-偽甲羅1
[ ソース ] HP : 17 → 10
ソース
己の疵。生きていたいと願うこと。それが身体を癒すーーはずが。
『夢見の』シャノン
「ぶらーん、ぶらーん…」
言葉と共に、あなたの視界の端の何かが映る。
『双子の』ルビーとマリー
宙に浮かんだ雨雲から。しとしとと。
『双子の』ルビーとマリー
生命は暖かく、死は冷たい。体温を奪う雨の水滴は、死へと向かう手薬煉の道。
シニ
「顔を上げるんだ。君は役目を果たしているよ」
『双子の』ルビーとマリー
その命を、絶たなければならない。
『双子の』ルビーとマリー
生きていくためには、誰かを殺めずにはいられない。
『夢見の』シャノン
*(h6) s2 s5 sA Jo
『双子の』ルビーとマリー
*c2 h3 d8 hJ dK
第2ラウンド:シニ
シニ
2d6+0+1=>7 判定(+猟奇+万能) (2D6+0+1>=7) > 5[2,3]+0+1 > 6 > 失敗
『夢見の』シャノン
*sA使用 予知 捨て札からA・ジョーカーを除く好きなカードを1枚選んで手札に加える。
『夢見の』シャノン
*h6使用 暗器 【才覚】で判定し、成功すれば〔威力〕点のダメージとランダムな不調(2ラウンド継続)を1つ与える。
『夢見の』シャノン
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚+万能+武器) (2D6+3+1+1>=7) > 3[1,2]+3+1+1 > 8 > 成功
『夢見の』シャノン
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚+万能+武器) (2D6+3+1+1>=7) > 4[3,1]+3+1+1 > 9 > 成功
シニ
2d6+3+1+1=>9 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1>=9) > 9[5,4]+3+1+1 > 14 > 成功
『夢見の』シャノン
2d6+3+1+1=>14 判定(+才覚+万能+武器) (2D6+3+1+1>=14) > 5[2,3]+3+1+1 > 10 > 失敗
シニ
C(3+3+2+1) 間隙+威力ダメージ+看破+発狂 c(3+3+2+1) > 9
[ 『夢見の』シャノン ] HP : 6 → 0
『夢見の』シャノン
2d6+1-1 判決表 (2D6+1-1) > 7[4,3]+1-1 > 7
GM
*6~8 ランダムな能力値で判定し、成功すればHPを1点回復して立ち上がる。失敗すれば〈昏倒〉する。
『夢見の』シャノン
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
『夢見の』シャノン
2d6+0+1=>7 判定(+愛) (2D6+0+1>=7) > 6[5,1]+0+1 > 7 > 成功
[ 『夢見の』シャノン ] HP : 0 → 1
[ 『夢見の』シャノン ] 前科 : 1 → 2
『夢見の』シャノン
「べっ…」
口の中に溜まった血を吐き出す。
『夢見の』シャノン
そうして、吹き棒に息を吹きかける。
『夢見の』シャノン
「…づっ、か………はっ」
痛みが、全身に走る。
『夢見の』シャノン
どしゃり、とその場に膝をつく。
『夢見の』シャノン
けれど、吹き棒は手放すことなく…。シャノンの瞳はあなたを見つめる。
第2ラウンド:ルビーとマリー
『双子の』ルビーとマリー
*dK 奪取 [対象:1体] 【才覚】で判定し、成功すれば、対象の好きなカードを1枚選んで自身の手札に加える。以後、ラウンド終了まで対象は『奪取』の効果を受けなくてもよい。
『双子の』ルビーとマリー
2d6+3+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1>=7) > 8[2,6]+3+1 > 12 > 成功
[ ソース ] 衰弱(ルビマリ) : 3 → 2
『双子の』ルビーとマリー
かの御方は、好きにせよとおっしゃった。我らが初めにそう言ったように。我らがそうすると言ったように。
『双子の』ルビーとマリー
ならばこそ、あちらは見捨てる。今回はそのようにした。
『双子の』ルビーとマリー
流れゆく血が、水たまりと交じっていく。
『双子の』ルビーとマリー
誰かの命であったものが。誰かの生きた証であったものが。誰かの死んだ証であったものが、
『双子の』ルビーとマリー
蕩けゆき、解どけて、無くなっていく。
ソース
滅びに瀕するこの国を救いうるのは、ただ”救世主”という星ひとつ。
『双子の』ルビーとマリー
「堕落の国の星は、末裔を救いはしない!」
『双子の』ルビーとマリー
「救世主という屑星もまた、この国を照らす救いに足らず!」
『双子の』ルビーとマリー
「光明は差さず!空は仄暗く!霹靂は曇天に響く!」
『双子の』ルビーとマリー
「是なるは、常日頃如何なる時にも、我らを覆う堕落の様!」
『双子の』ルビーとマリー
「希望の歩みを妨げる、むくつけき雨の帳なり!」
『双子の』ルビーとマリー
「それでも、願うのは自由です」
『双子の』ルビーとマリー
「救世主という、災厄からの解放を」
ソース
「なら、俺は俺の救世主(アリス)を守るだけだ」
『夢見の』シャノン
「…そう、願え。そして立ち塞がれ!」
血に、雨にまみれたまま…立ち上がり声をあげる。
『夢見の』シャノン
「そうでなくては、面白くない」
第2ラウンド:ソース
『夢見の』シャノン
*(s2 Jo) c5 d6 h7
『双子の』ルビーとマリー
*c2 s7 h9 d8 dA
第3ラウンド:シニ
『双子の』ルビーとマリー
1d6 (1D6) > 2
『双子の』ルビーとマリー
2d6+3+1+2=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+2>=7) > 7[2,5]+3+1+2 > 13 > 成功
ソース
*追風c7 誰かの判定前に割り込み。その判定の達成値が1D6上昇する。同じ判定に『精確』は使用できない。
シニ
2d6+3+1+1+3=>13 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1+3>=13) > 5[3,2]+3+1+1+3 > 13 > 成功
シニ
雨が降り、視界が遮られるのはこちらだけではない。
シニ
ソースの後方に回り込み、姿勢を低くして『姿を消す』
シニ
血に紛れて真っ赤なワインが双子の足元へと流れていく。
『双子の』ルビーとマリー
雨は続く。ソースの血を洗い流すように、血ごとその身を砕くかのように。
『双子の』ルビーとマリー
入り混じる赤。それは、水溜まりの中で色を失い、気配無い悪意となって立ち上り、
『双子の』ルビーとマリー
「…………お前っ」足元に潜む影に気づく。もう遅い。
『双子の』ルビーとマリー
雨の勢いが強まる。それはささやかな抵抗にもならぬまま、
『双子の』ルビーとマリー
足元で水滴が跳ねる。手にした凶器を取り落とした。
第3ラウンド:シャノン
『夢見の』シャノン
*c5使用 暗器 【才覚】で判定し、成功すれば〔威力〕点のダメージとランダムな不調(2ラウンド継続)を1つ与える。
『夢見の』シャノン
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚+万能+武器) (2D6+3+1+1>=7) > 6[4,2]+3+1+1 > 11 > 成功
『夢見の』シャノン
Choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》] (choice[《封印》,《猛毒》,《指切り》,《衰弱》]) > 《封印》
ソース
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 8[6,2]+3 > 11 > 成功
『夢見の』シャノン
c(3+2+1+2) 武器+看破+発狂+衰弱 c(3+2+1+2) > 8
[ ソース ] 封印 : 0 → 2
[ ソース ] HP : 10 → 6
『夢見の』シャノン
「ふわり、ふわふわ…」
シャボン玉が、宙を舞う。
『夢見の』シャノン
赤いの、虹色の、いろんな色が…宙を舞う。
『夢見の』シャノン
そのシャボンが、シャノンの周囲を…この会場を覆い尽くす。
『夢見の』シャノン
「シャボン玉消エタ コハレテ消〜エタ」
『夢見の』シャノン
ぱつん、ぱつんとシャボン玉が弾けて消える。
『夢見の』シャノン
その飛沫は棘となり、襲いかかる。
『夢見の』シャノン
「さすがさすが〜、でも大丈夫?」
『夢見の』シャノン
「記憶ふわふわ、思い出ぱつん…あなたの心の疵はなぁ〜に?」
あなたの記憶は靄がかかったかのように、ふわりふわふわ…
第3ラウンド:ルビーとマリー
第3ラウンド:ソース
『双子の』ルビーとマリー
*s3 d8 cJ sQ dA
『夢見の』シャノン
*(h7 Jo)s5 c7 c9
GM
*巻き進行したので不調処理忘れてたので反映します
[ ソース ] 衰弱(ルビマリ) : 2 → 1
第4ラウンド:シニ
『双子の』ルビーとマリー
1d6 精確 (1D6) > 3
『双子の』ルビーとマリー
2d6+3+1+3=>7 判定(+才覚)妨害 (2D6+3+1+3>=7) > 8[2,6]+3+1+3 > 15 > 成功
『双子の』ルビーとマリー
*改めて器用の効果でsQを捨てます
シニ
2d6+3+1+1=>16 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1>=16) > 12[6,6]+3+1+1 > 17 > 成功
シニ
2d6+3+1+1=>15 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1>=15) > 7[5,2]+3+1+1 > 12 > 失敗
シニ
その足元から波紋のように広がる、赤い、赤い液体。
第4ラウンド:シャノン
[ ソース ] 封印(シャノン) : 2 → 1
『夢見の』シャノン
シャノンはその場を動かず、ただただシャボン玉を浮かべる。
第4ラウンド:ルビーとマリー
『双子の』ルビーとマリー
雨は、黙々と降り続ける。
第4ラウンド:ソース
ソース
*伝授h8 対象はシニ。
好きな能力値で判定し、成功すれば自身の手札から好きなだけカードを捨てる。〔捨てた枚数+1〕枚、山札からカードを引き、対象に渡す。対象は拒否してもよい。
ソース
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 2[1,1]+3 > 5 > 失敗
GM
*3 不運に次ぐ不運。次の自身の手番開始まで、すべての判定の達成値が0になる。
『夢見の』シャノン
*Jo使用 間隙 誰かの判定失敗後に割り込み。【才覚】点のダメージを与える。その判定の目標値が自身の技能によって変更されたものなら、ダメージが〔威力〕点増加する。
『夢見の』シャノン
7点ダメージ 武器+看破+発狂+衰弱-偽甲羅
[ ソース ] HP : 6 → 0
ソース
2d6+0-0 判決表 (2D6+0-0) > 11[6,5]+0-0 > 11
GM
*脅威度1を加算しそこねているので、12です。
GM
*12~ 無罪!HPが0となる際に受けた不利な効果を無効とし、HPは0になる前の値に戻す。前科は増える。
[ ソース ] HP : 0 → 6
[ ソース ] 衰弱(ルビマリ) : 1 → 0
[ ソース ] 前科 : 0 → 1
GM
*衰弱がこのタイミングで本当はないはずで、色々が色々ですが、ロールバックしないで行きます。
ソース
雨が降り、血が流れ。命がこぼれ続けていく。
ソース
裁判が続いている。シニが立っている。戦っている。
『夢見の』シャノン
その二人のやりとりを、ゆらゆらと揺れながら見つめる。
「いいね、実にいい…」
『夢見の』シャノン
「仕掛け時だ、ルビー。マリー。」
『双子の』ルビーとマリー
「こちらとしても、そういう感傷は」「終わってからゆっくり噛みしめてほしいんですがね」
『双子の』ルビーとマリー
*s2 s10 dJ sA (dA)
『夢見の』シャノン
*(h7 c9) d4 s7 hA
第5ラウンド:シニ
[ シニ ] 鋭気 : 0 → 1
第5ラウンド:シャノン
『夢見の』シャノン
*s7使用 暗器 【才覚】で判定し、成功すれば〔威力〕点のダメージとランダムな不調(2ラウンド継続)を1つ与える。
『夢見の』シャノン
*すみません、みなさんからの許可を頂きまして補助動作の予知を挟みます
『夢見の』シャノン
*hA使用 予知 sQを加えます
シニ
2d6+3+1+1+3=>7 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1+3>=7) > 8[6,2]+3+1+1+3 > 16 > 成功
シニ
2d6+3+1+1+3=>7 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1+3>=7) > 7[2,5]+3+1+1+3 > 15 > 成功
『夢見の』シャノン
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚+万能+武器) (2D6+3+1+1>=7) > 5[3,2]+3+1+1 > 10 > 成功
『夢見の』シャノン
2d6+3+1+1=>15 判定(+才覚+万能+武器) (2D6+3+1+1>=15) > 7[5,2]+3+1+1 > 12 > 失敗
シニ
C(3+3+3+2+1) 間隙+威力+鋭気+看破+発狂 c(3+3+3+2+1) > 12
[ 『夢見の』シャノン ] HP : 1 → 0
『夢見の』シャノン
2d6+1-2 判決表 (2D6+1-2) > 4[3,1]+1-2 > 3
[ ソース ] 封印(シャノン) : 1 → 0
『夢見の』シャノン
「さあ…」
じわり、シャノンの周囲の景色が移り変わっていく。
『夢見の』シャノン
「おいで」
景色の隙間から、シャボン玉がふわりふわりと
シニ
両手を掲げると、上空から雨のように降り注ぐフォーク
『夢見の』シャノン
「わお」
その光景に、目を丸くする。
『夢見の』シャノン
口元から、切り刻まれた全身から、血を吹き出しながら…跳ねて、転げて、そして止まる。
『夢見の』シャノン
雨に濡れた地面を、激しく手で叩きつけ…あなたを睨みつける。
『夢見の』シャノン
「いいや」
ごぽりと、口から血が溢れる。
『夢見の』シャノン
この瞳に映る君は、ああ…とても美しい。
『夢見の』シャノン
ちらりと、ルビーとマリーの方を向く。
『夢見の』シャノン
ーーー今どんな顔してるかな?どんな気持ちなのだろう?
『双子の』ルビーとマリー
────その表情は、雨に隠れて伺えない。
『夢見の』シャノン
もう力も入らない腕を、ゆっくりと持ち上げ
『夢見の』シャノン
「私は君たちの夢を、肯定する」
『夢見の』シャノン
ぐらり、体から力が抜け…床に頭を打ち付ける。
『双子の』ルビーとマリー
ざあざあざあ。ざあざあざあ。
『双子の』ルビーとマリー
降りしきる雨は、二人の姿を覆い尽くす。その表情も、その内心も、一切を靄に隠したまま。
『双子の』ルビーとマリー
倒れ伏す救世主を見て、その心で何を思ったか。それを知るのは、彼等二人の他にはおらず。
『双子の』ルビーとマリー
雨の音に紛れて、声が響く。
シニ
「君たちにその気があるなら……だろう、デュース君」
『双子の』ルビーとマリー
「如何ですか、セブン君」
107号室のホテルマン
「……あるいは、ここで棄権なさいますか?」
『双子の』ルビーとマリー
「まさかでしょう、この場においては」
『双子の』ルビーとマリー
共連れが一人倒れ伏したくらいで、戦意を失うような腰抜けは、とうにこの国では死んでいる。
『双子の』ルビーとマリー
そういう場所だ。この堕落の国は。
『双子の』ルビーとマリー
だからこそ、二人であるうちは。
『双子の』ルビーとマリー
「ではでは皆々様、大変長らくお待たせいたしました」
『双子の』ルビーとマリー
「これよりお見せしますは、まさに奇跡のトラジコメディー」
『双子の』ルビーとマリー
「双子の末裔、ルビーとマリーによる、華麗なる逆転劇をどうぞご覧あれ!!」
第5ラウンド:ルビーとマリー
第5ラウンド:ソース
ソース
*回復hQ 対象:シニ、ソース
【愛】で判定し、成功すれば〔1D6+【愛】(+技能等による増加分)〕点を対象に割り振ってHPを回復し、対象ごとに好きな不調1つの継続を【愛】ラウンド減少する。
ソース
*追風c5 誰かの判定前に割り込み。その判定の達成値が1D6上昇する。同じ判定に『精確』は使用できない。
シニ
2d6+3+1+1+5=>7 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1+5>=7) > 7[5,2]+3+1+1+5 > 17 > 成功
『双子の』ルビーとマリー
1d6 精確 (1D6) > 2
『双子の』ルビーとマリー
2d6+3+1+2=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1+2>=7) > 10[6,4]+3+1+2 > 16 > 成功
『双子の』ルビーとマリー
*達成値は7じゃなくて17
『双子の』ルビーとマリー
*心の疵「救世を阻む末裔」で逆転します
[ 『双子の』ルビーとマリー ] 救世を阻む末裔 : 0 → -1
『双子の』ルビーとマリー
*出目は6ゾロになり、スペシャル!
GM
*スペシャル! PCが裁判中の判定でスペシャルを起こした場合、即座にPCのHPを1D6点回復します。
『双子の』ルビーとマリー
1d6 (1D6) > 3
[ 『双子の』ルビーとマリー ] HP : 11 → 14
『双子の』ルビーとマリー
*妨害の達成値は、18!
ソース
2d6+3=>18 判定(+愛) (2D6+3>=18) > 8[3,5]+3 > 11 > 失敗
ソース
心の疵が、ふたりのからだを修復しようとする。
ソース
それはあるいは、床に溢れた血が遡るかのように。
『双子の』ルビーとマリー
その二人の視線を、遡る血の流れを、激しい豪雨が引き裂いていく。
『双子の』ルビーとマリー
この雨もまた、心の疵による力。希望を絶ち、生命を殺す、万象を奪う絶望の表れ。
『双子の』ルビーとマリー
「おおっと、宣言したばかりでしょう?」「これよりは我々が主役だと」
『双子の』ルビーとマリー
「“端役”の行いはそのすべてが」「“主役”を立てるものでなければならない」
『双子の』ルビーとマリー
「増してや、尺稼ぎなど冗長の極み!」
『双子の』ルビーとマリー
「貴方がたが見るべきは、こちら」「スポットライトと向かっていなければ」「観客に背を向けるなど、これ以上はない侮辱でしょう!」
『双子の』ルビーとマリー
照明が当たる。その顔が詳らかになる。
『双子の』ルビーとマリー
その顔つきは、最初の時と、入場の時と同じように。幾度も繰り返された道化の仮面。
『双子の』ルビーとマリー
あの時からは、いつも二人でこうしていた。他の誰の助けはなくとも。他の誰に助けを乞わずとも。
『双子の』ルビーとマリー
ましてや救世主に、その身を捧げるなど────
『双子の』ルビーとマリー
──だから、彼女を見捨てたのか?
『双子の』ルビーとマリー
その心に蓋をするように。己の疵を覆いかくすように。道化師は仮面をかぶるものだ。
『双子の』ルビーとマリー
今、まさにそうしているように。
『双子の』ルビーとマリー
*h6 dQ cA (sA dA)
第6ラウンド:シニ
シニ
2d6+0+1=>7 判定(+猟奇+万能) (2D6+0+1>=7) > 9[6,3]+0+1 > 10 > 成功
[ 『双子の』ルビーとマリー ] HP : 14 → 11
シニ
「主役(マリオ)の命を奪う、名もなき銃殺者といったところかな」
『双子の』マリー
しかし狙うなら急所には違いない。眼前の救世主は、その狙いを決して過たずに貫くだろう。
『双子の』マリー
なので、なるように、倒れ伏した。
『双子の』マリー
攻撃は当たるよりも前に、その背を勢いよく後ろへ向けて──
『双子の』マリー
「曲芸師の凶刃を身に受けて、なおも立ち上がる道化の姿を!」
『双子の』マリー
自ら倒れ伏したことを、一度目の死に見立て、そこからの再起を聖人の復活に見立てる。
『双子の』マリー
「マリオ?いえいえ、我々は決して斯様な者ではありません」
『双子の』マリー
「我々は、“ネット”に操られる人形(フィール)にあらず」
『双子の』マリー
「主役としてライトを浴びたからには、私は永劫に操手(ピエール)なのです」
『双子の』マリー
「舞台という、大きなからくり装置の!」
第6ラウンド:ルビーとマリー
シニ
2d6+3+1+1+3=>7 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1+3>=7) > 9[6,3]+3+1+1+3 > 17 > 成功
『双子の』マリー
2d6+3+1=>7 判定(+才覚) (2D6+3+1>=7) > 9[5,4]+3+1 > 13 > 成功
『双子の』マリー
*心の疵「帽子の無い帽子屋」で逆転します
[ 『双子の』ルビーとマリー ] 帽子の無い帽子屋 : 0 → -1
『双子の』マリー
*さらに、器用の効果でdQとsAを捨てます
『双子の』マリー
*これで+2されて、達成値は17!成功!
[ シニ ] HP : 14 → 9
[ シニ ] 衰弱 : 0 → 3
『双子の』マリー
*cA 百刑 [対象:自身の攻撃対象1体] 自身の技能で発生したダメージの適用後に割り込み。【才覚】点のダメージと好きな不調(【才覚】ラウンド継続)を1つ与える。
[ シニ ] HP : 9 → 4
『双子の』マリー
*継続ラウンドは、才覚の値こと3!
[ シニ ] 猛毒 : 0 → 3
『双子の』マリー
*dA 百刑 cAの百刑に割込で使用
ソース
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 4[2,2]+3 > 7 > 成功
[ ソース ] HP : 6 → 5
[ ソース ] 封印(シャノン) : 0 → 3
『双子の』マリー
「さあさあそれでは皆様、どうぞご清聴を願います!」
『双子の』ルビー
「我ら双子の、悲劇に満ちた半生の時を!」
『双子の』ルビー
二方に別れ、双子が駆ける。血とワインと雨水で、ぬるついた悪路を、まるで児戯のように軽々と。
『双子の』ルビー
「その日、二人が過ごしていたのは、愚鈍で蒙昧で、けれども心優しい末裔達の寄り合い所」
『双子の』ルビー
「そこにふらりとやってきた、親子のような二人の救世主。その名は果たして、何やらですが」
『双子の』ルビー
「さて、そこからが大困り。やってきた二人の救世主は、斯様な願いを口にしました」
『双子の』ルビー
「“うれしいわ!私達、ずっと素敵な召使いさんが欲しかったの!”」
『双子の』ルビー
二方から。いや、四方から。いや、六方から絶え間なく。鈍色のナイフが、救世主と末裔を襲う。
『双子の』ルビー
「そうして二人は、末裔達をあつらえました。とっても素敵になるように」雨の中から現れる。
シニ
急所を外しながら、避けられないものは受けていく。
下手に避けるよりも被害が少ない。
『双子の』マリー
『お手伝いさんはみんな一緒じゃなきゃ!ばらばらなんてきれいじゃないわ!』
『双子の』マリー
『だから、髪の色も服の種類も、みんな揃って同じにしましょ?』
『双子の』ルビー
『料理人だからネイルができないというなら、料理をできなくしてやろう』
『双子の』ルビー
『甲羅が大きくて服を着れないなら、ずっと甲羅の中にいるといい』
『双子の』マリー
『帽子を被らずにいられないなら、代わりに油でも被ればいいのよ!』
『双子の』マリー
『貴女のその目をあの子に移せば、目の色だって同じにできるわ!』
『双子の』マリー
ナイフは絶え間なく飛び交う。これもまた、心の疵によるもの。
『双子の』マリー
その目を抉られたときの凶器を、絶え間なくその手に握り続ける。
『双子の』マリー
「そして、ついに我慢の限界に達した二人は、幸運に及ぶ幸運の末に、彼らのコインを持ち出した」
『双子の』マリー
「あてどなく荒野を走って走って、その先で何をするのかも、どうすればいいのかもわからぬままに」
『双子の』ルビー
「その先に出会った救世主は、果たして先の暴虐の二人よりも強大な力の持ち主で」
『双子の』ルビー
「二人は、己の使命をそこでようやく、思い出すことができました」
『双子の』ルビーとマリー
「「どうか、このコインを使って、かの悪者たちを退治してください。そのためなら、私達はどうなってもかまいません」」
『双子の』ルビーとマリー
「そして救世主はコインを奪うと、二人には目もくれず、二人の来た道をいきました」
『双子の』ルビーとマリー
「ああ、よかった。これでかの暴虐の救世主はいなくなる。私達も、ほかのみんなも、これ以上苦しむことはないのだ」
『双子の』ルビーとマリー
絶え間なく、刃は振り続ける。雨の雫と交差する光は、まるで十字を示すかのように。
『双子の』ルビー
「そして、疲れ切った二人は、一晩荒野でぐうぐうぐう」
『双子の』ルビー
「翌朝、目を醒ました二人は、その成果を見に戻りました」
『双子の』マリー
「あとには、きれいさっぱり、すっからかんの廃墟」
『双子の』マリー
「暴虐の救世主も。救いの救世主も。共に過ごした仲間も、共に過ごした家も」
『双子の』マリー
「みいんなみんな、いなくなっていましたとさ」
『双子の』ルビーとマリー
「それからの二人は、帽子を被れない帽子屋を名乗ることをやめて、道化として暮らしました」
『双子の』ルビーとマリー
「それで、この話は全部おしまい」
『双子の』ルビーとマリー
「ご清聴ありがとうございました」
シニ
自らをめがけて来る一本のナイフを見て声をかける。
第6ラウンド:ソース
ソース
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 8[6,2]+3 > 11 > 成功
シニ
2d6+3+1+1=>7 判定(+才覚+万能+多才な凶器) (2D6+3+1+1>=7) > 3[2,1]+3+1+1 > 8 > 成功
[ シニ ] HP : 4 → 2
第7ラウンド:ルビーとマリー
[ シニ ] 衰弱 : 3 → 2
[ シニ ] 猛毒 : 3 → 2
[ ソース ] 封印(ルビマリ) : 3 → 4
[ ソース ] 封印(ルビマリ) : 4 → 2
『双子の』ルビーとマリー
「刃に塗られし致死の猛毒、効果のほどはその身で御覧あれ!」
『双子の』ルビーとマリー
「傍らに横たわる姫君に遣わした、下賤な魔法とは比べるべくもなく」
『双子の』ルビーとマリー
「過たず汝らの命を裂くであろう!」
第7ラウンド:ソース
ソース
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 12[6,6]+3 > 15 > 成功
GM
*スペシャル! 即座にPCのHPを1D6点回復します。
[ ソース ] HP : 5 → 8
『双子の』ルビーとマリー
「ここまでくれば、あとは意地と意地のぶつかりあい」「その夢を、仕事を嘲笑うことなど、こと此処に至っては無粋の極み」
『双子の』ルビーとマリー
「なればこそ、我らも宣誓しましょう」
『双子の』ルビーとマリー
「お前らにどんな事情があろうが、我らの夢は終わらないと!」
『双子の』ルビーとマリー
*d7 dJ sK hA (s2)
第8ラウンド:シニ
シニ
2d6+0+1+5=>7 判定(+猟奇+万能) (2D6+0+1+5>=7) > 8[2,6]+0+1+5 > 14 > 成功
シニ
2d6+0+1+5=>7 判定(+猟奇+万能) (2D6+0+1+5>=7) > 7[5,2]+0+1+5 > 13 > 成功
[ 『双子の』ルビーとマリー ] HP : 11 → 6
[ 『双子の』ルビーとマリー ] HP : 6 → 5
[ シニ ] HP : 2 → 0
シニ
2d6+1-0 判決表 (2D6+1-0) > 10[6,4]+1-0 > 11
[ シニ ] HP : 0 → 1
[ シニ ] 前科 : 0 → 1
[ 『双子の』ルビーとマリー ] HP : 5 → 4
『双子の』ルビーとマリー
*発狂分を忘れていたので、HPをもう1点減らしました
シニ
両手を上げると、特大のスプーンが落ちてくる。
『双子の』ルビー
特大のスプーンは、豪快に割って入った双子の片割れの頭を打ち、
シニ
軽やかに飛び越え、着地したときにはスプーンは消えている。
『双子の』ルビー
「我らは二人で一人前。二人で一人の双子の末裔、互いのポジションは手に取るように……」
『双子の』ルビー
「故に、こういう邪魔もお手の物」
第8ラウンド:ルビーとマリー
[ シニ ] 衰弱 : 2 → 1
[ シニ ] 猛毒 : 2 → 1
[ ソース ] 封印(ルビマリ) : 2 → 1
第8ラウンド:ソース
ソース
2d6+3=>7 判定(+愛) (2D6+3>=7) > 6[4,2]+3 > 9 > 成功
ソース
「イカの件はありがとうな。おかげで味に深みが出た」
『双子の』マリー
「それはどうも。こちらとしてもやり甲斐のある仕事でございました」
『双子の』マリー
「明日からは、我々も調理の仕方でも習おうと思います」
『双子の』マリー
「美食の探求は万人の夢とお聞きしましたので」
『双子の』マリー
*s2 c9 hQ (s2 hA)
第9ラウンド:シニ
[ シニ ] HP : 1 → 0
シニ
2d6+1-1 判決表 (2D6+1-1) > 3[1,2]+1-1 > 3
ソース
もはやその眼に双子も、倒れた救世主も、ホテルマンも、見えず。
ソース
「だめだ、……だめ、イヤだ、待って、……シニ、……ッ!」
ソース
どんなに汚辱にまみれても、
誰に後ろ指を差されても、
どれだけ罪を背負おうと。
ソース
「シニ、シニ!……起きろ、あんたあれだけ言っといて!」
102号室のホテルマン
「シニ様の昏倒により、102号室の陣営に攻撃手段がなくなりました」
107号室のホテルマン
「従いまして、裁判の審判を執り行い、その勝敗を決定します」
『双子の』ルビーとマリー
「さあさあさあ、会場に起こしの皆々様!どうか拍手をお願いします!!」
『双子の』ルビーとマリー
「見事奇跡の逆転劇を成し遂げた、双子の末裔ルビーとマリー!!」
『双子の』ルビーとマリー
「そして、命尽きるまで闘い続けた偉大なる救世主と、我らが同胞、代用ウミガメの末裔の健闘を称えて」
『双子の』ルビーとマリー
「どうかどうか、盛大なる拍手を!!」
ソース
膨れ上がる。全身の傷口という傷口から、緑のどろどろが溢れ出す。
ソース
そして身体を修復する。生きていたいという、心の疵の暴走。
ソース
膨れ上がる。ホールいっぱい。
いや、ホテルいっぱいに、芳しくも哀しい涙の香りが充満していく。
ソース
疵だらけの腕が伸び、華奢な救世主の身体を抱く。
シニ
だって、私はもう『四=に』じゃないんだから。
ソース
肉が解け、また膨れ、その緑のどろどろの中、
仔牛の頭蓋と海亀の甲羅が現れる。
ソース
仔牛の顎が大きく開きーーそこから雪崩れた緑のどろどろが、
抱きしめた救世主を、飲み込んだ。
ソース
それでも膨張は止まらない。
生きていたい。生きていてほしい。
102号室のホテルマン
コインの入った布袋――ブラックジャック――で亡者を殴る。
ソース
殴られれば緑が飛び散る。そばから修復する。
『双子の』マリー
と、そう呼びかけようとした瀬戸際。“向こう”のホテルマンの動作を目の当たりにして、止まる。
107号室のホテルマン
107号室のホテルマンは微笑んだまま佇んでいる。
102号室のホテルマン
殴打を繰り返す。その制服を緑が汚す。
107号室のホテルマン
「ルビーとマリー様、シャノン様」
『夢見の』シャノン
その声が、聞こえたのか…そうでないのか…。シャノンの目が、ぱちりと開く。
107号室のホテルマン
「おめでとうございます。此度の裁判、あなた方が勝者となりました」
ソース
堕落の国から帰っても、きっとあんたはしぶとく生きる。
『双子の』マリー
「あ……ああ」名前を呼ばれて、振り返る。
107号室のホテルマン
「この後に次の試合が行われるフロアへと移動して頂き、そこで今しばらくお寛ぎ頂くことになりますが……恐れながら、その前に一つ」
『夢見の』シャノン
「………」
倒れたまま、その言葉に反応し視線を送る。
107号室のホテルマン
「”勝者の責務”を果たして頂く必要が御座います」
107号室のホテルマン
「”生かす”か”殺す”か。お選び下さい」
107号室のホテルマン
このゲームのルールは"オールイン"。敗北した者は、全てを失う。
そして敗者の手元から離れた運命は、勝者の総取り。
『夢見の』シャノン
「そうか…勝ったのか」
重い体を起こす、全身に痛みが走る。
『双子の』ルビー
「……ああ」我々と同様。彼女も名前を呼ばれていた。故にそう驚きはなく、シャノンを見やる。
『夢見の』シャノン
蹴り抉られたみぞおちをさすり…、周りを見渡す。
『夢見の』シャノン
ーーーもっと、どうしたかったのだろうか?
『夢見の』シャノン
『君は、ね』『夢を見すぎだよ』
ぐるぐる、ぐるぐる、かけられた言葉が巡る。
『夢見の』シャノン
「…じゃあ、どうすればいいのか」
『夢見の』シャノン
「教えてほしかったな」
そう言って、吹き棒を咥える。
『夢見の』シャノン
そのまま、立ち上がって…ルビーとマリーに声をかける。
『夢見の』シャノン
「言った通りだよ、『好きにするといい』…」
『双子の』マリー
「…………もし、生かしたとして」
107号室のホテルマン
「亡者のままでございます」
『双子の』マリー
今となっては、本人の意志を確認する術もなく。
『双子の』マリー
それでも、元に戻るのであれば。あるいは、と願ったかもしれない。
『双子の』マリー
それでも、末裔にとって、亡者と化すことは、
『双子の』マリー
己の個も我もぬり潰されて、道化として生きることさえままならない。
『双子の』マリー
彼等の帰りを待ち望んでいる者がいる。
『双子の』マリー
だから、これを返すわけにはいかない。
『双子の』マリー
……“白兎”とやらは、永久に帰らぬ主人と同胞を待ち続けるのだろうか。
GM
あなたが選択すると、機械音がうなりを上げる。
『双子の』マリー
それよりも先に、死に絶えるか、集団が瓦解するかが先だろうが。
『双子の』マリー
そんな悲劇も、ここではありふれた景色だ。
GM
巨大なエレベーターが、真ん中で二つに割れる。
GM
107号室は上へ、102号室は下へ。運命がゆっくりと分かたれていく。
102号室のホテルマン
下りゆくエレベータでホテルマンは深く、深く一礼。
102号室のホテルマン
それから胸元から小さなベルを取り出し、一つ鳴らす。
102号室のホテルマン
澄んだ音色の後、多数のホテルマンがエレベーター内部に侵入する。
102号室のホテルマン
その手に持っているのは、中に6ペンスコインが入れられた布袋”ブラックジャック”。
102号室のホテルマン
勿論、その一人一人がホテルより与えられた力を備え。
102号室のホテルマン
抗う事が叶わない暴力を手に敗者を取り囲み。
107号室のホテルマン
一方、上りゆくエレベーター。
107号室のホテルマン
2人、もとい3人は次なる戦いの場へと昇っていく。
107号室のホテルマン
その最中に再び、証が力を発揮し始める。
107号室のホテルマン
再び証を引き直すまで、エースはエースらしく、ジャックはジャックらしく。
107号室のホテルマン
「次の戦いに備え、どうか休息をおとりください」
107号室のホテルマン
エレベーターが到着し、ホテルマンが一礼。
107号室のホテルマン
敗者の末路を写していたモニターは、電源を落とされ暗転する。
『双子の』ルビーとマリー
“故郷”の景色を思い返す。
『双子の』ルビーとマリー
みんながいたあそこには、白兎がいて、ドードーがいて、コックがいて、代用ウミガメもいた。
『双子の』ルビーとマリー
みんな、消え去ってしまったけれど。
『双子の』ルビーとマリー
あの”ソース”も、彼のウミガメのように、絶滅に、死に怯えて生きていたのだろうか。
『双子の』ルビーとマリー
……例えそうだとしても、私達はただ無為に屍を晒す訳にはいかない。
『双子の』ルビーとマリー
私達が、皆を殺してしまったのだから。
『双子の』ルビーとマリー
生きるために、殺してしまったのだから。
『双子の』ルビーとマリー
「……何が、絶滅危惧種だ」
『双子の』ルビーとマリー
「私達“双子”は、もうずっと一生、ふたりぼっちなのに」
『双子の』ルビーとマリー
ありがとうございました!!