Dead or AliCe『16JAcks』

ドキドキ救世主に50+1の質問プルネウマ編 表面

noname
遠い過去の、近くの未来の。
どこにもない、どこへもいけない、どこか。
 
もう聞こえることはない風の音。
プルネウマ
「ドキドキ救世主に50の質問~!」
プルネウマ
「っていうやつをね」
プルネウマ
「ホテルマンに教えてもらいました~」
プルネウマ
「なるほどねえ」
プルネウマ
「どこの誰が作ったのか知らないけど、いい趣味してるよ」
プルネウマ
「こうやって質問がある程度まとまっているのも効率的だ」
プルネウマ
「結構真面目なやつが考えて作ったんじゃない?ま、知りもしない製作者のことを考えるのはさておいて…………」
プルネウマ
「答えていこうか、さくさくと」
 
1. 自分の末裔のいいところ5つ教えて!
プルネウマ
「よっ、と」
プルネウマ
「せっかくだし顔も出しておこう」
プルネウマ
「ええと」
プルネウマ
「私はプルネウマ!この世界を救わない救世主!」
プルネウマ
「で、一緒に来た末裔は三月兎のイスタ!」
プルネウマ
「ということは、この質問の『末裔』はイスタのことを言えばいいんだね」
プルネウマ
「いいところねえ~」
プルネウマ
「ん~」
プルネウマ
「おかしいところ、好奇心旺盛なところ、単純でいながら裏表を内包しているところ、血生臭いのが平気なところ、いてもいなくても影響がないところ」
プルネウマ
「かな~」
プルネウマ
「最後のは特に重要だね」
プルネウマ
「これがないと連れ歩いたりしないよ」
noname
2. 一番戦いたくない相手は?
プルネウマ
「あ、資料も見せてくれるの?助かるね」
プルネウマ
「えーっと、今回の参加者は~」
プルネウマ
「ふむふむ」
プルネウマ
「あ、このぺぺルってやつはちょっと嫌だな」
プルネウマ
「だいぶ嫌だな」
プルネウマ
「ほら、ナイフで刺されたことがあったら、ナイフを怖がるでしょう?」
プルネウマ
「それと一緒」
プルネウマ
「私にとってのナイフみたいなものじゃん。これは」
プルネウマ
「勇者っていうのは面白いところだけど」
プルネウマ
「雷はねえ」
プルネウマ
「ネ」
プルネウマ
「不思議な名前だね」
プルネウマ
「これは結構戦ってみたい相手かも」
プルネウマ
「おしゃべりはしたくないけど、きっと楽しいと思う」
プルネウマ
「ええと、シニ」
プルネウマ
「ん~」
プルネウマ
「可もなく不可もなし、って感じ?」
プルネウマ
「表面的な会話は弾むだろうけど、って思うね」
プルネウマ
「戦闘的な相性としては結構いいんじゃないかな?こっちが有利そう」
プルネウマ
「ミムジィ」
プルネウマ
「…………」
プルネウマ
「一周回って、君人間?って確認したくなっちゃうな、これは」
プルネウマ
「きっとお茶会もしてくれると思うなあ」
プルネウマ
「つぐみ!いいねえ!」
プルネウマ
「ここで会ってなかったらたぶんコインをあげてただろうね」
プルネウマ
「まあ、あげようとしたらこっちを倒しに来そうな感じだけど」
プルネウマ
「シャノン」
プルネウマ
「結構話は弾みそうだね」
プルネウマ
「あっ、こいつ二人も末裔連れてきてるんだ!いいな~」
プルネウマ
「自分の話って言うより、聞いた話を聞いてみたいなあ、このタイプの救世主は」
プルネウマ
「イカロス」
プルネウマ
「ロボじゃない?」
プルネウマ
「『お前のロボはおばあちゃんのいうゲームのピコピコ』って言われたことがあるんだけど」
プルネウマ
「まあ、そうだね」
プルネウマ
「あれを作ってる技術についてはあんまり興味ないな」
プルネウマ
「飛んでるところ落とすのは楽しそうだけど!」
プルネウマ
「あ、全員いろいろ感想言っちゃったな」
プルネウマ
「質問なんだっけ?」
プルネウマ
「一番戦いたくない相手?だっけ。やっぱりダントツで勇者かな~」
 
3. 優勝したらどうする?
プルネウマ
「帰るけど」
プルネウマ
「帰るけど…………?」
プルネウマ
「帰ります」
 
4. 末裔との関係を一言でいうと?
プルネウマ
「相棒とか愛人とかそんなのじゃない?」
プルネウマ
「まあ、そうじゃなくなる方法も3つくらい考えてるけど」
プルネウマ
「どうなるだろうねえ?」
 
5. 末裔との出会いと初対面の印象を教えて!
プルネウマ
「ホワンホワン~ここで長めの回想シーン~」
プルネウマ
「ってまあ、私が村を滅ぼして出会っちゃったわけなんだけど」
プルネウマ
「印象、印象ねえ」
プルネウマ
「1. 自分の末裔のいいところ5つ教えて!とほぼ一緒じゃない?これは」
プルネウマ
「初対面から変わらないよ、イスタの印象は」
プルネウマ
「変わったとしたら、私がそれに合わせるようになっただけのことさ」
 
6. ぶっちゃけ末裔とXXできる?
プルネウマ
「XXってなに?」
プルネウマ
「セックス?してるしてる」
プルネウマ
「それ以外?」
プルネウマ
「人間になることと死なないこと以外ほとんどやってるんじゃない?」
 
7. 今の末裔以外にペアになるならどの末裔?
プルネウマ
「へい!資料カモン!」
プルネウマ
「えーっと?」
プルネウマ
「順番に見ていこうか」
プルネウマ
「アルビー」
プルネウマ
「案外うまくやれるんじゃない?」
プルネウマ
「でも一緒に裁判はしたくないな」
プルネウマ
「一緒に殺し合いをやりたくなるタイプじゃない」
プルネウマ
「ソース」
プルネウマ
「あっちが嫌だと思う」
プルネウマ
「私もこういうタイプを振り回したくはないな」
プルネウマ
「たぶんねえ、振り回したほうが楽しくなれるタイプではあるけど、私のやり方じゃ楽しくはならないと思うよ」
プルネウマ
「ジャン」
プルネウマ
「アリ」
プルネウマ
「アリだけど保って3日だな」
プルネウマ
「あとは分かるか別れるかだ」
プルネウマ
「スバル」
プルネウマ
「嫌だと思う」
プルネウマ
「あっちが」
プルネウマ
「あと普通に能力の相性がよくない」
プルネウマ
「味方にすると互いに邪魔になりそうなんだよね」
プルネウマ
「敵にするのもあんまり……したくないな」
プルネウマ
「キュー」
プルネウマ
「入れる」
プルネウマ
「入れて飼う」
プルネウマ
にこにこ!
プルネウマ
「ルビーとマリー」
プルネウマ
「…………」
プルネウマ
「うーん……」
プルネウマ
「合いそうで合わないと思う」
プルネウマ
「歯車が噛み合わない」
プルネウマ
「敵になって裁判やるなら楽しそうだけどね!」
プルネウマ
「スペードの56」
プルネウマ
「う~~~~~ん」
プルネウマ
「『これ』に私が選ばれたら世も末じゃない?」
プルネウマ
「適材適所っていうものが世の中にはあるから……」
プルネウマ
「しっかりした企業で働いてほしいよ、こういう人材は」
プルネウマ
「イスタ以外なら消去法でアルビーかキューだな~」
プルネウマ
「ジャンも面白いかもね」
 
8. どんなところで育ったの?
プルネウマ
「育ったってどっからどこまで?」
プルネウマ
「人間になるっていうのが成熟っていうなら、今も成長期真っ只中だよ、私は」
プルネウマ
「元の世界が育った場所って言うなら」
プルネウマ
「とびきり美しいところで育った、って言ってもいいかもね」
 
9. 自分の名前の由来を知ってる?
プルネウマ
「プルとプネウマでプルネウマ」
プルネウマ
「プルは引くこと、プネウマは……辞書とか引いたほうがいいんじゃない?」
プルネウマ
「いい名前だと思うよ」
 
10. 末裔に会う前は何してた?
プルネウマ
「人間の救世主にコインあげたりしてたよ」
プルネウマ
「なんで殺されてないのか自分でも不思議だね」
プルネウマ
「あとは気まぐれに村を破壊してみたり」
プルネウマ
「まことの愛はもちろん、ずーっと探してたよ」
プルネウマ
「でもまあ、それだけ熱心にやっても見つかることはないから、ほどほどにね」
 
11. 家族構成を教えて!
プルネウマ
「かぞく?」
プルネウマ
「血縁関係的なものはないよ」
プルネウマ
「娯楽的機能を含めるなら私とイスタを家族のくくりとしてみてもいいかもだけど」
プルネウマ
「たぶんそういうのじゃないよね、これは」
プルネウマ
「ん~~~まあ、確かに、『そういう話』を作られたことはいくつかあるけど」
プルネウマ
「『プルネウマ』としての家族はいないっていい切ったほうが良いかもね」
 
12. 家族の思い出を聞かせて
プルネウマ
「だからいないって~」
プルネウマ
「それともあれ?作り話のほうを解説したほうがいい?」
プルネウマ
「雷神に娶られた話」
プルネウマ
「私がおかあさんの言いつけを破って水浴びしてたら襲われて孕んだやつ」
プルネウマ
「あれさあ」
プルネウマ
「なんか合意みたいに解釈されてるのすごく嫌」
プルネウマ
「嫌だな~」
プルネウマ
「私たちのあり方からして、『思い出』じゃなく作り話って考えても嫌なもんは嫌」
 
13. 同族に対してどう思う?
プルネウマ
「精霊のこと?」
プルネウマ
「なんか私みたいなのはいないらしいね」
プルネウマ
「らしいっていうか、誘っても乗ってこなかったんだよな~」
プルネウマ
「だ~れも。人間と密接にあろうとはしなかった」
プルネウマ
「だから逆に、精霊のなかでは私はかなり別格になってる」
プルネウマ
「それがいいことなのか悪いことなのかはまあ…………置いといて」
プルネウマ
「嫌いじゃないよ」
プルネウマ
「…………救世主?」
プルネウマ
「あー、同族としての救世主」
プルネウマ
「うーん」
プルネウマ
「同族って感じはしないね」
プルネウマ
「そう思うのも、結構失礼なことじゃない?」
プルネウマ
「同じ職業だけど、種族は違う、って認識だなあ」
 
14. 好きな夕飯のメニューは?
プルネウマ
「実は食べなくても平気」
プルネウマ
「あー、でも好きな方だよ、食事」
プルネウマ
「『らしい』じゃん」
プルネウマ
「だからね~そう感じるメニューがいいね」
プルネウマ
「フルコースとか。ピザにコーラとか、満漢全席とか」
プルネウマ
「ああ、食べ物だなってメニューがいい」
 
15. 嫌いな末裔の種族は?
プルネウマ
「どれも変わらなくない?」
プルネウマ
「んー、強いて言うならグリフォンかな」
プルネウマ
「飛ぶでしょう、あいつら」
プルネウマ
「邪魔だよね、単純に」
 
13. ホテルの他の救世主についてどう思う?
プルネウマ
「あれっ、さっきやらなかった?13は」
プルネウマ
「えーっ、間違ってた?まあいいや、答えるよ」
プルネウマ
「答えて損するわけでもないしね~」
プルネウマ
「どう思うか、かあ」
プルネウマ
「第一印象はさっき言ったから、噂からちょっと深堀りしてみようか?」
プルネウマ
「ネ」
プルネウマ
「評判からするとなかなか真面目らしい」
プルネウマ
「この真面目らしいっていうのは、もちろん堕落の国基準ね」
プルネウマ
「とびきり良い噂も悪い噂もない」
プルネウマ
「それだけに裁判のしがいがある」
プルネウマ
「お茶会ができるタイプかどうかは話をしないとわからないけど、おそらく全面的な暴力はしてこないんじゃないかな?」
プルネウマ
「かといって、おぞましいほどに友好的でもないだろう」
プルネウマ
「結構興味があるよ」
プルネウマ
「彼女が私のいつものやり方をしたときに、どんな反応をしてくれるか」
プルネウマ
「つぎ、シニ」
プルネウマ
「ん~どうだろうな~」
プルネウマ
「情報が全然出回らないタイプの救世主なんだね?この資料を見ると」
プルネウマ
「元の世界でそういったことをしていたのか。もしくはその方がいいと堕落の国で気づいたか」
プルネウマ
「好戦的じゃない、けど効率的」
プルネウマ
「やっぱり~主義は合わないと思うな~」
プルネウマ
「どうだろうね?私たち相手にこの救世主がお茶会をするとしたら……」
プルネウマ
「食事会に呼ぶ?暴力に訴える?」
プルネウマ
「お屋敷に呼ばれた無法者、っていうのは、そもそも終盤まで生き残れないから…………」
プルネウマ
「彼女と対峙するなら、それこそ嵐になったほうがやりやすいだろうなあ」
プルネウマ
「ぺぺル」
プルネウマ
「飛ばしていい?」
プルネウマ
「いやあ~だってさあ」
プルネウマ
「雷…………」
プルネウマ
「…………」
プルネウマ
「でも勇者なんだね、こいつ」
プルネウマ
「勇ましきもの、愚かなるもの、清らかなもの」
プルネウマ
「私とは戦わずにどっかで負けてくれれば、それは嬉しがって見ちゃうだろうな」
プルネウマ
「ミムジィ」
プルネウマ
「いい噂が結構あるみたいだね」
プルネウマ
「でもやることはやってる」
プルネウマ
「けど、劇的じゃない」
プルネウマ
「畏れ多い、というよりは、強かなんじゃない?」
プルネウマ
「お茶会は得意そうだねえ」
プルネウマ
「私はともかく、イスタは苦手そう」
プルネウマ
「つぐみ」
プルネウマ
「いやあ~」
プルネウマ
「いいね」
プルネウマ
「素直にいいねって言っちゃった。いいねえって思うよ」
プルネウマ
「この噂の数々!そうだね、こういう人間がいい」
プルネウマ
「もちろん、おぞましいほどいい噂しか流さない人間も同じくらいいいけど」
プルネウマ
「どうしてここにやってきたのかとか、元の世界でもそうだったのか、いろいろ聞きたくなるね、これは」
プルネウマ
「シャノン」
プルネウマ
「改めて資料見ると、けっこうやってるねえ」
プルネウマ
「死んでないのが不思議なくらい」
プルネウマ
「本能的な飢えをあんまり感じないから、感じさせてやりたいね」
プルネウマ
「彼女は嵐にあったことはあるかな?」
プルネウマ
「夢を打ち砕く、大災害を。」
プルネウマ
「悪夢みたいな光景を。」
プルネウマ
「えーっと、最後、イカロス」
プルネウマ
「王者、王者ねえ」
プルネウマ
「王様ってイメージじゃないんだよな~」
プルネウマ
「私の中の王様って、割と治世者のイメージだからさあ」
プルネウマ
「彼は覇者ってイメージだ」
プルネウマ
「それとも、この資料じゃわからない『徳』があるのかな?」
プルネウマ
「…………」
プルネウマ
「この堕落の国に『徳』を持ってきてもねえ~とはなるし」
プルネウマ
「もし彼が『徳』を持つ王者だったら、こんなホテルに来ないで、堕落の国を救ってくれてるだろうしなあ」
 
16. 末裔の秘密を一つ教えて
プルネウマ
「秘密ね~」
プルネウマ
「あんまり秘密って秘密はないね、イスタは」
プルネウマ
「えっとね~」
プルネウマ
「お腹にコインが入ってるってところとか?」
プルネウマ
「入れたの私だけど」
 
17. 末裔の正直勘弁してほしいこと
プルネウマ
「え~っ」
プルネウマ
「ないよ?」
プルネウマ
「勘弁してほしい、って思うような仲じゃないもの」
プルネウマ
「されて不満を口や体に出すことがあっても、結局しょうがないなって思っちゃう」
プルネウマ
「そうじゃなきゃ、ここに連れてこないよ」
 
18. 今の末裔といてよかったなと思ったこと
プルネウマ
「これもまあ~」
プルネウマ
「あんまり思い当たらないね」
プルネウマ
「暇つぶしになる、とか、利用できるとか、そういうのじゃないから」
プルネウマ
「よかったな、と思うのは、たぶんこれから」
プルネウマ
「ああ、出会ってよかった、いてよかった、って、思うようになる」
プルネウマ
「イスタがそう思うようになるかは、また別の話だけど」
 
19. ホテルまではどうやって来た?
プルネウマ
「びゅーん」
プルネウマ
「ずどーん」
プルネウマ
「到着!」
 
20. 今の末裔が亡者化したら殺せる?
プルネウマ
「もちろん」
プルネウマ
「ただ、殺される可能性もあるけどね」
プルネウマ
「ワインの雨が嵐をかき消すことも、たまにはあるだろう」
 
21. ひとりで生きていける?
プルネウマ
「さあ?」
プルネウマ
「ひとりの定義がなんだかわからないけど」
プルネウマ
「少なくとも、私はずっと一人で、生きてるか死んでるかわからない」
プルネウマ
「そういうようにできている」
 
22. 末裔が救世主だったとしても一緒にいたと思う?
プルネウマ
「イスタが救世主か~」
プルネウマ
「う~ん」
プルネウマ
「まず人間?ってならないだろうから、スルーしてるかも」
プルネウマ
「それに、救世主の仕組みのことを考えると、いるメリットがあんまりないだろうね」
プルネウマ
「あと、たぶん」
プルネウマ
「イスタは救世主だったら、私に興味なんてないだろうから」
プルネウマ
「末裔で、あんなふうに生きてきたから、たまたま、私を面白がってるだけじゃないのかな」
プルネウマ
「救世主になんてなったら、一人で面白いところに飛び込んでいっちゃうんじゃない?」
 
23. ホテルの他の救世主よりも優れていると思ってることは?
プルネウマ
「そりゃあ、もちろん、年数でしょう」
プルネウマ
「あとは、あり方とかね」
プルネウマ
「どうやら神霊に近い存在はいないようだし、いたとしても数千年モノはいないだろうよ」
プルネウマ
「やりようの手数だけでいったら頭一つ抜けるんじゃないかな?」
 
24. 末裔には適わないなと思っていることは?
プルネウマ
「んー」
プルネウマ
「ん~~~~~~~」
プルネウマ
「危なっかしさとか?」
プルネウマ
「後先考えないところとか」
プルネウマ
「私のことなんとも思ってないところとか」
プルネウマ
「うわ~ってなる」
プルネウマ
「同時に、そういうところが好きになる」
 
25. 末裔のかわいいなって思ったところは?
プルネウマ
「かわいい」
プルネウマ
「かわいい…………」
プルネウマ
「まあ」
プルネウマ
「愛玩動物だもんね、ウサギって」
プルネウマ
「みみとかかわいいんじゃない?」
プルネウマ
「どっちかというとかわいげはない方だよ、あれ」
プルネウマ
「特に私に対しては」
 
26. 聞かれたら困る質問はどんなもの?
プルネウマ
「いろいろあるねえ」
プルネウマ
「それこそさっきの家族の質問とかね。わ~んこたえられないよ~って駄々こねることはあるよ」
プルネウマ
「けど、答えはある」
プルネウマ
「答えもする」
プルネウマ
「そういうやりとりまで含めて、私は問われることが好きなんだ」
 
27. 末裔が他の救世主と組むことになったらどう思う?
プルネウマ
「いいんじゃない?」
プルネウマ
「嫉妬とかは別にしないよ。そこまでまだ明け渡してない」
プルネウマ
「でもそうだねえ、選べるしたら、私と同じくらい残虐行為に明るい救世主にお願いしたいところだね」
プルネウマ
「その場合、救世主の方が耐えられなくなったりしてね?」
 
28. 好きな亡者食は?
プルネウマ
「亡者、そこまで好んで食べないんだけど…………」
プルネウマ
「まあ、食べられそうなのは食べたことあるね、何回か」
プルネウマ
「やっぱり、動物系の亡者とかは調理方法がわかってるから食べやすいよ」
プルネウマ
「魚の亡者とかは捌いてそのまま食べられるからいいよね」
プルネウマ
「味はまずい」
 
29. 末裔にやめてほしいと思っていることは?
プルネウマ
「ないよ~」
プルネウマ
「ぜ~んぜん」
プルネウマ
「やめてほしいって思ったら暴力に訴える」
プルネウマ
「過剰だったら殺してる」
 
30. 末裔に影響されたな、と思うことは?
プルネウマ
「どうだろうね?影響されたところ?」
プルネウマ
「今のところは~」
「そうだなあ、この姿とか?」
プルネウマ
「かわいいこどもの姿」
プルネウマ
「影響されて、反映してる、姿」
プルネウマ
「割と使い勝手もいいよ。末裔とかにも結構好評だし」
 
31. 末裔の面倒くさいなと思うところは?
プルネウマ
「全部」
プルネウマ
「面倒くささの塊みたいなものでしょ、あれ」
プルネウマ
「思ってることとやってることがぐちゃぐちゃだし、コミュニケーションの手段が会話じゃなく接触だし」
プルネウマ
「よく村で生活できてたなって思うよ」
 
32. 相手と自分が親子になるなら、どっちが子供がいい?
プルネウマ
「そりゃ、イスタじゃない?」
プルネウマ
「私は子育てできないタイプだけど、イスタは自身がこどもでしょ」
プルネウマ
「ああ、でも、案外面倒見てくれたりするのかな?」
プルネウマ
「子供の私に興味はあるだろうし…………」
プルネウマ
「あれっ?この場合、子供の私ってどうすればいいんだろうね?」
プルネウマ
「子供を演じてたら今のままだし…………」
プルネウマ
「うーん?」
プルネウマ
「質問がよくないとおもう!」
 
33. 末裔の身体で一番好きなところは?
プルネウマ
「みみ」
プルネウマ
「人間には生えてないから」
プルネウマ
「ひっぱると面白いし、つかみやすい」
 
34. 末裔と救世主、立場を変えられるとしたら変わる?
プルネウマ
「いやあ~」
プルネウマ
「私は救世主を譲ってもいいけど、イスタは末裔の私嫌がるんじゃないかな」
プルネウマ
「それに、さっきの答えみたいに、どっちも互いに興味がなくなっちゃうだろうね」
プルネウマ
「立場を変えるとしたら、もっと別のなにかを目指すべきなんだよ、きっと」
プルネウマ
「末裔と救世主じゃなく、かみさまとにんげん、みたいにね」
 
35. あなたの末裔を殺して堕落の国が救われるとしたら殺す?
プルネウマ
「えっ?」
プルネウマ
「よくわかんない」
プルネウマ
「だって救われる救われないに関わらず、殺すときは殺すでしょ」
プルネウマ
「にしても、すごい質問だね、これ」
プルネウマ
「堕落の国の価値と末裔の価値が釣り合うわけ無いだろ」
 
36. 末裔と別れる前にしておきたいことはある?
プルネウマ
「いやあ、とくに、なにも?」
プルネウマ
「この直後にイスタと別れててもおかしくないからね」
プルネウマ
「でも、そうだなあ」
プルネウマ
「ハグくらいはしてもいいんじゃない?」
プルネウマ
「全身の骨が折れるくらいのアツいやつをね」
 
37. 亡者化したら相手に殺されたい?
プルネウマ
「だれでもいいよ」
プルネウマ
「っていうか、イスタは殺せないんじゃないかな?」
プルネウマ
「私が亡者化したら、大体どんなふうになるか検討はつくけど、たぶん、相性が悪いよ」
プルネウマ
「飛ぶし、消えるだろうし」
 
38. 末裔に隠しごとをしてる?
プルネウマ
「隠し事してるつもりはないけど、言ってないことは多いね」
プルネウマ
「そりゃ、イスタ以外にもそうなんだけどさ」
プルネウマ
「だって、言いたいこと全部言う前に、死んじゃうもの」
プルネウマ
「イスタは特にそう」
プルネウマ
「だから、伝えることがあったら、重要なことだけ、適したタイミングで言うだけ」
 
39. 自分が裁判で先に倒れたら、末裔には頑張って欲しい?
プルネウマ
「頑張って~!って応援してどうにかなるタイプじゃないだろうね」
プルネウマ
「でも私が倒れてたらテンション上がると思う」
プルネウマ
「だって、この私が血まみれになって、倒れてるんだよ?」
プルネウマ
「面白くってしょうがないでしょ?」
 
40. 自分が帰った後の末裔はどうなると思う?
プルネウマ
「さあねえ」
プルネウマ
「ほぼ死ぬと思ってはいるけど…………」
プルネウマ
「もしかすると、しぶとく生き残って世界を救っちゃうかも?」
プルネウマ
「…………」
プルネウマ
「ま、そうしない、させない選択肢もあるけどね」
 
41. 末裔と連携は上手くとれていると思う?
プルネウマ
「連携?」
プルネウマ
「連携ねえ……」
プルネウマ
「そういうのとるタイプじゃないでしょう、あれは」
プルネウマ
「お互い好き勝手やって、折れたらそのまま振り回すようなもんだよ」
プルネウマ
「その末に相手が死のうがお構いなしだね」
 
42. 末裔の生まれ故郷についてどれだけ知っている?
プルネウマ
「私が壊しちゃったね」
プルネウマ
「兎共が群がる村だったよ」
プルネウマ
「あとはなにも。」
プルネウマ
「嵐に消された村なんて、もう誰も覚えてないだろうよ」
 
43. コインの数が平等なら末裔は自分に勝てると思う?
プルネウマ
「ふーむ」
プルネウマ
「…………」
プルネウマ
「無理じゃない?」
プルネウマ
「考えてみたけど、今は無理」
プルネウマ
「だって、今、イスタは私よりも多くのコインを持っているけど、そういう素振りがないもの」
プルネウマ
「その時点でもう救世主を殺しててもおかしくはない、のに、まだなにもできない」
プルネウマ
「まあ…………」
プルネウマ
「ひょっとすると、このゲームでコインの数を平等にすれば、逆に勝てちゃうような可能性が生まれてきちゃうかもしれないけど」
 
44. 末裔の生い立ちを教えてもらったことはある?
プルネウマ
「いいや」
プルネウマ
「詳しくは知らないね」
プルネウマ
「私みたいに駄弁るような性格でもないし」
プルネウマ
「そこまで面白い生い立ちでもないだろう」
プルネウマ
「ある程度予想はできるけどね」
 
45. 末裔の死ぬところは見ていたい? それとも見たくない?
プルネウマ
「見られるなら見たいもんだね」
プルネウマ
「でも、絶対ってほどじゃない」
プルネウマ
「見れたらラッキー、くらいかな」
 
46. 本当は末裔のことをもっと知りたいと思う?
プルネウマ
「知りたいって何を?」
プルネウマ
「…………うーん」
プルネウマ
「もう結構知っちゃってるから、それはいいかな」
プルネウマ
「知られたいとは思うよ」
プルネウマ
「あと、知るより変わっていくほうが見たい」
 
47. 本当は末裔ともっと親しくなりたいと思う?
プルネウマ
「もうだいぶ親しくない?」
プルネウマ
「親密だと思うよ?違う?」
プルネウマ
「もっと親しくなりたいなら、そうだねえ…………」
プルネウマ
「私をもっと…………」
プルネウマ
「いや」
プルネウマ
「この可能性の話はやめよう!」
プルネウマ
「そういうことで、あんまり思ってません!」
 
48. 末裔に自分が帰るのを止められたらどうする?
プルネウマ
「?」
プルネウマ
「帰ります」
 
49. 自分がこの世界に来なかったことにできるならどうする?
プルネウマ
「…………」
プルネウマ
「やだ」
プルネウマ
「しないよ、それは」
プルネウマ
「正確にいうなら、来る直前に戻す、ってやりかたなら、しない」
プルネウマ
「『来なかった』ということを、単に戻るっていうんじゃなく、もっと別に変えられるっていうなら」
プルネウマ
「それは、前向きに検討しよう」
 
50. 末裔よりも優先する人はいる?
プルネウマ
「いるよ~そりゃあ、イスタ第一じゃないし」
プルネウマ
「えーっと…………」
プルネウマ
「…………」
プルネウマ
「えーっとね…………」
プルネウマ
「あれっ、うーん…………」
プルネウマ
「…………」
プルネウマ
「そういやいないな?」
プルネウマ
「いなかった…………」
プルネウマ
「そんなことある?」
プルネウマ
「あるんだなあ…………」
 
51. あなたにとって救いとは何ですか?
プルネウマ
「もちろん!人間になること!」
プルネウマ
「そのために、まことの愛を得ることだ」
プルネウマ
「そうだろう?」
プルネウマ
『そうだろう?』
プルネウマ
ねえ、プルネウマ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
プルネウマ
「…………」
プルネウマ
「…………」
 
遠い過去の、近くの未来の。
どこにもない、どこへもいけない、どこか。
 
もう聞こえることはない風の音。
 
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