Dead or AliCe『16JAcks』
GM
~ワクワク! 1回戦後アフターおしまいナイトプールかけひき!!!~

わ~~い
ミムジィ
わ~
ミムジィ
「……なにここ」
ミムジィ
ここは……完全に……
ミムジィ
ホテルのナイトプールだ!
ミムジィ
「え……?」

ナイトプールの……いい感じのビーチテーブルに……

当然のようにいい感じのジュースを飲みながらくつろいでいる。
ミムジィ
飲んでる。
ミムジィ
いる。

「君も飲む?」

当然のように誘ってくる。
ミムジィ
「あっ、いただきます」

「これメニュー表」
ミムジィ
時空もへったくれもないので、お互い……観戦していたことになっているぞ!

なっているぞ!
ミムジィ
「色々あるな~」

「お酒もある」
ミムジィ
「私このパイナップルが刺さってるやつにしよっと」

「でもここがなんなのかはわからない」
ミムジィ
これ、と思うと出てくる。ホテルマンが出してくるのではなく、出てくる。

「便利だよね」
ミムジィ
「便利だね~」
ミムジィ
「……なにこれ」

「ホテルだと毎回ホテルマンに頼まなきゃいけなかったから気後れして……」
ミムジィ
ライトアップされて揺れるプールを眺めてる。
ミムジィ
「うちはなんか結構嬉しそうにするから無駄に頼んじゃった」

「もう自分で持っていきますってなるよ僕は」
ミムジィ
シンク一言も喋らないけど。無表情だけど。

エースも嬉しそうだったけど。名前がややこしいし……

名前が……

ややこしいし……
ミムジィ
名前がね……。

「あらためて自己紹介でもする?」
ミムジィ
「あ、じゃあしよっか」
ミムジィ
なんだろうなここ。三途の川かな?

「僕はネ……じゃなくて」

「たぶん……アリス……?」
ミムジィ
最近の三途の川ってライトアップされてるんだな。

首をかしげながら名前を告げる。
ミムジィ
「私はミムジィ」

「知ってる。すごい戦いだったよ」

「おつかれさまでした」
ミムジィ
「いやあ、私は全然……」
ミムジィ
「そっちもさあ、そっちもって感じだったよ」

「……」

うつむく。

「恥ずかしい……」
ミムジィ
「まあ……」

「すごいもう本当に恥ずかしい」
ミムジィ
「それはほんとそう」

顔を覆っている。
ミムジィ
うつむく。
ミムジィ
「あれ流されてるの最悪だよ」

「本当に恥ずかしい……」
ミムジィ
客室で色々しゃべったのとかも思い出している。
ミムジィ
「このホテルよくないよ」

顔をあげる。

「そもそも自分をアリスって名乗るのも恥ずかしいからな……」
ミムジィ
「アリスって名乗ってる子いっっぱいいるもんね……」

「本当に」
ミムジィ
何人くらいと会ったろ。日記見ればわかるけど……。

「本当にそれ」
ミムジィ
手元にないな。
ミムジィ
「まあでもアリスって呼べばいいかな?」

「うん……」

「僕はミムジィって呼ぶね」
ミムジィ
「うん」
ミムジィ
「なんかよくわからないけどこれも縁だし、よろしくね」
ミムジィ
手を差し出す。

掴む。

「よろしく」
ミムジィ
冷たい温度のない手だ。
ミムジィ
「うん」

こちらにも当然、温度はない。

本当は石だから。
ミムジィ
お互いの手に温度がないからそのことに気づかない。

「なんか、こういうお茶会ってはじめてだ」

「基本的に攻撃してたから……」

ナイフとか……裸とかで……
ミムジィ
「どっちがいいんだろうねえ、実際」
ミムジィ
「あれはあれで、どうかとは思ってやってたよ」
ミムジィ
どうせ殺し合うわけだし。

「会話するっていうのは、相手を知るってことだから」

「僕はそういう傷つきかたはしたくなかったんだ」
ミムジィ
「うん」

「自分を守るためだね、結局」

頬杖をつく。

「だから君は捨て身ですごいなって思ったよ」
ミムジィ
「まあ、そうだよ」
ミムジィ
トロピカルジュースを飲みながら。

「いいことかはわかんないけど……」
ミムジィ
「スバルはばかだなってよく言ってた」

「スバルはそういう人だよね」
ミムジィ
「自分で自分を傷つけてるってスバルは気付いてた」
GM
~かけひき開始!!!!!!!!!~
ミムジィ
1d6 (1D6) > 1

1d6+3 (1D6+3) > 6[6]+3 > 9

*hk アピール

「でもさ……」

「そういうことに気付かれてても、やめるわけにはいかないよな」
ミムジィ
「そうだねえ」
ミムジィ
「というか、どうすればいいかわからないっていうか」
ミムジィ
「そんな感じ」

「僕スバルやだな……」

「すごいやだな……って思って見てた……」
ミムジィ
「あはは」
ミムジィ
「スバル性格悪いからね」

「厳しいし……」
ミムジィ
「え、そう?」

「アルビーが僕のことすごい甘やかしてくるからそう思うのかもしれない」
ミムジィ
「あ~」

「厳しいよあの人」

「しかもなんか羽あるし……」

「羽があるのよくない」
ミムジィ
「それいったら私もいろいろあるから……」

「いや、なんか……」

「むしらなくて偉いよミムジィは」

「僕は一ヶ月くらいしたらむしるね」

ぶちぶち、と手元でやる。
ミムジィ
「言いたいことはわかんなくもないけどさ」
ミムジィ
「私は逆だな」

「だと思う」
ミムジィ
*c4 誘い受けしまーす
ミムジィ
2d6+1>=7 (2D6+1>=7) > 10[4,6]+1 > 11 > 成功

2d6+1>=11 (2D6+1>=11) > 8[2,6]+1 > 9 > 失敗
[ ネ ] 情緒 : 0 → 1
ミムジィ
「いつでもどっか行っちゃいそうなところがよかった」

「だろうね」

「僕そういうの耐えられない……」

「自分が傷つくのって、安心したいからでさ」

「不安なのは嫌なんだ」

「……なんかすごい話しちゃったな……」
ミムジィ
「私は安心してると不安になるんだよね」
ミムジィ
「それってどうせ終わるから」
ミムジィ
「って、そう思っちゃうんだよねえ」

「僕はそっちの不安のほうがまだ耐えられる」

「耐えられるっていうか……」

「好きなんだと思う、そういう不安のほうが」
ミムジィ
「じゃあ、それぞれ耐えられる方の不安を選んでるだけだね」

「そうだね。僕たち、選んでるからね。基本的に」

ちゅー、と果物の飾り切りの入ったドリンクを飲む。
ミムジィ
刺さっていたパイナップルをかじる。
ミムジィ
*s8 距離を測る
ミムジィ
だけして、ラウンド終了!

*全部捨て
ミムジィ
*捨てなし~

*d6 アピール
ミムジィ
「結局、どうしたって不安だもんねえ」
ミムジィ
今はどうかな。どうだろう。
ミムジィ
そんなに不安じゃないかもしれないな。

しょっぱい揚げた芋をテーブルに出現させている。

アリスはこれが超好き。
ミムジィ
あっ芋だ、わ~い。
ミムジィ
ミムジィも大好きです。
ミムジィ
プールサイドで食べるポテトは最高。

「アルビー、どうなるんだろうな~」

あつあつのポテトを口に運ぶ。

やけどしたな。

してるな。

でも平常心です。
ミムジィ
「あっつ、あっつ」
ミムジィ
慌ててカクテルを飲む。

禅の心を維持しています。
ミムジィ
静と動の戦いです。

「ホテルマンになったじゃないか、あいつ」
ミムジィ
「うん」

「ちょっと後悔してるな……僕は……」
ミムジィ
「そうなの?」

「嬉しいけどね。嬉しいのはさておき」

「さっさと殺しておけばよかったなって。招待状をもらう前に」

「死体を殺すなんて、言葉遊びみたいだけど」
ミムジィ
「そしたら、自分のものになった気がする?」

「いや……もともと僕のものでしょ、アルビーは」

当然のように。
ミムジィ
「なんというか、もっとだよ」

「そうじゃなくて、してやられたなあって思う」
ミムジィ
「してやられた」

「負けた感がね……」
ミムジィ
「負けると悔しいタイプなんだ」

「悔しい」

「っていうかさあ」

「絶対に膝枕してやるかって思ってたんだよ、最後のあれ、僕はさ……」
ミムジィ
なんか抱かれてた気がするな。

「すごい無視されたじゃないか」

「すごい無視された……」
ミムジィ
「悔しがってる……」

「悔しい……」
ミムジィ
「聞けば聞くほどスバルが嫌だなっていうのがわかる」

「そうなんだよ」

「スバル、勝つじゃん」

2d6+1>=7 (2D6+1>=7) > 5[1,4]+1 > 6 > 失敗

ええ?
[ ネ ] 情緒 : 1 → 2
ミムジィ
「私は勝ってくれる人のほうが一緒にいたいと思うから」
ミムジィ
「多分全然悔しくないな……」

「それはでも……」

「本当に……本当に認めたくないけど……」

「僕もそうだな」
ミムジィ
「じゃあよかったじゃん」

「やだよ……」

「これで僕がイヤになってなかったら僕はこんな面倒な女じゃないからな」
ミムジィ
「あはは」
ミムジィ
「まあ、そうだね」
ミムジィ
単純で、複雑に絡み合っていないなら、そんな心の疵の形をしない。

芋もっとたのも……

オニオンフライも頼もう
ミムジィ
揚げ物には素直になれる。

揚げ物はすべてを救うんだよ。
ミムジィ
実際これをばらまいてやりたいよ、堕落の国に。
ミムジィ
ばらまいてやりたいよ、無尽蔵に。
ミムジィ
救われるよ。

救われるなあ。

「実際救いたかったのか?堕落の国」
ミムジィ
「え、うん」
ミムジィ
「いや、言いたいことはわかるよ」
ミムジィ
「私は確かに、やむにやまれる救世主をしてたしさ」
ミムジィ
「そうやって追い詰めてたところもあるし」
ミムジィ
「本当に救えると信じてもいなかったし」

じっと聞いている。
ミムジィ
「でも3年いるとさあ」
ミムジィ
「多少の愛着もある」
ミムジィ
「それくらいの気持ち」

「3年って想像もつかない」

「僕、たぶん1年……いくかいかないか?くらいはいたんだけど」

「もうこれ無理だなってことばっかりだったから、想像つかない。でも」

「愛着はわかるよ」

「必要とされると、なんていうか、好きになる」

「そんな素直な言葉では言い表せないかもしれないけど」

「正直、あんまり必要とされてこなかったから。いままで」
ミムジィ
「うん」
ミムジィ
「いるな、って思う」
ミムジィ
「自分の中にさ」
ミムジィ
「多分あの人とかあの人とか」
ミムジィ
「こういうのを美味しいそうに食べるんだろうな、っていうのを」
ミムジィ
「なんか、ちょっと思ったりする」
ミムジィ
「だから堕落の国を救えるなら救いたいのは、嘘じゃないよ」

「うん……」
ミムジィ
「……まあ」
ミムジィ
「世界は変わらないね」

「僕は……あくまで、僕が感じていることだけど」

「救う救われないの話じゃないなって、正直ずっと思っていて」

「もう、この世界はずっとこうだなって。最初からそう感じてた。堕ちてる堕ちてないじゃなくて、もうこういうありようなんだって」
ミムジィ
「ああ……」

「そのうえで……」

「そのうえで、あんまり意味がないなって思っても、僕のことを必要としてくれるなら、応えたいなって気持ちがあって」
ミムジィ
「うん」

「君みたいに世界を大きい目で見れてたわけじゃなくて、目の前しか見れてなかったけど」

「僕もこの世界には愛着があるし、だからこそ」

「破滅すればいいなって思う……」
ミムジィ
「……」
ミムジィ
「私も大きな目で見れてたわけじゃないよ」
ミムジィ
「目の前しか見れてなくて、でもいつも慌ただしく動き回ってたから、その範囲がちょっと広かっただけ」
ミムジィ
「破滅かあ」
ミムジィ
「どうかな、そう思ってるのかも。本当は……」
ミムジィ
*h6 アピール

*c8 誘い受け

2d6+1>=7 (2D6+1>=7) > 9[6,3]+1 > 10 > 成功
ミムジィ
1d6+2>=10 (1D6+2>=10) > 5[5]+2 > 7 > 失敗
ミムジィ
「うん」
ミムジィ
1d6 (1D6) > 6
[ ネ ] 情緒 : 2 → 3
ミムジィ
ミムジィ
「まあ、私もそう思ってるかも」
ミムジィ
「だからさ」
ミムジィ
「プルネウマに許せない! ってなるし……同時に、それは本当だな、って思うのかも」

うなずく。

「だから、僕はペペルの言う言葉が、全然響かなかったのかも」

「無理だな……って思うから」
ミムジィ
「私はペペルくんのそういうところも好きだけれどね」

「まだジャンの言うことのほうがわかったな、なんか」
ミムジィ
「そっか」
ミムジィ
「無理だな、って思うことでもさ」
ミムジィ
「それを言ってる人がいるっていうのは、私は結構うれしいな」

「ミムジィが言うときは、そんなにつらくないけど」

「ペペルのあれは辛かったな……」

「言葉の道のりがないというか」

しばらく考えている。
ミムジィ
「それは、辛いね」

「その言葉にたどりつくまでの道のりとか、橋とか、そういうものがあって」

「ジャンやミムジィには、その橋がかかってるんだ」

「でもペペルはそれがないから、誰もたどりつけないようになっている」

「そんな感じだから、孤独を感じて辛かった」
ミムジィ
「アリスはえらいね」

その名前で呼ばれるたびうってなる。
ミムジィ
「それは言葉とかだけじゃなくて」

僕が名乗ったんだけども。
ミムジィ
「その言葉までのその人を感じたり、見ようとしてるわけでしょ」

*全部捨て

「偉いとか……」

「あんまり言われたことないな……」
ミムジィ
「わたしは『救世主』をやってたからさ」
ミムジィ
「そうやってちゃんと見てくれる人、好きだな」

「こんなところで好かれてしまった……」

こんな……わけのわからないナイトプールで……
ミムジィ
こんなわけのわからないナイトプールで…………。

「僕はミムジィのことは……どうだろうな、なんか」

「今さっきはじめて会った人って感じはしない」

「モニターで見てたのもあるかもしれないけど」
ミムジィ
顔を覆う。
ミムジィ
恥ずかしい。

「僕と同類」
ミムジィ
「あはは」
ミムジィ
「そうかもね」

「だって僕もプルネウマ好きだもん……」
ミムジィ
お互い同類って言い合って、あんまり褒め言葉にならないタイプのだ。
ミムジィ
「いやっ」

「異論が?」
ミムジィ
「いやっ、いやー」

*h7 アピール

2d6+1>=7 (2D6+1>=7) > 6[5,1]+1 > 7 > 成功
[ ミムジィ ] 情緒 : 0 → 1
ミムジィ
「好きじゃないけど?????」
ミムジィ
「好きじゃない!」

「なんか言ってる……」

「いっぱい言ってる」

「僕は好き。無理だけど」

「無理だけど好き」
ミムジィ
「無理なのはそう」

「全体的に無理だよね」

「イスタはすごいな……」
ミムジィ
「色々すごいなって思う」

「ちなみに僕はイスタのほうが無理」

「生理的に無理」
ミムジィ
「あはは!」

芋を食べている。
ミムジィ
「いや、うーん」
ミムジィ
なんだかんだでの猟奇3なので、血の気が盛んなところはなくもない。

「実はアルビーも結構無理なんだよね……」

「実はでもないか」
ミムジィ
「あははは」
ミムジィ
「私はイスタと裁判するの結構楽しかったよ」

「裁判は楽しそうだな」

血が……いっぱいでて……

血は良い……
ミムジィ
すごい動くし……。

「なんで僕猟奇じゃなかったんだろうって本当にずっと思ってる」
ミムジィ
「なんで?」

「わかりません……」
ミムジィ
*距離を測る ドリンクもう一杯~

レモネード飲んじゃお
ミムジィ
マルゲリータを飲む。

*全部捨て
ミムジィ
*c9捨て

*s3 c6 c10
ミムジィ
*s4 h8 cK
ミムジィ
「アルビーさん、何言ってるかわからないところいっぱいあって混乱した」
ミムジィ
「あれわかるの?」

「実はね……」

「わからない」

「本当にわからない」
ミムジィ
「わかんないんだ………………」

「僕とあいつは堕落の国に堕ちてきたころからの付き合いなんだ」
ミムジィ
「結構長いね」

「君はどうだったかわかんないけど、急にいままで居たところとは全然別の場所にいて」
ミムジィ
うんうん。わたしもそう。
ミムジィ
相槌を打つ。

「えっ何……?って思いながら……自分につながってた紐をたぐってたら……」

「釣れた」
ミムジィ
「釣れた」

「でっかい死体の男が釣れた」
ミムジィ
「そういうことってあるんだ」

「レアケースだと思う。運は良いかも」

堕落の国で一人だったことはないし。

「最初は本当に何言ってるかわかんなくて怖かった」
ミムジィ
「怖い」

「わからないにもレベルがあって……」

「本当にわからないのと、まあわからないのと、わからないけどわかるかもしれない、があるでしょ」
ミムジィ
「うんうん」

「そこをだんだん……こう……わからないけどわかるかもしれない、になっていった感じだと思う、僕は」
ミムジィ
「あ~」

「最初は大変だった」

「心の中で泣いてた」
ミムジィ
なんだろうこれ、海外留学の話かな……?
ミムジィ
「大変だったね……」

実際そう。

片道切符留学だな。
ミムジィ
普通は言葉通じるのに…………。

「あとけっこうわかりやすいんだあいつ」

「わからないけど……」
ミムジィ
「あ、それはスバルもそうだな」

「素直だよね。二人とも」
ミムジィ
「うん」
ミムジィ
「だいたい、こいつばかだな~、って思ってるのがわかってきたよ、私も」

「僕もけっこう思われてた気がするな、アルビーに」

そういうことは。

たぶんだけど……わからない……海外の人なので……
ミムジィ
海外の人だもんね……。
ミムジィ
「でも最後まで、なんで一緒にいるんだろう、っていう理由はわからなかったな」
ミムジィ
「理由の理由というかね」

「……」

*アピール c6
ミムジィ
*s4 誘い受け
ミムジィ
2d6+2>=7 (2D6+2>=7) > 3[1,2]+2 > 5 > 失敗
[ ミムジィ ] 情緒 : 1 → 2

2d6+1>=7 (2D6+1>=7) > 7[3,4]+1 > 8 > 成功
[ ミムジィ ] 情緒 : 2 → 3

「わからないほうが嬉しいでしょ、それは」

「よかったね」
ミムジィ
ミムジィ
「……」
ミムジィ
「……」
ミムジィ
「そうかもなあ」

「僕さ、アルビーに、僕のどういうところが好きなのって聞いたんだけど」

「イヤだから聞いたんだよね」
ミムジィ
知ってる知ってる私も聞いた。それ見て。

「理由とか、答えが出ちゃうと、自分にはこれしかないんだなってなるでしょ」

「取りこぼされるものがあるんだ」

「でもわからないってことは、なにも取りこぼすものがないから、無理する必要もなくて」

「スバルは……」

「なんかずるいよねあいつ」

「ずるくないか……?」

からあげをおかわりする。
ミムジィ
「あははは」
ミムジィ
ピザを頼む。

あっそれいいな。

一切れください。
ミムジィ
どうぞどうぞ。

(なめらかにやけどする)
ミムジィ
(騒がしくやけどする)
ミムジィ
「まあ、ちょっと違うけど、ずるいなって思うよ」
ミムジィ
「私もそういう風に、これ、って思えるのが欲しかった」

「うん」
ミムジィ
「私もスバルを選んだな、って思うけど」
ミムジィ
「それはスバルが選んでくれたから、だからね」

「いいな~」

「羨ましい。そこは純粋に」
ミムジィ
「うん」

「僕はなんか……アルビーには悪いんだけど」

「他の人出てこないかなって思ってたずっと」

「まず煙草くさいのが許せない」
ミムジィ
「そっ、かぁ」

「四六時中となりで煙草吸われるとすごいよ」

「本当にすごい」

「平手打ちしたくなる」※した
ミムジィ
してたよね?

「いや、まあ、もっと大きい理由はほかにあって……」

「申し訳なかったんだと思うな、アルビーに」

「僕たち、選ぶ選ばないの話じゃなかったからさ」

「漁師とマグロだから」
ミムジィ
「うん」

「釣れたから……なんか……」
ミムジィ
「あの赤い包帯がそんな感じだって知ったの何度でもびっくりできるよ」

「なんかみんな意味深にとらえてくれるから面白いよ」
ミムジィ
「そりゃそうでしょ!」

「心の疵だから、まあ意味はあるだろうけど」
ミムジィ
「もっとテグスみたいな感じにしてきてよ~」
ミムジィ
「地引網とか……」

「おなかに地引網もテグスもつけたくないな……」
ミムジィ
「それはそう」

漁師の救世主になっちゃうよ~

けっこう強そうだな、漁師の救世主。
ミムジィ
コックの末裔と間違えられそう。

「ともかく…」

ピザを食べながら言う。
ミムジィ
程よく冷めてる。

「選択肢がなかったからね、お互いに」
ミムジィ
「そうだね」

「だから選ぶ選ばないとかじゃなくて」

「最後まで本当に僕でよかったの?って気持ちはあるな……」

「僕は最後の最後でアルビーを選んだけど」
ミムジィ
スバルには翼があるし、あの壮絶な裁判を経れば、もはやそれは疑いようもない。

選びたくなかったな~~。

選びたくなかったな~~ してやられたな~~
ミムジィ
「選ぶ、選ばないっていうなら……」
ミムジィ
「昔に一緒にいた救世主かな」
ミムジィ
つまり……前の男(前の男ではない)の話!

昔の男の話だ!!!
ミムジィ
*cK 一押し

目に見えて元気になります。
[ ネ ] 情緒 : 3 → 4
[ ミムジィ ] 情緒 : 3 → 4
ミムジィ
*h8 距離を測る!

*s3 c10捨て

*d3 sj sQ

「聞きたい」

素直。
ミムジィ
「あ~」
ミムジィ
「あの日記の話は聞いてた?」

うなずく。
ミムジィ
あの……その……。
ミムジィ
あっはい

そのうえで聞きたい。
ミムジィ
「あの救世主……まあケヴァなんだけど」
ミムジィ
「再会したんだよ、一年くらい前に」

「へー」

「殺した?」

殺すしかないでしょ、という感じの声。
ミムジィ
「また一緒に旅をしないかって言うんだよ」

「殺すしかない」
ミムジィ
「結論が早い」

「いやだって……殺すしかないだろ……」
ミムジィ
「まあ殺したんだけど」

うなずく。
ミムジィ
「殺したけど」
ミムジィ
「いいなって思う自分もいたなって思う」

「それはそうだよ」

「でも殺すしかないよ……」
ミムジィ
「別にもう、無理にしたこととかは、どうでもよかったし……」
ミムジィ
「嫌いじゃなかった」

「僕は……」

「むしろ好きになるね」
ミムジィ
「まあ」
ミムジィ
「うん」

「でもそういう好きってさ」

「殺すことでしか決着がつかないし」

「あとその殺すって気持ちを軽んじられてる気持ちがあるから」

「やっぱわからせるために殺すしかない……」
ミムジィ
「まあ、そういうことなのかな。そういうことかも」
ミムジィ
「でも、殺してみて……」
ミムジィ
「思ったよりその部分が大きいって気付いた」

「好きってところが?」
ミムジィ
「まあ、うん」
ミムジィ
「私をミムジィになる前の名前で呼ぶ最後の人だったからかも」

「自分を殺すみたいだね」
ミムジィ
「うん」
ミムジィ
「だから、殺して、その次の日」
ミムジィ
「起きたら身体の半分が兎になってた」

「それってさ、僕がもしそうだったら」

「それで、体が兎になってたら」

「嬉しくなってしまうな」
ミムジィ
「私は、嬉しくも悲しくもなかったかな……」
ミムジィ
「そうだな、って感じ」

「そうなんだ」
ミムジィ
「多分、それを嬉しかったり悲しかったりする部分も」
ミムジィ
「一緒に殺したんだと思う」

「うん」

「スバルと出会ったのはそのあと?」
ミムジィ
「それから半年後くらいだね」

「僕はこんな見た目だけど、あんまり自分のこと、死んでるなって思ったことないんだ」

まあ……実際死んでないし……(石)
ミムジィ
死にました(死)

「それって自分の死を、誰かに押し付けてたからな気がするな」

「でもミムジィは自分の死体を、ちゃんと抱えながらここまで来たね」

「最後は誰かに受け取ってもらえた?」
ミムジィ
「うん」

「よかった」

「なんだか、……」

「僕も結構、君のことが好きみたい」
ミムジィ
*s6 アピール

*sQ 誘い受け

2d6+1>=7 (2D6+1>=7) > 5[3,2]+1 > 6 > 失敗
ミムジィ
「会えてよかったね」
ミムジィ
わけわかんない場所だけど。
ミムジィ
死んでからも出会えるんだな~!
[ ネ ] 情緒 : 4 → 5
ミムジィ
まあ。
ミムジィ
二人は死んでから出会ったわけだし。
ミムジィ
私だってそんな感じだ。

「よかった。それに……」

「ピザとポテトが食べ放題だし」
ミムジィ
「食べ放題、最高~」
ミムジィ
もりもり食べてる。

「チーズのすごいのびるピザ食べよう」

会えたのがミムジィでよかった。
ミムジィ
「これ食べたらちょっと泳がない?」

これがプルネウマじゃなくてよかったな~~。
ミムジィ
よかったな~~!

マジで絶対に会いたくないよ~~。

「僕、泳ぎすごい上手いよ」
ミムジィ
まあプルネウマと会えてよかったとも思ってるけどね。
ミムジィ
「私も上手いよ」
ミムジィ
「鰭あるから」
ミムジィ
「鰭」

「僕だって兄様に仕込まれたし……」
ミムジィ
自慢気に見せる。

さわる。

温度はわからない。
ミムジィ
張りがあります。

おいしそうだな。
ミムジィ
死んでも鮮度はいいです。
ミムジィ
りんご味です。

おいしそうだな。
ミムジィ
わりと好評でしたよ。
ミムジィ
末裔の皆様には。

でもピザのほうが好き。

末裔だってたぶんピザのほうが好き。
ミムジィ
熱々できたてのピザの方が最高だよ。
ミムジィ
配ったほうがいい。

「じゃあ勝負しようか」
ミムジィ
「負けないぞ~!」

「この勝負、僕の勝ちだ……」

縁起が悪そうなことを言いました。
ミムジィ
「勝利宣言しよう」
ミムジィ
縁起が悪いことを言いました。

「僕はもう負けることはないからね」

縁起が悪いことを言い続ける。

「めんどくさいしここで着替えちゃおうかな」

それともえいって念じたらえいってなるかな……
ミムジィ
「ん?」
ミムジィ
既に脱いでる。
ミムジィ
脱いでる。

じゃあ脱ごっと。
ミムジィ
堕落の国で3年いたら……。
ミムジィ
わざわざ水着なんて着ないよ!

意外と文明が栄えているところに住んでたので……
ミムジィ
「傷だらけだねえ、お互い」

「そうだね。治ることないし」

「でもよかったよね、それで」
ミムジィ
「なんかそうなったね」

「怪我はただの怪我なのにね」

飛び込む。
ミムジィ
飛び込む。
ミムジィ
「まあ、堕落の国だからね」
ミムジィ
「疵が力になったのかも」

「先輩が言うならそうなのかも」
ミムジィ
「じゃあこの戦い……負けられないね!」

「あっやばい」

「もう……」

「もうペペルたちと戦ったときに立てたフラグが品切れだ」
ミムジィ
「あはは」

「あとでアルビーも呼ぶかあ」

そしたら教えてくれるかも。新たなフラグを。
ミムジィ
「ちょっと話してみたくはあるね」
ミムジィ
ちょっとはね。
ミムジィ
怖いけど……。

「無理だよ」

「会話にならないよ」

「無理だよ」
ミムジィ
「あははは」

「スバルも呼ぼう、あとで」

怒られるかもな。
ミムジィ
「うん」

二人して全裸だし。
ミムジィ
スバルは全裸気にしないよ。

じゃあ全裸で思う存分ふらふらできていいな。

ピザとかからあげとか全裸で食べれるな。

「じゃ」
ミムジィ
「向こう岸につくまで競争ね」

「この場合誰が合図するの?」
ミムジィ
「じゃあ……」
ミムジィ
いつの間にかプールサイドに置かれた、カジノのチップ。
ミムジィ
「これを投げて、落ちたときから」

「いいね」
ミムジィ
「それじゃいくよ」
ミムジィ
高く放る。くるくる回ると、ナイトプールの浮かれたライトアップがキラキラ反射する。
ミムジィ
水に落ちると共に、プールの壁を強く蹴る。
ミムジィ
50m。
ミムジィ
あなたが泳ぎきれば、ミムジィはもうそこにいない。
ミムジィ
あなたはまだ生きている。
ミムジィ
往く岸はまだない。

みずしぶきが立つ。水面に顔を出して、ぬぐう。

「負けちゃった」

「……」

さよなら、と唇だけでつぶやいた。

いまだに。

アルビーには、言う権利もないままだ。
GM
~ワクワク! 1回戦後アフターおしまいナイトプールかけひき!!!~
GM
おしまい。