お茶会-第1ラウンド
『双子の』ルビーとマリー
1d99 (1D99) > 35
『夢見の』シャノン
1d99 (1D99) > 63
GM
では手番が決まりましたところで、一息休憩を入れましょう。
第1ラウンド:イスタ
GM
1 廊下。 回廊状の廊下から巨大な吹き抜けに顔を出せば、1階に犇めく観客たちが見下ろせる。見上げれば、闇が見える。
プルネウマ
「わーい」
脅威度が上がったので逆さまになったりしています。
イスタ
「プールで会ったからよく知ってるひとでよかったね」
イスタ
なんもわかってないのでよかったねとなっています。
プルネウマ
「よくはないけどよかったよ」
103号室相手じゃないから。
プルネウマ
「考えてみれば当たる可能性があるペア全員相性良くないな、私」
イスタ
「でもおれねえ、夢きかれたらちゃんとこたえられるようになったよ」
イスタ
「だから最初よりいまのほうが相性いいかも!」
プルネウマ
「私って人から願われる存在だからさあ」
「つまり夢みたいなもんだし」
プルネウマ
「全身が弱点かもしれないんだよなあ~今回」
イスタ
「そういえばおれの弱点はお茶会だってことがわかりました」
イスタ
「だから今回はいっぱいお茶会をめちゃくちゃにしようとおもいます」
プルネウマ
「でも、めちゃくちゃにするってどうやって?」
プルネウマ
「ヒントって」
「さっき再現してきたカツの亡者とカレーの亡者とか?」
プルネウマ
お腹いっぱいになって終わっちゃうんじゃない?と考えている。
イスタ
あれおいしかったね。でもちょっとでよかったな。
イスタ
「ミムジィってすっごいいっぱいいろんなやつと戦ってきたんだなって思う」
イスタ
いつのまにかみつあみにまとめられている髪がゆれる。
プルネウマ
まあ、君は、あの子のような救世主(アリス)じゃなく、救世主(メシア)になってもらうんだけど。
イスタ
シーツとかまくらとか、洗いたてのものが並んでる。
イスタ
104号室はとってもいっぱいシーツを交換してもらう。
イスタ
「おれが全然なんにもわかってないってこと」
プルネウマ
「今回の参加者のなかでは一番かもしれないくらい」
プルネウマ
「っていうのは、あんまりよくない言い方だけど」
プルネウマ
「回りくどい説明をしたところで、結局はここに帰ってくる」
プルネウマ
「公爵夫人でも代用ウミガメでもイモムシでもグリフォンでも眠り鼠でもトカゲでもなければ、ふつうの三月兎でない君だからこそ」
イスタ
そうしてあなたとじぶんの上にかけて、狭い空間をつくる。
プルネウマ
こんなもので、風は、空気は、捕らえられないのに。
プルネウマ
こんな簡単なことでも閉じ込めることができる。
イスタ
*プルネウマの心の疵『まことの愛』を猟奇で舐めます
『双子の』ルビーとマリー
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
『双子の』ルビーとマリー
2d6+4=>7 判定(+才覚) (2D6+4>=7) > 7[3,4]+4 > 11 > 成功
『双子の』ルビーとマリー
1d6 (1D6) > 4
[ 『双子の』ルビーとマリー ] ヤリイカ : 1 → 0
イスタ
2d6+4+2-6=>7 判定(+猟奇) (2D6+4+2-6>=7) > 5[3,2]+4+2-6 > 5 > 失敗
[ イスタ ] 救世主 : 0 → -1
プルネウマ
「ん…………」
特に逃げたりする素振りは見せない。
プルネウマ
「それって、わかる必要があると思う?」
プルネウマ
「私はずっとわからなくてもいいと思うなあ」
イスタ
救世主(アリス)にはなれない。日記に出てくるあらゆる救世主から、かけ離れている。あまりにも。
プルネウマ
「誰にも考えが及ばないような、語るだけで死者が出るような存在」
プルネウマ
「ただそこにいるだけで、周囲が咽び泣き、書き綴り、それのために争う者」
プルネウマ
「だからこの姿も、君に合わせてる」
「同じものをみて歩くなら」
「目線は同じ方がいい」
プルネウマ
「怖くないよ」
片方が、両方が、恐ろしい姿になったとしても。
プルネウマ
手をのばして、相手の手を掴む。絡める。
プルネウマ
指切りげんまんよりも、固くもなく、軽くもない、恋人繋ぎの約束。
プルネウマ
破滅を、地獄を、裁判を超えて、迎えるその時を。
[ プルネウマ ] まことの愛 : 0 → 1
[ 『双子の』ルビーとマリー ] HP : 19 → 18
GM
まっさらなシーツの波は誰もいない荒野のように。
GM
汚され、ぐしゃぐしゃにされて役目を迎える時を。
第1ラウンド:シャノン
『夢見の』シャノン
1d12 シーン表 (1D12) > 6
GM
6 ラウンジ。 並べられた多数のソファとテーブルは、待ち合わせに向いている。待ち合わせるに値するような者がここに存在するのかはさておいて。
『夢見の』シャノン
「あ、セブン〜!」手を振って呼ぶ
107号室のホテルマン
呼び出されたホテルマンがそちらへ向かって歩み寄り、適切な距離を保って一礼する。
『夢見の』シャノン
「プルネウマを呼んできてもらえるかな?…二人でお話しましょう?ってさ」
『夢見の』シャノン
「一人で来ないなら、これ使っちゃうぞ~…とも付け加えておいて〜」
『夢見の』シャノン
そう言って招待状をちらちら見せる
GM
104号室が今いる場所へ107号室のホテルマンが使いとしてやってくる。
GM
必要であればドアをノックして。
そうでなければやや引いた距離で。
107号室のホテルマン
「『夢見の』シャノンさまからのお誘いです」
107号室のホテルマン
「プルネウマ様のみお越しくださいませ、とのことでしたが」
107号室のホテルマン
先ほどの言伝を添えて伝える。
イスタ
「うわきしたらいっぱいあんたの恥ずかしいはなしするからな」
イスタ
「こないだ言えなかったあんなこととか言うからな」
プルネウマ
「どうかなあ~」
「どうやら今回は勇者様いないみたいだしい~」
GM
ホテルマンたちはお茶会の準備をすっかり終えていた。
GM
きらびやかかつ楚々としたラウンジホールにスコーンやタルトの香りといくつかのフレーバーティーの香り。
『夢見の』シャノン
そこに一人、椅子に座って手足をぶらぶらさせている。
プルネウマ
「お、いるいるー」
そう言いながらやってきたのは。
プルネウマ
淑女のような姿だが、190cmくらいある。
『夢見の』シャノン
「…そっかぁ、そうきたかぁ〜」
机に頬杖をついて、ため息をひとつ
プルネウマ
「おや?都合悪かったかな?」
長い足を組んで座る。おおきい。
『夢見の』シャノン
「いやぁ、わざわざその姿を選んでくるのは…プルネウマだなぁ、と思っただけだよぉ」
『夢見の』シャノン
はっ、と息を吐いて座りなおす。
プルネウマ
「そう?これのほうがやりやすいと思っただけだけど」
「さて、どのような件でお呼び出しを受けたのかな?私は」
『夢見の』シャノン
「アレルギーとかの心配は必要ないよねぇ〜」
と言って、お茶やお菓子を食べるように促す。
『夢見の』シャノン
「ぶっちゃけ、プルネウマとどうお茶会すればいいのかわからなくってさぁ」
『夢見の』シャノン
「ほら、救世主同士のお茶会は疵の舐め合い抉り合いでしょ?」
『夢見の』シャノン
「でもプルネウマのことをどう抉ればいいのか、まだいまいちわかってなくって〜」
『夢見の』シャノン
「だから、色々聞かせてほしいな…って」
プルネウマ
「そうかな?私も救世主のひとりであることに違いはないから、いくらでも抉ったり舐めたりする余地があると思うけど」
プルネウマ
「ま、話をするのは好きだから……何を聞かれても問題はないよ」
『夢見の』シャノン
「やっぱりさ、抉るにしたって…」
『夢見の』シャノン
「ちゃんと抉ってあげたいじゃん?」
『夢見の』シャノン
「というわけで、どーん!」
机の上に何かを置く
『夢見の』シャノン
それはあのナイトプールで使った50の質問カード!
『夢見の』シャノン
「少しだけ、かけひきの時間といこうじゃあないか!」
プルネウマ
「へえ、面白いことをする」
「今度はお遊びじゃなくてお茶会なのにね」
プルネウマ
「さて……君が引く?私が引く?どちらにしようか」
『夢見の』シャノン
「うーん、そうだねぇ…そっちからでいいよ」
カードを渡す
プルネウマ
1d50 質問カード (1D50) > 5
プルネウマ
「さて」
「これは君に答えてもらったほうがいいかな」
プルネウマ
「なにせ二人で双子の末裔だ」
「興味がある」
『夢見の』シャノン
「といっても、ちょっと待ってね…」
うーん、と唸りながらシャボン棒を手元でくるくる回す
『夢見の』シャノン
「出会った時…、たしか私がとある救世主に判決を下した時だったかな?」
『夢見の』シャノン
「えっと、コインも取らずに去ろうとしてたとこを…声かけられたんだっけ?」
『夢見の』シャノン
「コインはとったっけ?いや、やっぱ取ってなかったような…」
『夢見の』シャノン
「当時の私は、あまり個人に興味がなかったからね…ぼんやりと『あ、双子だ』と思ったくらいだったんだよねぇ」
『夢見の』シャノン
「あとは…髪の色、すごいなとか?」
『夢見の』シャノン
「あはは、そういうんじゃなかったね」
『夢見の』シャノン
「なんかその後勝手について来られただけの関係だよ」
『夢見の』シャノン
ーーーまあ、今はちょっと違うけどさ…
プルネウマ
「じゃあ、徐々に関係が深まっていった感じか」
『夢見の』シャノン
「そっちは…、ちょっと違うっぽいね?」
プルネウマ
「そう?」
「案外似たようなものかもしれないよ」
『夢見の』シャノン
「ふーん?じゃあ…」
紅茶を一口、そしてカードを引く。
『夢見の』シャノン
その瞬間、シャボン玉がぱつんと弾ける。
『夢見の』シャノン
30.末裔に影響されたな、と思うことは?
プルネウマ
「私はどっちかというと、影響を促す側なんだけど…………」
プルネウマ
「…………」
下唇をかしかしと引っ掻く。
答えにくそうだった。
『夢見の』シャノン
「まあ、答えなくてもいいよ?"影響されてない"っていうならね」
プルネウマ
「されたか、されてないかで言えば、そうだね」
「されてると思うよ」
プルネウマ
「内容については……ねえ?」
「されてると思ってる、じゃ、だめかな」
『夢見の』シャノン
う〜ん、と腕を組んで首を傾げて体を揺らす。
『夢見の』シャノン
「じゃあ、少し別の質問に答えてくれたら…いいよ」
『夢見の』シャノン
「ほら、私といえば…っていう質問」
『夢見の』シャノン
「ねえ、プルネウマ…君の夢を教えてくれないかい?」
『夢見の』シャノン
「人間になりたい、じゃなくてさ…」
『夢見の』シャノン
「人間になったあと、その先のこと…知りたいなぁ…って」
『夢見の』シャノン
*プルネウマさんの『まことの愛』を才覚で抉ります
イスタ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
イスタ
2d6+2=>7 判定(+愛) (2D6+2>=7) > 9[6,3]+2 > 11 > 成功
[ イスタ ] HP : 23 → 22
[ イスタ ] ヤリイカ : 1 → 0
『夢見の』シャノン
2d6+4-4+2=>7 判定(+才覚) (2D6+4-4+2>=7) > 9[3,6]+4-4+2 > 11 > 成功
プルネウマ
「人間のいなくなった世界に、人間を戻す」
プルネウマ
「その後はもう、よくある歴史の再現だ」
プルネウマ
「私が人間になっただけの、歴史のやり直しだ」
プルネウマ
「私が英雄に倒される伝説もなく」
「私が雷神に娶られた話もなく」
「私が兵器として使用されていた記録もなく」
プルネウマ
「それでいて、私がいたころよりも面白い世界」
プルネウマ
嵐がない世界が面白いわけがないけれど。
それを望まなければ前に進めない。
「そうなればいいな」
『夢見の』シャノン
「だってさ」
そう言って、プルネウマの背後に視線を移す。
『夢見の』シャノン
「怖くて忘れたい過去をなかったことにしたいんだってさ。ほら、一緒にいてあげなきゃ…救世主(メシア)?」
プルネウマ
「びちゃびちゃだ」
「いっぱい遊んできたの?」
『夢見の』シャノン
「こちらこそ、ありがとね…プルネウマ」
プルネウマ
びしゃびしゃの子どもたちが去っていく。
『夢見の』シャノン
「風邪、ひかないようにねぇ〜」手ふりふり
GM
部屋に戻ればいつでも新品のタオルがある。
びしゃびしゃの身体を拭くことが出来る。
GM
リネン室から運ばれてきたシャボンの香りのそれら。
いつでも。
[ プルネウマ ] まことの愛 : 1 → 0
[ 『夢見の』シャノン ] ティーセット : 3 → 2
第1ラウンド:『夢見の』シャノン シーン裏
イスタ
片っ端から部屋の扉とか開けまくってさがしています。
『双子の』ルビーとマリー
いずれの部屋にも双子はおらず。
『双子の』ルビーとマリー
107号室の部屋にも、104号室に引き返してみてもやっぱり双子は見当たらない。
『双子の』ルビーとマリー
あと探していない箇所といったら、
『双子の』ルビーとマリー
手近なテーブルの上に座ってくつろいでいる。
『双子の』ルビーとマリー
猪突猛進さはとうにわかっているので、そこに大した動揺はなく。
『双子の』マリー
「こちらとしても暇を持て余して、お茶会をぐちゃぐちゃにされても困るので」
『双子の』ルビー
「せっかくだし、41枚の使い心地の確認とするか」
『双子の』ルビー
「どのみちお茶会は大して好きでもないだろ」
『双子の』ルビーとマリー
雨がぱらぱら降って来て、プールサイドは水浸し。
『双子の』ルビーとマリー
けれど、ここで走っちゃいけませんなんて、無粋に割り込む大人はいない。
イスタ
体中びしょぬれにして、ひとと言うよりはけもののよう。
『双子の』ルビーとマリー
双子の衣装は、雨をはじく。
『双子の』ルビーとマリー
足を滑らす様子もなく、雨粒に囲まれていようと、そのステップは軽やかなままで。
イスタ
たかくとぶ。足が滑るような床でも、跳んじゃえば関係ない!
『双子の』ルビーとマリー
そこにナイフが殺到する。
『双子の』ルビーとマリー
宙では容易く回避もできまいと、くるくると回る躯体へ刃が迫る。
イスタ
けれど反発するようにナイフはこぼれ落ちて、傷が塞がる。
『双子の』ルビー
「マジでこれっぽちも止まらねえでやんの」
イスタ
急に立ち止まってじぶんのおなかをみています。
『双子の』マリー
「ああ……詰めてましたね、さっき」
『双子の』マリー
「というか一回戦の頃もこう、なんか吸ったりしてたな」
『双子の』マリー
「どっこを触っ、てんだこいつ!」
『双子の』ルビーとマリー
雨がざばーーーーーーっってイスタの上に振ってくる。
『双子の』マリー
「くのやろ」そのままごろんと転がって上下を逆にする。転がって──
『双子の』マリー
そのままプールに落ちた。どぼん。
『双子の』ルビー
なんと…双子は…泳げないのだ!!
『双子の』ルビー
「うぎぎう」そのまま引っ張って、プールサイドへ。
『双子の』マリー
いろいろの内容がろくでもないのは聞かなくてもわかるので聞かないことにしました。
『双子の』マリー
「そりゃ……恥ずかしいこと勝手にばらしたからとか」
『双子の』マリー
「あとはミムジィ様になりたいとか言ったからじゃないの?」
『双子の』マリー
「あんたがあの……お酒飲んだのと同じに」
『双子の』マリー
「でなきゃ救世主(アリス)にはならないでしょう」
『双子の』マリー
「救世主はみんな心の疵から力を得るんだから」
『双子の』ルビー
「言ったろ、お茶会を台無しにされると困るって」
イスタ
「こまることはいっぱいやったほうがいいってプルネウマが言ってた! たぶん!」
『双子の』ルビー
「無償の愛を授けよーってやつの言葉かあ!?」
『双子の』ルビーとマリー
先んじて廊下を雨雲が走る。ホテルの中は水浸し。
『双子の』ルビーとマリー
後を追いかけても、捉え切れず。
『双子の』ルビーとマリー
角を曲がった先で、見失う。
『双子の』ルビー
「……ま、ラウンジまで水浸しにするわけにゃいかんもんな」
『双子の』マリー
「後はシャノン様がいい感じにやってくれてることを祈りますか」
『双子の』ルビーとマリー
水浸しの廊下を歩いて戻る。
第1ラウンド:『双子の』ルビーとマリー
『双子の』ルビーとマリー
1d12 (1D12) > 9
『双子の』ルビーとマリー
冷凍室の隣の部屋、厨房とかそのへんだよな多分
『双子の』ルビーとマリー
じゃあ薬品室にするか…します
『双子の』ルビーとマリー
イスタちゃんが索敵するのちょっと遅れそうなところに
『双子の』マリー
「じゃあ、こちらお願いしますね」
『双子の』マリー
そう言って、プルネウマの名が記された招待状を差し出す。
GM
招待状に記載された人物は、指定された時間・場所に現れるだろう。
『双子の』マリー
おおよそお茶会には向かない部屋だが、座る場所程度はあるだろう。
GM
ホテルマンによって用意されたのはハーブティー。
GM
ハイビスカスやブルーマロウ。
紅茶にはありえないような色が並ぶ。
GM
薬くさいような、花のにおいのようなそれらは、薬品棚と同じような硝子のティーセットにおさまっている。
『双子の』マリー
「うわっ」呼び出した方も驚いている。
プルネウマ
「ちょっと~なに~?」
瞬時に着替える。
『双子の』マリー
「突然の呼び出しですみませんね。直接赴いたら、ほら、最中になってそうでしたから」
プルネウマ
「今からその最中をする予定だったんだけど…………」
『双子の』マリー
「まあ、それはおいといて。こちらとしても少し伺いたい事がありましたので、今回は失礼を致しています」
『双子の』ルビーとマリー
部屋の中には、マリー一人だけ。ルビーの姿は見当たらない。
『双子の』マリー
「何ですか?」
「“まことの愛”とかいうけったいなものは」
プルネウマ
「ストレートに聞くねえ」
「もうちょっと回りくどく聞いてくるかと思ったら」
『双子の』マリー
「回りくどく聞くと余計わからなくなりますからね、こういう謎かけは」
『双子の』マリー
「それは勿論。それ如何によって、我らの同胞が攫われるかもとなれば多少は気になります」
『双子の』マリー
マリーは、同じ堕落の国で生まれ育った者達を大事にしたいと考えている。
『双子の』マリー
「“まことの愛”だの、寓話的というか童話的な話ですが」
『双子の』マリー
「どういった方に吹き込まれたものです?」
プルネウマ
「『まことの愛』は人間仕込みだね」
「人間から言われたことだよ」
プルネウマ
「まことの愛だけが貴方を人間にすることができましょう」
『双子の』マリー
「いかにも御伽噺にありそうな話だ」
『双子の』マリー
「勇気を欲しがるライオンだの、心を求めるブリキだの」
『双子の』マリー
「王子様からのキスで魔法が解けたお姫様は、まことの愛に目覚めましただの」
『双子の』マリー
「試したことあります?キスが云々とかどうとか」
『双子の』マリー
「邪悪な魔法で石に変えられてしまったお姫様が、まことの愛によるキスで元の姿に戻るかどうかとか」
プルネウマ
「それでも人間にはなれなかったけどね」
『双子の』マリー
「そうですね。でも、可能性がある以上は諦めきれない」
『双子の』マリー
「だからあの子を神様にするのに拘るのでしょう?」
プルネウマ
「今回みたいなケースは珍しいけどね」
「なにせ一回きりでとってもリスキー」
『双子の』マリー
「再び堕落の国に呼ばれる時を待ち続ける、なんて到底無駄ですものね」
『双子の』マリー
「確か、一回戦の時におっしゃっていましたね。この方法を考えて、それでも駄目なら次を考えると」
『双子の』マリー
「そして先ほどは、成功した暁には、歴史を元に戻すことを想定している」
『双子の』マリー
「でも、私はもう一つ気にしたいことがあるんですよ」
『双子の』マリー
「“まことの愛”とやら、それそのものは」
『双子の』マリー
「一度得れば、あとはもう関係ないんですか?」
プルネウマ
「そうかも」
「それは真実かもしれない」
『双子の』マリー
「それじゃあ、その後の神様は?」
『双子の』マリー
「……貴方が一番ご存じでしょう」
『双子の』マリー
「あの子の心の疵の力は、それも一際死に辛い」
『双子の』マリー
「救世主の力など得れば、それは猶更」
『双子の』マリー
「それこそ貴方のように数百年数千年などは」
『双子の』マリー
「でも、そうでない人間なんて、精々が数十年のこと」
『双子の』マリー
「シャノン様から伺いましたよ。貴方は、離れるならあの子の方からだと考えていたようだけど」
『双子の』マリー
「けど、その思いの内を晒してしまったのでしょう?」
noname
──ふたりで手を繋いで
──先に手を離すのは
──きっと私のほうじゃなくて君の方だ
『双子の』マリー
「そうと答えてしまったなら、あの子は」
『双子の』マリー
「だって、とんだ“ひねくれもの”ですものね」
『双子の』マリー
「だから、こそ」
「貴方が危惧していたことの、まるで逆」
『双子の』マリー
「これまで、人間に置いて行かれた貴方が」
『双子の』マリー
「今度は神様のあの子を置いていくこと」
『双子の』マリー
「隙間を抜ける風のように、神の寵愛から逃れゆくことを」
『双子の』マリー
「それで、あの子が嘆き悲しむことを」
「新たな世界の神様が、“まことの愛”を求めることを」
『双子の』マリー
「そっちの方は、本当にわかっていて?」
『双子の』マリー
*イスタの『ひねくれもの』を抉ります
プルネウマ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
プルネウマ
2d6+2=>7 判定(+才覚) (2D6+2>=7) > 6[2,4]+2 > 8 > 成功
[ 『双子の』ルビーとマリー ] ティーセット : 1 → 0
『双子の』ルビーとマリー
2d6+4+2-3=>7 判定(+才覚) (2D6+4+2-3>=7) > 6[2,4]+4+2-3 > 9 > 成功
[ プルネウマ ] HP : 19 → 18
『双子の』ルビーとマリー
永遠に続くものなど存在しない。
『双子の』ルビーとマリー
“まことの愛”であれ、それは然り。
『双子の』ルビーとマリー
ならば、愛する者の死に絶えたその時には。
『双子の』ルビーとマリー
再び、“まことの愛”が求められるのだろう。
プルネウマ
アダムが930年。ノアが950年。だったか。
プルネウマ
それをどうにかする方法は、今のところ考えていないのもまた事実。
プルネウマ
「このままでは、まことの愛を追う歴史までやり直すことになることも」
『双子の』マリー
「求めている物が変わっているだけで」
プルネウマ
「私はそれほど価値がないし、普通の救世主だってこと」
「おわかりいただけたようでなにより」
『双子の』マリー
お茶会とは、互いを知り、互いを理解し、
『双子の』マリー
そうしてこそ、遠慮なく裁判が出来る。殺し合うことが出来る。
『双子の』マリー
“我々の方が、お前らよりもよっぽど大事な夢を背負っているのだ”と。
『双子の』マリー
“お前の夢なんかを、叶えさせてやるものか”と。
GM
なぜ救世主の戦いにお茶会が用意されているのか。
GM
そしてどうしてそれがお茶会などという言葉で呼ばれているのか。
GM
それは在りし日の堕落の国が見た夢がそうさせるのか。
GM
気が狂った救世主だか末裔だかが歪んだ平穏を求めたからなのか。
第1ラウンド:『双子の』ルビーとマリー シーン裏
『夢見の』シャノン
なんかお茶飲みながらヤリイカをつんつんしていた。
イスタ
いなさそうなことがわかれば、そのまま離れようとする。
『夢見の』シャノン
ーーーあの子たちがなんかやってるな?
『夢見の』シャノン
「あ〜、待って待って子兎ちゃん」ちょいちょいと
『夢見の』シャノン
「実はおねーさんは、プルネウマの場所を…知っているかもしれないし、知らないかもしれないんだ」にこっ
『夢見の』シャノン
「いいよ〜。でもちょっと待ってねぇ〜このホテル広いから…えーっと、地図はどこにあったかなぁ〜」
『夢見の』シャノン
「あ、お菓子食べる?さっきセブンに持ってきてもらったんだ、美味しいよ?」
『夢見の』シャノン
「そっか〜」
特に気にする様子もなく、地図を探す。
『夢見の』シャノン
「…お、あったあった」
案内図のようなものを引っ張り出す。
『夢見の』シャノン
「…おおっと、ごめんね」
かがんで案内図を見せる。
『夢見の』シャノン
「………なんだこの地図、やばぁ」
なんかすっごい細かくて複雑な地図が出てきた、すごいホテルだね
イスタ
「ミムジィの日記ってすっごい読みやすい字だったのかも」
『夢見の』シャノン
「うん…、え?この部屋とか普通にどうやって行くの?」
『夢見の』シャノン
ーーー日記かぁ、ちょっと気になる…
『夢見の』シャノン
ーーー足止めをするつもりだったけど、なんか普通にわかんないな…
『夢見の』シャノン
「…えっと」
そもそも、今いる私たちの部屋はどれ?
『夢見の』シャノン
「えーーーっと。あ、ナイトプール見つけた」
『夢見の』シャノン
「じゃあ、ここから…こういけばー」つつー
『夢見の』シャノン
ぴたり、地図をなぞる手が止まる
『夢見の』シャノン
「なんでそんなに急いで、プルネウマを探しているの?」
『夢見の』シャノン
「えっと、じゃあ…続きを早くしたいから…ってこと?」
『夢見の』シャノン
「そっか…」少し目をそらして、頬杖をつく
『夢見の』シャノン
「ん〜〜〜、はぁ…」ぐっと背伸びして、ため息をひとつ
『夢見の』シャノン
「ごめんね、プルネウマの場所を知ってるっていうのは嘘」
『夢見の』シャノン
「…でも」と、その背中に声をかける
『夢見の』シャノン
「あの子たちのやり方はなんとなくわかるから」
『夢見の』シャノン
「何個か候補は言ってあげられるよ」
『夢見の』シャノン
そう言って、その小さな背中にいくつかの候補を告げていく。
『夢見の』シャノン
「合っているかはわからない、信じるかは君の自由だよ」
『夢見の』シャノン
ーーーまあ、迎えにいった方がいいかは…状況次第なんだけども…
イスタ
吹き抜けに飛び降りて、その姿が見えなくなる。
『夢見の』シャノン
ーーールビーとマリーが、プルネウマを呼んだのなら…。きっと話題は…。
『夢見の』シャノン
「行かせない方が、よかったかもしれないなぁ…」ぽつり、呟く
『夢見の』シャノン
「なーんて、ふふ…。らしくないな」
『夢見の』シャノン
「私は好きなようにやるだけさ〜。お菓子たーべよっ」
第1ラウンド:プルネウマ
プルネウマ
1d12 シーン表 (1D12) > 5
[ イスタ ] ひねくれもの : 0 → -1
プルネウマ
5 ミュージックルーム。 様々な楽器の中で、大きなグランドピアノが目を引いている。蓄音機を動かせば上質な音楽も楽しめ、聞き手として添えるかのように、よく髪の整えられた少女の石像も飾られている。
プルネウマ
三月兎の末裔をミュージックルームに連れてくる。
プルネウマ
前来た時と違い、少女の石像が増えている。
プルネウマ
「お茶会をしようか、イスタ」
「それとももっといいことをしようか?」
イスタ
椅子があるというのに、それではなくて、床に。
プルネウマ
たぶん、この姿じゃいられなくなるんだろうな。などと思いつつ。
プルネウマ
目の前にいるイスタのことを、極力考えないように。
イスタ
「あんたが一緒にいてくれるなら、おれはね」
プルネウマ
やるべきことをやってしまったら、たぶん、そのなんとかできるまでの方法を考える前にこちらが倒れてしまう気がするから。
イスタ
「いまのあんたとか、これで勝って、もっとコインを持ったあんたなら、なんとかできるんじゃないかって思う」
イスタ
「人間になったら、たぶん、できないんでしょう」
イスタ
「かみさまみたいに、ずっと時間があるわけじゃない。救世主みたいに、力があるわけじゃない」
プルネウマ
元の世界でも、救世主のような存在に至った者は、石になった。
自分の目の前で。
あれはもう、人間の末路ではなかった。
プルネウマ
そんなこと願ったとして、君に叶えてもらえると思う?
イスタ
「かしこいやつを救世主にしたほうがよかったんだ」
プルネウマ
「賢いやつと組んでたら、自分(世界)を救おうと思わないもの」
プルネウマ
「大アルカナの最初と最後が愚者と世界であるように」
「救われたいと願うなら」
「やっぱり君じゃないとだめだ」
プルネウマ
「システムを回すのは賢人たちだろうけど」
プルネウマ
「無知で狂人の愚か者が無謀な夢を叶えて世界を救ってきた」
イスタ
「おれがあんたを長生きさせられないってことがわかってて」
イスタ
「おれがかみさまになって、あんたは人間になって、死ぬってこと」
イスタ
「おれをかみさまにさせるつもりだったの、ってこと」
プルネウマ
こうなっては、追いかけられるのは嵐のほう。
プルネウマ
追いつかれても、ともに行かねばならない。
プルネウマ
*調達:聖遺物『アリスのくつ』 猟奇で
『夢見の』シャノン
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
『夢見の』シャノン
2d6+4=>7 判定(+才覚) (2D6+4>=7) > 3[2,1]+4 > 7 > 成功
『夢見の』シャノン
1d6 横槍値 (1D6) > 6
『夢見の』シャノン
*ヤリイカエリートを使用します
[ 『夢見の』シャノン ] ヤリイカエリート : 1 → 0
プルネウマ
2d6+4-11=>7 判定(+猟奇) (2D6+4-11>=7) > 11[5,6]+4-11 > 4 > 失敗
プルネウマ
*『まことの愛』を抉って逆転します この5は6
GM
スペシャルなので達成値に関わらず成功です。
お茶会中スペシャルの効果により小道具をひとつ得ます。
プルネウマ
それは、まことの愛と同じくらい、不確定な約束。
プルネウマ
「君をもっともっと楽しいところへ連れていくよ」
特別な履き物を履かせて。風を吹かせて、どこまでも。
プルネウマ
人間になったら、そんなことはできなくなる。
プルネウマ
まことの愛より。未来より。もっと手近で、確実なもの。
プルネウマ
この肉の器を暴いたところで。
なんの意味もない。
プルネウマにとっては。
プルネウマ
つまらない存在だ。
だから人間になりたいんだ。
プルネウマ
いっそここを、この仔ウサギが暴いて、めちゃくちゃにして、中身を入れてくれればいいのに。
プルネウマ
「私の全部」
コインも虚無も、6000年も、まるごと。
イスタ
「おれはあんたのいないとこじゃ、生きていけないから」
イスタ
「あんたのいないところなんか、救う意味もないし」
プルネウマ
君は私がいないところじゃ生きていけないし。
君が救うのは私の世界だ。堕落の国ではなく。
プルネウマ
互いが互いの所有物。
もうどちらがどちらかわからないほどに。
プルネウマ
救ってほしいのは、かみさまじゃなくて、救世主。
プルネウマ
永遠に近い時間を生きるかもしれないし、永久に語られるかもしれないが、それでもいつか朽ちゆくもの。失われたもの。
プルネウマ
君と私とふたりで、人間になって。
滅んだ世界を巡って。
プルネウマ
そのときまで、手を繋いでいよう。
おそろいの靴を履こう。
同じ目線で同じものを見よう。
プルネウマ
こどもが力尽きて、その場で眠ってしまうときまで。
だれよりもはやく駆け抜けよう。
だれよりもはやく殺しつくそう。
プルネウマ
誰もいなくなったら、ちいさなふたつのはらわたを出して死のう。
イスタ
ゴムの切れる音もせずにほどけて、さらさらと流れる。
イスタ
「人間になるよりずっと楽しく殺してあげる」
プルネウマ
「…………いいねえ!」
無邪気な子供の姿で。
プルネウマ
なにかかがやかしいものを失って。
おぞましいなにかが結ばれた。
[ プルネウマ ] まことの愛 : 0 → -1
[ プルネウマ ] アリスのくつ : 0 → 1
プルネウマ
他の全てを滅ぼしてでも、楽しいものを見に行くために。
嵐と兎が底まで落ちていく。
[ 『夢見の』シャノン ] HP : 19 → 18
プルネウマ
*スペシャルを出したので小道具:ウサギのお守りを取得
[ プルネウマ ] ウサギのお守り : 0 → 1
GM
なぜこの道を行くの?と旅人に問うものがある。
この先には何もないよ、と教えるものがいる。
GM
そこへ行って何をするの?と聞くひとがいる。
そんなの意味がないよと笑うひとがいる。
GM
靴は別に目的地に行くためにはいているわけじゃない。
第1ラウンド:プルネウマ シーン裏
『夢見の』シャノン
部屋で紅茶とお菓子をごくごくぱくぱくしています
『夢見の』シャノン
「で?どうだった?」
二人にそう問いかけるけれど、どちらかというとマリーに向けてるようにみえる。
『夢見の』シャノン
思ったよりあれな答えが返ってきたんだろうなぁ…
『双子の』マリー
結局向こうが手を付けなかったので、せっかくだしと運んできたもの。
『夢見の』シャノン
「よーしよし」
えらいぞー、と空気をなでなでする。
『夢見の』シャノン
「観戦したのと、プールでの一件が役にたったかな」
『双子の』マリー
「はー…………ええ。そうですね」
『夢見の』シャノン
「思ったより…、うん。バケモノじゃなかった」
『双子の』マリー
「繊細な部分といい加減な部分が入り混じっていて」
『双子の』マリー
「これまで見てきた連中と、そう大して代わりは無い」
『夢見の』シャノン
「私は、そうだなぁ…。プルネウマとは少し、似ている部分があるなって………うーん。いや?似ているっていうか…?」
歯切れが悪い
『夢見の』シャノン
「なんだろう…、こう」手もにょもにょ
『夢見の』シャノン
「…うん。嫌いじゃないんだよね、プルネウマのこと」
『双子の』ルビー
「それとなく親しい雰囲気ではありましたが」
『夢見の』シャノン
「あはは、大丈夫大丈夫!"好き"とは別だからさぁ」
『双子の』マリー
「そんな心配は別にしてませんけどね」
『夢見の』シャノン
「じゃあ言い換えよう、殺せるから…大丈夫だよ」
『双子の』ルビー
「苦手、ならともかく、貴女が人を嫌うところ自体あんまり目にしていませんが」
『双子の』ルビー
「プルネウマがそうなのは、夢がいい感じのものだからですか?」
『夢見の』シャノン
「嫌うにも、その人を知らなきゃっていうことを…最近知ったからね」
『夢見の』シャノン
「プルネウマは、ねぇ…うーん」
『双子の』ルビー
「一見掴みどころがないというのは分かりますが」
『夢見の』シャノン
「んー、それもそうなんだけど…」
『夢見の』シャノン
「シャボン玉のように…ふわふわと、触れられないように…のらりくらりと漂ってるの」
『夢見の』シャノン
「そして、肝心な中身も…空洞で虚ろ…」
『双子の』マリー
「人間が好きだから、自分も人間になって、人間の歴史を取り戻したい」
『双子の』マリー
「よくわからないんですよね。その辺りが」
『双子の』マリー
「目的ははっきりしてるし、手段もちゃんとしてるけど」
『双子の』マリー
「どうしてそう思うようになったのか、私にはよくわかりません」
『双子の』マリー
「あの御人は、その辺りに触れられないように。触れられそうになってもはぐらかすようにして」
『夢見の』シャノン
「うん、そうだね…。そうかも」
『夢見の』シャノン
「私はプルネウマっていうシャボン玉が…、どこに向かって飛んでいくかが…気になっているんだと思う」
『双子の』ルビー
「だから、人間になった後の話を?」
『夢見の』シャノン
「あれは…、確かにそれもあるけど…」
『夢見の』シャノン
「触れられたくない部分だろうな、って思ったから」
『夢見の』シャノン
「シャボン玉が割れる瞬間も、好きでしょ?」
『双子の』マリー
「何で人間になりたいか、人間になってどうするかっていう所が」
『双子の』マリー
「あの御人も言葉に表せてはいないのかなって」
『双子の』マリー
そもそも、もしかしたら、プルネウマの言う“人間”という言葉の意味が。
『夢見の』シャノン
「そっか…じゃあプルネウマも、探してる途中なのかもね…」
『夢見の』シャノン
「私と同じか…」ぽつり、そうこぼした
『双子の』マリー
けれど、それが定かであるとは限らず。
『双子の』マリー
夢を追い求めたままで、人生は続いていく。いつまでも。