プロローグ Room No.7
GM
オールドメイドゲームと呼ばれる儀式を執り行うと噂されるその地は、
メイド7
「こんにちは、ようこそいらっしゃいました」
メイド7
招待状を手にしたあなたにメイドは深々と頭を下げる。
"アーユス"
メイドの声を背中で聞きながら、1枚、六ペンスコインを棚井戸の奈落に投げ捨てる。
"アーユス"
「よお!お呼び頂いた『救世主』(アリス)ちゃんだぜ~!」
"アーユス"
何が楽しいのか、ヘラヘラと笑いながらまた一枚コインを谷底に弾き飛ばす。
"アーユス"
「あ~苦労した苦労した。」コインを指で摘んで眺め「ここまで来るのに一体ど~れだけの救世主ちゃんを犠牲にしたか……」
"アーユス"
「忘れちまったけどよぉ~!」ギャハハと笑ってまた一枚、余剰のコインを投げ捨てる。
"アーユス"
「じゃこれ 大事にしてね」メイドに鉄パイプをぽいと投げ渡す。
"アーユス"
真剣さのかけらもないアロハが風に揺れ、雑なサンダルでズカズカと館に進んで行く。
メイド7
「お部屋の準備が整っておりますので、ご案内いたします」
"アーユス"
「サンキュ~」コインをゴミのように投げて遊びながら先導される。
メイド7
「ペアのお相手様が先にご到着なさっています」
子夏
「はぁ~い、どうぞ~」と、気の抜けた男の声が返った。
"アーユス"
「女じゃないのか~~~~~~~~~」
子夏
ドアを開けた途端、酒とつまみの匂いが香った。
"アーユス"
「同室女が良かったなぁ。若い子にチェンジできない?」部屋に入りながら先制無礼。
子夏
椅子にだらしなく腰かけて、いかにも頼りない若い男が杯を傾けている。
子夏
「どうもぉ~、先に始めちゃってます~」と、完全に酔った声で言ってから。
子夏
あなたの言葉を聞いて、おや、と目を瞬かせて。
"アーユス"
しかし酒の匂いを感じれば
「う~~~ん 久方ぶりの匂いだなあ~~」
胸いっぱいに匂いを吸い込みながら、話しかけたメイドを放おっておいてズカズカと入っていく。
"アーユス"
「手近に揉めるオッパイがあったらもっと良かったって話よ。」勝手にツマミを手に取りながら。
子夏
テーブルの上には館の外では想像もできないような食事が並び、適当に摘ままれている。
子夏
酔っている男が、また上機嫌に杯を傾けている。
"アーユス"
「メイドちゃん!とりあえず景気づけの一杯と飯を頼むぜ!」パチンと指を鳴らす。何様だ?
"アーユス"
「話が判るねえ!」下品な笑い声を上げながら空いたソファに我が物顔で座る。
子夏
席を勧めるまでもなくソファに座ったあなたを一瞥して。
子夏
椅子ごとがたがたとあなたに向けて座り直した。
"アーユス"
「いやあ人生で一番いい椅子に座った座った。」ヘラヘラと笑いながら。「ま、飲みながらでいいでしょ。」
子夏
「そうですねえ! 僕も久しぶりにこんな贅沢をしましたから!」
"アーユス"
グラス――久方ぶりに見るピカピカのもの――を一つ拝借しながら。
GM
消耗品、食べ物、飲み物。家具にいたるまで。
館のものはすべて、この世界では上等のものだ。
"アーユス"
「ああ、俺がこうやって遊ぶためにコインを出してくれた救世主様がたには感謝してもしきれねえなァ!」
"アーユス"
乱雑に酒を注ぐその様子には、感謝は微塵も感じられない。
子夏
「あははは」同意をするでもなく笑って、テーブルの上からフルーツの乗った皿を取り上げて、膝の上に置いた。
"アーユス"
どこの国のものか判らないがとにかく酒。酒であるものを一杯煽ってから。
子夏
酒臭い息を吐き出して、ぎしぎしと椅子の背もたれを慣らしている。
"アーユス"
「俺の事はアーユスって呼んでくれ。」
"アーユス"
「あと何か自己紹介って居る?ご趣味とか?身長とか?スリーサイズとか?」
子夏
「僕ァ洛陽の子夏と言います。うーん、スリーサイズはいいかなァ!」
"アーユス"
「ラクヨ~?わかんね~俺はロンドンの近くで~っす」
子夏
「おたくの国に阿片を売りつけられてた国ですよ!」
"アーユス"
アッハッハわかんねえとジャーキーをつまみ上げて眺める。
"アーユス"
「人生に楽しみを教えた先輩国っす、ドウモ~」
"アーユス"
「御俺様の御趣味は、商売と、お外で遊ぶ事とお家で遊ぶことで~す」
"アーユス"
「うっわー果物とかロンドンに居る時も食ってなかったなーこの国来て良かったァ~」なんかかわいい色合いの果物をつまみながらなんだこれと眺める。マンゴーだ。
子夏
「頼むと出てくるんですよ~。いやぁ、ここに来てよかったなァ~!」
メイド7
こんがりとローストされた骨付きの肉。ポテトが添えられている。
"アーユス"
「サンキュ~メイドちゃ~ん。お礼にオッパイ揉んでいい?」
子夏
「わ~!」待ってましたとばかりに手を叩いた。
メイド7
流して給仕を続けるが、抵抗はしないだろう。
"アーユス"
この国であり得ない程に贅を極めた食事に対して、何が対価として支払われているか――察しがつかない男ではなかった。なかったが。
"アーユス"
そのために犠牲になった人々の事を思うとなんとも心が暖かくなる!
子夏
こちらはこちらで、無邪気に当然のように食事と酒を楽しんでいる。
子夏
そこにどんな代償が支払われているかは、正直なところあんまり考えていない。
"アーユス"
「アッハッハビールだビール。収監前に飲めなかったのが心残りだったんだよ~」
鷹揚に手を広げ、メイドの手からビールを取ってスピーディーに栓を開ける。
"アーユス"
片手にビール、片手にメイドの胸という黄金期状態だ。
子夏
館に入りコインを棄てていい目が見られる、これは正当な取引だ。少なくとも自分の中では。
子夏
「いや~羨ましいな~! アーユスさんは度胸がある!」
"アーユス"
ビールをぐいとひと飲み。口の端から雫が垂れる。
子夏
「ここに来るまでは罪人でいらっしゃった?」何気なく聞いて、骨付き肉を持ち上げた。これは手が脂で汚れるのが玉に瑕。
メイド7
胸元に手を置かれ、まさぐられながらも給仕を終える。
"アーユス"
「せっかく可愛いメイドさんがいるんだからさ~ワンチャンツーチャン死ぬっつーのに乳の一つやニつ揉まないのは人生でアリエネーっしょ」
"アーユス"
「いや~俺はそんな悪いことしてないと思ったんだけどね~」全くわからんぜ~って顔をしながら揉み。揉み。
子夏
「いや~何せ、八組十六人ですからね! ほぼ死にますね」
"アーユス"
「ギャハハ!まあ死んだら死んだ時だな!」
子夏
「わはは、なるほど、ご苦労なすったんですなァ」
"アーユス"
「そうそう。メチャクチャ苦労したから俺はここで贅沢をする権利があ~る。そういうニーチャンは何してた人?」
"アーユス"
飽きたのかどうかは知らないが、ぱっとメイドの乳から手を離してまたソファーに座る。
子夏
「何してた人に見えます?」 めんどくさい女みたいなこと言い出した。
"アーユス"
「え~笑 わかんないな~詐欺師?笑」
子夏
「いや~いい感じに悟れてきたと思ったんだけどなァ~」
"アーユス"
「センニン~?トーヨーの神秘じゃん」
子夏
「こんなにお酒と料理を出されちゃしょうがないよなァ~」
"アーユス"
「センニンってアレだろォ なんか笛吹いて蛇動かすんだろォ」クソ雑地理
メイド7
「失礼します。また何かありましたらお気軽にどうぞお申し付けください」
子夏
「あ、は~い、ありがとうございました」ひらひらと手を振る。
"アーユス"
ギャハハハと笑って暖かな、いやむしろ熱い肉をつまむ。
子夏
「こういう時に支払えるチップがあればいいんですけどねェ~」
"アーユス"
「じゃね~」バイバーイと手を振って。
"アーユス"
「まあ六ペンスコインに含まれてるってー事で」
子夏
「あれはすごいものですからね。あれを何枚も捨てたんだから……」
GM
六ペンスの力。その力によってこの館にはおおよそ何でもそろっている。
"アーユス"
死に際の夢みた~い なんて感想を懐きながら。実に、実に久方ぶりの肉にかぶりつく。
"アーユス"
「ああ、せ~っかくこの世界を救う最強救世主になるために集めたコインを……」
子夏
「大抵のことはしてもらえるんでしょうねえ!」
"アーユス"
「ビールを飲むために捨てちまった!」
"アーユス"
「ああ~今まで俺のために犠牲になってくれたローランド君……なんとか君……ア~…………あと何人かの人たちに申し訳ない!」
GM
おおよそなんでも。
しかし唯一、足りないのは── 娯楽。
"アーユス"
まだ暴力で楽しむ時ではない。
となれば、このように食で遊興に耽るか……ああ、同室が女であればなぁ!
子夏
同室の男は館の歓待に満足しているようで、にこにこしている。
"アーユス"
「メイドちゃん呼ぶのも悪いし、お屋敷探検でもすっか」
子夏
「危ないですよぉ~」と言いながらも、止めない。酔ってるので。
GM
それでは、暇つぶしの探検ミッション。
かけひきを開始します。
"アーユス"
「アッハッハ、お手洗いはどこですか~~」
多分部屋の中にある。
しかしそれは館の探索を辞める理由にはならないので――ビール片手にドアを開ける。救世主さまのお通りだ!
子夏
実際のところ、一人で出て行ってひとりで死なれたら困りますからね。
"アーユス"
これは死んだら死んだでまあいいか程度にしか考えていなかった男。
子夏
1d6+3
DiceBot : (1D6+3) > 4[4]+3 > 7
"アーユス"
1d6
DiceBot : (1D6) > 4
GM
メイドが忙しそうに行きかう廊下を見つからないように通り過ぎていく影。
子夏
DiceBot : (2D6+1>=7) > 6[5,1]+1 > 7 > 成功
"アーユス"
2d6+1>=7
DiceBot : (2D6+1>=7) > 8[2,6]+1 > 9 > 成功
子夏
2d6+1=>9
DiceBot : (2D6+1>=9) > 6[3,3]+1 > 7 > 失敗
[ 子夏 ] 情緒 : 0 → 1
子夏
屋敷の豪華な廊下をアーユスさんについてふらふらと歩いていく
子夏
「僕ねぇ、はじめてこの国に来た時もお屋敷に案内されたんですけど」
"アーユス"
ビール片手に両手を広げ、鼻歌すら歌いながら我が物顔で廊下を歩く。メイドは居ないぜラッキー。
子夏
後ろからきょろきょろ辺りを見回しながら話しかけている。
"アーユス"
「外にある屋敷なんてだいたいボロッカスだったねぇ!」
子夏
「そうそう! 街だってどこもろくな遊び場はないし、お金を使える場所もない!」
"アーユス"
「俺はなんか末裔?とかいう奴らの街だったんだけど。街ってレベルに達してなかったよなぁ~」
子夏
「そうでしょ~? あんなところで生活してたんじゃ、世界を救う力なんて出てきませんよねぇ~」
"アーユス"
「修行ね~お客さんどうしてセンニンなんてなろうとしたの?」
子夏
2d6+1=>7
DiceBot : (2D6+1>=7) > 7[4,3]+1 > 8 > 成功
"アーユス"
2d6+1>=8
DiceBot : (2D6+1>=8) > 5[1,4]+1 > 6 > 失敗
[ "アーユス" ] 情緒 : 0 → 1
子夏
1d6
DiceBot : (1D6) > 3
[ 子夏 ] 情緒 : 1 → 2
子夏
「いやぁ、って言っても別に大した理由はないんですけどね」
子夏
「すげぇいい人がいたんですよ、文無しの僕に金をくれた」
子夏
「いや、もらえばもらうだけ使っちゃったんで、ヤバいなと思って」
"アーユス"
「まあでも人の金って実質使いたい放題なとこあるよね」
子夏
「相談しに行ったら、今仙薬作ってるから、仙人にしてやるからとか言われて」
子夏
「まあその仙薬、僕のせいで作るの失敗しちゃったんですけど!」
GM
ラウンド終了です。捨てる札がありましたらどうぞ。
"アーユス"
c5 hJ sK
DiceBot : 計算結果 > 5
"アーユス"
2d6+1>=7
DiceBot : (2D6+1>=7) > 12[6,6]+1 > 13 > 成功
子夏
2d6+2=>13
DiceBot : (2D6+2>=13) > 8[6,2]+2 > 10 > 失敗
"アーユス"
1d6
DiceBot : (1D6) > 4
GM
何気ない所作にドキッ!ランダムな対象1人の情緒+1。
"アーユス"
Choice[アーユス,子夏]
DiceBot : (CHOICE[アーユス,子夏]) > 子夏
[ 子夏 ] 情緒 : 2 → 0
[ 子夏 ] 情緒 : 0 → 3
子夏
「……」メイドさんが行きすぎるのを待っている。
メイド7
気づかずに。あるいは、気づいていても黙っているのか。
ゆったりとした足取りで通り過ぎていく。
"アーユス"
「ガサ入れを思い出す緊張感だった~」小声でキャッキャ
子夏
「こういうの楽しいなぁ、命がけじゃないところがいい!」
"アーユス"
「この世界見つかったら死ぬことあるしウケる」
子夏
「そうそう~。あ、あっちの方に階段あるんじゃないですかね?」
"アーユス"
「あるでしょ~あるある」雑に地下室に向かって進んでいく。
子夏
2d6+1=>7
DiceBot : (2D6+1>=7) > 8[2,6]+1 > 9 > 成功
"アーユス"
2d6+1>=9
DiceBot : (2D6+1>=9) > 8[5,3]+1 > 9 > 成功
[ 子夏 ] 情緒 : 3 → 4
GM
地下室は貯蔵庫になっている。
近づくにつれてひんやりと冷たい空気が流れた。
"アーユス"
「あ~ここコカインとかあるのかなぁ、流石にないかなぁ~」ドアを雑にノックして「すいませェ~ン郵便でェ~す」地下室のドアを開ける。
"アーユス"
快適な温度っていうのもこの国に居ては久しぶりのものだった。
"アーユス"
謝って許してもらおう(悪いとは思ってない)
"アーユス"
「アッハッハうける そりゃ鍵もかけるか」
GM
ラウンド終了につき手札を捨てたりしましょう。
"アーユス"
「気になる~救世主だから見ちゃおうぜ」
"アーユス"
2d6+2>=7
DiceBot : (2D6+2>=7) > 7[2,5]+2 > 9 > 成功
子夏
2d6+1=>9
DiceBot : (2D6+1>=9) > 8[5,3]+1 > 9 > 成功
[ "アーユス" ] 情緒 : 1 → 2
子夏
「どこかに落ちてないかなァ~?」落ちてるわけないだろ。
GM
鍵の有りそうな場所と言えば。おそらくはメイドが行きかう台所。
子夏
「鍵、やっぱりメイドさんが持ってるんですかね~?」
"アーユス"
「不思議~」「…………」言ってて別に不思議でもなんでもないと気づいて自分で笑い出す
"アーユス"
「メイド……ヒヒヒヒ メイド」ツボるな
子夏
「台所に行って新しいお酒をもらうのもいいなぁ」
"アーユス"
「台所で(笑)おつまみ(笑)貰って鍵も、貰おう ウヒヒヒ」何が楽しいんだ?
"アーユス"
「台所……台所?」台所が何か一瞬見失う酔っぱらい
子夏
「台所って言うのはほら……」分かってはいるが言葉が出てこないだけと言い張る酔っ払い。
子夏
2d6+1=>7
DiceBot : (2D6+1>=7) > 8[3,5]+1 > 9 > 成功
"アーユス"
2d6+1>=9
DiceBot : (2D6+1>=9) > 3[2,1]+1 > 4 > 失敗
[ "アーユス" ] 情緒 : 2 → 3
子夏
「酒もあるしつまみもある! メイドさんもいる!」
"アーユス"
「対戦相手の部屋全部燃やそうぜ(笑)」
GM
それではラウンド終了。手札を捨てる、補充をお願いします。
子夏
2d6+2=>7
DiceBot : (2D6+2>=7) > 3[2,1]+2 > 5 > 失敗
[ 子夏 ] 情緒 : 4 → 5
子夏
「いや~、しかしこの廊下も歩く感触がいいな~」わやわやと館を褒める。
"アーユス"
「判る~今までの人生で一番いい(笑)」
子夏
「こんなところだったらずっと住みたいなァ~! 殺し合いなんてやめちゃって……」
"アーユス"
ギャハハと笑って振った腕が壁に当たって悶絶する。
子夏
指を指して笑っていたが急に身を折って壁に手をついた。
子夏
「あっ、すいません、ご迷惑、ご迷惑をおかけしまして」
"アーユス"
「メイドちゃん(笑)ありがと(笑)」
子夏
辺りには酸っぱいにおいが立ち込めている。最悪だ。
メイド7
手を口に。耳をぱたりと寝かせて、驚きながらも気遣う。
"アーユス"
「俺ら頑張って帰りますんで」子夏の脇に潜り込んであらよっと支えようとして
メイド7
「どうぞごゆっくりお休みになってください」
子夏
寝たら申し訳ないな、と思ったので、壁際に座りました。
"アーユス"
夢の中で俺は……立って部屋に向かっている
メイド7
2人がかりで頭の方と足の方を持って運ぶ。
"アーユス"
「ア゛~……やってません~……」うなされている
"アーユス"
「持ってません~……」夢の中でポッケの中のシャブを隠しています
子夏
メイドさんに運ばれてぶらぶらと手が揺れている
子夏
だんだん眠りながら頭とか痛くなってきたので、夢の中でもう飲みません…って思ってます
メイド7
部屋まで丁寧に運ぶ。
ふかふかのお布団に酔っ払い2人を寝かしつけた。
"アーユス"
時々半覚醒しながら、次のルームサービスを夢の中で注文していたが……やわらか~いお布団に包まれ……アーユス(偽名)は……眠った……
子夏
起きたら胃酸に焼かれた喉と頭痛でまた苦しむことになるが、今はぐっすりと眠っている。
"アーユス"
暗くなった室内でぱっちりと目を覚ます。
"アーユス"
今までにない真剣な顔で立ち上がると、近くの窓を開ける。
"アーユス"
風を受け、vaporwaveみたいなクソ色ヘアーがなびく。
"アーユス"
トイレに行くよりも手近なところで吐く――才覚2億!
"アーユス"
「うわ水 水最高」水差しに飛びついてそのまま飲む。相方の水?さあ……
"アーユス"
Q.急に冷えた水が飛び込むとどうなる?「ウッ」
"アーユス"
「アベロロロロ」
A.また窓にダッシュして吐く
GM
さっきの吐しゃ物が水によってちょっと洗い流されるね……!
"アーユス"
この国に来て最も爽やかな心地で窓を閉める。
"アーユス"
人を騙していい肉を食ってエキサイティングな事ができる。人生いいことがあるもんだ。
GM
敗者は勝者の寵愛を受けることができますが……?
"アーユス"
六ペンスコインパワーで女になったりしないかなあ。とこの館でも叶いそうにないことを考えます。
"アーユス"
キラキラヘアーのカスは性懲りもなくビールの瓶に残った、やや気の抜けたビールを飲み干すとシャワールームを探しに行った……
子夏
同室者がシャワーを浴びてる間にのろのろ起きて、水差しが空になってるのを見て怪訝な顔をしてます。
"アーユス"
流れる湯にどれだけの犠牲が払われたのかを思いながら、とてもとても久しぶりに見た石鹸を泡立てる。半分ぐらい使っちまうか。
子夏
うろうろして洗面台の水道から出る水を飲もうか葛藤しています。
"アーユス"
泡風呂になんねえかなってバスタブの中に放り込んで湯をドバドバ
"アーユス"
洗面台に来るとカスのご機嫌な鼻歌とシャワーの音が聞こえる。
子夏
ちょっと考えてからテーブルの上にあった酒を飲み始めました。
"アーユス"
シャワールームからパンと手を叩く音と「アヘンだ!」ルームサービスのアイデアの声。
"アーユス"
その後はバスタブに入って やっぱりカスの鼻歌が聞こえますね
子夏
実が一個も残ってないブドウの房を摘まみ上げてため息をついて、とりあえずまたベッドに寝ました。
"アーユス"
子夏が寝てちょっとしてから存分に温もったアーカスが出てきます。
"アーユス"
めっちゃ寝ててウケるなと思 起きた「ぉぁょ~」
"アーユス"
「いいよ」泡バスタブ抜いたっけ?覚えてねえや
"アーユス"
「は~タオル使ったのチョー久しぶり」
子夏
シャワールームに入って前言を撤回したくなった。
"アーユス"
頭にバスタオル1枚 使用済みのバスタオル1枚
"アーユス"
トランクス1枚でソファに座り「もしもしメイド~?」気遣いのないカス。
"アーユス"
「なんか飲んだ後でも食べやすい物と飲みやすいものお願いしま~す あとコールガールの出前ある?」
メイド7
「申し訳ありませんが、最後のご注文だけは儀式に差し障りますのでご用意できません」
メイド7
「お食事と飲み物をご用意させていただきます」
"アーユス"
へいへーいとメイドに手を振って。「うーんしばらくノーセックスか……」天を仰ぐ。
"アーユス"
館の外に居た時はその辺りは自由だった……
"アーユス"
戦闘能力を奪った救世主サマを蹂躙する時は、向こうに居た時では味わえない娯楽だった。
楽しい思い出を反芻しながら瓶を取り……空き瓶だなと戻す。
"アーユス"
「バスローブない?」パン1で立ち上がる男。
"アーユス"
揺れるものを見て、じっくり見て楽しめるものでもないのでゴミのように残ったナッツをつまむ。
子夏
「あ~あったあった」バスローブを着たので画面に映れるようになった。
"アーユス"
「バスローブある高級ホテル泊まったことないわ~ウケる」自分もバスローブ着よ
"アーユス"
「うわっ良識~」赤信号守る人を見た目
子夏
「ほんとほんと、使用人はそういうことしますからすぐ」
メイド7
「お食事とお飲み物をお持ちいたしました」ノックの音。
"アーユス"
「あとすいませんここドラッグあります?」スーパーの店員に聞くみたいに言うな
メイド7
スープとフルーツ。フレッシュジュースとアイスティー。
メイド7
テーブルのものを片付け、並べながら答える。
"アーユス"
「よっしゃあ~朝飯と一緒でいいんでその時に何回分かもってきといてくださ~い」
"アーユス"
俺はずっと酩酊してるみたいなところあるし
"アーユス"
果物と飲み物を貪って、最高の気分になってまたベッドに飛び込みましょう。
"アーユス"
「おやす~~~……」グンと入眠した。
子夏
いや~どういう人が来るのかな~と思ってたけど
"アーユス"
明日の朝にはシャブが来る。そんなウキウキも酩酊の疲れの前には負けてしまいます。スヤッスヤ。
子夏
まあ明日のことは明日考えよう もう今日だけど
"アーユス"
どうせなら強そうなやつか死ぬ前にヤれそうな女がいればもっと良かった。