プロローグ Room No.5
GM
オールドメイドゲームと呼ばれる儀式を執り行うと噂されるその地は、
GM
アレクシアは公爵家より、オールドメイドゲームの噂を聞きつけた。
GM
公爵家の持つ資料、情報網によると、その伝説は本当に、実際に執り行われたものとして記録されている。
GM
二人は十分な情報収集と準備をした後に、棚井戸に挑んだ。
GM
刺剣の館への物理的なアプローチは、棚井戸の中層まで登った後、
GM
身投げをするように中空に身をあずけるよりない。
GM
棚井戸に残存する不思議が、あなたがたの落下を緩やかに抱き留めながら、
GM
手入れはまったくされていないわけではないが、行き届いてはいない。
アレクシア
「生身で身投げじみたことをするのは初めてだったね」
GM
吹き付ける風や砂塵に汚れる方が早いのだろう。情報に残されていたような、豊かな館であるという言葉と一致しない。
GM
灯は一つとして無く、あるいは廃墟に見紛うかもしれない。
シャルル=ベルジール
「おや。では抱き留められた経験も?」
シャルル・ベルジール
「私はゆっくり落ちる、というのが気持ち悪くてなりませんよ。」
アレクシア
「いや。蒸気翼を背負って飛んだことはある」
GM
しかし、砂塵に埋没していないということ事態が、一応はこの館は、手入れされていることの証左ではあった。
アレクシア
「そのとき抱き留めてくれたのは油染みたおっさんだったがね」
シャルル・ベルジール
「それはそれは、ロマンチックですね。」
アレクシア
「お前はそんなに女性を抱き留めた経験が?」
シャルル・ベルジール
「ご想像におまかせします。」
アレクシア
「まあ、お前の女性経験がどうでも構わんけれども」
アレクシア
「ロマンを口にするなら、まあ、もう少し何かね、あるだろうよ」
シャルル・ベルジール
「アナタのその大変慎ましいところ、好ましいですよ。」
シャルル・ベルジール
獣の足を模した金属の足が石畳の上の砂をこねる。
シャルル・ベルジール
「『歓迎』のひとつやふたつ覚悟していたのですが……静かなものですね。」
メイド5
白兎の末裔たるメイドだ。仮面をつけ、剣を携えている。
シャルル・ベルジール
担いだライフルの革ベルトを握る左手に力がはいり、きゅうと小さく音を立てた。
メイド5
「あなた方はご存じでしょうか。ここは刺剣の館。オールドメイドゲームを執り行う儀式の場でございます、が……お客様に立ち話をさせるわけにはいきません」
シャルル・ベルジール
「仰せのままに、エルレンマイヤー卿。」
アレクシア
「ふふ。おいで、ベルジール」 先んじて歩き出す。
シャルル・ベルジール
左手を離してお手上げのポーズ。
足元の荷物を持って後を追う。
メイド5
館の中は外よりはずっと綺麗ですが、隙間から入り込む砂埃を拭いきることは難しいのでしょう。灯もなく、蝋燭を持って暗がりを進みます。
アレクシア
さして砂塵を気にすることもない。この国ではどこも似たようなもの。
アレクシア
油と蒸気が砂埃になったところで、なんということもない。
メイド5
「お荷物をお持ちすることが適わず大変申し訳ありません。こちら階段となっておりますので、足下のご注意くださいませ」
シャルル・ベルジール
対してこちらは死活問題だ。
手足の隙間に砂粒が侵食すれば、動きは鈍る。
シャルル・ベルジール
対策をとっているとはいえ、過ごしやすくはない。
メイド5
しかしその客室だけは一目でわかる。まったく綺麗に、清掃が行き届いている。
メイド5
メイドは設置されていた蝋燭に灯を点し、二人をテーブルの椅子に招く。
メイド5
同じ板張りでも、ちゃんと乾いた板を踏んだときの軽い音がする。
メイド5
敷物の毛足は柔らかく、壁紙の模様はプリントがはっきりと見える。
アレクシア
「……この部屋だけはずいぶん手入れされているようだね」
メイド5
白は白く、黒は黒く、真鍮は真鍮の色をしていた。
シャルル・ベルジール
「本当に。……これだけのものがよく無事に存在していますね。」
メイド5
「私は、客室5号室のお客様に仕えるメイドでございます。何にしても、この部屋を保つことが第一のお仕事でございますから」
アレクシア
「救世主なんぞ、ピンキリだからな。とんでもないのもいるだろ」
メイド5
「それは使用人のあずかり知らぬ事ですから」
メイド5
あなたがたはオールドメイドゲームのことを知っている。そこで成されていることも、その結果、何が齎されるかも。
シャルル・ベルジール
「5号室……というのは、私たちの部屋でしょうか。」
メイド5
しかし記録において、その奇跡の力が堕落の国に何かをもたらした、ということは記されていなかった。付記された報告によると、奇跡の力を得て、元の世界に帰った者が大半なのでは、とのことだった。
メイド5
「オールドメイドゲームについて、ご存じのようですね。大変嬉しゅうございます」
メイド5
「お茶を持って参りましょう。しばらくお待ちくださいませ」
シャルル・ベルジール
「あはは、あとから請求書を突き付けられたらと思うと今から怖いですよ。」
アレクシア
「まあ、ゲームの質を考えると……高く付きそうだな。かなり」
シャルル・ベルジール
「敗者に押し付けちゃいましょうか。」
メイド5
すぐに戻ってくる。トレイにティーセットを載せている。
アレクシア
「本当にすごいな。シュガーポットがついてくるとは思わなんだ」
シャルル・ベルジール
「香りも良いですね。手元になくてもわかるほどに。」
メイド5
「とっておきのをご用意させていただきました」
メイド5
「さて。……オールドメイドゲーム。救世主が集まり、殺し合う儀式」
メイド5
「以前が開かれたのはおおよそ20年ほど前」
メイド5
「前回の勝者は、この客室5号室を利用された救世主でございました」
メイド5
「ちょうどあなたがたがそうしているとおり、彼らもお茶を飲んでいました」
メイド5
「そうして儀式が完成して以来、私は再びの儀式発動を待っていました」
メイド5
「あなたがたがここへやってくるのを、お待ちしておりました」
シャルル・ベルジール
「まあ、救世主なんてついたとたんにじゃんじゃか死にますからね。ここを見つけてたどり着くのは稀なんでしょう。」
アレクシア
「違う、馬鹿。彼女は「待っていた」と言ったんだぞ」
アレクシア
「控えめに見てもお前と似たりよったりの年だろ」
メイド5
「さようでございます。しかしながら、ここは刺剣の館。棚井戸の中程で、落下を永遠にし続ける館」
シャルル・ベルジール
「……だ、そうですよ。今更驚くことでもないでしょう。」
シャルル・ベルジール
「あ、でもこれは気になりますね。」
シャルル・ベルジール
「アナタ、死なないんですか?」
メイド5
「仮にあなた方が儀式を発動し、そして敗北なさった暁には、私はこの役目をまた別のメイドに引き継ぐこととなるでしょう」
メイド5
「代々、この館は勝利した客室のメイドが引き継ぐこととなります」
シャルル・ベルジール
「担当闘士の実力でメイドの質は決まらないでしょうに。非合理的ですね。」
メイド5
「勝つも負けるも、いずれも名誉あることなのです」
メイド5
「あるいはその不合理こそが、儀式というものの本質とも言えるでしょう」
シャルル・ベルジール
「(だが……消極的な救世主の起爆剤の一つにはなる、か。)」
メイド5
「最後に一人のメイドが残される。それが、オールドメイドゲームと名付けられた理由です」
シャルル・ベルジール
「最後のメイドに祝福される栄誉は、アナタにこそ相応しい。」
メイド5
「もし勝利すれば、救世主はおおよそ全ての願いを叶えることが出来るでしょう」
メイド5
「朝目を覚まし、中庭に参りますと、6ペンスコインが落ちているのです」
メイド5
「それは役目を果たせず、誰の手にも行き渡ることのなくなったコイン」
メイド5
「そうしたコインがここに、落ちてくるのです」
メイド5
「そうして溜まったコインは、今この世界で機能しているコインの枚数よりも、ずっと多い」
シャルル・ベルジール
「(あー。やっぱりじゃんじゃか死んでるんだな。)」
メイド5
「その全てを一挙に焼却し、奇跡を取り出すのがこのオールドメイドゲームなのです」
シャルル・ベルジール
「もっともらしい理由ですね。」
アレクシア
「実際に奇跡とやらが起きるなら、まあ、構わんだろ」
メイド5
「私の仕えた救世主は膨大な力を得た後、もとの世界に帰って行きました」
メイド5
「彼は私に言っていました。満面の笑みで、『世界を滅ぼしてくる』と」
アレクシア
「本当に帰れたと思うか?ここから消えただけでなく?」
シャルル・ベルジール
「それは帰ってみないとわかりませんね。」
アレクシア
「また可能性に賭けて身投げか。悪くない」
シャルル・ベルジール
「この世界において、証拠は何の役にも立ちませんしね。」
メイド5
「仰るとおり、私からも何か証拠のようなものを差し上げることは適いません」
メイド5
「外の世界のことは、私にはわからないのです。私にわかるのは、この館のことだけ」
メイド5
「こうして客室を保つことくらいしか、できることはないのです」
アレクシア
「仕事は仕事だ。それを果たすのは良い」
シャルル・ベルジール
「外に出てもろくなことありませんしね。」
アレクシア
「どうせ死ぬなら、無為よりは良かろうよ」
シャルル��ベルジール
「此処にいても同じでしょうけど……」
メイド5
「くしくも我々メイドも、同じような気分でございます」
シャルル・ベルジール
「少なくとも、生活には困らなそうですし。」
メイド5
「儀式の発動に積極的で、大変嬉しゅう思います」
メイド5
「大したことはございません。適うことならば、すぐにでも初めてしまいましょうか」
シャルル・ベルジール
「どうされますか、アレクシア。」
アレクシア
「良いだろう。ここで茶を飲み続けても仕方ない」
メイド5
「かしこまりました。それでは、しばらくお待ちくださいませ」
メイド5
「ああ、そうそう。失礼なことを申し上げますが、お二方、どちらか一方でも、字はお書きでしょうか」
シャルル・ベルジール
「ええ。此方の共通言語は一通り。」
メイド5
トレイに乗せて運び込まれるのは、7通の封筒と便せん、封蝋に蝋燭、スプーン。
メイド5
「こちらの7通の封筒に、あなた様の署名と封をしていただきたいのです」
メイド5
「こちらは、これから来る7人のメイドに送る手紙でございます」
シャルル・ベルジール
「では、エルレンマイヤー卿。」
アレクシア
Lord Erlenmeyer, Alexia.
シャルル・ベルジール
蝋燭に火を灯す。指先に熱は感じない。
シャルル・ベルジール
渡された封筒にぽたりぽたりと蝋を落とし、封をする。
メイド5
そうして署名され、閉じられたものを、かつての自分も受け取ったのだ。
メイド5
蝋印はスペードの模様。封蝋は赤く、まるで血に濡れた剣の印だった。
シャルル・ベルジール
「何やら……死出の旅へ導くようで少し気が引けますね。」
メイド5
「それでは、しばらく窮屈なお思いをさせるかもしれませんが、この館でお寛ぎください」
メイド5
「お時間になりましたら、食事をご用意いたします」
メイド5
メイドがそうしてその場を去ると、しばらくして、門が自ずと開き、
メイド5
白兎の末裔が一人、また一人とやってくる。手に招待状を持ち。
メイド5
いずれもそこかしこで見るような、ありふれた装いの村娘。
メイド5
彼女らもまたメイド服を纏い、仮面を被り、剣を携え。
メイド5
館には彩りが取り戻され、あなたがたは噂に聞く刺剣の館を見ることになる。
アレクシア
1d12
DiceBot : (1D12) > 1
メイド2
「ごめんなさいね~通りますよ~通りますよ~」
メイド2
バケツにモップを持ってあなたがたの横を通っていく。
メイド2
メイドが8人揃って、せわしなく掃除が行われている館を、あなたがたは散策している。
メイド5
救世主の2人に通りがかったメイド5が話しかける。
メイド5
「この奥は礼拝堂になりますね。あなたがたのお眼鏡に適う者があるかわかりませんが」
メイド5
「私には何がなんだかわかりませんけどね」
アレクシア
「わたしたちは自分の手仕事の方を愛している」
メイド5
「私はあなた様のお世話が至上の悦びでございますよ」
メイド5
「まあ、観光気分でごらんになられてもよいかと」
メイド5
「ちょうど2人がけのベンチが一つございますよ」
メイド5
「あとは、建物の構造図を見ますに、地下に続く通路も隠されているようですが」
メイド5
「あるいはお宝とかあるかもしれませんね」
シャルル・ベルジール
「地下室も、ですか。何に使われていたんでしょうね。」
メイド5
「とはいえ、いざというときに逃げるためのもののようですが」
メイド5
「それはこの館がこの館になる前のものかと存じます」
アレクシア
「なくはない。この館で茶会をすることになるのだし」
アレクシア
「この国でこれほどのんびりしていられるのは最後だろうな」
シャルル・ベルジール
「まあ、終われば帰れるのでしょうし。」
シャルル・ベルジール
「アナタとこうして話ができるのも、あとわずかというわけですか。」
アレクシア
「寂しがってくれる……わけじゃあなかろうな」
シャルル・ベルジール
「寂しいですよ、それはもう。」
メイド2
「すみませ~ん、ちょっとそこ空けてくださ~い」
シャルル・ベルジール
「まさか、私に情がないと思われていたのですか?」
GM
石造りのちいさな部屋だ。明かり採りの小さな窓がある以外、閉ざされている。
GM
蝋燭に明かりが点されており、十字架に架けられた男の像が飾られている。
GM
小さなベンチは置かれたもので、これはあとから持ち込まれたものだろう。
GM
ここでなら、やりとりが外に漏れ聞こえることはなさそうだ。
アレクシア
「あれは神なわけか?」 男の像に目をやって。
シャルル・ベルジール
「神様にしてはひどい扱いですね。」
アレクシア
「磔刑というんじゃなかったか。刑罰を受ける神というのは斬新だな」
シャルル・ベルジール
「しかし、祈りを捧げられるだけの理由があるのでしょう。」
アレクシア
「ま、人間はそこらの他人にだって祈るときは祈るからな」
アレクシア
軽やかな足取りで狭い室内を縦断し、ベンチに座り込む。
シャルル・ベルジール
「信仰心は恐怖心を和らげますし、士気も高めます。その対象は別に……。」
シャルル・ベルジール
「神でなくても、よいでしょうし。」
シャルル・ベルジール
1d6
DiceBot : (1D6) > 4
アレクシア
1d6+1
DiceBot : (1D6+1) > 6[6]+1 > 7
シャルル・ベルジール
「そうですね……あまり、考えたことはありませんでしたが。」
シャルル・ベルジール
「銃ですかね。裁判中にジャムったらシャレになりませんし。」
シャルル・ベルジール
2d6+2
DiceBot : (2D6+2) > 5[3,2]+2 > 7
シャルル・ベルジール
「それはもう、もちろん頼りにしておりますよ。」
シャルル・ベルジール
「でも、そうですね。祈るより……」
シャルル・ベルジール
「手を引いていただける方が、嬉しいでしょうか。」
アレクシア
2d6+2>=7
DiceBot : (2D6+2>=7) > 7[1,6]+2 > 9 > 成功
[ シャルル・ベルジール ] 情緒 : 0 → 1
シャルル・ベルジール
「触れるだけでは感じませんが。引いていただくと、肩がこう、引っ張られるので。」
シャルル・ベルジール
「そこにいるな、と思います。」
シャルル・ベルジール
「生身の部分に触れてくれてもいいんですよ。」
アレクシア
「おや、それはずいぶんと信用してくれているようで」
アレクシア
2d6+2>=7
DiceBot : (2D6+2>=7) > 9[4,5]+2 > 11 > 成功
シャルル・ベルジール
2d6+2
DiceBot : (2D6+2) > 5[2,3]+2 > 7
[ シャルル・ベルジール ] 情緒 : 1 → 2
アレクシア
「別に、お前がわたしに触れたって構わないぞ?」
シャルル・ベルジール
「言いますけれどね、私の『触れられる』場所をお判りでしょう?」
アレクシア
「親愛のキスくらいなら受けてやってもいいぞ」
シャルル・ベルジール
2d6+2
DiceBot : (2D6+2) > 11[6,5]+2 > 13
アレクシア
2d6+2>=7
DiceBot : (2D6+2>=7) > 8[3,5]+2 > 10 > 成功
[ アレクシア ] 情緒 : 0 → 1
シャルル・ベルジール
アレクシアとは逆向きに、ベンチに腰掛ける。
シャルル・ベルジール
その手に触れる。自分には『何かに触れた』という感覚しか残らないのだが。
シャルル・ベルジール
「基本的に、他人に手足以外で触れることもないですし。」
アレクシア
「いつもそれ以外で触れていたら、さすがに引くぞ」
アレクシア
「生身だったら良いと思うなよ、馬鹿者」
アレクシア
弾いたシャルルの手に、今度は自分から触れる。
シャルル・ベルジール
1d6+2
DiceBot : (1D6+2) > 2[2]+2 > 4
[ シャルル・ベルジール ] 情緒 : 2 → 3
シャルル・ベルジール
その手を取って、自分の頬に触れさせる。
シャルル・ベルジール
「こちらに触れていただきませんと。」
アレクシア
2d6+2>=7
DiceBot : (2D6+2>=7) > 8[5,3]+2 > 10 > 成功
[ シャルル・ベルジール ] 情緒 : 3 → 4
アレクシア
伸び上がるようにして、額に触れるくちびる。
[ アレクシア ] 情緒 : 1 → 2
[ シャルル・ベルジール ] 情緒 : 4 → 5
シャルル・ベルジール
眼鏡をはずし、互い違いになった身体を寄せて。
シャルル・ベルジール
「……からかったつもりかもしれないが。」
シャルル・ベルジール
「その気にさせたオマエが悪いんだぞ。」
シャルル・ベルジール
「選んで正解だったよ。オマエは……いい女だ。」
アレクシア
誰か、何か、わたしではないものを見ているとわかっていても。
シャルル・ベルジール
「私はわりと、本気なんですが。」
アレクシア
それをシャルルのくちびるに押し当てる。
アレクシア
「ここで勝ったら祝福のキスをしてやろうか?」
シャルル・ベルジール
「いえ、それは結構。私は……」
シャルル・ベルジール
「一刻も早く、帰らなければなりませんので。」
アレクシア
「なら、可愛い従僕のために、わたしも頑張るとしよう」
シャルル・ベルジール
「お心遣いに感謝いたします。」
メイド5
あなたがたが礼拝堂から出ると、メイドは、
メイド5
アレクシアの寵愛を獲得されたんですか???
アレクシア
わたしはお前のこと、わりあいに好きだよ。
シャルル・ベルジール
私も好きですよ。傅くほどには。